連続殺人の犯人 ―― 怪人『ファントム』の正体。
だが…
「黒沢先生。どうでしたか、おれの演技。少しは、巧くなりましたか?」
その真相は、能条を自分のものにしようと企んだ聖子とその一味により強姦され、自殺に追い込まれた美歌の復讐を遂げるための演技だった。
また、その強姦を録画されたテープ回収の為、すぐに復讐を行わずに長い月日を耐え抜いた事から、決して自身の報復感情だけで突っ走った訳ではない事がわかるだろう。
劇団員ならではの演技力により、自分も黒沢に敵対する人間であると標的たちに信じ込ませ、聖子、緑川、滝沢の3人を殺害し復讐を遂げる。
全てを暴かれた後は真相を明かす代わりにビデオテープの内容を誰にも見せずに始末させてほしいという取引を剣持に持ちかけ、それに応じた剣持から渡されたビデオテープを自らの手によって投棄。全てのけじめを付けて連行されていった。
なお劇場版においては、発狂した滝沢が美歌の親友である加奈井理央を犯人(ファントム)と誤解して彼女を殺そうとするも、ファントムに変装した能条が彼女を助けようとする。しかし、滝沢の反撃に遭って能条が逆に殺されそうになってしまい、理央が滝沢を殺すという形で彼を助ける。罪悪感に押しつぶされそうになる彼女のため、能条は全てを背負い自分にまかせるように言うと、彼女が犯人であるという証拠を消すため劇場に火をつける。その後は自首したと思われる。
(なお、凶器は滝沢のものであり殺そうとしたのも滝沢であるため、能条の「彼女が滝沢に殺されそうになったから」という証言があれば
正当防衛になり釈放される可能性は高い)
本心では能条を憎んでいた彼女も能条の抱えていたものを知り彼への憎しみを消した。
「能条タイプ」とは、『金田一少年の事件簿』に出てくる犯人の類型。
名前の由来はもちろん本項目の能条光三郎。
普段から悪態や人を貶す言葉を言う姿をして周りの反感を買い「こいつ殺されてもいいんじゃないか?」
と読者からも思われるが、実はそれは周囲を欺くための演技で、本当は善良な心根の持ち主であり、
それゆえに復讐に走ってしまったことが判明するという経緯を持つ犯人を指す。
…と言われることもあるが実際には特定のユーザーによる造語。
本項目も当初「能条タイプ」という名前で作成されたが、即座に「聞いたことも無い単語」と突っ込まれた。
…のだが、以降10年近く項目名が変わることなくそのままとなっていた。
その間にコピペされて他サイトに広まっていったようで、現在では「能条タイプ」で検索するとまあまあヒットする してしまう。