スピードロイド(遊戯王OCG)

登録日:2015/10/31 (土) 16:14:45
更新日:2024/04/15 Mon 11:53:48
所要時間:約 16 分で読めます





スピードロイドとは遊戯王OCGに存在するカテゴリである。

アニメ遊戯王ARC-Vでは融合の手先ユーゴが使用している。融合じゃねぇ!ユーゴだ!

漫画版でもこのカテゴリなのだが、カードの特性が変化しており、ペンデュラムモンスターも登場した。
本項ではアニメに準じて「SR」として呼称する。


【概要】

S(スピード)R(ロイド)は全てのモンスターが風属性機械族で構成されている。
モンスターの名前や見た目のモチーフはベーゴマや竹とんぼなどの昔の玩具である。
そのせいか、近年のカテゴリでは珍しくサイコロを振る効果のカードが複数存在している。

EXデッキのモンスターはH(ハイ)S(スピード)R(ロイド)という名前になっているが、同じようにSRとして扱う。

初登場となったのは、ARC-Vが放送中の第9期
週刊少年ジャンプ(2015年3号)の付属カードであるシンクロモンスターの《HSR魔剣ダーマ》である。
最初はこのカードのみだったが、その後「ブースターSP-ハイスピード・ライダーズ-」にて多くのカードがOCG化された。

使い手であるユーゴはシンクロ次元での遊矢に当たるキャラクターであり、SRも当然S(シンクロ)召喚を得意とするテーマ。そこそこの展開力を持つ下級モンスターを並べてシンクロ召喚を行う。

サーチ、蘇生、特殊召喚効果、レベル変動などS召喚を行いやすい効果を持ったカードが揃っており、安定してS召喚を狙える。
「超熱血!デュエル塾」でユーゴ本人曰く、「その名の通り最速でシンクロ召喚を決められるんだ!」とのこと。

第11期に入って発売された「デュエリストパック-疾風のデュエリスト編-」では展開力・突破力に優れたシンクロやSR罠カードも登場した。

所属カードには「この効果を発動後、風属性モンスターしか特殊召喚できない」「この効果を発動後、自分は風属性以外のモンスターの効果を発動できない」という制約を持つものが多く、
必然的に使用するモンスターの多くが風属性で占められるのがカテゴリの特色と言える。

逆に言えば、風属性でさえあれば他のカテゴリ・テーマのカードを組み合わせやすいという利点でもあり、以降の風属性デッキの特色がシンクロ召喚に傾いた要因ともいえる。
(実際、特殊召喚できるSRや専用リンクモンスターはSRではなくフィールドの風属性モンスターを条件にしている)

よって、以下の風属性シンクロモンスターの存在を頭に入れておきたい。
尤も、召喚素材や効果が他所のテーマデッキ専用であり【SR】では使いようの無いカードを無理に採用する必要は無いのだが。
+ 2019年1月時点での風属性シンクロモンスター一覧
HSRやレベル7以下のモンスターなら、シンクロ召喚は比較的容易に行える。



•レベル9
浮鵺城
幻獣機ヤクルスラーン(素材縛り有り)
ミスト・ウォーム

•レベル8
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン(素材縛り有り)
スターダスト・ドラゴン
ドラグニティナイト-バルーチャ(素材縛り有り)
フルール・ド・シュヴァリエ(素材縛り有り)
レアル・ジェネクス・ヴィンディカイト(素材縛り有り)
HSRカイドレイク

•レベル7
WW-ウィンター・ベル
ウィンドファーム・ジェネクス(素材縛り有り)
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン
クリアウィング・ファスト・ドラゴン(素材縛り有り)
幻獣機コンコルーダ
ジャンク・バーサーカー(素材縛り有り)
ダイガスタ・イグルス(素材縛り有り)
翼の魔妖-天狗
DDD疾風王アレクサンダー(素材縛り有り)
ドラグニティナイト-トライデント(素材縛り有り)
霞の谷の雷神鬼(素材縛り有り)

•レベル6
オリエント・ドラゴン
サイコ・デビル(素材縛り有り)
スターダスト・アサルト・ウォリアー
スターダスト・チャージ・ウォリアー
スプレンディッド・ローズ
ターボ・ウォリアー(素材縛り有り)
ダイガスタ・スフィアード(素材縛り有り)
ドラグニティナイト-ヴァジュランダ(素材縛り有り)
ドラグニティナイト-ガジャルグ(素材縛り有り)
ドラグニティナイト-ゲイボルグ(素材縛り有り)
ドラグニティナイト-ハールーン(素材縛り有り)
HSR魔剣ダーマ

•レベル5
ジャンク・スピーダー
旋風のボルテクス(素材縛り有り)
ダイガスタ・ガルドス(素材縛り有り)
HSRチャンバライダー
HSRマッハゴー・イータ

•レベル4
古神ハストール
ダイガスタ・ファルコス(素材縛り有り)
HSR快刀乱破ズール

•レベル3
霞鳥クラウソラス
武力の軍奏


なお、機械族で名前がスピード「 ロイド 」なのでロイドサポートを受ける事ができる。
しかし《ミキサーロイド》の効果に代表されるように、スピードロイドとのコンボを避けるためにか一部のロイドがサポートを受けられないという事態に…

欠点は、メインデッキのモンスターはステータスが軒並み低く、EXデッキからの特殊召喚を封じられると途端に苦戦を強いられること。

また、S召喚を行うデッキの共通の悩みとして、EXデッキがカツカツであり採用するモンスターの取捨選択が迫られる。


S(スピード)R(ロイド)モンスター


下級モンスター

  • S(スピード)R(ロイド)ベイゴマックス
効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻1200/守 600
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「SRベイゴマックス」以外の「スピードロイド」モンスター1体を手札に加える。


《フォトン・スラッシャー》のように自身を特殊召喚でき、召喚・特殊召喚時にSRモンスターをサーチできる超高性能なベーゴマ。

召喚権を使わずに自身を場に出せ、さらに特定のカードをサーチできるという初動としては文句のない性能を誇る。普通に召喚したり、他のカードで特殊召喚することでも発動できるため、場に出すだけでアドを稼げる。

【HERO】でいうところの《E・HERO エアーマン》が《ヒーローアライブ》の効果を内蔵していると考えるととんでもない。

後述の《SRタケトンボーグ》をサーチし、そのまま《SR赤目のダイス》をリクルートすれば簡単にレベル2~7までのS召喚が可能。エースモンスターの《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》も召喚権なしで出せてしまう。

その性能から「ハイスピード・ライダーズ」のトップレアとなり、しばらくの間は高値を維持していた。

だが、問題となったのは他のデッキへの出張であった
先ほどの《SRタケトンボーグ》はこいつと同じレベル3であり、ランク3のエクシーズ召喚も狙うことができた。
これが祟り【彼岸】や【幻影騎士団】などの、ランク3デッキにおいてS召喚そっちのけで活用されてしまったのである。やがて《M.X-セイバー・インヴォーカー》を利用する十二獣の台頭を経てとうとう2017/1/1付けで制限カードに指定された。
18/07/01で準制限に緩和されるが懲りずにまた出張で暴れ、19/04/01で制限に逆戻り。以降はその場所から動かずにいる。

本家SR使いは主軸となるカードを規制され涙目となったが、こいつをサーチできるリンクモンスターの《HSR-GOMガン》、待望のSRサーチカードの《SRスクラッチ》などが登場し、1枚制限をものともせず相変わらず使われている。

召喚権を使わず出せるということは、別のモンスターに召喚権を回せるということなので、こいつを起点に高レベルのSモンスターを何体も並べられる。

余談だが、本家本元が環境で暴れたわけでもないのにパワーカードを規制されたSテーマには「BF」がある。《BF-朧影のゴウフウ》と《BF-隠れ蓑のスチーム》がともに禁止カードになったあちらに比べれば、制限カードで済んだこちらはまだマシかもしれない。


  • S(スピード)R(ロイド)タケトンボーグ
効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻 600/守1200
自分は「SRタケトンボーグ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):自分フィールドに風属性モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードをリリースして発動できる。
デッキから「スピードロイド」チューナー1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。

ロイドでボーグといってもではない。

自身をリリースし、SRチューナーをリクルートできる竹トンボ。
味方の風属性がいれば、自身を特殊召喚召喚できるので簡単にフィールドに出せる。
《SRベイゴマックス》がその性能をいかんなく発揮できたのはこのモンスターの存在が大きい。

【SR】では、自力では特殊召喚できない《SR赤目のダイス》《SR電々大公》《SR吹持童子》を引っ張り出すために重宝される。

(2)のリクルート効果を使うと、そのターン中は風属性モンスターしか特殊召喚できなくなるので注意。
また、このモンスターの特殊召喚制限は(1)の効果のみではない点も注意が必要。
代わりに(2)の効果自体には回数制限がない。


  • S(スピード)R(ロイド)赤目のダイス
チューナー・効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻 100/守 100
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、「SR赤目のダイス」以外の自分フィールドの「スピードロイド」モンスター1体を対象とし、1~6までの任意のレベルを宣言して発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで宣言したレベルになる。

6面ダイスのチューナー。他のSRのレベルを変動させる効果を持っている。
つまり、このモンスターと他のSR1体でレベル2~7のSモンスターをS召喚できる。

さらに《HSRコルク-10》の登場後は、こいつと適当なSRの2体で様々なSモンスターにアクセスできるようになった。

自力では特殊召喚できないので、《SRタケトンボーグ》や《SR電々大公》の力を借りよう。


  • S(スピード)R(ロイド)ダブルヨーヨー
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1400/守1400
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル3以下の「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

超電磁ヨーヨー×2。召喚時にレベル3以下のSRを蘇生できる。
ジャンク・シンクロン》らと似ているが、蘇生したSRの効果は無効にならないのが特徴。
チューナーの《SR赤目のダイス》をつり上げてS召喚したり、《SRベイゴマックス》をつり上げてサーチしたりできる。
シンプルながら優秀な効果を持ったカードである。

特殊召喚時には効果を使えない点も、《HSR-GOMガン》のおかげであまり気にならない。


  • S(スピード)R(ロイド)オハジキッド
効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻1000/守 200
(1):このカードが召喚に成功した時、自分または相手の墓地のチューナー1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚し、そのモンスターとこのカードのみを素材として風属性のSモンスター1体をS召喚する。

チューナーを蘇生しそのままS召喚へと繋げる効果を持つ。
おはじきを指で飛ばしてくるガンマン風のモンスター。(どことなくクイック・シンクロンに似てる。)
蘇生するチューナーの縛りが無く相手のモンスターも使えるが、蘇生してからS召喚までが一連の流れなので赤目のダイスの効果を発動する事はできない。
基本的には、似た効果を持っておりS召喚先に縛りの無いヨーヨーの方が良いだろう。


  • S(スピード)R(ロイド)三つ目のダイス
チューナー・効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻 300/守1500
(1):相手ターンに墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする。

ネクロ・ガードナー効果のチューナー。こちらは4面ダイス。
赤目のダイスとは違い幅広くS召喚できるような効果は無いが、赤目とはレベルが違うため、
赤目の効果が使えない状況で別のレベルのSモンスターをS召喚する事ができる。


  • S(スピード)R(ロイド)シェイブー・メラン
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻2000/守 0
(1):このカードは召喚したターンには攻撃できない。
(2):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを守備表示にし、対象のモンスターの攻撃力はターン終了時まで800ダウンする。

ブーメラン。
レベル4で攻撃力2000はかなり高い…が、召喚したターンは攻撃できない。
(2)の効果を発動しても、高い攻撃力が無駄になる。
他のSRモンスターとは違い展開に関係する効果を持っていないため扱いづらい。
攻撃力を活かすならアニメのようにダイクロイックミラー!をしよう。


  • S(スピード)R(ロイド)メンコート
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻 100/守2000
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から攻撃表示で特殊召喚し、相手フィールドの表側表示モンスターを全て守備表示にする。

フェーダーのような効果のメンコ。
モンスターゾーンをガラ空きにされても、このカードや三つ目のダイスの効果で生き永らえる事ができる。
汎用と言えなくもないのでランク4デッキなどに入れてみても良いかもしれない。


  • S(スピード)R(ロイド)電々大公(でんでんたいこう)
チューナー・効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻1000/守1000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の手札・墓地から「SR電々大公」以外の「スピードロイド」チューナー1体を選んで特殊召喚する。

レベル3チューナー。でんでん太鼓。
レベルは《SR三つ目のダイス》と同じだが、自身を墓地から除外する事で、手札か墓地のSRチューナーを特殊召喚できる。
《SR赤目のダイス》をフィールドに出すのが主な仕事となるだろう。
墓地に送られたターン中からすぐに効果を使えるのはありがたい。

この効果を最大限に活かすには、墓地を積極的に肥やすといいだろう。
召喚時に好きなSRをデッキから落とせる《SRマジックハウンド》とは相性がいい。

もしくは《SRタケトンボーグ》でリクルートして素材として墓地に送りたい。


  • S(スピード)R(ロイド)パチンゴーカート
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1800/守1000
(1):1ターンに1度、手札から機械族モンスター1体を捨て、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。

手札の機械族を捨ててモンスターを除去する事ができる。
なんか昔にも同じ種族、レベルで同じような効果のモンスターがいた気がするが、きっと気のせい…だと思いたい。
シュレツダー「まるで意味がわからんぞ!」
パチンコ(飛び道具の方)+ゴーカート。おもちゃモチーフなので、ミニ四駆のイメージもあるかもしれない。


  • S(スピード)R(ロイド)OMK(オーエムケー)ガム
チューナー・効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻 0/守 800
(1):自分・相手のバトルフェイズに自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードの効果でこのカードが特殊召喚に成功したバトルフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドの風属性モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送り、そのカードが「スピードロイド」モンスターだった場合、このカードをS素材としたSモンスターの攻撃力は1000アップする。

ダイスじゃないチューナーその2。おまけガム。
ダメージをトリガーに特殊召喚され、そのまんま風属性を素材としたシンクロが行える。


  • S(スピード)R(ロイド)バンブー・ホース
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1100/守1100
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札からレベル4以下の「スピードロイド」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから風属性モンスター1体を墓地へ送る。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

スピードロイド版ゴブリンドバーグ。目つきがウマタケっぽい竹馬。
SRチューナーは自身の展開効果が受動的であるため、この効果で引っ張り出したいところ。
もう一つの効果は風属性版おろかな埋葬。三つ目のダイスを用意したり、電々大公で釣り上げたりと使い道は色々。
手札消費は荒いものの場や墓地にスピードロイドを引っ張り出せる。


  • S(スピード)R(ロイド)アクマグネ
チューナー・効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻 0/守 0
「SRアクマグネ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはこのカードの効果によるS召喚でしかS素材にできない。
(1):このカードが自分メインフェイズに召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードのみを素材として風属性Sモンスター1体をS召喚する。

磁石のアクマ。ダイスじゃないチューナーその3。
相手のモンスターを引っ張り込んでシンクロ出来るが、チューナーなのにこれ以外の方法ではシンクロ素材に出来ず、エクシーズやリンクモンスターも対象に出来ない。
加えてシンクロ召喚を行う効果なので素材縛りを無視できない。相手のモンスターとの相性が悪い時は、壊獣で耐性持ちを踏み潰してその壊獣を素材とするのがベター。


  • S(スピード)R(ロイド)カールターボ
チューナー・効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻 800/守1200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに風属性モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性以外のモンスターの効果を発動できない。
(2):自分の墓地からこのカードと「スピードロイド」モンスター1体を除外して発動できる。
自分フィールドの全ての風属性モンスターの攻撃力はターン終了時まで800アップする。

カルタの意匠を模したターボチャージャー(過給機)。
《SRタケトンボーグ》と同じ条件で手札から特殊召喚できるレベル3チューナー。
そのままS召喚してよし、《HSR-GOMガン》の素材にしてよしの便利なカードである。

デメリットは風属性以外のモンスター効果を発動できなくなるというもの。《増殖するG》対策の《灰流うらら》などが使えなくなる点は、一応留意されたし。

墓地効果の全体強化もなかなか強力であり、あと一押しが欲しい場面で役に立つ。
《SRビーダマシーン》でサーチして《HSRチャンバライダー》をS召喚すれば、2回の攻撃で6200ものLPを削れる。

Vジャンプの定期購読特典だったため一時期価格が暴騰していたが、「疾風のデュエリスト編」にてノーマルで再録されたため入手難易度は大幅に下がった。


  • S(スピード)R(ロイド)ブロックンロール
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1000/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードをS素材としたSモンスターの元々のレベルを持つ
「SRトークン」(機械族・風・攻/守0)1体を自分フィールドに特殊召喚する。

S素材になったときにそのSモンスターと同レベルのトークンを出す。
他に制約は存在しないので汎用パーツとして使うこともできる…かもしれない。
出したトークンはリンク素材にするもよし、更なるS召喚に繋げるもよし。


  • S(スピード)R(ロイド)吹持童子(ふきもどうじ)
チューナー・効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1000/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このカード以外の自分フィールドの風属性モンスターの数だけ自分のデッキの上からカードをめくり、
その中から1枚を選んで手札に加え、残りのカードを好きな順番でデッキの一番下に戻す。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドのレベル3以上の風属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを2つ下げる。

電電大公みたいな名前とビジュアルをしたチューナー。
(1)の効果はめくったカードの中から1枚を手札に加える効果。風属性を複数並べることはこのデッキではかなり簡単なので、上手くやれば結構な量をめくることが可能。
(2)のレベル調整効果も便利。特に低レベルの《HSRコルク-10》のS召喚のアシストに使ってやろう。
名前の由来は恐らく吹き戻し笛。吹くとピロピロするアレである。イラストでも右手に持っている。


  • S(スピード)R(ロイド)マジックハウンド
効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻 800/守 800
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「スピードロイド」カード1枚を墓地へ送る。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻し、そのモンスターとはカード名が異なり、
レベルが同じ「スピードロイド」Sモンスター1体を効果を無効にしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

SR版《終末の騎士》ともいうべき、マジックハンドの犬。
(1)の効果は《SR電電大公》や《SRデュプリゲート》を落とせるシンプルながら便利な効果。
特に《SRデュプリゲート》を落とせばそのまま《HSR-GOMガン》に繋げられる。
同じ方法でレベル3シンクロの《HSRコルク-10》もシンクロできるが、《SRデュプリゲート》は罠なので蘇生効果を使用できない点には注意。

(2)は、墓地に落ちた自身を除外し、他のSRをデッキに戻すことで同じレベルのHSRを効果無効で特殊召喚する効果。墓地のSRを参照する都合上、レベル2~5くらいしか出せないのでS素材を供給する効果として考えるのがいい。
墓地に送られた際に、除外したこいつをそのまま回収できる《HSRチャンバライダー》とは特に相性がいい。
また、この(2)は墓地に送られたターン中には発動できないので注意。


上級モンスター

  • S(スピード)R(ロイド)5(ファイブ)6(シックス)プレーン
効果モンスター
星5/風属性/機械族/攻1800/守 0
「SR56プレーン」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで600ダウンする。

ゴム飛行機。
自身の特殊召喚効果と、召喚時に攻撃力を下げる効果を持つ。


最上級モンスター

  • S(スピード)R(ロイド)ビードロ・ドクロ
効果モンスター
星7/風属性/機械族/攻 0/守3000
「SRビードロ・ドクロ」の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のスタンバイフェイズに、エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードは通常召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない。
(3):このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
(4):自分フィールドに「スピードロイド」モンスター以外の表側表示モンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。

ハーモニカにしか見えないビードロ。
昨今の環境ならば帝でもない限りエクストラデッキから出てきたモンスターがいない、ということはまずないので、特殊召喚自体は容易。
ただしスピードロイド以外がいると自壊してしまう。
攻撃力0のデメリットも反射効果が補っているが、1ターン1度なので複数いても自爆特攻は1回が限度。


ペンデュラムモンスター

  • S(スピード)R(ロイド)ドミノバタフライ
ペンデュラム・チューナー・効果モンスター
星2/風属性/機械族/攻 100/守 300
【Pスケール:青8/赤8】
「SRドミノバタフライ」の(2)のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は風属性モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2):手札から風属性モンスター1体を捨て、除外されている自分の風属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
【モンスター効果】
このカードをS素材とする場合、ドラゴン族・機械族の風属性モンスターのS召喚にしか使用できない。
エクストラデッキから特殊召喚したこのカードは、S召喚に使用された場合に除外される。

漫画版出身のペンデュラムSR。翅がドミノになった蝶…蝶?
除外された三つ目のダイスやバンブー・ホースをペンデュラム効果で回収できるのが大きい。
スピードロイドはペンデュラム召喚への依存性が低いため、効果目当てに投入するのもよいだろう。
最大の長所はスピードロイド唯一のレベル2チューナーであることだがペンデュラムカードであることがデメリットとして働き再利用がしづらい。


  • S(スピード)R(ロイド)パッシング・ライダー
ペンデュラム・効果モンスター
星5/風属性/機械族/攻2200/守2000
【Pスケール:青3/赤3】
(1):1ターンに1度、手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「スピードロイド」チューナー1体を墓地へ送って発動できる。
ターン終了時まで、墓地へ送ったそのモンスターの元々のレベル分だけこのカードのPスケールを上げる、または下げる(最小1まで)。
【モンスター効果】
「SRパッシングライダー」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):お互いのフィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードがアドバンス召喚に成功した時、自分の墓地のレベル4以下の「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は他の「スピードロイド」モンスターを攻撃対象に選択できない。

自身を特殊召喚できる、身代わりグライダー。アドバンス召喚が条件だが下級SRの蘇生もできる。
パイロットの部分が結構格好いい。
しかし重要なカードがレベル3以下に集中しているスピードロイドの為にPスケールを変えるには手札・ボートアドバンテージを失うことになるので、ペンデュラム効果は使いづらい。


  • S(スピード)R(ロイド)ビーダマシーン
ペンデュラム・効果モンスター
星2/風属性/機械族/攻 200/守 100
【Pスケール:青1/赤1】
(1):1ターンに1度、自分の守備表示モンスターが攻撃対象に選択された時に発動できる。
そのモンスターを表側攻撃表示にする。
このターン、そのモンスターは戦闘では破壊されない。
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「スピードロイド」モンスター1体を手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。

漫画版出身のペンデュラムモンスター。
《SRベイゴマックス》の調整版というべき効果で、召喚でないとサーチはできない。

召喚権を消費するが、やはり好きなSRをサーチできるのは便利。このカード1枚からレベル2~7までのS召喚が可能。エラッタでもされない限り釈放が絶望的なベイゴマックスの保険としてそれなりに採用されている。

発動後に風属性モンスターしか特殊召喚できない縛りが付くが、【SR】なら特に気にならない。

Pモンスターゆえに《HSRコルク-10》の素材にしても、このカードはEXデッキに行ってしまうため蘇生できない点には注意。


  • S(スピード)R(ロイド)ヘキサソーサー
ペンデュラム・効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻 100/守1600
【Pスケール:青6/赤6】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
風属性Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをEXデッキに戻す。
【モンスター効果】
(1):このカードの戦闘で発生する戦闘ダメージはお互いのプレイヤーが受ける。
(2):このカードの戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは半分になる。
(3):このカードがPゾーンで破壊された場合に発動できる。
自分のEXデッキから表側表示の「スピードロイド」Pモンスター1体を特殊召喚する。

ビーダマシーンと同じパックに収録されたフリスビー。
GOMガンで除外したSモンスターを戻せるが、正直言ってアドバンテージを稼げていないので微妙極まりない。
GOMガンとの連携を意識してデザインされているが、どちらかというとエンタメイトとの相性が良い。
カテゴリに属しているにも関わらず肝心のスピードロイドとは絶妙にミスマッチ。


H(ハイ)S(スピード)R(ロイド)

シンクロモンスター



十文字の姿もつ魔剣よ。 その力ですべての敵を切り裂け!
シンクロ召喚! 現れろ レベル6! H(ハイ)S(スピード)R(ロイド)魔剣ダーマ!

  • H(ハイ)S(スピード)R(ロイド)魔剣ダーマ
シンクロ・効果モンスター
星6/風属性/機械族/攻2200/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「HSR魔剣ダーマ」の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2):自分の墓地の機械族モンスター1体を除外して発動できる。
相手に500ダメージを与える。
(3):このカードが墓地に存在し、自分フィールドにカードが存在しない場合、自分メインフェイズに発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は通常召喚できない。

守備表示モンスターへの貫通効果と墓地の機械族を除外しバーンをする効果、自己蘇生をする効果を持っている。
(2)の効果のダメージは墓地アドを失う割にはショボすぎる…が除外する事を活かせるようにすると良いだろう。
(3)の効果の発動後は通常召喚できなくなるが、アドを失わずに自己蘇生できる。
さらなるS召喚に繋げたりしてみるのも良いだろう。

口上の通り、シルエットが独特なけん玉ナイト。



シンクロ召喚! その躍動感溢れる、剣劇の魂。
出でよ、レベル5! H(ハイ)S(スピード)R(ロイド)チャンバライダー!

  • H(ハイ)S(スピード)R(ロイド)チャンバライダー
シンクロ・効果モンスター
星5/風属性/機械族/攻2000/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分は「HSRチャンバライダー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(2):このカードが戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。
このカードの攻撃力は200アップする。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、除外されている自分の「スピードロイド」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

レベル5のチャンバラ刀のロケットに乗った騎士。
ガガガザムライ》や《機甲忍者ブレード・ハート》の如く、2回攻撃できる。

戦闘の度に攻撃力が200上がり、直接攻撃すればライフをごっそり削れる。
総攻撃力は4600となるので、相手のLPがそれ以下なら勝利となる。

攻撃力の上昇は永続なので、ターンを経過しても消滅しない。2回攻撃して相手にターンを回しても攻撃力は2600のままである。

その優秀な性能から汎用Sモンスターと言えるだろう。
同じレベルのSモンスターには戦闘時に効果を発動する《A・O・J カタストル》や戦闘に関する効果を持つ《幻層の守護者アルマデス》といったアタッカーがいるが、
このカードはライフ削りに長けているという事で差別化できる。

除外されているSRを回収する効果も優秀である。
《SR電々大公》《SRマジックハウンド》や、《HSR-GOMガン》で除外されたカードを再利用したい。

アニメではデュエルチェイサー227戦で初登場。
ゴヨウされてしまうが、《ダイスロール・バトル》の効果で強制戦闘させ、効果も強制である点を利用してダイクロイックミラー。
ユーゴのテクニカルな戦術がかいま見える一戦となった。
アニメ版の攻撃力上昇は100。




双翼抱くきらめくボディー、その翼で天空に跳ね上がれ!
シンクロ召喚! 現れろ! レベル5! H(ハイ)S(スピード)R(ロイド)マッハゴー・イータ!

  • H(ハイ)S(スピード)R(ロイド)マッハゴー・イータ
シンクロ・効果モンスター
星5/風属性/機械族/攻2000/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードの(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。
フィールドの全ての表側表示モンスターのレベルはターン終了時まで1つ上がる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「スピードロイド」チューナーが存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。

《HSRチャンバライダー》と同じくレベル5の羽子板。
(1)は、自身をリリースすることでフィールドのモンスターすべてのレベルを1上げるというもの。
自分のS召喚に幅を持たせてくれるが、融通がきかないのでやや使いづらい。レベルの調整には《赤目のダイス》を使う方がいいだろう。

主に相手の妨害に使うべき効果といえる。特にエクシーズデッキには有効である。

Sモンスター1体のリリースはややもったいないが、(2)の効果で自己蘇生できるのでその点についてはあまり気にならない。

(2)の効果は《HSR魔剣ダーマ》のように自己蘇生する効果。
あちらより条件が緩いため発動しやすい。1ターンに1回だが、《ゾンビキャリア》などと違ってフィールドを離れても除外されないため、毎ターン発動できる。

適当なレベル3チューナーと組み合わせれば《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を簡単にS召喚できる。というか、何らかの方法で除外されないかぎり毎ターン『クリスタルウィング』がS召喚される悪夢のような状態となる。

《HSRコルク-10》で蘇生した《SR赤目のダイス》で《HSR快刀乱破ズール》を出せば合計レベルが12のSモンスターが3体揃うので《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》を出すことも容易い。

ただし、相手も当然対策しようとするので《墓穴の指名者》などには気を付けたい。

アニメ版は「リリースすることで」「相手モンスターに“レベルが変動した場合にレベルが1上がる強制効果”を与える」という珍しい効果で、
【魔界劇団】モンスターのレベルを5に引き上げたところで発動し、“効果を与え”、ダイクロイックミラーの発動範囲と条件を無理矢理揃える役目を負った。




幾千の顔を持つ迷宮の影よ、その鋭き刃で混沌の闇を切り裂け!
シンクロ召喚! レベル4! 快刀乱破ズール!

  • H(ハイ)S(スピード)R(ロイド)快刀乱破(かいとうらっぱ)ズール
シンクロ・効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1300/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードが特殊召喚されたモンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージステップ終了時まで倍になる。
(2):S召喚したこのカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、「HSR快刀乱破ズール」以外の自分の墓地の「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

素の攻撃力は低いが、特殊召喚したモンスターと戦闘を行う時に攻撃力が倍になる。
あのシンクロデッキの天敵、オピオンを真正面から倒す事ができる。
2600はその他の一般的なランク4よりも上であり、返しに向いている。
ただ、通常召喚したモンスターとの戦闘時は低い攻撃力をさらけ出してしまう。
だが低い攻撃力により戦闘破壊を誘いやすいため、(2)の効果も発動しやすい。
分かりづらい名前だが、身体の模様と形状から、パズルとラッパがモチーフか。「怪盗」と「乱破」(≒忍者)も掛かっている可能性も。


  • H(ハイ)S(スピード)R(ロイド)カイドレイク
シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/機械族/攻3000/守2800
機械族・風属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する。
●相手フィールドの全ての表側表示のカードの効果を無効にする。
(2):このカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「スピードロイド」モンスター1体を手札に加える。

Vジャンプの投票企画でカード化されたSRの切札。HEROに打ち勝ち、満を持して登場した。

《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》を思わせるドラゴンの姿をした、タコ型モンスター。
ことわっておくが「凧」である。空に上がる方である。姿からして恐らく正確なモチーフは連凧。

Vジャンプの付録カードであり、アンケートで決まった「スピードロイドに属する、勝負を決める大型モンスター」として登場。過去の事例が事例だけに戦々恐々だった決闘者たちだが、フタを開けてみればアオリ文句+1の性能であった。

その効果はS召喚時のブラック・ローズ・ドラゴン》効果orヌメロン・フォース効果
耐性のないモンスターならまとめて吹き飛ばし、耐性を持つモンスターも対象を取らずに効果を無効にすることができる。ひとたびS召喚できれば劣勢を巻き返してくれるだろう。

相手によって墓地に送られた場合のサーチ効果もありがたい。
《SRダブルヨーヨー》で再展開したり、《SRメンコート》でダイレクトアタックを喰い止めたりできる。

チューナーの方には縛りこそあるが、スピードロイドチューナーなら全て条件を満たすほか、《武力の軍奏》や音響戦士チューナー、《幻獣機オライオン》など汎用性の高い連中がいるため、シンクロデッキへの出張も検討できる。
《リサイコロ》辺りと合わせて相手のターンにシンクロ召喚するのも手。

最大の難点はレベル8であることか。強力な効果ゆえか《SR赤目のダイス》を使うだけではS召喚できないため、他のカードも組み合わせる必要がある。【SR】では《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》とは同じ方法で出せるので、状況に合わせて使い分けるといいだろう。


  • H(ハイ)S(スピード)R(ロイド)コルク-10(ジュウ)
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻 500/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「スピードロイド」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
●このカードが「スピードロイド」モンスターのみを素材としてS召喚していた場合、そのS召喚に使用したS素材モンスター一組が全て自分の墓地に揃っていれば、その一組を特殊召喚する。

待望のシンクロチューナー。レベル3のコルク銃。
S召喚時に、SR魔法・罠をサーチするか、使用したS素材一組をそのまま蘇生できる。

特に蘇生効果は実質素材がタダになるという非常に強力な効果。
さらに、蘇生したSRは効果が無効にならない
《SR赤目のダイス》と適当なSRでこいつをS召喚してからそいつらを蘇生、そのまま《SR赤目のダイス》の効果を再び使用するというコンボで様々なSモンスターを呼べる。

定番の《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》をはじめ、同じ「疾風のデュエリスト編」で登場した《クリスタルクリアウィング・シンクロ・ドラゴン》《HSR/CWライダー》ついでに《フルール・ド・バロネスも簡単に出すことができる。
完全にデザイナーズコンボだろう。


  • H(ハイ)S(スピード)R(ロイド)C(クリア)W(ウィング)ライダー
シンクロ・効果モンスター
星11/風属性/機械族/攻3500/守2000
風属性チューナー+チューナー以外の風属性Sモンスター1体
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
サイコロを1回振る。
出た目の数まで自分の墓地の風属性モンスターを選んでデッキに戻す。
その後、戻した数まで相手フィールドのカードを選んで破壊できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、この効果で破壊した数×500アップする。
(2):相手メインフェイズに、S召喚したこのカードをリリースして発動できる。
EXデッキからレベル7の風属性Sモンスターを2体まで特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。

加速する風に乗って迎えたSR最後の切り札。
まさかのD・ホイールになった《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》……ではなく《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》のデザインを取り入れたバイクのラジコン。R/Cはラジコン。

いかにも切り札な見た目と召喚条件に違わず、ダイクロイックミラーを意識したパンプつきの除去、自身をコストにしてのレベル7風属性シンクロの展開とかなり豪快な能力を持つ。

打点も3500と十分に高い……というか、SRと《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》一族の中では1番デカい
パック表紙のカッコいいドラゴンよりもキャラが乗っているバイクの方が強いとは誰が想像できるだろうか……

特に(2)の効果はクリアウィング軍団を複数同時展開できるというファン歓喜の胸熱盤面を作ることができ、ファンカードとしても非常に高い完成度を誇る。
しかも墓地に赤目のダイスさえいればダブルヨーヨー1体から降臨する

赤目が墓地にいる状態でダブルヨーヨー召喚、効果で赤目を蘇生
→赤目効果でダブルヨーヨーのレベルを2に変更、そのまま1+2でコルク10をS召喚
→コルク10の効果でダブルヨーヨーと赤目を蘇生、赤目の効果でコルク10のレベルを6に変更
→赤目とヨーヨーで適当なレベル5の風シンクロをS召喚
→そのSモンスターとレベル6のコルク10でCWライダー降臨

ね、簡単でしょ?
なお、こいつの効果でファストドラゴンを呼んだ場合、例のタクシーと同じ道理でP効果などによる使い回しはできなくなるので注意しよう。


リンクモンスター

  • H(ハイ)S(スピード)R(ロイド)GOM(ゴーオーエム)ガン
リンク・効果モンスター
リンク2/風属性/機械族/攻1000
【リンクマーカー:左下/右下】
風属性モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
風属性モンスター1体を召喚する。
この効果を発動したターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):EXデッキから風属性Sモンスター1体を除外して発動できる。
レベルの合計が除外したモンスターと同じになるように、デッキからカード名が異なる「スピードロイド」モンスター2体を相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
その1枚を自分の手札に加え、残りを墓地へ送る。

待望のカテゴリリンク。ゴム鉄砲。
風シンクロしかできなくなるという縛りはあれど、手札の風属性を「召喚」できるという類を見ない効果を持つ。
ビーダマシーンなどの召喚時効果のトリガーを引くのに役立つ。
こいつ自身を出すならおなじみベイゴマトンボでOKだが、ベイゴマは2019/4/1で制限に逆戻りしているのでビーダマシーンも併用したいところ。
もう一つの効果はEXデッキの風シンクロをコストとしてのスピードロイドサーチ&墓地肥やし。除外したシンクロはヘキサソーサーで戻せばよい。


【番外編】

シンクロ・ペンデュラム・効果モンスター
星7/風属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
【Pスケール:青4/赤4】
「クリアウィング・ファスト・ドラゴン」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):レベルの合計が7になるように、自分フィールドの表側表示の「スピードロイド」チューナー1体と
チューナー以外のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
チューナー+チューナー以外の風属性モンスター1体以上
「クリアウィング・ファスト・ドラゴン」の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):エクストラデッキから特殊召喚された相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、そのモンスターの攻撃力は0になり、効果は無効化される。この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを自分のPゾーンに置く。

スピードロイドをコストにペンデュラムゾーンから飛び出す効果を持つ。デッキそのものの相性も悪くなく、カイドレイクが出しやすくなる。


魔法

スピードリバース
通常魔法
(1):自分の墓地の「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

蘇生効果、追加のサルベージ効果共に優秀であり、【SR】の必須カードともいえる1枚。
地味ながら名称ターン1の制限がないため手札にダブっても事故を起こしにくい。

ダイスロール・バトル
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に
自分の墓地の「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターと手札の「スピードロイド」チューナー1体を除外し、
その2体の元々のレベルの合計と同じレベルを持つ
Sモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。
(2):相手バトルステップに墓地のこのカードを除外し、
自分及び相手フィールドの表側攻撃表示のSモンスターを1体ずつ対象として発動できる。
その相手の表側攻撃表示モンスターは
その自分のモンスターへ攻撃し、ダメージ計算を行う。

かなりテクニカルな効果である。
手札のチューナーを除外しなければならないのが辛い。
(2)の効果は相手がSモンスターを使わなければ発動できない。

ヒドゥン・ショット
通常魔法
(1):自分の墓地の「スピードロイド」モンスターを2体まで除外し、
除外した数だけフィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

1:2交換ができるカード。
ただし墓地肥やしにそこまで長けていないスピードロイドで重要な墓地アドを失うためそこを意識しなければならない。

ハイ・スピード・リレベル
通常魔法
(1):自分の墓地の「スピードロイド」モンスター1体を除外し、
自分フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで、
除外したモンスターと同じレベルになり、
攻撃力は除外したモンスターのレベル×500アップする。

レベルと攻撃力を変動させる。
直接はアドが取れないためこの効果を活かせるような戦術を立てたい。
余談だがアニメとは効果が変更されたためイラストがあまり関係なくなってしまった。

リサイコロ
通常罠
(1):自分の墓地の「スピードロイド」チューナー1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚し、サイコロを1回振る。
その特殊召喚したモンスターはターン終了時まで出た目と同じレベルになる。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドの「スピードロイド」チューナーを含むモンスターを素材として、
風属性Sモンスター1体をS召喚する。

相手ターンでもシンクロ召喚を行う事ができる。
ただ、蘇生させたチューナーのレベルはランダムになるため、狙ったモンスターをS召喚するのは難しい。

スピードリフト
速攻魔法
(1):自分フィールドのモンスターがチューナー1体のみの場合に発動できる。
デッキからレベル4以下の「スピードロイド」モンスター1体を特殊召喚する。
そのモンスターの特殊召喚成功時には、お互いに魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。

緩い条件でSRをリクルートしてくる。
効果の発動封じはベイゴマックスによるサーチを行わせないためのデメリットのようだが、チェーン2以降に発動すればアクマグネによるゴヨウシンクロは可能。

S(スピード)R(ロイド)デュプリゲート
通常罠
このカード名の(2)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):自分の墓地から風属性モンスター1体を除外し、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分メインフェイズに自分フィールドの「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを1つ下げ、このカードは通常モンスター(機械族・チューナー・風・星1・攻/守0)となり、
モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。

墓地の風属性をコストにバウンスを行う罠。
また《レベル・スティーラー》のごとく、自分のSRのレベルを1下げて墓地からチューナーとして出てくる効果も持つ。

どちらも汎用性が高く優秀な効果であり、特に注目すべきは(2)の効果。
デュエル中に1度しか使えないものの、この手の効果にありがちな「墓地へ送られたターンには使用できない」という制約が存在しない。

《SRマジックハウンド》や《おろかな副葬》からそのまま使用でき、特殊召喚の制約も発生しないため、S召喚にもリンクにも使える。


S(スピード)R(ロイド)ルーレット
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
サイコロを1回振る。
レベルの合計が出た目と同じになるように
手札・デッキから「スピードロイド」モンスターを2体まで効果を無効にして特殊召喚する。
特殊召喚できなかった場合、自分は出た目の数×500LPを失う。

手札1枚をコストにサイコロの出目によってデッキからスピードロイドを展開する。
最悪1が出ても《ワン・フォー・ワン》と同じノリで使える上に、上振れすれば様々なモンスターにアクセスできる。

3以上が出れば墓地効果を持つ《SR電々大公》をリクルートできるので強力。

出したモンスターは効果が無効化されるのでさっさと素材にしてしまおう。
レベルに関係なく風属性2体でリンク召喚できる《HSR-GOMガン》に使うとよい。

シンクロやリンクはもちろん、6が出ればランク3エクシーズにも繋げられる。


S(スピード)R(ロイド)スクラッチ
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札から「スピードロイド」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから「スピードロイド」モンスター1体を手札に加える。

SRサーチカード。手札1枚をコストにベイゴマックスなどを手札に呼び込める。
枚数的にはアド損だが、手札で腐った電電大公やデュプリゲートなどを墓地に送ってやればむしろアドを稼げる。

【原作・アニメオリジナルカード】

スピードロー
通常魔法
(1):自分フィールドにカードが存在しない場合に発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。
その後、手札から「SR」モンスターを1体を墓地へ送る。
手札に「SR」モンスターが無い場合、手札を全てデッキに戻す。


スピードターン
通常罠
(1):自分フィールドに「SR」モンスターが存在する場合、
フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターは表側守備表示になり、その守備力は500ダウンする。

SRシュリケーンハリケーン
永続罠
①:1ターンに1度、自分にダメージを与える効果が発動した場合にこの効果を発動できる。
その効果で発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。
②:1ターンに1度、フィールドのモンスターの攻撃力が変化した場合にこの効果を発動できる。
その変化した数値分のダメージを相手に与える。
③:自分フィールドに「SR」モンスターが存在しない場合にこのカードは破壊される。


【相性の良いカード】

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン
ARC-Vでのユーゴの切札。
効果モンスターへのカウンター効果を2種類持ち、これらの効果で破壊したモンスターの攻撃力分、自身の打点を上げられる。
刺さる相手には強く出られ、かなりのプレッシャーをかけられる。

そもそも「SR」というテーマ自体がこの《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》を効率よく運用するためのテーマである。
進化系の《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》や《クリスタルクリアウィング・シンクロ・ドラゴン》も出しやすい。


ウィンドペガサス@イグニスター
「@イグニスター」に属するレベル7の風属性Sモンスター。
自分のメインフェイズに自分の「@イグニスター」の数まで相手の魔法・罠を割れる。
また、自身がフィールド・墓地に存在する間、自分のカードが戦闘・効果で破壊された場合、自身を除外することで相手フィールドのカード1枚を対象にとってデッキバウンスできる。

風属性縛りでも問題なくS召喚でき、1枚バック除去ができる。
またS素材として消費して墓地に待機させておけば、相手の反撃に際してデッキバウンスで対抗できる。

《HSR/CWライダー》の素材になり、そちらの効果で出すこともできるので相性は良好。


コズミック・ブレイザー・ドラゴン
5D'sにて、歴史が改変される前の世界に存在していたSモンスター。
デルタアクセルシンクロによってS召喚されるレベル12の風属性ドラゴン族である。

自身をそのターン中のエンドフェイズまで除外することで、魔法・罠・モンスター効果のカウンター、召喚・特殊召喚の無効、《攻撃の無力化》のいずれかを撃つことができる。
攻守4000という高いステータスも併せてひとたびS召喚すればフィールドを制圧できる。

素材は3体以上かつすべてSモンスター出なければならないが、Sモンスターの展開に長けた【SR】ならば無理なく出せる。
レベル3のSチューナーである《HSRコルク-10》、自己蘇生できる《HSRマッハゴー・イータ》に、レベル4の《HSR快刀乱破ズール》を合わせてレベル12にするのが一般的。


フルール・ド・バロネス
SRが強化された「デュエリストパック-疾風のデュエリスト編-」の新規である風属性Sモンスター。
1ターンに1度、フィールドのカードを対象に破壊でき、フィールドに表側表示で存在する限り1度だけ魔法・罠・モンスター効果をカウンターできる。

さらに、お互いのスタンバイフェイズ時に自身をEXデッキに戻し、墓地からレベル9以下のモンスターを蘇生できる。カウンター効果は1発限りだが、簡単に出し直せるので問題ない。

これだけの効果が詰め込まれていながら、なんと素材に制約のないレベル10汎用シンクロなので【SR】でも無理なく運用できる。魔法・罠には対処できない《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》および《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》の穴を埋めることができ、さらに破壊されたそれらを蘇生させることもできる。

出しやすさでも強さでもパッケージに描かれた《クリスタルクリアウィング・シンクロ・ドラゴン》が涙目になりそうな罪作りなモンスターである。


音響戦士
同じシンクロテーマであり属性、種族も共通しているため相性が良く、展開力を高められる。


幻獣機アウローラドン+幻獣機オライオン
SRと同じ風属性・機械族テーマである「幻獣機」の出張セット。
《HSR-GOMガン》の召喚効果を使わなければ《幻獣機アウローラドン》を出せ、《幻獣機トークン》を複数体出しながらレベル2チューナーである《幻獣機オライオン》をリクルートできる。

手軽に展開力を増強し、Sモンスターを大量展開できるようになる。
その気になれば《SRベイゴマックス》1枚から《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》を出すことも可能。


WW
アニメARC-Vでユーゴの幼馴染であるリンが使用するテーマで、SRとの相性はバツグン。
あちらの高い展開力でHSRやシンクロドラゴンを更に安定して呼べるようになる。
お互いにシンクロ特化の風属性であるため、特殊召喚縛りのデメリットも気にならない。

アニメで接点がありながらもシナジーは皆無なこいつらとは正反対である。


ガスタの神裔 ピリカ
召喚・特殊召喚時に風属性チューナーを効果を無効にして蘇生できる。
デメリットも《SRタケトンボーグ》や《HSRマッハゴー・イータ》と被っているので気にならない。

サイキック族なので《緊急テレポート》でリクルートできる。
《SR赤目のダイス》を蘇生すればレベル4風シンクロ、《SR三つ目のダイス》を蘇生すればレベル6風シンクロやランク3風エクシーズに繋げられる。


電脳堺姫-娘々
「電脳堺」に属する風属性のレベル3。
レベル3モンスターの召喚・特殊召喚に反応し、墓地から自己蘇生して自身をチューナー扱いにできる。

この効果を使うと墓地に送られる代わりに除外されるが、そうすると今度は除外されたカード1枚をデッキに戻すことができる。《HSR-GOMガン》の効果で除外されたモンスターを再利用するのに役立つだろう。

サイキック族なので上の《ガスタの神裔 ピリカ》と《緊急テレポート》を共有できるため、ピン挿ししておくといい働きをしてくれるだろう。


虚空海竜リヴァイエール
除外された下級モンスターを特殊召喚。
ベイゴマックスやタケトンボーグの効果や上記の音響戦士やピリカとの併用でも出しやすく、
除外された三つ目のダイスや電々大公等を帰還させて更なるシンクロに繋げられる。
ただ、リヴァイエール自身はシンクロ素材に出来ないので注意が必要。


●急き兎馬、ハーピィズペット竜-セイント・ファイアー・ギガ
緩い条件で特殊召喚できる風属性


●ロイドサポート
前述の通りロイドの名を冠するため、サポートを共有できる。
極めて優秀なサルベージ効果の「エクスプレスロイド」や特殊条件下の攻撃反応で2ドローの「スーパーチャージ」辺りは無理なく組み込み易い。
墓地融合カードの死魂融合を忍ばせておけば極戦機王ヴァルバロイドも出せる。フィニッシャーにどうぞ。
融合召喚!レベル12!極戦機王ヴァルバロイド!!だから融合じゃねえって言ってんだろ!




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最終更新:2024年04月15日 11:53