登録日:2015/03/09 Mon 23:57:58
更新日:2025/04/22 Tue 10:28:53
所要時間:約 5 分で 読めるわよ
トッペマって悪いやつよね 私たちの大事なトランプを盗んだりして
・概要
・人物
♦マカオ
CV:
大塚芳忠
丸刈り頭の金髪でダイヤのマークが入ったバレエ衣装が特徴。
股間から肩にかけてサスペンダーがしてあるが、
後々に無かった方が良かったのではないかと映画を見た人に思われる。
好きな男のタイプはクールな男でガツガツしたのは好みでないらしい。また、股間にスゲーナスゴイデスのジョーカーを隠し持っている。
熱くなると若干周りが見えなくなり、
ババ抜き勝負でひろし相手にカマを掛けたりして優位に立ったが、おいかけっこではいい様に翻弄された。
♡ジョマ
CV:
田中秀幸
団子に結った紺色の髪と
ハートのマークが入ったバレエ衣装が特徴。
男の好みはマカオと一緒でクールなタイプ。
マカオに比べると落ち着いた性格と雰囲気をしており、愛嬌も感じられる。しんのすけと仲良さげに話したり大人げない口論をするみさえとひろしを「やめなさい、子供の前でみっともない」と咎めるなど結構常識的な部分もある。
ちなみにインパクト絶大の外見に目を奪われがちだが、双子なので顔立ちはそっくりである。
・戦闘力
■身体能力
魔法使いキャラにありがちな体力不足、接近戦が苦手、非力、打たれ弱い……といった弱点は無く、寧ろ非常に高い運動能力を持っている。
終盤の追いかけっこでは高低差の激しいヘンダー城の階段を平然と二段、三段飛ばしする、力でひろしを押しのける、
壁とタンスに勢いよく挟まれても無傷、それどころか蹴り一撃でタンスを蹴り飛ばすなど凄まじい戦闘力を誇る。
■魔法
魔女と呼ばれるだけあって魔法はお手の物だが、とある理由から野原一家との戦いでは使用していない。
作中では人形に命を与える魔法や人を物や別の姿に変える魔法を使っている。
部下であるクレイ・G・マッド、チョキリーヌ・ベスタ、
ス・ノーマン・パーは全員この魔法で生み出された存在である。
みさえやひろしも捕まった際にそれぞれシャツとブラジャーに姿を変えられた。
詳細は明かされていないが
スゲーナスゴイデスのトランプのジョーカーが二人の命そのものであり、
ジョーカーをヘンダー城頂上付近にあるステンドグラスに翳されると
トランプもろとも存在が消滅してしまう。
・本編での動向
冒頭よりも少し前にゴーマン王子とメモリ・ミモリ姫の故郷を侵略し、メモリ・ミモリ姫を捕らえる。
戦いを挑んできたゴーマン王子も楽々返り討ちにし、新しい侵略地として地球にやってくる。
地球到着後は群馬県にテーマパークを装った自分たちの本拠地『ヘンダーランド』をオープンする。
アジトを遊園地として公開するというのは一見謎な行動に思えるが、奇抜な建物が湖の中に聳えていても「そういうアトラクションだから」で勘繰られる事無く誤魔化せると考えれば妥当な選択ではある。
遠足でヘンダーランドを訪れたしんのすけがサーカスアトラクションに迷い込んだ後に本格的に登場。
しんのすけが
トッペマを目覚めさせた事、トッペマがスゲーナスゴイデスのトランプを隠し持っていた事から、
トッペマがしんのすけにトランプを託したかもしれないと危惧し、新たな刺客として新幹部の
ス・ノーマン・パーを差し向ける。
その後は暫く姿を見せなかったが、ス・ノーマンの策略で野原一家がヘンダーランドを訪れた際に、
人質としてひろしとみさえを捕らえ、ドールチップで操った人形と入れ替えてしんのすけを襲わせた。
終盤、クレイ・Gとチョキリーヌを倒してヘンダー城まで乗り込んできた野原一家と対峙。
仲間になるように誘い掛けるが、断られた為に交戦する。
しんのすけの提案の元に始まった踊り勝負では野原一家の素人丸出しの阿波踊りに対して、
pirouette(ピルエット)
arabesque(アラベスク)
grand fouettéen tournant(グラン・フェッテ・アン・トールナン)
grand jeté(グラン・ジュテ)
の順でpas de deux(パ・ド・ドゥ)(男女の第一舞踊手二人の踊り)を見せつける。
判定では「芸術」「テクニック」などの技術面で大差をつけるが
「味」「コク」「のどごし」と言った訳の分からない部分で差を詰められ、
最後に「汗」と「
ハート」で逆転負けを喫する。(29.9対
30.0)
しかし、ダンスでの負けを審査員の調子が悪かったと言って第2ラウンドに
ババ抜き勝負を挑む(一応野原一家も2回戦目を承諾している)。
ババ抜き勝負では2vs3という数的有利
とルールを正しく理解してないしんのすけのおバカっぷりもあり、長時間の心理戦と駆け引きの末に勝利する。
ババ抜きの負けを誤魔化そうとする野原一家に「話が違う」と言って詰め寄るが(実際はここまで1勝1敗でしかも最初に負けを踏み倒したのは自分たち)、
直後にしんのすけがジョーカーを使おうとしてマカオとジョマの秘密を知り、聖火ランナーの如くジョーカーのカードを掲げながらステンドグラス目掛けて駆け出す。
ヘンダー城は魔法の中心故に
トランプ以外の魔法は制限されているため、力ずくでジョーカーを取り戻すために最終戦の追いかけっこへと発展する。
このジョーカーをあそこにはめると、マカオとジョマを倒せるんだゾー!
追いかけっこでは身体能力や組みあいでは勝るものの、
ジョーカーに見せかけたフェイク(名刺)を掴まされたり、マカオのサスペンダーを何度も利用されて度々足止めを喰らったりした。
「まかして! ちょ、あーっ!」
↓
「時計塔の方よ!」
↓
「こんな紙キレ、欲しけりゃくれてやる~!」
↓
マカオ、必死の思いでキャッチ
↓
双葉商事株式会社
東京本社第一営業部
係長 野 原 ひ ろ し
↓
「きぃーーーーっ!」
(ビリビリビリ)
最終的には文字通りみさえを一蹴、蹴り一発で蹴とばしたタンスでひろしを下敷きにしてしんのすけを追いかけるが、
あと一歩という所で先を越され(最後は城の構造が敗因)、しんのすけにステンドグラスにジョーカーのカードを翳されてしまう。
ジョーカーが消滅し、死を宣告された二人は互いに名前を呼び合いながらフィナーレを飾るかの如くポーズを決め、爆☆破☆四☆散して消滅した。
・本編以外での活躍
アニメスペシャル『クレヨンウォーズ』の和風バーの客として登場。
ババ抜きをしている。
・余談
名前の由来はそれぞれ「オカマ」と「魔女」の逆さ読み。
しかし、2人の名前を逆さに並べて「マを除く(マ除)」と「ジョオカ(=ジョーカー)」になる。
マカオジョマ→マジョオカマ→
マジョオカ
マ→ジョオカ→ジョーカー
…という実は精巧なギミックも仕込まれている。
なおオカマなのに魔女とは矛盾しているように思われるが、実は
日本語で魔女を意味する単語「witch」自体には男女の区別はない(あくまで魔術や呪術を使う人、くらいのニュアンス。中世ヨーロッパで
魔女狩りが行われた際には、男性もこの私刑の対象になっている)。
独特且つ濃いキャラクター性と出演作品の『ヘンダーランドの大冒険』の人気や知名度もあって、
劇場版
クレヨンしんちゃんの歴代ゲストキャラの中では現在でもかなりの人気を誇る。
『
クレヨンしんちゃん』における
オカマキャラの代名詞として挙がる事も多い。
担当声優の大塚氏と田中氏は当時の時点でベテラン声優であったため、スタッフは断られるのを覚悟でオファーしたが、二人はノリノリで快諾してくれたとの事である。
実は見せ場と言える「ダンス勝負→ババ抜き→追いかけっこ」の流れは時間にして
10分前後しかない。
(ダンス:直前のやり取りも含めて約3分、
ババ抜き:約3~4分、追いかけっこ:3~4分)。
にも拘らず、テンポの良さや場面の切り替わりの速さ、キャラクターの動きややり取りの濃さ、何より前半の(主に
ス・ノーマン・パーによる)陰鬱で不気味な展開を一気に吹き飛ばすカタルシスから絶大な人気がある。
最後のシーンでは前述の通りあと一歩のところで先を越される形で敗北したが、その後2人は消滅までには僅かに時間があったため、消滅前にしんのすけを城から突き落とすなりして道連れにする事も出来たにもかかわらず、お互いの名前を叫んだ上で駆け寄って最期を迎えている。
これは負けを悟った際には怨敵への復讐よりも苦楽を共にした相棒と最期を迎える事を優先したと言え、彼女(?)達の絆を感じさせるものとなっている。
なお、2020年12月に、何故かソフビフィギュア化が決定した。
印象深いひろしの名刺も付属。
追いかけっこのシーンで階段を駆け上る様子が、2023年5月頃に何故かネットミーム化した。
追記も修正もしないクセにWiki籠りを名乗るつもりよ!
- 上の方のヘンダー内のキャラ達については他にも同じ姿の従業員が大勢いたりで王子のス・ノーマンが特殊であって他はほぼ人形みたいなイメージだったわ、クレイGは水に沈んでぬいぐるみになったりチョキリーヌもトランプの魔法で倒された時に人形になってたし -- 名無しさん (2022-06-27 17:00:34)
- ↑38この2人の寝込み襲う勇気ある?wwww -- 名無しさん (2023-02-21 00:49:21)
- ↑18キュゥべえ「わけがわからないよ。」 -- 名無しさん (2023-02-21 00:57:17)
- サスペンダー伸ばし1度目はもちろん面白かったけれど2度目もあると思わなかったから完全腹筋崩壊したwwwwこのサスペンダーの活用法(?)考えた人本当に天才でしょwwwwwwww -- 名無しさん (2023-02-21 22:46:22)
- 戦犯はマカオ(のサスペンダー)なところは確かにあるけど、ジョマはジョマでよく見てみるとマカオが行動を起こしてるのをボサっと見てるシーンが結構あり、ジョマがとりあえず野原家を妨害していれば勝ってただろうなーとは思う。 -- 名無しさん (2023-05-06 14:21:45)
- そこも、マカオ「人生って中々思った通りにはいかないものよ?」ジョマ「そこが面白いんだけどね」の彼女らの美学的な一面だったのかも -- 名無しさん (2023-05-11 15:50:35)
- 最近見直したらババ抜きからラストスパートまであっという間でテンポよすぎだろって思った。そんだけマカオとジョマの印象強かったんだなぁ -- 名無しさん (2023-05-27 17:54:59)
- マカオとジョマの例もだがベテランの声優さんとなると結構役どころのイメージが固定されがちなので普段あまりやることのない役は結構楽しいらしい -- 名無しさん (2023-05-28 17:35:05)
- 前々からパロディイラストはあったけど今更流行るとはw -- 名無しさん (2023-05-28 18:32:49)
- 一体何が理由で流行りだしたんだw -- 名無しさん (2023-05-29 17:03:35)
- マカオとジョマの身体能力に流されがちだが、みさえとひろしも大概だよね。ひらひら舞うカード空中でキャッチしたり、相手のパンチ避けつつサスペンダーをつかんだり、転がり落ちても復帰したり -- 名無しさん (2023-05-29 20:11:50)
- ↑3飛田さんとか女の子のうんこ食う役とか普通にやるしな -- 名無しさん (2023-05-29 20:14:22)
- 一応ババ抜きの時点でお互い一勝一敗なんだからもう一勝負やれば良かったのに…、というところが誰も思い浮かばない辺り全員徹夜明けテンションって感じで好き -- 名無しさん (2023-05-29 20:23:28)
- いきなりバズったけど公式で動きがあったりテレビ放送があったわけじゃないのか。 -- 名無しさん (2023-05-29 22:26:06)
- 某無限な所でイキイキしてたの思い出す -- 名無しさん (2023-05-30 19:36:14)
- 昨今は迂闊にこういうキャラを笑いのネタに出来なくなってきてるし、このまま作品ごと封印扱いになりそう -- 名無しさん (2023-06-03 15:33:15)
- 中の人達はのちにワンピースでゼファーとドフラミンゴを演じてたな -- 名無しさん (2023-06-04 19:07:11)
- 秘密基地なのに遊園地として一般公開して良いのか…と思うけど、大体の人は湖の中に奇抜な城が建ってても「アトラクションだから」と言われたら納得するし理に適ってるのかな -- 名無しさん (2023-06-05 20:52:25)
- よく見るとちらほらサイボーグ0010オマージュ入ってるやつら -- 名無しさん (2023-10-30 19:18:02)
- ↑4 本気で言ってるとしたらしんちゃんより遥かにバカだよ。 -- 名無しさん (2023-10-30 20:27:58)
- こいつら大好き -- 名無しさん (2023-12-24 11:10:05)
- ふざけた容姿と言動に反して実力と侵略行為はガチなのが恐ろしい。野原一家の得意技のギャグ空間に引きずり込んで(+トッペマの献身)辛くも退けたが -- 名無しさん (2024-06-26 08:01:27)
- 荒らしが発生していたため報告ページへ通報しました -- 名無しさん (2024-06-27 09:57:53)
- 暗黒タマタマでも深夜起き抜けに連れ出されたひろしが名刺交換するシーンあるし、ひろしは私服でも常に名刺用意してるとしか… -- 名無しさん (2024-08-27 20:49:54)
- ババ抜き終わった時点でお互い1勝1敗なんだから3回勝負すれば良かったのに…まあ、徹夜明けテンションで誰もそんなこと浮かばなかったんだろうけど -- 名無しさん (2024-08-27 22:44:40)
- ログ化を提案します -- 名無しさん (2024-10-05 19:56:46)
- ダンス勝負+ババ抜き+おいかけっこから決着までがスゴい密度だった。 -- 名無しさん (2024-10-05 20:08:16)
- ジョーカーが命そのものなのは、カードに魂を移してて本体が幾ら攻撃されても死なないようにしてる…とかかな?ハリーポッターの分霊箱みたいな」 -- 名無しさん (2024-10-05 21:28:05)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2024-10-13 13:17:54
- 壁に挟まれてもアッサリ脱出、不死身か! -- (名無しさん) 2025-04-22 09:56:50
最終更新:2025年04月22日 10:28