ウルトラマン妹

登録日:2012/05/05(土) 17:47:26
更新日:2021/10/14 Thu 22:33:24
所要時間:約 5 分で読めます






お兄ちゃん! 私、ウルトラマンになっちゃった!






「ウルトラマン妹」とは、スマッシュ文庫刊のライトノベルである。
ちなみに「妹」は「シスターズ」と読む。

著者:小林雄次
イラスト:水瀬凜
監修:円谷プロダクション


【あらすじ】

月島翔太とその妹あかりは、天文台からの帰り道に謎の発光体を目撃する。
発光体が激突した天文台は怪獣と化し、二人に襲いかかった。

兄妹が危機に瀕した時、ピンク色の光が飛来する。
その光の正体は、M78星雲・光の国からやってきたウルトラ戦士・ジャンヌだった。
そしてジャンヌは、あかりの命を救うために彼女と一体化するのであった。



【概要】
円谷プロダクションの許諾を得て出版された、ウルトラシリーズを題材としたライトノベル作品。
著者の小林雄次氏は『ウルトラマンマックス』『ウルトラマンメビウス』などの脚本も手がけており、
後に『ウルトラマンギンガS』のシリーズ構成を担当している。

既存のウルトラシリーズ作品とは異なる独自の世界観で構成されており、
ウルトラマンや怪獣が地球に現れなくなって久しく、その記憶も人々の中から失われつつある」という設定。
作中ではゾフィーを始めとするウルトラ兄弟や、ゼロベリアル、ベス、マックスなどの光の国系統のウルトラマンの存在が語られている。


【登場人物】

ジャンヌ
光の国からやってきたピンクの女ウルトラ戦士。身長は約30mぐらい。
年齢は5000歳で、地球人で言うと中学生くらいの年頃である
アムール曰く、「ゆとり」。

宇宙警備隊の訓練学校の訓練生見習いだが、
怪獣との戦いで命を落とした兄の「地球で人類のために戦いたい」という意思を継いで、無断で地球に来てしまった。
しかも他のウルトラマンたちと同じく光速を超えて地球に来たが、それにすべての力を使ってしまい帰る事も出来ない。
能力は極めて低く、光線技や超能力の類はほとんど使えない。
最初は本来の大きさに戻る事すら出来ず、等身大にしかなれなかった。

最初は月島翔太と合体しようとしていたが、翔太が男だと気づくとあかりの体を借りることにした。
男とは合体できないらしい。

◇主な能力

  • ウルトラ水流
初代ウルトラマンと同様の能力。

  • ジャンヌスラッシュ
ウルトラセブンアイスラッガーにあたる技。ジャンヌの体の一部。
しかし本人はうまく扱えないどころか、練習していたら紛失したことがある
ピザ屋のスクーターの後部のボックスに刺さり、オモチャと勘違いされて捨てられたり、
子供達のオモチャにされたりと色々不遇のブーメラン。
ジャンヌ曰くこれが無いと恰好悪い頭で永遠に過ごす事になるため、それだけは嫌らしい。

  • スパークリングアロー
ゾフィーが貸してくれた弓矢状の武器。光の矢を放ち、泡状の光で敵を包んで攻撃する。
その威力は使い手の能力に比例するらしく、ジャンヌにとっては宝の持ち腐れである。
安全装置があるので最初にそれを解除しないと使えない。

●月島あかり
ジャンヌと一体化した宇宙オタクの女子中学生。
事故で両親を亡くし兄の翔太と2人暮らし。
兄の就職活動に同伴するなど行き過ぎた兄妹愛の持ち主であるが、兄妹間の禁断の恋愛的な方面には発展しない。

あかりの意思とジャンヌの意思は別個に存在しており、会話も可能。
右手中指のリング「ジャンヌ・スパーク」を用いて変身する。一度変身するとその後12時間は変身不能になってしまう。
変身前の状態でも身体能力と体の強度が飛躍的に上昇しており、エネルギーを放出して身を守ることも可能。
ジャンヌと一体化したことによりあかりの食事量は増大し、月島家の財政を圧迫している。
変身前にもかかわらず胸にカラータイマーがある。

本人はウルトラマンになったと豪語するが、その度に翔太から女の子だから『マン』じゃないだろうと突っ込まれている。

●アムール
ジャンヌが来る半年ほど前に地球に派遣された地球警備担当のウルトラ戦士。ゾフィーの妹分(直属の部下)。
戦闘能力は高く、スペシウム光線のような技も使用できる。
光の国では訓練学校の教官で、ジャンヌは教え子にあたる。肩にはゾフィーのものと似たスターシンボルが備わっている。

●如月ユキ
アムールの地球での姿。
ジャンヌのような一心同体型ではなく、セブンやメビウスのように地球人の姿に擬態している。
地球では開業医を営む傍らBureau of Ultra Repose Keeping(ウルトラ平和防衛局)、略して「BURK」の隊員としても活躍している。

接吻をすることにより唇から脳と神経に働きかけ、相手の記憶を消すことができる。

当初はジャンヌを光の国へ帰らせるつもりだったが、ジャンヌとあかりの抵抗にあって諦め、ジャンヌに訓練を施す。

ゾフィー
誰もが知ってる宇宙警備隊の隊長。
地球に数回しか訪れたことのない伝説のウルトラマン。
後進の指導に忙しいらしく、ジャンヌにエネルギーとアイテムを授けてさっさと帰ってしまった。
アムールに若い子に甘いと文句を言われた。

●月島翔太
あかりの兄で、無職の冴えない青年。
妹の父代わりになるべく必死だが中々結果が伴わないようである。あかり曰く「星にたとえるなら、七等星みたいな男」。
しかし、なぜか彼の周りにばかり怪獣が現れ始めたため、BURKから警戒の目で見られるようになる。

名前は大怪獣バトルで怪獣使いレイを演じた南翔太氏からとられた。

●橘美弥
翔太の幼馴染で、現在はBURK隊員。しかし、実は……。
どっかで聞いたような名前だけど、気のせいである。にしししし!


【敵】

●宇宙原生生命体グランボン
有機物や無機物に取り付いて怪獣化させる不定形生物。天文台に取り付いてタコのような怪獣になり、
あかりを逆さ吊りにしてパンツを晒した。
宇宙アメーバとも呼ばれるが80先生が戦ったアメーザとは関係ない。

●擬態魔人カンパネラ星人
爬虫類のような姿の宇宙人。
あかりの担任教師黒田早苗に擬態してジャンヌ・スパークを奪おうとした。

●暗黒機獣ゴーシュドン
ポラノ星人に送り込まれたロボット怪獣。
翔太の夢に登場した。

●超科学怪人ポラノ星人
翔太の夢に登場した侵略者。

●岩石怪鳥ジョバンドン
鋭い嘴と悪魔のような翼を持つ怪獣。背中の瘤が弱点。

高次元生命体イーハトン星人
多くの星々を滅ぼしてきたが、ウルトラ戦士とは一度も戦ったことがないという未知の侵略者。
生物の負の欲望を具現化させて文明を破壊する。
ヤンデレ


宮沢賢治……。


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最終更新:2021年10月14日 22:33