聖霊龍王 スタグネイト

登録日:2014/12/28 Sun 15:38:46
更新日:2024/10/04 Fri 20:58:58
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エバーローズと別部隊で光文明を率いていたアリエースだったが、グレンモルトと交戦。その最中のガイグレン暴走事件でアリエース部隊は全滅した。




《聖霊龍王 スタグネイト》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。


概要

ドラゴン・サーガ第2弾「暴龍ガイグレン」で登場した進化エンジェル・コマンド・ドラゴン
設定上どうやらアリエース部隊の一員のようである。

聖霊龍王 スタグネイト 光文明 (5)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 10500
進化-自分の光のドラゴン1体の上に置く。
W・ブレイカー
このクリーチャーがタップしている時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーは相手のターンのはじめにアンタップされない。

エンジェル・コマンド進化の例に違わず強力な封殺力を持ち、相手のアンタップを封じるために相手は一度タップすれば仕事ができなくなる。
…と思いがちだが、このクリーチャーが防げるのはあくまで「ターン開始直後」のアンタップ。

例えば能力でアンタップできるボルバルザーク・紫電・ドラゴン信心深きコットンなどはこの効果に引っかからないし、自分のターンに積極的にアンタップしてくる相手の無限ブロッカーを防ぐことも出来ない。
当然、タップイン強制能力を持つシステムクリーチャーとの組み合わせが必要となる。

例えばリュウセイ・イン・ザ・ダーク、永遠のリュウセイ・カイザーなどリュウセイシリーズなんかはこれに該当するが、光でエンジェル・コマンドであるならば、もっと相性のいいクリーチャーがいる。

聖霊王エルフェウス 光文明 (5)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 9500
進化-自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
相手クリーチャーはタップされた状態でバトルゾーンに出る。
W・ブレイカー
そう、《聖霊王エルフェウス》である。
エルフェウスがいれば、相手を恒久的に止めることも可能…なはず。

実際には、《逆転王女プリン》とかには無力だし、タップ状態の時に龍解してしまう2コストドラグハートはアンタップしてしまうし、
「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》のcipでバウンスされたらそのあと立て直しがきかないためにどうしようもなくなる。
召喚制限まではかけられないのでcipバウンスはまさに天敵。

呪文の方に関しても弱いが、呪文に関してはあのお方がいれば問題ない。

聖霊龍王 アルカディアスD(ディー) 光文明 (6)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 12500
進化-自分の光のドラゴン1体の上に置く。
T・ブレイカー
誰も光以外の呪文を唱えることができない。
そう、《聖霊龍王 アルカディアスD》様である。
誰もこの前には呪文を唱えることは出来ない…まあ光を相手が使ってきたら素直に泣きましょう。

進化元

さて、そんな素晴らしいスタグネイト。
だがスタグネイトの進化元がどうしても気になるところ。

光のドラゴンという物自体が少ない上に、エルフェウスの進化元にも使うとなると「エンジェル・コマンド」と「ドラゴン」を主軸にしたいところである。
そしてスタグネイト、エルフェウスがコスト5であることを考えてもコスト4あたりのクリーチャーから進化したいところ。
コスト4でこの条件を満たせるのは多色を含めても以下の4体。

専防の精霊龍 オルセー 光文明 (4)
クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 6000
ブロッカー
このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない。
《白騎士の精霊レオニダス》の同型再販にして、中堅ブロッカーとしてそれなりのスペックを持つ。
淡白だがそれなりに出しやすいといえる。

魔光死聖グレゴリアス 光/闇文明 (4)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 3000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
ブロッカー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ナイトを1枚自分の墓地から手札に戻してもよい。
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
ナイトを使わないデッキでは見事に腐るスペックのグレゴリアス。
一応《魔光王機デ・バウラ伯》やファンキー・ナイトメアを引っ張ることはできるが、役立つ場面は少なさそうである。

奮戦の精霊龍 デコデッコ・デコリアーヌ・ピッカピカⅢ世  光文明 (4)
クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 5000
ブロッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
このクリーチャーがブロックする時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
名前と見た目を我慢できれば多分いちばん優秀な進化元。
非進化の状態でもそれなりに仕事をしてくれる上に、エンジェル・コマンドとドラゴンのどちらの指定でも対応してくれる。

ただし名前と見た目さえ我慢できれば。

寄生の精霊龍 パラス・ルーソワ 光文明 (4)
クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 4000
バトルゾーンにある自分のコマンド・ドラゴンはすべて「ブロッカー」を得る。
地味にパラスサイクルにもいる軽量精霊龍。
光で固める分にはあってないようなメリット能力を持つが、《超爆デュエル・ファイアー》が怖いところ。
早いうちにアルカディアスDも出しておきたい。

…と、4体、「光だけで組みたい上に名前もこだわりたい」場合はオルセーとパラス・ルーソワだけというなんともいえないカードプールなのである。

ここは5コストでシールド交換(ないし追加または手札補充)できる《音感の精霊龍 エメラルーダ》やトリガーつき精霊龍の《音階の精霊龍 コルティオール》などを採用しておき、《聖龍の翼 コッコルア》の効果で進化元ともども軽減して行くスタイルが望ましいか。

聖龍の翼 コッコルア 光文明 (3)
クリーチャー:ジャスティス・ウイング 3500
ブロッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
自分のコマンド・ドラゴンの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
また、進化元やコッコルアはブロッカーが多いため、《ヘブンズ・ゲート》を採用するのもいいだろう。エメラルーダの効果で盾に仕込むことも容易である。仕込んだ盾から殴ってくれるリアル天使なデュエリストは少ないだろうが。

「スタグネイト」の名前通りに「遅延」させられる能力を持つ故に、低コスト進化としては優秀と言える。
あとは光、そしてドラゴンというカードプールからどのようにデッキを構築するか、そのへんが鍵となるだろう。

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最終更新:2024年10月04日 20:58