No.36 先史遺産-超機関フォーク=ヒューク

登録日:2012/04/04 Wed 07:19:29
更新日:2025/07/07 Mon 22:15:50
所要時間:約 5 分で読めます






僕は君の剣となり、その身を守る盾となろう!


No.(ナンバーズ)36 先史遺産(オーパーツ)-超機関フォーク=ヒューク》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/機械族/攻2000/守2500
レベル4「先史遺産」モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力をターン終了時まで0にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):自分フィールドの「先史遺産」モンスター1体をリリースし、
元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つ相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つ相手モンスターを破壊する。

《No.36 先史遺産-超機関フォーク=ヒューク》とは遊戯王ZEXALに登場するナンバーズの一枚である。
アニメでIIIが使用した「先史遺産」カテゴリに属するXモンスターだが、このカード自体はOCGオリジナルのワールドプレミア枠で、アニメ本編内では使用されていない。

ランク4と出しやすい部類だが、素材に要求するのは先史遺産。
つまり、必然的に先史遺産デッキ専用のカードとなる。先史遺産はあまり展開力に優れているわけではないので、《先史遺産ネブラ・ディスク》や《先史遺産アステカ・マスク・ゴーレム》などを使って出すことになるだろう。

そうして呼び出したこのカードの能力だが、まず攻撃力は2000と下級のアタッカーレベル。
効果の方はというと二つあり、一つはフリーチェーンで素材を切って相手モンスターを弱体化する効果。もう一つは自分のターンに先史遺産をリリースし、攻撃力が変化したモンスターを破壊する効果。
先史遺産では割と貴重な除去役だが、後半の破壊能力については《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》の方が汎用性で上を行っている。

このカード単体だと、素材を切って弱体化→リリースで破壊or殴り倒す、というモンスター除去が仕事になる。
しかし、その真価は他の先史遺産とのコンボにある。

特に《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック》とのコンボが強烈で、《No.36 先史遺産-超機関フォーク=ヒューク》で攻撃力を0にする→《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック》でそいつを対象にとってバーンを食らわせる→2体で攻撃、と繋げれば、相手の攻撃力1800以上でワン・ターン・キルが成立する。
それが出来ずとも、弱体化したモンスターを《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック》で殴ればそいつの攻撃力×2+2400のダメージが狙える。

また、コイツは下級の先史遺産で出せるため、《No.6 先史遺産アトランタル》との連携も狙える。
RUM-アストラル・フォース》を使えば《No.6 先史遺産アトランタル》になれる他、こいつを墓地に遅れば装備できる。


余談

このモンスターは、アニメのスフィア・フィールドのような球状のバリアの中に、《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック》を小型化したような街と黒い石が浮かんでいる、というもの。No.の刻印はバリアに刻まれている。

そしてイラストの背景をよく見ると、このモンスター自体が先史遺産らしき何かの空間の中に浮遊していることがわかる。
そしてネーミング、このモンスターは「超機関」である。
では何の機関=エンジンなのかというと、恐らく《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック》の動力であると考えられる。
根拠としては、

  • ネーミングの類似(ハイフンがつく、「超○○●●=●●」のパターン)
  • 外見の類似
  • 《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック》中心部に輝く、コアと思しき青い球体

などが挙げられる。そういう意味では、このナンバーズも間接的にアニメに登場していた、と言えるのかもしれない。



前→《No.35 ラベノス・タランチュラ》
次→《No.37 希望織竜スパイダー・シャーク》

追記・修正は攻撃力を0にしてからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2025年07月07日 22:15