アーサー・グッドマン

登録日:2009/05/31(日) 01:21:54
更新日:2025/07/05 Sat 05:30:19
所要時間:約 4 分で読めます





見ておれ、統一政府に仇なす者共よ……。

これからお前達が受けるのは、天からの雷…神の裁きだ……。





機動戦士ガンダム00』の登場人物。


【プロフィール】

CV:江川央生
性別:男
誕生日:8月13日
年齢:49歳
身長:176㎝
体重:108㎏
血液型:O型
所属:独立治安維持部隊アロウズ
階級:准将


【概要】

金髪の頭に突き出たお腹が特徴的な金髪豚野(ry中年男性。
一見するとメタボに思えるが、ノベライズ版によると「実際は贅肉ではなく鍛え上げられた筋肉である」との事。
……まあ地の文で「ともすれば肥満と間違われかねない」とも書かれていたが。

独立治安維持部隊アロウズの将校で、ホーマー・カタギリに次ぐ事実上のNo.2という地位にある。

名前こそ「良男(Good man)」だが、統一世界成就の為には大量破壊も虐殺も平然と遣って退ける等、実際は「悪男(Bad man)」である。
当然、反政府勢力「カタロン」や私設武装組織 ソレスタルビーイングとも敵対している。

アロウズの非人道的な作戦の殆どに関わっており、繰り返しになるが、「グッドマン」どころか寧ろ「バッドマン」と言った方が相応しい。

因みに、初登場は2ndシーズンからと思われがちだが、実は1stシーズン最終話エピローグの連邦政府樹立、及び地球連邦平和維持軍結成シーンにて、
セルゲイ・スミルノフカティ・マネキンパトリック・コーラサワー達と共に連邦正規軍の一員として敬礼するカットが確認出来る。


パング・ハーキュリーを始めとする一部の連邦正規軍将校が起こしたクーデターでは、
アフリカタワー内部に大勢の人質がいるにも拘らず、軌道エレベーターをメメントモリで破壊し、反乱分子を一掃させる命令を下した。

この時にメメントモリをトランザムライザーのライザーソードで攻撃され、その爆発に巻きこまれて死んだように見えたが、別にそんな事は無かった。

その後、ソレスタルビーイング殲滅作戦に於いて本格的に陣頭指揮を執った。
粒子ビームをほぼ無効化しつつGNフィールドの効力を低減する粒子攪乱剤を広域に散布する必殺の策を講じた。
自軍も攻防力が低下するものの、粒子ビーム兵器とGN粒子制御技術において一日の長があるソレスタルビーイングの持ち味を完全に封殺して、自軍は攪乱フィールドの影響を受けない実体弾を主体とした圧倒的物量で攻める戦法でコトを有利に進め、勝利は目前と言える段階まで至った。
しかし、策士策に溺れるといったところで、実はグッドマンの策はスメラギとカティに読み切られていた。
アロウズから離反したカティ率いる反乱軍が絶妙なタイミングで横槍を入れたことで、グッドマンの軍は総崩れ。
ソレスタルビーイングの長所を封じ込める為に自軍の戦闘力も低下する戦法を執った結果、脅威となり得ない筈の旧式機の戦闘力が相対的に大幅に増大しており、本来格下である筈の相手が繰り出す数の暴力でねじ伏せられる憂き目に遭う羽目に。
最期はトランザムライザーの砲撃に焼かれ、焼豚になるどころか、跡形も無く蒸発したのだった。
なおこの時、艦長席を離れて一人だけ逃げようとしていた。

小説版では味方の弾幕を猛スピードで突破してきた一機のGN-XⅢに2隻の巡航艦を護衛の4機のアヘッド諸共、赤子の手を捻るが如く瞬殺された事でパニックを起こしてしまったと描写されている。絶好調状態の不死身の男を敵に回すと、一段上程度の機体に乗ったそこそこの精鋭程度では手に負えないという恐ろしい事実を明示している。*1


2ndシーズンBlu-ray / DVD 最終巻の劇場版予告では、何と天国でパン屋を開いてマイスター達にパンをご馳走していた。
また、そこではアーバ・リントやホーマーも一緒に働いていた。






【グッドマンの呪い】

劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-』の製作現場にて起こった出来事。
ガデラーザのモニターの一部に変なものが映っているとの報告が上がり、
水島精二監督はプロデューサーの池谷浩臣氏に確認したが「いや、これでOKテイクだから」とスルーされた。
それでも気になった監督はテクニカルディレクターの宮原洋平氏にその拡大画面を写メで送信。すぐに確認すると電話で返答される。

そして問題のカットの素材をバラしていくと、そこには……


微笑むグッドマンの姿が!


どうやらサンプルとして適当に貼り付けた素材がそのまま残っていたのが原因らしい。いくら適当っつってももっと他にあったろ!?

修正は如何にか間に合い、グッドマンが銀幕に降り立つ悲劇は無事回避されたのだった。



スパロボシリーズでの活躍】

第2次スーパーロボット大戦Z』の再世篇でスパロボ初参戦。勿論敵で。

本編通り、ソレスタルビーイング殲滅の為に動いているが、
本編と違ってスパロボではマジンガーZだのグレンラガンだのダンクーガだのといったスーパーロボットがソレスタルビーイング側に付いている為、
ぶっちゃけ勝てる気がしなかった事だろう。

通常ルートを進めば本編通り、ソレスタルビーイングとの最終決戦の際に戦う事になるが、
ギアスifルートでは『ガンダムW』のホワイトファングに参加し、ゼクス達の前座として登場。もうこの時点で死亡フラグである。
一応前座の戦艦の中では体力は高いが、ただそれだけなので強くもない。
おまけにSRポイント条件が早解きタイプなので、周囲の僚艦と共にウイングガンダムゼロ等のMAP兵器でついでに落とされる事もある不憫さ。
グッドマンェ……

【演者について】

江川氏は機動戦士ガンダムAGEではデブシドーザナルド・ベイハート役で出演している。





ウィ、Wiki篭り…!

ダブルオーライザー、項目を…追記・修正する!!

うぅ…ッ!

な…何とかせんかぁあああああッッッ!!!!!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2025年07月05日 05:30

*1 尤もコーラサワーもOOライザーが合流した時に「遅いんだよ」と愚痴っており、流石に多勢に無勢の状況では多少なりとも危機感を持っていた様子。