ティア・グランツ

登録日:2014/09/22(日) 22:12:17
更新日:2025/03/30 Sun 00:05:35
所要時間:約 7 分で読めます






戦場に正義も悪もないわ。生か死か、ただそれだけ



ティア・グランツとは、ゲーム『テイルズ オブ ジアビス』のヒロインである。

年齢:16歳
身長:162㎝
体重:50㎏
CV:ゆかな

概要

神託の盾(オラクル)騎士団情報部に所属する第七音譜術士(セブンスフォニマー)ルークの師匠、ヴァン・グランツの妹。
階級は響長。普通の軍隊で言うところの伍長相当でアニス(奏長※軍曹相当)より1個下(勤務歴が違うので)。
16歳という年齢には見合わないナイスなメロン…もとい、グラマラスなスタイルの持ち主。

物語序盤でファブレ邸宅に侵入し、ヴァンを殺そうとしたが、止めに入ったルークに妨害される。
その際、ルークとティアの第七音素(セブンスフォニム)が反応したことで擬似超振動が起こり、二人でマルクト帝国領のタタル渓谷に飛ばされてしまった。
不測の事態とはいえ無関係であるルークを巻き込んでしまった責任をとるため、彼を公爵家に送り届ける為旅立つ。

ヴァン打倒以外にも何か重要な任務を果たそうとしている節が見受けられるが…?

対面上は兄を慕って同じ軍人として生きる決心を固めており、人前でもとにかく現実主義に振る舞おうとする。
時には薄情に感じられるような態度や、皮肉な言い方も厭わないことから、ルークからも「冷血女」と揶揄されたこともある。

だが、一通り入隊後の訓練は積んできたものの、本人の人柄は戦乱を全く望んでおらず、
できるものなら軍人稼業もすっぱりと辞めて、兄にも立場抜きで甘えたくて仕方がないのが本心の模様。
また、ブウサギやミュウなど、可愛いものにも目がない。アニスの持つトクナガもストライクゾーン。
アニメ版の前日譚ドラマCDによると、かつては私室にぬいぐるみなどを大量に置いていたらしい(騎士団に入隊すると同時に処分したようだが)。

…つまり、本当ならどう見ても軍人向きの性格ではない
寧ろ「軍人とは冷徹なもの」という意識が空回りする余り、無理に冷たいことを言おうとしている方が正しい。
この辺は「歳相応でクールな人物」なのか「本人はクールになりたいが多分向いてない」なのか公式でキャラがはっきりしない所為でもあるが…。
そもそも外見と実年齢が違うキャラも数名いるし
こちらも同ドラマCDにて、ヴァンにハッキリと『優しすぎるのだ…私の計画を知れば、決して私を許さぬだろう。』と評されている。

パーティメンバーの中ではガイ、アニスと共に料理ができる方だが、軍属である事やヴァンに教わったために豪快(大味)な盛り付けや味付けが多い。
本人もそのことを自覚しており、少し気にしている。


なお、何故かルークに対してだけ妙にきつい掛け合いを返すことが多い。
例えば戦闘中、弱い雑魚に会ったり敵を倒した時の「楽ができそうだ」「終わりだな」という意味合いのセリフならガイジェイドも言っているのだが、
ルークのこのような台詞に対してのみ、ティアから「調子に乗らないで」という台詞が飛ぶ。
ルーク断髪後は徐々にそういった辛辣な言い方も鳴りを潜めるが、戦闘中にはやっぱり釘を刺される。
真面目に指導しているのか単に照れ隠しのつもりなのかはさておき、たまには彼を認めてあげても良いような…。


ゲームでの性能

各種回復術が豊富なヒーラーであり、光の攻撃譜術とナイフを用いた物理攻撃のスキルも持つ。
『アピアース・○○』(特定のFOF(フィールド・オブ・フォニムス)を発生させる)や『スペル・エンハンス』(詠唱時間の短縮)、『チャージ』(TP譲渡)などの補助譜術も持ち、
回復、補助、攻撃と汎用性が高いが、ヒーラーなので打たれ弱く、物理攻撃はスキル以外では前に光の玉を撃ち出すだけの貧弱なものしかないので、
迂闊に前に出すと危険*1
攻撃技も硬直があったりと前線向きではないので素直に魔法要員にさせておくべし。
敵に狙われてあっさり倒されるのもよくあること。

同じく回復を得意とするナタリアとは、あちらが主に単体を対象とし、HPを全快させるなど能力が高いのに対し、
こちらは複数を対象に取れるが、ナタリアほどは回復能力が無いという差別化が図られている。
どちらを採用するかはプレイヤー次第であり、二人共採用して回復を主軸に据えた長期戦を展開するのも悪くない。

スペル・エンハンスが地味に強く、カーマインチャンバーを併用するとミスティシンボルと同等以上の詠唱短縮効果が期待できる。
詠唱の長い上級譜術となると目に見えて発動までの時間が変わってくるので、ボス戦などでは積極的に活用したい。

中級譜術である「エクレール・ラルム」を覚えたあたりからは魔法アタッカーとしての活躍も出来るようになり、
更に進むと「ホーリーランス」「グランドクロス」といった強力な光属性の上級譜術を覚えられる。
特にホーリーランスは単体でも強力だが地(闇)のFOF技「クラスターレイド」が殊更強い。
ジェイドやアニスと組んで譜術ばっか使わせていると割とFOF変化させてくれる。
ただしサブイベントで習得する「ジャッジメント」は使いづらい。

また、詠唱時間が長いものの高い攻撃力や多様な補助性能、回復力を持つものが多い『譜歌』も扱えるのが特徴。
初戦闘時、初期習得のナイトメアの詠唱の長さにはかなりびっくりするだろう。
使うと担当声優のゆかな氏による『歌』が流れる。全部で6つ…それぞれの属性の譜歌があり、様々な条件で習得できる。
また、第一から第六までの譜歌の詠唱は全て繋がっている。
初期習得・ストーリー上での自動習得である譜歌はストーリー上でも何度か使われている。
ルークの屋敷に侵入した際なども初期習得している「ナイトメア」を使っている。

地味な特徴だが、ADスキル「アロース」の挑発時間が全キャラ中最も短い(ちなみに最長は断髪後のルーク)。
「容赦しないわよ!」

秘奥義は『イノセント・シャイン』と『フォーチューン・アーク』(2周目以降限定)の2種類。
『イノセント・シャイン』は発動条件を満たすと即座に発動し、敵一体と周囲に光が降り注ぐ。
発生速度、ダメージ共に割と優秀だが、相手によって空振りすることもある。特殊ダウンする相手には確実に1Hitしかしない。
『フォーチューン・アーク』は開放条件がかなり面倒だが、全体攻撃の上に攻撃力が高く、
何よりもカットインのティアの表情がなんとなくエロティックという利点がある。
ちなみに北米版&3DS版ではPS2版では没となっていた追加攻撃が実装され、
なんと全体攻撃&全体回復(戦闘不能含む状態異常も治療)&物理・譜術攻防を永続で20%ブースト付きでまるでエステルのセイクリッドブレイムのティア版である。

ちなみに、『ピコピコハンマー』のFOF変化『コチコチハンマー』の言い方が非常に可愛いので、是非聞いてみて欲しい。ゆかなさんGJ。
「いっ、凍てつく玩具よ! コチコチハンマー!」


本編での活躍(※以下のネタバレにご注意ください)


不測の事態だったとはいえ、自分共々疑似超振動でタタル渓谷で遭難してしまったことの責任を取る形で、
ルークを無事ファブレ邸まで送り届けることを申し出、彼と同行することになる。
ただ、この時のティアは目を覚ます前からルークに敬称を付けず、タメ口で話している*2ことを始め、
現実的に見てティア一人でルークを護衛しきるのは難しい状況とはいえ、剣術を学んでいるとはいっても木刀しか持たず、実戦経験ゼロのルークも戦闘要員と見ていたり*3
更には任意のスキットとはいえ「屋敷から出られて嬉しい」とティアのフォローを試みるルークの(不器用な)優しさに気付かず、
表面的な言動だけを見て「盗賊と比べたらに盗賊に失礼」と暴言を吐くなど、両者の立場関係なしに割と非常識な言動をしていたのだが、
劇中では後々「ティアは最初から叱ってくれていた」とルークの口から(メタ的な意味で)フォローされており、
形見のペンダントをそのことを説明せずに馬車代として差し出した際、ルークが「いいもの持ってんじゃん」「これで靴を汚さずに済む」と発言したことも彼の失言として扱われている*4

ちなみに、後々発生するファブレ邸に務めるメイドが誤って売ってしまった奥義書を買い戻すサブイベントでは、
まとまった購入資金を渡した執事に何故かティアが特に根拠も示さずに「資金が多すぎると思う」と発言し*5、執事がこれを聞いて減額したため、
案の定一度に全てを買い戻せず、かつパーティ全員の資金をルーク1人のために使うのはどうか*6と言う事で、
以降1冊分ごとにルークの母親に余計な嘘を重ねて金の無心をさせられる羽目になった(最終的にバレるが)…という、
一歩間違えたらメイドの首どころではない事態に発展しかけた事すらあるが、それがティアの責任にされる事はない*7
なお、ティアの形見のペンダントはサブイベントを進めることで買い戻せるが、こちらはパーティの財布からお金を出さなければならない仕様。
ティア自身ももう一度手元に戻ってくるとは思っていなかったため、買い戻してくれたルークに深く感謝する…という流れになるが、
かなり高額な上にきちんとサブイベントを進めないと買い戻せなくなることに注意が必要*8

しかし、途中立ち寄ったエンゲーブでジェイド・カーティスイオンに会ったことがきっかけで、キムラスカとマルクトの戦争に巻き込まれてしまう。

この段階ではルークの幼稚な言動でトラブルを招いたこともあり、ルークに小言を言うことが多かった。
しかし、普段は横柄で尊大な態度が目立つものの、時折見せる他人への不器用な気遣いや優しさから、『悪い人ではない』とも思っていた模様。
また、『民間人』としてルークを保護する対象と見ていた節もあり、彼を庇って傷を負ったり、
襲ってきた神託の盾の兵士を自分の援護が間に合わず、ルークに殺させてしまったことに罪悪感を抱いたこともあった*9
記憶喪失と、ずっと軟禁生活が続いたことで世間知らずだったルークだったが、他に頼れる人がいない状況もあってか、
ティアのこういう態度が、襲撃者と巻き込まれた被害者という関係が、一応は穏当な関係に移行していくきっかけになっている。

ルークがイオンと同行し、神託の盾に狙われるようになってからも行動を共にし、親善大使となってからもモースの命令でジェイドたちと共にルークと行動を共にする。
ルークが親善大使、ひいては英雄という肩書きに増長するようになってからは彼の身勝手極まりない言動に今迄以上に眉をひそめることが多くなり、
ルークもヴァンを否定するようなティアに反発するようになる。
ドラマCD版ではガイまで貶したルークに平手を浴びせ、「(自分を)殴りたいのなら殴りなさい。反撃しない相手を殴る事が今の貴方に出来る限界だわ!」とルークを詰っている。
ただ、ルークが自ら戦うことを決意したり、戦争終結のためにあれほど帰りたいと言っていたにもかかわらず、
イオンを送り届けることを国王に告げたことなどから、基本的にはルークを好意的に見ていた。

しかし、徐々に増長が目に余るようになり、ヴァンの策略に嵌まり、アクゼリュス崩落を起こしてしまったルークの「俺は悪くねぇっ!」という言葉が決定打となって彼に失望し、
「少しはいいところもあるって思ってたのに…私が馬鹿だった…」と、冷たい言葉を浴びせる。
月刊電撃マオウにおけるコミカライズ版では、ルークに平手打ちを浴びせ、 「…これ以上幻滅させないで」と言い放っている。

ルークを放置して崩落に巻き込まれて落ちてきたユリアシティからヴァンの策略を止めるために旅立つパーティーメンバーだったが、ティアは一人ユリアシティに残っていた。
ちなみにガイはティアとは関係なく、一度は他の皆と同行していたがベルケンドで彼らと別れ、ユリアシティを出るための洞窟で待っていた。
これは元々ユリアシティ出身だったために家があるためで、放置されて独り切りになった結果、
勝手に自宅で眠ってしまっていたルークをミュウと共に成り行き上保護していた(本人はルークの為に残った訳ではないと言っているが)。

そして、目覚めたルークが今迄の幼稚な行いや在り方を強く反省し『変わりたい』と決意を見せるが、
「貴方は分かっていない」と一度は突っぱねるもその証として断髪するのを見届けたティアは、彼の決意が本物か見定めるために彼に同行する。
もちろん断髪したからといって全てを水に流す事は出来ないため、直後はあまりルークに対して好意的とは言えず、
彼に自分の為に魔界に残ってくれていたのかと言われて「思い上がらないで」と釘を刺したり、
ルークの気を引き締めるためにか、「私はいつでもあなたを見限ることができる」と突き放すような言動を取っていたが、
必死で行動するルークを見ていくうちに彼の決意を本物と確信し、彼を監視する視点から保護者のような視点に変わっていく。
一方で、ルークは自分がレプリカである事実を知ったことや、アクゼリュスの一件がトラウマになってしまったことで卑屈な態度を取るようになっており、
必要以上に自分を卑下したり、自分の命を軽視するようなルークの言動を心配するようにもなった。

なお、このルークの決意を尊重して厳しく接したりした結果、当のルークからもとても強い人だと誤解を受けていたりする(ルークの日記参照)。
他にもいくつかエピソードが描かれているが、ルークを慰めようとした言葉が却って彼を傷つけたりと、料理同様にお世辞にも人付き合いは器用だとは言えない。

中盤以降、パッセージリング(大陸を支える巨大装置)の操作をするたびに起動キーとなる彼女に大量の障気が流れ込み*10、体が障気障害に蝕まれてしまう。
その事実を知ったルークは一度はパッセージリングの操作を止めようと言いかけるも世界規模の問題故言いよどんだのを見て、
寧ろ感情に流されず大局を見据え、自分を信じてくれた彼に感謝をすると同時に、障気で蝕まれる事への恐怖にはじめて彼に弱さを見せた。
発作は処方された薬で抑える事が出来たが、ある出来事で完治するまでの長い間この障害に苛まれ続けることになる。

アクゼリュス崩落が原因で障気が満ち、徐々に悪化していく世界を救うために行動した結果、
ルークが超振動を起こして数万人のレプリカと共に心中する事で障気を消し去るしかないと知った際には反対し、
彼が『それが償いになるなら』とそれを受け入れた時には「世界中が彼を英雄と賞賛しても、私は絶対に貴方を許さない(生きていてほしい)」と反発するも、
かつて彼が傷つく自分を止めなかったように、彼の決断を完全に拒否する事だけはしなかった。
しかし、実際にルークが超振動を使って瘴気を消そうとした際には思わず駆け寄ろうとしてガイに制止され*11
瘴気を消してもルークが生きていたことが判明した際には、それを涙ながらに喜んでいた*12

ヴァンの策略を知った後にはそれを止めるためにルークたちと兄と戦う決意を固め、
最終決戦で訪れたホド…「エルドラント」ではかつての教官であったリグレットと対峙してこれを撃破。
ヴァンとの決戦ではユリアの残した譜歌を歌って援護し、ヴァンを倒すきっかけを作る。
そして、命をかけて世界を守るため、ヴァンが自らの体に封印していたローレライを解放するために崩壊していくホドに残るルークに『好き』という気持ちを伝え、脱出した。
なお、この告白は台詞(字幕)が表示されず、ボイスのみとなっている


ちなみに本名は「メシュティアリカ・アウラ・フェンデ」であり、ユリアの血をひく一族の末裔。
本来ユリアに連なる者しか歌えない、ユリアが残した譜歌を歌えるのもこのため。
ユリアシティで育ったのは崩落したホドに住んでおり、落ちた時にヴァンと共に生き残り、保護されたため。



以下は彼女が騎士団に入るまでの経緯だが、『TOA』原作のみならず『ファンダム2』での設定も織り交ぜて解説する。

騎士団に入ったのも既に騎士団で活躍しているヴァンを隣で手助けしたい故。
しかしテオドーロやヴァンは否定的で、テオドーロは彼女の第七音素の素質はユリアシティのために活かしてほしいと諭した。
彼女の強い説得で入隊は認めたもののヴァンは副官である六神将リグレットを派遣し直接指導させるという、
言ってしまえば依怙贔屓そのものなやり方を選んだ。
他の候補生と同じくダアトでの訓練を希望していたティアは猛反発。
訓練初日にボイコットをするもリグレットはティアの真意まで見抜いて一日中待っており、それに根負けする形で訓練を受ける。
とはいえ六神将とのマンツーマンで訓練を受けているという事で、他の士官候補生から色々嫌がらせを受けたりしたが、
リグレットの助言などでそれを克服し、過酷な過程を全て乗り越えてようやくダアトでの本格的な実地訓練にこぎついた。

しかしそこで担当教官となった六神将カンタビレとの反りが全く合わず成績は下落する一方であった。
ある日カンタビレへの不満を爆発させた時、ヴァンの真意を確かめるよう言われ彼の居場所を告げられ 訓練を無断で抜け出して そこに赴き、ヴァンのおそるべし計画を知ってしまう。
当初は彼の話術と兄の理想と現実の落差に狼狽していたが、 ある日自分の心を落ち着かせたいというだけの理由で再び訓練を無断で抜け出し
故郷のユリアシティに戻った処ヴァンとリグレットの密談を聞いてしまう。
兄のみならず憧れだった教官まで自分の知らない世界に居る事に愕然としつつもヴァンを問い詰め
どうしても止めたいのならば自分を討てとヴァンの剣を押し付けられ、錯乱の末に彼を刺してしまう
最愛の妹に刺されても尚自分を顧みず不敵な態度を貫くその姿に、ティアの決意は固まる。
後日、毅然とした態度でカンタビレの元を訪れ大詠師モース直属の情報部への配属を希望し、その覚悟を買ったカンタビレはそれを承服。
自分の左遷を了承する事を条件にティアを推薦してダアトを去った。
晴れて情報部所属として外殻大地での活動を開始、モースの「第七譜石の捜索」をこなしつつもヴァンを討つべくファブレ公爵家に赴くのだった。


なお、当初からヴァンに疑念を抱いていてそのためにファブレ家(結果的にルークを襲う事態になったが)を襲撃したり、
後にヴァンの計画を知っていたことが分かるのだが、その割に行動が妙に迷走している。
他にも経験豊かな兵士っぽい発言が目立つかと思ったら実は新人だったり、自身の言っていたことと反する行動をしたり、
『アビス』のメンツの中で最も分かりやすく「よく分からない」状態に陥っている。
本作の仲間も大体同じことが言えるのだが、開発期間が短くてイベントやら設定の整合性が取れなかったのだろうと思われる。

更に周囲のキャラ(と当時のスタッフ)がやたらと彼女を特別視するせいで、普通にティアが好きというプレイヤー・ファンもいる一方で、
一部テイルズファンからヘイトが無駄に高まってしまったキャラである。

殊更にお祭りゲーでは、ジェイドと並んで他のテイルズキャラがこき下ろされたり、逆にあちらから持ち上げられたりと、
シナリオライターが他のテイルズキャラを彼らの所謂「踏み台」にしてしまうことが頻発したため、
踏み台にされたテイルズキャラ、あるいはその作品のファンからヘイトを向けられることも少なくなかった(現在ではだいぶ落ち着いてきたが)。





今の追記・修正、自分ではイケてたと思うんだけど

無駄な編集が多いわね。考える前に加筆できなければダメよ

相変わらずキビシーな……

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最終更新:2025年03月30日 00:05

*1 ちなみにアニメでは杖の先端の刃でモンスターをばっさばっさ切り裂いたりしている、本編でもやって欲しいものである

*2 遭難させた件については故意ではないとはいえティアが加害者の立場であり、さらにルークが貴族であることを知っていながら敬語を遣わないことも合わせ、ルークを軽く見ているとしか思えない描写になっている。

*3 ゲームの主人公であり、前衛であるルークを戦闘に参加させるためのメタ的な意味での理由付けという側面もあるかもしれないが、流石に状況的に不自然とされたのか、アニメ版の初戦闘ではルークにゲームのように「構えて!」と戦闘に参加するよう促したりせず、ティアが率先して前線に立っている。

*4 事情を知った上でなら確かに失言だが、ほぼ初対面の相手の、それも説明されていない事情を察しろというのは無茶だろう。なおルークは支払い方法の違いで断られてはいたが2人分の馬車代を支払う意向を伝えている。

*5 メイドのクビがかかっている上、ティアは本来部外者なのでファブレ家側がその意見を取り入れる理由はないのだが、何故か執事のラムダスはその意見を素直に聞いて減額している。ルークは「お前、余計なこと言うな」とティアを諌めたが彼女はスルー。

*6 なおシュザンヌに貰った金は所持金として自由に使えるため、プレイヤーが散財したら普通にプレイヤーが資金集めをしなければならない。その場合は専用のやりとりがある。

*7 まあ、そもそもメイドが誤って売らなければこんな事態は起こらなかったし、別にティアが自分の意見を聞き入れるよう執事のラムダスを脅したりしたわけでもないので、この事態についてせいぜい「余計な口出しをした」程度のティアの責任を殊更声高に言うのも変な話ではある。

*8 あくまでサブイベントなので絶対に買い戻さなければならないというわけではないが、ティアに装備させると「譜攻・譜防が20%上がる」という破格の効果を発揮するため、特にティアをパーティメンバーに採用する場合はなるべく買い戻したいところ。

*9 冒頭暫くは普通にルークを戦わせる気満々だったのだが、魔物はともかく人を殺させる気はなかったのだろうか。

*10 パッセージリングを起動すると、地殻の第七音素と一緒に地殻に充満している障気まで大量に彼女の体内に取り込まれてしまう。

*11 ちなみに、ガイは直前の会話でルークを止めようとしており、「決断を否定しないと言ったティアが思わず止めようとするも、ルークの自己犠牲を認めないと発言したガイが彼の決断を尊重してティアを力づくででも制止する」という、ティアとガイのそれぞれの直前の発言内容と現場での行動が逆になっているような構図となっている。

*12 ルークが超振動を開始する直前においても、声が裏返るほどの悲痛な叫びと共に止めようとしたことからも「やっぱり死んでほしくない」という本心がうかがえる。土壇場で発した辺り、その本心を押し殺し続けて限界になってしまったのだと思われる。