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ギエン(未来戦隊タイムレンジャー)

登録日:2015/02/13 Fri 22:06:34
更新日:2026/10/25 Sun 14:37:16
所要時間:だいたい 1、2、3……7 分で読めちゃうよ…ではない、約 5 分程度で読めるぞ


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λ2000 ※日曜朝7時30分です。 みんなのトラウマ アルジャーノンに花束を エゴイスト ギエン サイボーグ スーパー戦隊シリーズ マッドサイエンティスト ラスボス リュウヤのラジコン リュウヤ隊長被害者の会 ロンダーズファミリー 一周回って愛すべき外道 下剋上 人間をやめた男 今井靖彦 作られた天才 傀儡 元いじめられっ子 元人間 元善人 力に溺れた者 加害者にして被害者 同情できない被害者 哀しき悪役 因果応報 地上に舞い降りた天使←だった 声優の本気 変われなかった者 外道 大消滅 天間信紘 始まりの敵 実は直人と同類 幹部怪人 悲しき末路 悲劇的ビフォーアフター 戦友を殺したキャラ 戦隊ラスボス項目 戦隊悪役 戸部公爾 戸部公爾の本気 操り人形 最後の最後に本当の自分を取り戻せた男 未来人 未来戦隊タイムレンジャー 浅倉威のプロトタイプ 演者の怪演 犯罪者 狂気 短気 破壊 破壊の堕天使 竜也のIF 精神崩壊 結構暗い過去持ち 自業自得 自称「神」にロクな奴は居ない 被害者多数 見た目は大人、中身は子供 誰より愛情を渇望していた男 野心家 間違った選択肢を選び続けた男 闇堕ち 闇堕ち→光堕ち 黒い東映




私はお前たちのように、金に楽しみを感じられんのでね。破壊と殺戮ほど、高級な趣味はない!




ギエンとは、『未来戦隊タイムレンジャー』に登場するキャラクターである。

CV:戸部公爾(旧:とべこーじ)
スーツアクター:今井靖彦




概要

敵組織『ロンダーズファミリー』の幹部で、ドン・ドルネロの腹心的な存在であり、本作のラスボス。。名前の由来は、通貨単位の一つ「円」と三国時代蜀の奸臣・魏延から。
金属でできた黄金の龍が二足歩行してマントを羽織っているかのような容貌をしており、ギョロリと光る真ん丸な目が印象的。
左手は3本指のマジックハンドになっている。
戦闘の際は主に左手を変形させたマシンガンと、口からの光線を使用する。
西暦3000年、ドルネロ&リラと共に時間保護局のロンダーズ刑務所を乗っ取り、20世紀にやって来る。
配下のいない状況での労働力として、廃ネジの山を改造したジャンクドロイド「ゼニット」を作製。
20世紀に着いて数時間で、ゼニットの大軍を作り上げた。

人物

一人称は「私」。
外見こそ完全なロボットだが生体ロボットの一種であり、人間と同様に自分の意思で思考し行動しており、喜怒哀楽の表現も非常に豊か。
話し方も、低くて押し出すような物言いのドルネロとは対照的に、甲高い声で饒舌によく喋る。
激しく感情が昂ぶった際には目と口のギミックが大きく「クワッ」と展開する*1など、やたら人間臭い表現も多い。

ドルネロやリラのように金儲けに関心を示さず、破壊や殺戮に喜びを覚えるという危険な嗜好の持ち主で、解凍する囚人も暗殺者やテロリストなど、ただただ危険な連中ばかり。
しかも人々が苦しんだり悲しんだりはたまた死にかけたりするなどを見て面白がるなど価値観や思想は醜悪。
Case File.16で解き放った囚人も罪状だけ見れば「食い逃げ犯」と一見小物だが、実態は犯行現場の店主を暴行し、その上で店に放火して回るという相当な凶悪犯である。そのことに対してタイムレッド/浅見竜也は「金儲けより破壊や殺戮を繰り返すなんてやっぱり変だ」と評していた。

ドルネロも当初からそれには気づいていたものの、何故かきつく咎めることはせず口頭注意だけに留めていた。
前述のように、ドルネロとリラとは目的が異なっているが、仲間意識がないわけではなく、一緒に食事を楽しむ光景も見られる。

序盤では普段の振る舞いはまだ落ち着いており、囚人に対しても散発的に破壊や殺人をけしかけるだけだった。
しかしCase File.18では、一見大した使い道の無いエネルギー結晶・「λ(ラムダ)-2000」を第三総合研究所より強奪*2。
続くCase File.19では、λ-2000を30世紀の技術で精製した「Ζ(ゼータ)-3」を使用し、ロンダーズとしては初の巨大破壊ロボット・ノヴァを製作。
今まで例のない大規模破壊を行うなど、ギエンの行動は次第に不可解さを増していく……。





以下、本編に関するネタバレ















過去

実はギエンは、元々はごく普通の人間だった。

演:天間信紘

30世紀の世界で荒れ果てたスラムの一角に一人ぼっちで暮らす、一人称も「僕」で、可愛らしい容姿をしており、子供のように無邪気で優しい青年だったが、何らかの理由で学校に行くことができず、まともな教育を受けられなかった為に、3から上の数すら数えられなかった*3。その上現在と異なり体格に恵まれずのんびりとしたタメ口かつ中性口調であった。
勉強ができないと馬鹿にされ殴られる為に友達もおらず、シャボン玉を見るのが一番の楽しみだった彼が、西暦2990年、敵対組織との抗争で大怪我を負ったドルネロと偶然出会ったのが全ての始まりとなった。

彼を自分のねぐらに連れて帰り、懸命に介抱するギエン。
ドルネロもそんな彼にお金の数え方を教えてあげたりしながら、しばらく秘密の共同生活が続いていたが、ある日ギエンは血まみれのボロボロになった状態で帰ってきた。追手にドルネロをかくまっているのではと目をつけられたのだ。
しかし、それでもギエンはドルネロを守るために、半殺しにされても秘密をばらそうとはしなかったのである。

その行為に心を動かされたドルネロは、恩義に報いるため、闇医者に頼んで瀕死のギエンをサイボーグ化して蘇らせた。それが現在の彼の姿である。
以前とは比べ物にならない知能と力を身につけて復活したギエンだったが、この時増設された電子頭脳の影響で人格が変貌、ドルネロと共にファミリーとして犯罪を繰り返すにつれて、やがて異常なまでの殺人・破壊嗜好を膨らませていく。
ギエンを手術した闇医者もそれは予測しており、あらかじめブレーキを掛ける為の封印キーを渡してはいたものの、ドルネロはできるだけそれを使いたくなかったようで、ギエンが勝手に破壊を繰り返していてもきつく咎めはせず好きにさせていた。

暴走

…が、その為にギエンはますます増長し、破壊活動もエスカレートしていく。
Case File.20「新たなる絆」では、その危険さゆえにドルネロが絶対に解凍しようとしなかった「へルズゲート囚」*4の一人ブラスター・マドウを解凍、市街地で暴れさせ凄まじい数の死傷者を出す。

流石にドルネロもこの時には激怒してギエンを殴りつけ、平謝りする彼からへルズゲート囚解凍用の鍵を取り上げるが、やはりこの時も謝罪は口先だけで、ちゃっかりスペアキーを隠し持っていたギエンはCase File.28にて同じくヘルズゲート囚のジャグルを解凍。
発足したばかりのシティーガーディアンズも巻き込んで暴れた挙句、時空が歪んだその向こうからブイレックスを20世紀に引っ張り込んでしまう。

そして、ついにCase File.39では、新種のレダーウィルスをバラ撒いて多数の人々を死亡させたヘルズゲート囚・エンボスを解き放ち、20世紀に大量の感染者を出すという大惨事を引き起こした。
ここに至ってついに堪忍袋の緒が切れたドルネロは、封印キーを使って強制的にギエンを昔のような幼い人格に戻して幽閉する一方*5、免疫のある自分の血液をタイムレンジャーに高値で売りつけてワクチンを作らせ、何とかことを収めた。

凶行

だが、幽閉中のギエンは時間保護局のリュウヤ隊長の暗躍によって解き放たれ、ドルネロが密かにタイムレンジャーに情報を流して再度作らせた封印キーも、やはりリュウヤに妨害され逮捕は失敗に終わる。

この時、ドルネロしか作り方を知らないキーをタイムレンジャーが持っていた事で、ドルネロがとうとう自分を見限ったことを悟り、密かに開発していた破壊ロボット・クライシスを出撃させて暴れるが、その前に、ついに彼を消す決心をしたドルネロが現れた。
一度は追い詰められたものの、弱々しく命乞いをするギエンを見てトドメを刺せないドルネロを返り討ちにし、遂に殺害する。

そして最後の仕上げとして、クライシスを更に強化して作り上げたネオ・クライシスを操って街で破壊の限りを尽くし、迎撃に出たブイレックスとの激突で、空間さえも歪ませて周囲を崩壊させていく。

実はギエンとブイレックスには同じく「超高密度のλ2000*6」が動力として使われており、両者の激突が一気に時空を刺激した結果起こったのが、大消滅*7であった。
ブイレックスを至近距離からの放電で沈黙させ、止める者の無くなったギエンとネオ・クライシス。
そしてゼニットを使い、タイムファイヤー/滝沢直人を殺害、その事で竜也を本格的に激怒させた。
機体冷却の為の休養を挟んで訪れた2001年2月4日、地上を完全に廃墟とする為に再び起動する。

破壊、破壊!ヒャハハハハ!!……ドルネロ、僕を見てよ!何処にいるの!?

何なんだ!?お前たち誰だ!!僕の邪魔をするなぁ!!

半狂乱になり、すでに自らの手でドルネロを殺してしまったことも、今まで何度も戦ってきたはずのタイムレンジャーのことさえ分からなくなってしまうほどに錯乱したギエン。
街を闊歩し、目の前の全てのものを叩き潰そうと、再度立ち塞がったブイレックスやタイムロボを相手に大立ち回りを演じる。

本当に欲しかったものに気付くのが遅すぎた罪人の最期

再び5人揃ったタイムレンジャーは、ブイレックスのλ2000をゼータ3に変換し、そのエネルギーによる必殺技でギエンのλ2000を無力化する作戦を決行。
ネオ・クライシスは破壊され、同時にギエンのλ2000も無害な微粒子にまで分解。
2つの特大λ2000は失われ、大消滅は防がれた。
すべてが終わり、一面に散らばる残骸の中、そこには瀕死の状態で横たわるギエンがいた。


ドルネロ……どこいっちゃったの?ぼく……お金数えられるようになったよ……イチ……ニィ……


昔の頃のように無邪気な心を取り戻したギエンは、ぽつりぽつりと呟くと、そこで事切れ、全身が崩壊。ひっそりと完全に消滅した。


Case File.50のエピローグではエンディングが流れる中、今は亡き直人や別れた仲間に思いをはせ、街をランニングする竜也。


行く先々で会った面々の中に、シオンそっくりの高校生と楽しげにじゃれ合う、かつてのギエンそっくりの少年の姿があった―――*8。


上記の通り、タイムレンジャーに登場するどの囚人よりも強く恐ろしい犯罪者である上に思想や価値観が歪んでおり、下衆加減が半端ない…のだが、
物語の終盤で明かされた「貧乏でか弱く、知能も低いせいで周囲に虐められ、蔑まれ続けた」
という人間の頃のどうあがいても絶望的な生い立ちには同情する視聴者もいた。

このことから現在でもスーパー戦隊屈指の悲劇の悪役の一員としてあげられることがある。

竜也との共通点・相違点


実は竜也との共通点が結構多いキャラで、子供の頃は何もできずに友人達にいじめられる日々を送っていた。
その上世間知らずで困っている人間を泊めており(竜也はタイムレンジャーの他メンバー、ギエンはドルネロ)、金儲けに精を出す目上の男性(竜也は渡、ギエンはドルネロ)とは不仲ではなかった。
しかし徐々に互いに我を通すようになり、不仲になっていった。

だが、相違点も結構あり、竜也はタイムレンジャーの他メンバーやホナミ、そしてタックなどの仲間に恵まれ信頼関係を深めるが、ギエンは破壊活動に精を出し、リラを筆頭とする仲間と信頼し合う仲ではなかった。

終盤両者の差を分けた結果が、「自分に最も近い目上の男性との相互理解の有無」である。
竜也はCase File42で渡が負傷した際、奈美恵に渡の過去を聞かされたことをきっかけに渡への理解を示すようになった。
しかしギエンの場合は同Case Fileにてドルネロに見限られたと思い込み、彼を憎悪しCase File47で殺害した。

このことからギエンはもし竜也が渡と最後まで互いにエゴを通し合い、そして分かり合うことがなく、仲間とも信頼関係を深めなかったら悲劇的な最期を辿っていたというIFを体現するキャラクターなのかもしれない…。

実は直人と似たところも…

さらに言えば、ギエンは直人と境遇・性格などがとても似ていた。

恵まれない境遇のせい(直人は貧乏、ギエンは頭の悪さ)で友人たちに見下され、誰にも相手にされない劣等感から力を得て(直人はブイレックス、ギエンは電子頭脳)野心に満ちた性格になったこと、金に興味がないこと、自分の組織の最古参メンバーと折り合いが悪いこと(直人は土方本部長、ギエンはアーノルドK、どちらも最終的には追放されている)、野心から暴走することで相手に忠告されてもなお平然としていること、のちにそれまでの行いが原因で組織のボスに追放されること(直人は伊吹長官の不正が発覚して渡に追放される、ギエンはレダーウィルスの件でドルネロに見限られる)、最終的にはリュウヤの操り人形であることが発覚し絶命することなどが似ている。

いくらコンプレックスに苛まれていたとはいえ他人を思いやらず自分の野心ばかり優先させて*9力を求めればどうなるかをタイムレンジャーは直人と彼の姿を通して描いている。

また、Case File17に登場する、竜也の道場の門下生の浦和誠は、竜也、直人、ギエンの3人の要素を統合させたようなキャラクターである。
例を挙げると「いじめられっ子だが心優しい性格(竜也、ギエン)」、「自分に強いコンプレックスを持つ(ギエンは頭の悪さ、直人は貧乏な家庭)」、「年上の男性(竜也)と仲良くなるが、我を通するようになってから溝が生じていく(竜也と直人は渡、ギエンはドルネロ)」、「自らの野望を口にした結果、釘を差される(直人はユウリ、ギエンはドルネロ)」、「ある日唐突に力を手に入れた結果、それを盲信して溺れるようになる(直人、ギエン)」、「かつて自分をいじめていた連中と同じ存在に成り下がる(直人は大学時代の同級生、ギエンは人間時代の近所のヤンキー)」等、あらゆる面が3人と共通している。
最終的に竜也の説得もあり、誠は踏みとどまって改心したものの、そのまま突き進んでいれば、直人やギエンと同じような悲惨な末路を辿っていたとしても不思議ではないだろう。

なぜ2人に似てしまったのかと、ドルネロとの関係について

竜也や直人と似ていることから竜也はこのまま渡にレールを強いられるのなら、人並みの知能も、強い体も、浅見の名もいらないと願ったが、父に認められたい上に野心的な直人の姿を見てしまったせいで知能が低く、体も弱く、貧乏だが内に野心を秘めたギエンが子孫の一員として生まれてしまった可能性がある*10。

ドルネロへの執着心は初めてできた友人であるだけではなく、竜也が渡に認められたかった上に理解されたかった未練などの表れ*11であり、ドルネロの方は金に意地汚く利権で動くが人間関係に苦労したり身内(特にギエン)に甘い性格をしていることや当のギエンに慕われ、執着されることなどから渡の血を濃く受け継いでしまったことが窺える*12。

そのことからギエンとドルネロは互いの考えなどに理解を示さず、いがみ合いを続けた世界線の浅見親子の負の遺産そのものであろう*13。
つまり竜也は、自分の子孫のギエンも彼を操っていたもう一人の子孫のリュウヤも、そしてギエンを甘やかしていたドルネロも全員悪党になった戦隊レッドということになる*14。またギエンとドルネロの関係は実質同性愛及びある種の近親相姦に当たる*15。それに竜也は自分の子孫の一員であるギエンとリュウヤに戦友を殺されたことになるので真相を知ったら絶望以外の何物でもない。

例えの悪い身も蓋もない言い方をしてしまうと、『タイムレンジャー』の物語は、守銭奴で冷酷な組織のトップの父親である渡と、意地とエゴを暴走させた親不孝者の息子である竜也の親子の確執が諸悪の根源の事件という一言に集約されるのである。
そのせいで浅見親子の子孫の一員であるドルネロとギエン当人達を含めた2つの時代の人間たちは敵味方問わず親子のいがみ合いの犠牲になったとも取れる*16*17。

ただ、ドルネロがギエンに殺された後、囚人達を竜也に託した事や、ギエンが上述の通り元の人格や知能に戻りドルネロの名を呼びながら金の勘定をしたのは終盤の浅見親子の和解の影響があるのだろう。
竜也とギエンの戦いは実質「自分との戦い」で、竜也がギエンを倒した意味は戦友である直人の仇討ちや大消滅を防ぐためだけではなく、渡といがみ合った末に未来が酷くならないようにするためと、渡への愛憎の化身であるギエンと渡の本心を理解しないまま心の闇を受け継いだリュウヤの存在を罪滅ぼしとして抹消するのも含まれているのだろう*18*19。

製造兵器

  • 破壊兵器ノヴァ
やれ!地上を破壊し尽くし、人間共を這い蹲らせるのだ!
そしてそこに、私が神の如く降臨する…!!

Case File 19に登場。
ギエンが開発製造した破壊兵器1号機。
全身を強力な武器で武装し、頑強な金色の装甲で身を守っている。
動力源はテロリスト・サンドーラが研究所から強奪したλ2000から作られた鉱石「ゼータ3」。
ギエンにわざと圧縮冷凍に掛けた後解凍。リバウンドの性質を悪用して巨大化抑制シールを剥がされて巨大化すると強大なパワーを発揮して街で暴れ回った。

  • メカ・クライシス
ハハハハハハハハハ!!
クライシス!お前は破壊の使者だ!思う存分、暴れろ…

Case File 47に登場。
ギエンが開発製造した破壊兵器2号機。ギエンの開発メカの中では唯一色が金色ではなく青みがかったカラーリング。
耐圧縮冷凍装甲によって全身を覆い、圧縮冷凍しようとすると逆に巨大化する厄介な能力を持つ。
両肩にビーム砲、左腕に斧、右腕に銃を装備。
劇中では「クライシス」と呼ばれており、街中で暴れる様子を制作者であるギエンは楽しそうに眺めていた。

  • ネオ・クライシス
全ての破壊だ…何もかも消える…存在するのは私のみ!

全高:73m
全幅:57m
重量:8,500t
出力:2,400万馬力

Case File 48〜50に登場。
ギエンが開発製造した破壊兵器3号機にしてギエンの最高傑作にして、タイムレンジャー本編のラスボス。
ギエンの目論む世界滅亡を実現させるための大量殺戮兵器だが、これまでの2機とは異なり「自分の手で直接破壊の感触を味わいたい」と考えたギエンがネオ・クライシスとドッキングすることで直接操縦する。
まるで製作者本人を意識したような頭部が特徴で、その頭周りと胸部に小型の機関砲を多数装備しており、両腕は鎌状のブレードとなっている。
動力源はλ-2000だが、λ-2000を大量に注ぎ込むことで莫大なエネルギーを獲得。凄まじいパワーと全身の砲身で敵を蹂躙していく。
そしてネオ・クライシスに対抗して出撃したブイレックスもギエン同様λ2000をエネルギー源にしているため「ブイレックスとネオ・クライシス(を操るギエン)が戦えば戦うほど両者が共鳴して時空間の歪みと破損が加速し大消滅が進んでいく」というこの上ない難敵となった。



歴史に定められた追記・修正だ!今日、私は神になる!


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最終更新:2026年10月25日 14:37

*1 そのときの顔は結構コワい

*2 20世紀ではまだ実用段階ではなく、タックやシオンも「(ドルネロ達が使う)生活用エネルギーの補給だろう」程度の認識だった

*3 本編での描写を見るに、幼稚園児から小学校低学年くらいの知能くらいのことから何かしらの障がいがあったのではないか?と推察した視聴者も少なくない

*4 半永久的に収監され続ける特別枠。大量殺人者や大規模テロリストなど、囚人の中でも特に危ない連中ばかりで、金儲けには到底使えない。

*5 この時のギエンは敵のタイムレンジャーや仲間のリラ、そしてロンダーズのことを知らないことから改造後の記憶がない模様。

*6 実は使用するたびに時空を蝕む性質がある。その圧縮率は巨大ロボのブイレックスの数十倍であり、大量に使われたのがまずかった模様。

*7 地上の3分の2が時空の渦に呑まれて消滅する、時空災害。

*8 後の『爆竜戦隊アバレンジャー』では花婿に成長した様子が描かれていた。

*9 尤もギエンはともかく、直人はシティガーディアンズとしての責務は誠実に果たしており、一般人の子供に対しては優しい一面も見せてはいたが。

*10 改造後の性格などは闇医者による手術や改造前の鬱憤、電子頭脳が粗悪で精神に悪影響を与えたことやマフィアとしての活動を重ねたことのみならず、先祖の竜也が見ていた直人のような「蹴落とし」の衝動が、竜也の反骨心と融合した結果だろう。実際彼も人格のコピー元である直人も他人を道具扱いしているため、それが相手との信頼関係の欠如につながっていた。

*11 実際竜也もギエンも渡やドルネロの金儲け優先的な態度をくだらないと言わんばかりに毛嫌いしていたが、複雑な感情を抱いていた。

*12 ギエンへの甘さは恩人だからだけではなく先祖の渡が竜也に厳しくしすぎた反動であろう。また他の身内にも甘いのは竜也以外の部下達にも厳しくしていた反動ともとれる。ドルネロと旧知の仲のリラやマッドブラスト、アーノルドKもドルネロに惹かれたのは渡に媚びへつらっていた土方本部長や伊吹長官同様、浅見の血を強く引くドルネロに無意識のうちに媚びへつらってしまったのかと思われる。

*13 ギエンの燃料で大消滅の最大の原因でもあるλ2000は浅見グループ傘下の第三総合研究所で開発されているので、浅見親子の30世紀に関する影響の一つでもある。中盤ブイレックスに魅せられ、目をつけたのは破壊にうってつけの存在だけではなく、先祖の竜也の影響もあるのだろう。

*14 リラはドルネロの実母に似ていたため、リラもまた本編後現代に残った結果ドルネロの祖先になり得る。

*15 自覚していないだけで遺伝子レベルで互いに同じ浅見の血を感じていたのだろうか?

*16 事実、30世紀は20世紀以上に福祉等が行き届いておらず、犯罪が頻繁に横行していた。その上ギエンがサイボーグになるのはどの世界線でも確定しているのはCase File50で明らかになっていた。もしそれぞれの友人知人や家族や仲間などが自分達の身内が敵と違う時代で同じ血を引く者だと知ったらショックものであろう…。

*17 特にドルネロのせいで家族全員を失ったユウリはその先祖の一員である渡や渡への愛憎から嫌々浅見グループを継いだ結果酷い未来を作った挙句リュウヤだけではなくギエンの先祖にもなった竜也への憎悪を抱きかねない。

*18 ギエンの消滅は歴史の変動などのみならず、彼とドルネロの祖先たる浅見親子の確執が完全に解消されたことの象徴ともいえよう。

*19 ドルネロ、直人、リュウヤなど本作で他に死んだキャラクターは生きたいと思っていたため、肉体が残っていたと思われる。ゼニットやネオ・クライシスの残骸もまた実際残っていた。