リッガー

登録日:2014/11/09 (日曜日) 18:48:41
更新日:2024/08/30 Fri 16:46:05
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ウルトラセブン』の第32話「散歩する惑星」に登場した怪獣。
別名:メカニズム怪獣
体長:60メートル
体重:4万5千トン

概要

惑星そのものが時限爆弾である惑星ディン(リッガー惑星)に潜む怪獣。
トカゲに似た生物的なデザインだがディンを送り込んだ謎の宇宙人に操られており、その正体はロボットである。
を吐くなどの派手な武器は持っていないが、その大きな体格通り力が相当に強く、特に尻尾での鞭打ちはアギラを叩き伏せ、セブンをも苦しめるほど。
頭にはディンを誘導する装置が組み込まれている。

ディンに不時着し、探索を行っていたダン達の前に現れ、襲い掛かる。その時に、妨害電波で動かないウルトラホーク1号を蹴飛ばして破壊し、島から脱出する術を失わせた。
惑星の無人基地の妨害電波により変身できないダンが繰り出したアギラと戦うが、圧倒的リーチ差で強力な尻尾を使った攻撃で勝利。
基地を破壊した事で登場したセブンに対しても尻尾の攻撃や噛み付きで苦しめたが、アイスラッガーで首を切断されて倒された。


惑星ディン(リッガー惑星)

アステロイドベルトから突然地球に向かって飛んできた島のような形をした「散歩する惑星」。
中には怪獣リッガーの他、強力な妨害電波を放つ無人基地がある。
この電波は非常に強力で、地球防衛軍基地の通信網を完全に麻痺させ、レーダーやウルトラホークを使用不能にしたほか、
セブンへの変身さえも不能にする。
他にも、島上部からの光線によって周囲の戦闘機等を引き寄せることもできる。

その正体は謎の宇宙人が送り込んだ巨大な時限爆弾で、リッガーは島の防衛と誘導を兼ねている。
(つまりリッガーは最初から生存率0%の任務に就かされているわけである。そりゃロボットじゃなきゃやるものか)
最後は切断されたリッガーの頭をセブンが持ち去った事で、それに誘導されて地球から放れて宇宙で爆発した。

この惑星を送り込んだ宇宙人は全くの正体不明だが、準備稿では「マンダラ星人」という名前で登場している。


余談

着ぐるみは恐竜戦車の恐竜部分を改造したもの。


脚本の準備稿「漂流する惑星」での名前は「リガ」。

また、デザイン画では頭は小さく首が長く書かれていた。

一峰大二氏の漫画版『ウルトラセブン』では概ね映像作品通りのシナリオが展開されるが、
リッガーの最後は首を切断されるのではなく、ネジの構造で胴体に刺さっていた頭部を回されて抜き取られるという形になっていた。


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最終更新:2024年08月30日 16:46