マタ・ハリ(Fate)

登録日:2017/10/25 (水) 15:08:33
更新日:2024/04/08 Mon 09:49:28
所要時間:約 14 分で読めます







ほら、膝を貸してあげるわ。

さあ、あなたの話を――聞かせて、ね?




Fate/Grand Order』に登場するサーヴァント
クラスはアサシン。レアリティは☆1(C)。

ILLUST:こやまひろかず
CV:種田梨沙

身長:165㎝
体重:49kg
出典:史実
地域:フランス~ドイツ
属性:混沌・中庸


◆概要




宝具

〇『陽の眼を持つ女(マタ・ハリ)
ランク:A 種別:対軍宝具
レンジ:1 最大捕捉:100人


あら、私の出番?

結び、開き、私という女に溺れて頂戴!


マタ・ハリ。
マレー語で「陽の目」という意を持つ、自らの名を冠し伝説を具現化させた洗脳宝具。
妖艶な舞踊により、相手の思考回路を強制的に麻痺させる。一般人、マスターはもちろんのことサーヴァントも性別問わず宝具の対象となる。
精神耐性スキル所有、あるいは狂化したサーヴァントでもない限り、容易には逃れられない。
判定に失敗した者はマタ・ハリの操り人形と化し、朝陽が昇るまでその効果は続く。更に宝具の使用形跡も残らないため、次回以降も繰り返し使用可能。
一度でも判定に失敗した場合、次回の判定にはハンデを負う。


ゲーム中ではArts属性の全体妨害宝具。
エネミー全体に魅了、攻撃力ダウン、防御力ダウンのデバフを高確率で発生させる。
特に魅了は自他のスキルが付与する通常の魅了と違い、性別・種族を問わずほぼ全ての相手が効果範囲。
完全な弱体耐性バフ、高い精神耐性スキルなどの対策も無しに、その誘惑から逃れるのは不可能である。



◇真名:マタ・ハリ

第一次世界大戦において活躍した女スパイの代名詞的存在。かつスパイの中では最も奇異な人物。
俗に言う「ファム・ファタール(男にとっての運命の女、または男を破滅させる悪女)」の有名な例としても挙げられる。
本業はストリップダンサーであり、位の高い男性とベッドを共にする高級娼婦でもあった。
なおマタ・ハリという名は踊り子としての芸名であり、生前の本名は「マルガレータ・ヘールトロイダ・ツェレ」



一家の四人兄弟の長女として生まれたマタ・ハリは、人生のスタートにおいてどうにもならないところで躓いていた。

父は経営していた会社を倒産させ、浮気を繰り返し、心労で病んだ母はマタ・ハリが十四歳の頃に死別してしまう。
一家がバラバラになった後、後見人に引き取られた彼女は幼稚園の教諭になるべく勉強したのだが、
マタ・ハリを気に入った学舎の学長が露骨に干渉し始めたため、これを気に食わないと感じた後見人によって追放された。
めげずに生きる彼女はようやく運命の男性と巡り会えたかに思われたが、得た結婚生活すらも夫の暴力、酒、浮気で失敗。
悉く、マタ・ハリの人生は男に恵まれなかったのである。

その後、パリに移り住むと、ジャワ島の踊り巫女ないし王女という触れ込みで、ダンサー「マタ・ハリ」としてデビュー。
男達の身勝手な欲望のせいで人生を台無しにされた彼女にとって、男達を翻弄するスパイ活動は恐ろしいほど性に合っていた。
政治家、高級士官、更にはフランス、ドイツ軍の数えきれないほど多くの将校とベッドインし、巧みに彼らの持つ情報を引き出し続けた彼女は国際的な陰謀の道具ともなった。

しかし1917年、フランスで遂に彼女は二重スパイの罪で逮捕。
有罪判決が下され、同年10月15日にパリ東部・ヴァンセンヌ城のサンラザール刑務所で銃殺刑に処された。
青春時代を波乱のスタートで旅立ち、数多くの男達を翻弄した女スパイの生涯はここに幕を下ろしたのである。






…とは書いたものの。





実は、史実においてマタ・ハリが本格的なスパイ活動を行っていたという証拠は全く存在していない。

娼婦として数多くの将校らと一夜を共にしたのは事実である。
しかし、よく考えてみて欲しい。
軍のお偉方とて所詮は男。だが、一介の娼婦にベッドの上で易々と重大な機密情報を漏らすものだろうか?
仮に引き出せたとしても、それは他人に口を滑らせても良い、重要度の低い内容が殆どであろう。

そんな訳で、実際のマタ・ハリは諜報員としてはフランス・ドイツ軍双方にとって極めて低級レベルであった
では、大したスパイでもない彼女が何故逮捕されるに至ったのか?


フランス軍のスケープゴートに仕立て上げられたからである。


第一次世界大戦中、ロベール・ニヴェル将軍が「え? ウチなら48時間で戦争勝っちゃいますけど?(意訳)」などと豪語して攻勢をかけた結果、これが見事に大失敗。
軍の士気はガタガタに低下し、以降は抗命事件や軍規違反が多発するなど悲惨な有様であった。

戦況は悪化している。士気は回復しないし、作戦も失敗続き。
現状が続けばまずいということで、フランス軍は自国、敵国の将校を相手取っていたマタ・ハリに注目。
ドイツ軍の通信から解読した暗号で二重スパイが発覚したのと、これまでのスパイ活動で双方の軍に死者を出した、というでっち上げの罪状で逮捕、有罪判決を下す。
軍は今までの拙い作戦で生じた軍事的失敗を全て、彼女一人に押し付けることで責任転嫁と清算を図ったのだ。


かくして、男達を翻弄したマタ・ハリはフランス軍の権力に翻弄され、その生涯を儚く散らしたのである……


裁判と処刑時の逸話にも事欠かない。
よく知られたエピソードが、彼女の支援者から「妊娠していると申告すれば処刑は免れる」と勧められたがこれをマタ・ハリは拒否した、というもの。
処刑の前には兵士達にキスを投げたとか、ロングコートをはだけて全裸で銃殺されたとか、
美貌に惑わされるのを防ぐため銃殺隊が目隠しをしながら撃った、なんてものまである。それが本当ならどうやって狙撃できたんだよ。
正直、この辺もどれが本当の話なのかはよく分かっていない。
スパイ活動が謎に包まれていたように、彼女の最期もまた謎に包まれているのだ。

その他、青年が賄賂を送って銃に空砲を詰めるよう図った筈が結局実弾が込められていた、という話もある。
が、実際はありえないとされており、プッチーニのオペラ『トスカ』からヒントを得た作り話とみるのが一般的。

なお、マタ・ハリは当時からその存在が広く知られており、
ある女性*1が軍からスパイ工作の依頼を受けた際、『マタ・ハリみたいなことね』と返したという記録もある*2


◇人物像

Fateでは非常にグラマラスな肢体と整った顔立ちを持つ美女として描かれている。
胸元などは惜しげもなく晒し、脚のスリットも際どい、なんとも目のやり場に困る扇情的な踊り子の衣装を纏っており、貞操観念が強い人が見れば絶句してしまうほどの色気を放っている。
もちろん現実の本人と比べて二次元らしく誇張されてはいる……が、現実の方もなかなか魅惑的な女性である。写真も現存しているので気になったら検索してみよう。

Fate初の娼婦のアダルトな英霊。20世紀に生きていた英霊も李書文に続く2例目で、登場時点では(一部の反則(エミヤ)を除くと)最も生まれの遅い英霊だった
第一次世界大戦絡みのサーヴァントを期待していた、戦史に詳しいマスターの方々も「まさかこの人を出すか……」と驚いたのではなかろうか。
どうしてアサシンのクラスに振り分けられたのか疑問を禁じ得ないが、やはりスパイとしての活躍の方が(真偽に関わらず)世界に知れ渡っているからだろうか。

性格は明るく朗らか、それでいて人懐っこく、母性的。
しかし同時にしたたかな女性でもあり、ただ色っぽいだけの女性ではない。
生前が娼婦だけあって男性の扱いは慣れたもので、お触りも気にしないし、年齢関係なく相手が異性であればまるで自分の子供にするような態度で接する。
嗜好を見抜いた上で合わせてくれるため、たとえ相手の趣味が幼児プレイだろうが「坊や。いい子でちゅね~」と躊躇うどころかノリノリで興じる。
マスターにも最初から好意的に接し、甘やかしてくれる。ダメマスター製造機

嫌いなものは「権力を盾にする人間」を挙げている。
生前、権力に翻弄されて悲劇の死を遂げた彼女にしてみれば忌み嫌うのも当然の話である。


上述したように実際のスパイ活動の根拠は乏しいが、Fate世界では濡れ衣の件を含めて事実として扱われている様子。
伝説が独り歩きしている部分もあってか、戦闘に関わるステータスが低い代わりに「諜報」スキルはA++とかなりの高ランク。宝具もA+と、情報収集面では紛れもないエキスパート。
その美貌と話術を駆使し、どんな男でも巧みに取り入り、たちまち魅了して己の虜にしてしまう。
一般市民でも問題なく取り入るが、特に一国の王など人の上に立っているようなタイプの男性がマタ・ハリにとっては非常にやりやすい相手らしく、
曰く「王様なんて、私の経験から考えると一番楽よ。だって王様って国の一番なんでしょう? だから、世界で一番癒しを欲しがるのよ」との事。
自身の宝具も相まって、いかな男でも彼女の前では口を開かざるを得ない。


聖杯への願いは「愛する人と幸せな家庭を築くこと」
なんとも慎ましやかな願いだが、理不尽な人生のスタートを切り、男達を手玉に取っても財を得ても本当の愛は得られなかった生涯を考えると切ない。
だが、英霊としての彼女は非常に能力が低く(後述)、自身もそれを自覚しているため、実現には程遠いことも理解している。
マスターと絆を深めた時の「小指と小指が、一番気持ちいいのよね」という、生前多くの男性とベッドを共にしたとは思えないピュアな言葉も、
絆レベルを深めた後の台詞=彼女の本音に近い言葉と仮定し、彼女の生涯と聖杯への願いを前提に考えると、なんとも考えさせられる言葉である。



◇シナリオでの活躍

第1部のメインシナリオには登場せず、代わりにイベントでの登場機会が多い。
ハロウィンイベントの第一部(2015)では門番として立ちはだかり、きよひーの目の前でストリップダンスを披露して「はしたない」と赤面させた。
その第二部(2016)では冒険者の集う酒場で働いており、イベント礼装「マタ・ハリの酒場」としてもメインで描かれている。
ちなみに礼装の説明文によれば黒髭は出禁になったとの事。あんた、酒場で何をやらかしたんだ……
(同イベのチャレンジクエストで「ハーレムっていいよね」の名前で出て来た辺り、どんな迷惑行為をやらかしたのか何となく想像がつく)

『ぐだぐだ本能寺』では衆合地獄のボスとして登場。
エネミー名は「公序良俗の境界」。やだ、なんか意味深……
しかしこのイベントでは、多くのマスター達が彼女の本当の脅威を知るハメになった(後述)。


終局特異点では、主人公を阻む廃棄孔アンドロマリウスに対し、駆け付けた他のイベントサーヴァント達と共に登場。
風魔小太郎ら前線で苦戦するサーヴァントを鼓舞して支えた。

2017年のイベント『オール・ザ・ステイツメン!~マンガで分かる合衆国開拓史~』では、名も無きマスターが召喚した別のマタ・ハリが敵として登場。
謎の怪しいクラブのオーナーを務め、バニヤンを生み出した人物の情報を求めて訪れた主人公達と敵対。
敗北後は、少女らしからぬ巨体のバニヤンに対しても怯えることなく慰め、主人公達を送り出して消滅した。


そして、第1.5部の最終シナリオ『異端なるセイレム』では遂にメインサーヴァントの一人として大抜擢を遂げた。
特異点の結界内に存在するセイレム村で素性を怪しまれないようにするため、主人公率いる劇団の一座に役者という形で選ばれ、最後のレイシフトへ向かうことに。
現地では結界の影響で強制的な受肉状態と化し、他のメンバー共々弱体化の憂き目に遭うものの、獣に襲われていた村の少女アビゲイル・ウィリアムズを助けて以来交流を重ねる。
その後もお得意の情報収集に走ったり、劇では砂漠の女王を熱演したりといった活躍を見せていく。



◇ゲームでの性能

主にフレンドポイント(FP)消費のガチャから手に入る、レア度★1の恒常アサシン。
以前は堂々と真ん中に配置された色気満点のお姉さんというガチャ画面もあって、一目で「ああ、この人か」とすぐに分かるようになっていた。
FGO4周年記念でフレポ排出の新規サーヴァント7騎が実装されてからは一新され、真ん中のポジションを同じ★1アサシンのシャルロット・コルデーに取って代わられ、(ファム・ファタールの代名詞としても★2バーサーカーのサロメと代わる形で)ガチャ画面からは消えてしまった。

コマンドカード構成はBuster1枚、Arts1枚、Quick3枚とクラスに見合った典型的な配分。
攻撃は魔力の塊を放つという、アマデウスなど他の同モーション持ちと同じ汎用アクション。ヒット数が最低値でスター稼ぎは厳しい反面、NP効率が高くゲージが溜めやすい*3
折角ダンサーなのでいつかモーション改修を期待したい。


彼女はサーヴァントとして非常にクセが強い。
何しろアサシンはおろか、全サーヴァントでも珍しいことにクラススキルを一切持たないのである。
近代英霊であることも重なり、幸運と宝具以外のステータスが軒並み下の下。
そのため、ただでさえクラスの隠し補正で与ダメージが低下するアサシンの中でも特に攻撃性が低い。


攻撃性の低さと引き換えに、スキルと宝具は妨害に長けている。
「フェロモン」の防御力ダウンは性別に関係なく判定が行われるため、純粋なデバフスキルとしても有効に使える。
宝具に至っては魅了が性別・種族関係なく刺さる上、刺さらなかったとしても攻撃力ダウンでこちらの被ダメージを軽減できる。
恒常★1なので宝具レベルを上げやすいのも利点。

更に、強化クエストをクリアすると第3スキル「ダブルクロス」が追加。
「敵単体に1ターンのスキル封印状態付与&3ターンの防御力ダウン」と強力な効果を持っており、完全無効化する相手でもない限りあらゆる局面で役立つ。
無論、「フェロモン」と宝具の効果と重複させれば、敵はもう骨抜き。
妨害役として高い汎用性のデバフで、戦場を思うままに引っ掻き回してやろう。

スター発生率を上げる「諜報」はハッキリ言って死にスキル...だったが強化クエスト2のクリアで「味方全体のスター発生率を最大100%アップ(3T)&クリティカル威力を最大50%アップ(3T)*4」に変貌し、サポートとしても動けるようになった。

またメインシナリオ序盤では、第1章にライダークラスのワイバーンが多く出現するため、アサ次郎ともども手早く対抗要員を揃えたい時にはオススメ。



ただ、やはりステータスの低さが最大のネックとなるため、前線で使い続けるというのは難しい。
似た効果の宝具を持ち、なおかつスキル構成上盾役にもなれて★4故の高ステータスを誇るシュヴァリエ・デオンという目の上のたんこぶがいるのも悩みの種。
あちらとは守り特化、妨害特化という方向性で住み分けは出来ているものの、礼装での補強はまず必須となる。
一応聖杯転臨や★3英霊結晶(HP)の使用をマックスまで行うと耐久面の問題は解決するが、英霊結晶はともかく聖杯を彼女一人にそこまで費やすのは躊躇するかもしれない。
(★1サーヴァントが聖杯転臨でレベル100に達するまでの必要数は10個。第1部の全特異点クリア+何かしらのイベントクリアでようやく、といった所)
本気で運用するには、正しくマスターの愛が試されるのである。


相性が良いのは、同じ防御力ダウンのデバフ持ちサーヴァント達になる。
畳みかけるように重複させれば豆腐並の薄っぺらい守りにまで落とすことも夢ではなく、後に続く攻撃役への良い繋ぎとなる。
デバフの確実性を高めるために、弱体耐性ダウンを与えられる風魔小太郎と組ませるのも面白い。



◇余談

  • 基礎能力こそ低いマタ・ハリだが、反面、敵に回った場合は物凄く厄介。
    エネミーとして登場するサーヴァントはスキルの使用制限に縛りが無いため、前述の「フェロモン」を低くない頻度でばらまき続け、こちらの男性サーヴァントを使い物にならなくしてくる。
    宝具に至っては言わずもがな。しかもアサシンクラスなのでチャージゲージも3と短い。
    『ぐだぐだ本能寺』で登場した時には、「まあボスエネミーでも★1だしな……」となめてかかったマスター達の男性サーヴァントPTをお色気地獄に叩き落とし、真綿で首を絞めるが如くじわじわと攻め立てて大苦戦に陥らせた。

  • ファム・ファタールの代名詞とも言えるマタ・ハリだが、サーヴァントとしての性格を見る限り「運命の女」としてはともかく「悪女」としての側面はそんなに強くない。
    せいぜいマスターと酒の力で既成事実を作ろうと目論んだり、純真なサモさんを騙してマスターとチョコスティックゲームをするよう仕向けたり、秦良玉に気ぶりしたりする程度。

  • 芸名がマレー語由来であることから分かるようにマレー系の人物かと思われがちだが、黒目黒髪のエキゾチックな顔立ちとは裏腹に、マレー系などの東洋系の血を引く祖先はいないとされている。
    しかし当時の西洋では東洋の文化やカルチャーは殆ど知られておらず神秘的であった事から、そのエキゾチックな見た目と見様見真似だったジャワ舞踊がハマり大ウケ。
    幼少期に身につけた高い教養も相まって、彼女は瞬く間に社交界におけるトップクラスの高級娼婦として成功した。

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最終更新:2024年04月08日 09:49

*1 優秀な人物で終戦まで生き残った

*2 それに対する軍側の返答は「君はあんな粗末には扱われない」であった。マタ・ハリがどのような存在であったかを端的に表している言葉と言えるだろう

*3 実装当時は全カード1Hit、NP効率も並以下と酷い性能だったが改修により「光弾モーションのキャラのNP上昇基礎値(隠しステータス)2倍」となった

*4 どちらもスキルとしてはゲーム内最高値タイの倍率