クリアウィング・ファスト・ドラゴン

登録日:2016/10/22 (土) 01:13:27
更新日:2021/12/04 Sat 20:20:07NEW!
所要時間:約 7 分で読めます





輝く翼

神速となり天地を照らせ!



現れろ!

シンクロ召喚!!



クリアウィング・ファスト・ドラゴン!




クリアウィング・ファスト・ドラゴンとは遊戯王ARC-V(漫画版)に登場したシンクロモンスター。
ファントムこと遊矢の中に宿る人格の一人、ユーゴのエースモンスターである。


●概要

上記の通り、漫画版ユーゴのエースモンスター。
ユートがアニメ同様にダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン(OCG効果)を使ったために初登場時には非常に驚かれた。

また漫画版5D's決闘竜同様にアニメのクリアウィング・シンクロ・ドラゴンの派生カードとも言えるカードである。
デザイン上最も大きな違いはこちらは緑を基調としたデザインだということだろうか。


初登場はスケール11「ライディングデュエル!」。
あることを調べるために遊矢の意識に侵入した存在「蓮」を追ってやってきたユーゴ、
蓮の誘いに乗り、彼とのライディングデュエルを行う。

ライディングデュエルの腕の差によってスタートにハンデがあったのにも関わらず自身に追い付いてきた蓮に焦ったユーゴが
SRドミノバタフライとSRパッシングライダーをシンクロ素材としてシンクロ召喚したのがこのカードである。

蓮はこのカードのことを知っており、効果が相手モンスターの効果を無効化して攻撃力を0にすることも理解していた。

ユーゴはアクションカードを使いクリアウィング・ファスト・ドラゴンで白闘気海豚を戦闘破壊したものの
返しのターンで蓮がシンクロ召喚した「白闘気白鯨」に戦闘破壊されてしまう。

力量差に勝てないかもしれないと感じるユーゴ…だがそんな彼の心にかつての遊矢の応援が響き、その応援にユーゴは再び闘志を燃やす。


俺は……


俺は遊矢を守り抜くって決めたんだ!!


ダイレクトアタックを永続トラップ『シンクロ・パニック』によってSRドミノバタフライとSRパッシングライダーを蘇生するユーゴ。
だが、この蘇生でこのターンは乗り切ったものの、このカードの発動によって3ターンの間のシンクロ召喚は行えなくなる。
さらに蓮はシンクロモンスター以外の攻撃は無効となる永続罠『シンクロ・ゾーン』を発動。

次の蓮のターンでダイレクトアタックが可能な『白鱓』を『白の救済』でサルベージできる以上、
ユーゴは次のターンでシンクロ召喚以外の方法でシンクロモンスターを場に出したうえで、
攻撃力2800の『白闘気白鯨』を乗り越え蓮のライフ1000を削りきらなければ敗北が確定してしまう状況となっていた。




やってやるさ!

俺には…遊矢と共に進化させたカードがある!!


そして遊矢の心の援護も受けて最後のアクションカードを手に入れたユーゴは魔法カード「ペンデュラム・シフト」を発動する。


【Pスケール:3】


俺はSR パッシングライダーをレフトゾーンにセッティング!

そしてSR ドミノバタフライをライトゾーンにセッティング!

【Pスケール:8】



魔法カード「ペンデュラム・シフト」の効果でペンデュラムゾーンに置かれるSRドミノバタフライとSRパッシングライダー。



この期に及んでペンデュラム召喚だと…

だがペンデュラムモンスターを召喚しようとシンクロモンスターでなければ意味はない!



それはどうかな!?

お前は俺のカードの秘密を見落としてるぜ!





神速の翼で過去と未来を貫け!


ペンデュラム召喚!!



クリアウィング・ファスト・ドラゴン!




バカな…クリアウィング・ファスト・ドラゴンは…シンクロ・ペンデュラムモンスターなのか!!



ユーゴが語ったクリアウィング・ファスト・ドラゴンの秘密……
それはこのカードがペンデュラムモンスターとしての側面を有する「シンクロ・ペンデュラムモンスター」である事であった。

シンクロとペンデュラム…二つの特性を持つこのカードだからこそ、
『シンクロ・パニック』と『シンクロ・ゾーン』を乗り越えて召喚・攻撃が可能となったのだ。
セリフと状況とテキストを参考にすれば、普通のシンクロだろうと死者蘇生でOKとか言っちゃあいけない

そして自身の効果によって『白闘気白鯨』の効果を無効化して攻撃力を0にする。

その時、蓮の罠カード『白の防衛線』で攻撃宣言前に守備表示にされるものの、
先ほど遊矢の心のアシストによって手に入れることに成功した2枚目の『フォローウィング』によって、
攻撃表示に戻素と同時に攻撃力を500上げ、『白闘気白鯨』を戦闘破壊してフィニッシャーとなった。


デュエル終了後、デュエルによって発生したアダムの因子による鼓動でとある遊矢の記憶が呼び覚まされそうになった際、
その記憶をユーゴはこのカードの攻撃で破壊させている。


上記の経緯から元々はペンデュラムの特性を持たない普通のシンクロモンスターであった事がうかがえるが現状は不明。
なお、攻撃名と効果名も同様に現在は不明である。

最初に書いてある通り漫画での遊矢シリーズ4人の中で、ユート1人だけエースの亜種無しの哀しみを背負っていた(ユーリのは未登場)。
一応、ユートが初デュエルした回は追われている身だったので(漫画基準で)本気を出していなかった可能性もあるため、
いつかユーリの融合ペンデュラムのスターヴ亜種と共にエクシーズペンデュラムのダリベ亜種も登場して欲しいものではあるが……。

その後無事赤馬零児戦にてダーク・アンセリオン・ドラゴン、スターヴ・ヴェネミー・ドラゴンが登場した。
亜種無しの危機に震えていたファンもこの平等さにまずはひと安心。
しかしダーク・リベリオン・〇〇・ドラゴン、スターヴ・ヴェノム・〇〇・ドラゴンというネーミングになるのではという予想を裏切りやや語呂が悪いとも。



OCG版



OCGにおけるテキスト

●OCG

シンクロ・ペンデュラム・効果モンスター
星7/風属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
【Pスケール:青4/赤4】
「クリアウィング・ファスト・ドラゴン」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):レベルの合計が7になるように、自分フィールドの表側表示の「スピードロイド」チューナー1体と
チューナー以外のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
チューナー+チューナー以外の風属性モンスター1体以上
「クリアウィング・ファスト・ドラゴン」の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):エクストラデッキから特殊召喚された相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、そのモンスターの攻撃力は0になり、効果は無効化される。この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを自分のPゾーンに置く。

OCGではこのカードが初登場した話が収録された漫画版ARC-V 2巻の同梱カードとしてOCG化。
クリアウィング・シンクロ・ドラゴンと比べると「チューナー以外の風属性モンスター1体以上」というシンクロ素材指定がある。

このカード自身をペンデュラムゾーンから特殊召喚するペンデュラム効果、
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター1体の攻撃力を0にし、効果を無効にする誘発即時効果、
破壊された場合にペンデュラムゾーンに移動する誘発効果の3つの効果を持つ。

漫画版ではペンデュラム効果が明かされていないので不明だが、(1)の効果は漫画版では対象に制限がなかったので弱体化している。
まあ、この攻撃力で相手ターンでも使用できる『霞鳥クラウソラス』クラスの効果を持っているのが憚れたのかもしれないが。
とはいえ、漫画版で対象となったモンスターはすべてエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターなので、再現されているとはいえる。

ペンデュラム効果はペンデュラムゾーンからの疑似的なシンクロ召喚を行う効果。
自身のモンスター効果でペンデュラムゾーンに置けるため、スピードロイドがあればすぐに場に特殊召喚ができる。

ただ置いたなら置いたで、同レベルシンクロに素材指定無しのオッドアイズ・メテオバースト・ドラゴンがいるため、
墓地に送る素材で代わりにメテオバースト・ドラゴンをシンクロ召喚し、その効果を使うことでクリアウィング・ファスト・ドラゴンを出せる。

通常のシンクロ召喚やペンデュラム召喚と明確に差別化できる点としてはこの特殊召喚はチェーンブロックを作る特殊召喚のため、
チェーンブロックを作らない特殊召喚を無効にする効果で特殊召喚を無効にできない点か。
もっともこちらはこちらでこの効果に「サイクロン」などをチェーン発動されてペンデュラムゾーンのこのカードを破壊されると不発になるのだが。

こちらの効果を生かすのであれば上記の点とエクストラ圧縮になる点を生かすことになるだろうか。

(2)のモンスター効果はオベリオン同様に破壊されたときに自身をペンデュラムゾーンに置くというもの。
とはいえペンデュラムスケールが使い難い4かつ上記のようにペンデュラム効果も無理に狙う効果でもないうえに、
オッドアイズ・リベリオン・ドラゴンやオッドアイズ・レイジング・ドラゴンなどと違いペンデュラム召喚サポートのための効果もない。
そのため上記のようにオッドアイズ・メテオバースト・ドラゴンを使う場合に発動することになるだろう。



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最終更新:2021年12月04日 20:20