チャーシュー

登録日:2012/01/23 Mon 00:25:49
更新日:2025/03/24 Mon 20:29:56
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チャーシュー、叉焼とは中華料理の一品。広東料理に分類される。


■概要
甘辛く味付けされた豚肉(ばら肉)をまるごと焼いた料理。かつてはさすまた(叉)でぶっ刺して焼いていたから叉焼と言う。

照りや風味を出すのに水飴や蜂蜜も使われる。これには保存食とするための意味合いもある。
本場・中国のチャーシューは日本のものより甘味が強いという。


■日本のチャーシュー

実は日本ではチャーシューを「焼いて」作るケースは少なく、殆どが「煮て」作る。特にラーメン店等ではその煮汁ごとスープに使えるので重宝されている。
中国にもこの技法は逆輸入され「日式叉焼」として伝わっている。

ちなみにフランス料理の「ポー・サレ」という塩漬け肉の技法がほぼ同じものである。
某ラーメン漫画のせいでググってももっぱらラーメンの話題がほとんどなのは内緒。


■食べ方・使われ方
中国でも日本でも惣菜や一品料理として食べられる事もあるが、その殆どはなんらかの調理材料とされる。

◆そのまま
カットしたらパクッ。アクセントに辛子をつけることもある。

◆ラーメン
ラーメン具材の主役の一つ。最初に食べる派か、最後までとっておく派か……あなたはどっち?
たっぷりのったチャーシュー麺はラーメン屋の高級品。ラーメンライスならばご飯を巻いて食べよう。

チャーハン
刻んだチャーシューを具材にすればそれだけで本格中華料理。
あるいはそのまま乗っけるヨロシ。

◆チャーシューまん
点心包子の具材に。
肉餡でなく刻んでトロミをつけたチャーシューを入れただけでいかにも中華料理っぽくなる。
トローリしたチャーシューの脂身と皮のコラボが魅力。

◆チャーシュー丼
日本生まれの丼ものキャベツがたっぷり添えられる事が多い。
ご飯とチャーシューはやはり名コンビ。

◆ネギチャーシュー
しらがねぎとチャーシューをあえるだけ。お酒にもご飯にもピッタリ。ラーメンのトッピングにもどうぞ。

まあ、
生ハムメロンは合っても、スイカチャーシューは合わない。素材的な意味だけどな。



追記・修正は、チャーシューを食べたらお願いします。

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最終更新:2025年03月24日 20:29