長鼻類 マンモスドン

登録日:2014/12/23 Tue 14:02:30
更新日:2025/04/05 Sat 07:42:00
所要時間:約 3 分で読めます







サソリスは高い木のどんぐりを手に入れるために鼻の長いドラゴン、マンモスドンを生み出した。
そのマンモスドンが異常繁殖し、「マンモスドン帝国」が誕生する日が来るのは先の話だ。




《長鼻類 マンモスドン》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。

概要

ドラゴン・サーガ第1弾「龍解ガイギンガ」収録。
ジュラシック・コマンド・ドラゴンのクリーチャーとして収録された。

長鼻類 マンモスドン C 自然文明 (6)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 6000
W・ブレイカー

見ての通りただの準バニラ。このスペックは過去に、《怪力ネムノキ》(ツリーフォーク)、《奔々の信徒 オシャマンベ》(オラクル/スノーフェアリー)が登場しているが環境に登ったことはない。登れるはずもないのだが。

だが、マンモスドンがそれらと比較して、ジュラシック・コマンド・ドラゴンという種族ゆえに踏み倒しやコスト軽減がしやすいことが上げられる。特にマナから踏み倒す戦術はジュラシック・コマンド・ドラゴンの十八番であり、怪力ネムノキなどとは段違いにサポートを受けやすいこともあって、それなりの活躍を期待できる。レアリティは前者2名に次いでコモンであり、手に入れやすいのも魅力的である。


追記・修正をお願いします














…サポートがどうしたって?

節食類怪集目 アラクネザウラ R 自然文明 (6)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 6000
自分のドラゴンが攻撃する時、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。そうした場合、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
W・ブレイカー

同じ弾で、まさかの完全上位互換と共に出るという事態が発生してしまった。
しかも手札補充要員というジュラシック・コマンド・ドラゴン使いには願ったり叶ったりなスペックで。
もちろんアラクネザウラがどんなデッキにも入るわけではないのだが、少なくともマンモスドンを投入するメリットはないことになってしまう。

強いて言うなら、マンモスドンがコモンなのに対してアラクネザウラは二つ上のレアであり、若干集めにくいという欠点がある。
だからと言って、マンモスドンの株が上がるなどということは全くないのだが。

何も同じ弾で完全上位互換を出すことはないだろうに…
それとも、本来恐竜であるはずのジュラシック・コマンド・ドラゴンなのにマンモスなのが問題だったのだろうか。
アラクネザウラは古代蜘蛛だがな

フレーバーテキストの『マンモスドン帝国』が一刻も早く誕生することを願わずにはいられない。
しかし悲しいかな、その後も彼の立場を脅かすライバルが次々と登場することに…
というか、どんぐり食いたいだけでドラゴン産むなよサソリス…。

ちなみに登場時点で完全下位互換の例は《烈裂虫テンタクル・ワーム》《メテオレイジ・リザード》がいる。
だがあちらはバニラ故にバニラビートで仕事ができる(採用事例はなかなか聞かないが)。
だがこちらは無駄にW・ブレイカーを持っている分、そのような利用法すらないのだ。

関連?カード

秘精機士マンモキャノン C 光文明 (3)
クリーチャー:セイント・ヘッド/キカイヒーロー 1000
ブロッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
自分の自然のクリーチャーと水のクリーチャーを召喚するコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
白いマンモス。
軽くて友好色のコストを軽減できるそこそこ優秀なウィニー。
除去耐性が微塵もないが、まだ平社員として働ける部類に入る。
マンモスドンェ…。

シンカイマンモー UC 水文明 (4)
クリーチャー:ブルー・モンスター 6000
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
青いマンモス。
《百獣王ミリオンデス》の進化元には使えそうながら、なかなかそのようなデッキは組まれないために活躍の場所に恵まれない。
もっともそれでも職場があるだけマンモスドンとは雲泥の差ではある。

牙神兵ガンガン・マンモス C 火文明 (5)
クリーチャー:アーマロイド 5000
このクリーチャーが攻撃する時、多色カードを1枚、自分の手札から捨ててもよい。そうした場合、このクリーチャーをアンタップする。
赤いマンモス。
登場時点では多色を無限サルベージするコンボと組み合わせる形のファンデッキが組まれていたが、後に《夜露死苦 キャロル》の登場から一転して「ガンガン・マンモスワンショット」というガチデッキが組まれるようになった。しかもアニメでも披露される。
職場どころか普通に社長レベルである。
同じコモンなのにどうしてここまで差がついてしまったのか。

カードゲーマーではマンモスドンの紹介時、こいつとドン吸いを持ち出してきて「ガンガン・マンモスマンモスドンドンドン吸い込むナウ」という文章をかいている。書くことないからってあんまりじゃないかなマンモスドンに対して。

原始(トライブ) サンモス UC 自然文明 (3)
クリーチャー:ビーストフォーク號/侵略者 3000
自分の進化クリーチャーを他のクリーチャーの上に置いた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
革命編で密かに登場した同色のマンモス。
やや分かりづらいテキストだが、要は味方が進化したら1マナブーストというもの。
明らかに侵略者の十八番である「侵略」を意識した能力だが、自身は効果の対象外なのでいまいち使いにくい。
そもそも同コスト同種族には定番の青銅の鎧もいるわけで…
それでも、準バニラのマンモスドンに比べればまだ使いようのあるスペックではある。

ドマンモ龍樹 SR /自然文明 (7)
クリーチャー:ジャイアント・ドラゴン/不死樹王国 12000
T・ブレイカー
自分のターン中、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
自分の他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。
<フシギバース>[闇/自然(10)](自分のクリーチャーを1体タップしてマナゾーンに置き、[闇/自然(10)]からそのクリーチャーのコストを引いた数のコストを支払って、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。ただし、コストは[闇/自然(2)]より小さくならない)
十王篇で登場した多色のマンモス
まさかのSRである。
場に出ただけでは特にアクションを起こせないのが欠点。まあそれを差し引いてもマナゾーンのカードを疑似手札として運用できるはえらい。ついでに相手の手札を減らすことができる。


関連カード

地掘類蛇蝎目 ディグルピオン VR 自然文明 (3)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンに自分の他のドラゴンがあれば、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。自分のドラゴンが他に1体もなければ、このクリーチャーをマナゾーンに置く。
W・ブレイカー
マンモスドンのP6000WBという強みを3マナのクリーチャーが持っていく。
DMR-14のベリーレアで登場したディグルピオンは、早い段階ではマナチャージとして、終盤では自身がマナから引っこ抜かれた時のカバーとして使えるマナ補充能力を持つ優秀なクリーチャーでありながら、種族、パワー、WBとマンモスドンと同じスペック。マンモスドンが勝てるのは手に入れやすいことだけながら、手に入れるだけならアラクネザウラも手に入れやすいためにマンモスドンの強みがない。

ちなみにディグルピオンは《連鎖庇護類 ジュラピ》の居場所も奪っていると言われる。一度に2体のカードを紙にするとか強すぎるよ…
というかこのカードがベリーレアなのは明らかにわかってやってるとしか思えませんね?

寄生目 トノサマパラス UC 自然文明 (5)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 6000
このクリーチャーまたは自分の他のコマンド・ドラゴンが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く。
W・ブレイカー
強制効果とは言え墓地を利用するデッキ以外では気にならないメリット能力を持つ上位互換。コストも1軽い。
更に名称カテゴリ「パラス」に属しているため職場の部長クラス。

双撃目 アロサウロ C 自然文明 (5)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 6000
W・ブレイカー
…うん、まあトノサマパラスがいる以上は役目がないのだが、一応マンモスドンの完全上位互換。
マンモスドンと違いアニメでワラマキさんに使って頂けた上にワラシベイベーの侵略元になるなど活躍している。

始祖目 フェニクドラ C 自然文明 (6)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍 7000
W・ブレイカー
アロサウロはまだガチンコ・ジャッジでマンモスドンと使い分けられるが(そもそもアロサウロ使う人いるのかは知らない)
こちらは種族が一つ増えた上にパワーが1000上がった上にイラストも美麗なためマンモスドンの役目が(まあアラクネザウラいる時点でないけど)
完全に消え去ってしまった。

…といってもこいつも結局はせいぜい《裏革命目 ギョギョラス》の侵略元になれる程度であり、
しかもそっちにはより相応しい侵略元がいるので結局は使われないのであった。
というよりウィザーズとタカラトミーはマンモスドンをどれだけいじめたら気が済むんだ。

巨鯨目 クジゴジラ UC 自然文明 (6)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 8000
W・ブレイカー
このクリーチャーまたは、自分の他のパワー6000以上のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。
革命編が終わりの時を迎えても、マンモスドンの受難は終わらない。
自身を含むパワー6000越えを出した際に1マナブーストできる。
悪い効果ではないが、6コストの大型クリーチャーとしては少々心もとない能力かもしれない。
それでも、6コストメリット能力持ちでパワー8000というスペックはコスト論で考えればちょっとしたオーバースペックだったりする。

黒鱗類 ヴィロプレトス C 自然文明 (5)
クリーチャー:ジュラシック・ドラゴン 6000
W・ブレイカー
またかよ!
アロサウロと同じコストとパワーを持つジュラシック・ドラゴン
またも上位互換が登場してマンモスドンのメンツはズタボロ…と思いきやこいつはジュラシック・ドラゴンである。ジュラシック・コマンド・ドラゴンではない
そのため、マンモスドンが受けることができたコマンドサポートやコマンド・ドラゴンサポートを受けることができなくなってしまっている。

一応ドラゴンのサポートは受けられるし、コマンドメタは受けないもののコマンド・ドラゴンであることのメリットの方が大きいため、
実質的にアロサウロの下位互換として扱われている。そしてそのアロサウロにも上位互換がいる時点でこいつの立場は…
コストとパワーが釣り合っていないマンモスドンとどっちのほうがマシかは人それぞれである。

「追記/修正」がなされる日がくるのは先の話だ。

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最終更新:2025年04月05日 07:42