裏麗(烈火の炎)

登録日:2018/03/08 (金) 00:37:00
更新日:2020/08/08 Sat 18:50:55
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裏麗は「烈火の炎」に登場する敵組織の呼称。



【概要】

紅麗が率いる戦闘集団「麗」の影に位置する特殊部隊。所謂日陰者。
元はあらゆる原因で危険視され麗から爪弾きにされた“あふれ集団”だが、実力は麗以上と目されている。
一部のメンバーは麗にも属している者もおり、「麗(魔)」のメンバーや十神衆の螺閃は裏麗に所属していた。

首領は森光蘭だが、このことは本気ではなさそうだが初登場の頃は隠していた。
そのため表向きの役目は麗内の裏切り者や反逆者、任務に失敗した者の暗殺であるが、実際の所森の私設兵と呼ぶのが正しい。
森は優秀な紅麗をゲスな手管によって利用しているものの、当然警戒どころかその力にかなり恐怖していたため、むしろ隙あらば紅麗を消そうとしていた。
特殊部隊故に選別や訓練は苛烈を極め、残忍な森の意向もあり構成員の心を踏み躙る下衆な選抜試験も平然と発生する。


首領が鬼畜外道を絵にかいたような強欲親父森光蘭であるため、
基本的にメンバーはどいつもこいつも頭のネジが外れたような狂人、下種、外道、変態、イロモノ、人格破綻者の巣窟。
まともな性格の奴やなんかやばそうな奴よりも、明らかにイカれている奴の方がうじゃうじゃ居る。
まあ元々は闇組織である麗の中で更に爪弾きにされた奴等なので、まともな奴が来る方が不思議と考えるべきである。

その分残虐性や苛烈な戦闘訓練により、中には麗の正規メンバーと互角かそれ以上の戦闘力を持った実力者も存在する。
紅麗失脚後は麗の一部メンバーも裏麗に流入。
一気に勢力を伸ばし劇中で暗躍を繰り返し、新生火影忍軍最大の敵となった。



【構成員】

◆首領

紅麗の養父にして裏麗を率いる裏社会の首領。
鬼畜外道な欲望の権化。
詳しくは個別項目を参照。


◆幹部

裏麗のリーダー格で元十神衆の青年。とは言っても、ほとんどお飾りのリーダーであったようだが。
極端な無口で無表情と感情表現の類が皆無。
子供の頃、光界玉で誤って母を消してしまったトラウマから苦しみ、以来「自分を消すこと」を目的として裏麗に加入した虚無的な性格。
詳しくは個別項目を参照。


螺閃の側近を務める美少女。螺閃に付いてくる形で裏麗に加入。
常にサングラスをかけていて、露出の高い服装を好み、年齢は19歳。
普段はおチャラけた口調で烈火たちを相手にお姉さんぶっていてつかみどころがないが、実のところ恥ずかしがり屋で極端に初心な処女。
性格も含め、裏麗の中では場違い感が否めない程にすごいまとも。
詳しくは個別項目を参照。


裏麗を統括する4人の首領。
螺閃離反後に裏麗の指揮官として表舞台に顔を出した。
詳しくは個別項目を参照。


紅麗のクローンを作る実験の中で唯一発火現象を確認できたクローンの少女。
紅麗と紅の細胞から作られたため、事実上は紅麗の娘で、烈火の姪に当たるが、
森の歪んだ教育により性格が極めて歪んでおり残忍。森をパパと呼んで依存しており情緒も非常に不安定。
詳しくは個別項目を参照。



◆その他メンバー


紅麗にもその存在を秘匿されていた麗内の特殊部隊としての顔を持つ4人組。
リーダーは魔元紗。
実は裏麗の中では下っ端な連中だったらしい。
詳しい構成員は個別項目を参照。


岩石を自由に操ることができる魔導具「石棍」を操る屈強な青年。
麗に所属していた石王の実兄。
裏麗にしては珍しく弟想いなワイルドなイケメンなのだが…極度のチョコレートジャンキー。
チョコが不足すると末期の麻薬中毒者よろしく禁断症状でチョコレートを求めて狂乱状態に陥る。やはりまともではない。
詳しくは個別項目を参照。


見た目は全身を機械で改造したモヒカン頭のサイボーグ。
オカマで重度のショタコンでナルシスト、おまけに好みのショタを惨たらしく殺して性的快楽と愉悦を得るシリアルキラーという裏麗でもぶっちぎりのイロモノであり危険人物。
オンオフの切り替えが極端で、殺意を覚えていない状態に限定すれば比較的まともな性格。まともではないけど。
詳しくは個別項目を参照。


  • 緋水
裏麗内の選抜テストで森の意図によって恋人ヒデキを殺すことになり、心を閉ざした殺人マシーンとなっていた女性。
残忍だが非常に虚無的で、死に場所を求める死にたがり。
風子との激闘の末、友情を育んだが…
使用魔導具は持ち主の意思を読み取って永遠に刃が伸び続けるトンファー型の刀「神慮伸刀」


自分を「マー君」と呼び、幼児みたいな喋り方をする薄い本に出てきそうな汚いデブ。
自分の処刑にすら中々気が付かないなど知性も低い。
紅麗を襲撃し、音遠を殺そうとするも紅麗に瞬殺された。


  • 魔樹也(まきや)
全身黒尽くめで眼鏡着用の厨2臭いイケメン。
黒い剣のような魔導具を持ち、紅麗を前にしてもなお自信たっぷりの余裕を持ってドヤ顔で挑発するが、
恐怖を捨てた紅麗の手で即堕ち2コマのごとく瞬殺された。


  • 八神
森光蘭の側近で常に彼の身の回りの世話をしている細身の中年男性。
単なる付き人かと思いきや実はサイボーグで、拳法のような体術を使い土門の巨体を一撃で吹っ飛ばすなど意外に強い。
天堂地獄となった森の攻撃に巻き込まれあっけなく死亡。
…が、天堂地獄の細胞によってゾンビ化し復活。
要塞都市SODOMではふたたび烈火たちに立ちはだかるも暴走した門都に殺された。


麗からの転向組の1人で烈火の因縁のライバル。
ただし、こいつと後述の幻獣朗は劇中で登場した時点で既に裏麗であった可能性が高い。
ド外道且つ三下の下種精神を貫き通しながら、同時に裏麗内で命と熱烈なカップルとなった。
詳しくは個別項目を参照。


木蓮同様麗からの転向組。
悪辣で卑劣な性格こそ変わらなかったが木蓮と出逢い彼を心から愛する様になり心境も変化。
終盤では作画もヒロインっぽい正統派美少女になった。
詳しくは個別項目を参照。


  • 双角斎(そうかくさい)
全身をフードで覆い隠し、背中に巨大な壺を背負った男。素顔は初期はイケメンっぽいシルエットだったが、後に出た顔は醜悪そうであった。
妄想癖の激しいストーカーで劇中では風子に執着を見せた。
妄想日記やエロ小説の執筆、盗撮、精巧な風子のフィギュアを自作して懐に忍ばせるだけでなく、ハァハァ言いながら風子の背後から耳を舐め回した手遅れなレベルの変態であり、
風子に殴られても生身の反応が得られるというだけで興奮するなど救いようがない。
これだけならただの気持ち悪い男だが、自分の求愛を拒まれると気に入った女性を壺の中に閉じ込めて精神を壊し、自分好みに精神を仕立てようとするやばい悪癖がある。
壺の中には犠牲となった女性の白骨が幾つも散らばっていた。
性格がアレすぎるためか、裏麗内でも毛嫌いされている根っからの狂人である。

使用魔導具は背中に背負った巨大な壺「魂吸いの壷」
壷の蓋を開けるとセットになっている粉を浴びた相手を吸い込んで閉じ込めてしまう能力を持つ。
壺の中には結界があり、それを作り出す呪符を破らない限り、いくら移動したり攻撃しても壷から出ることはできない。
当然結界を作る呪符は隠ぺいされているので、よほどの武芸の達人でもなければ呪符に気付かない。
更に壺と中と外では時間の流れが全く異なり、現実の1時間が壺の中では10日経過した状態となる。
おまけに中は何も見えず聞こえない光も音もない完全な虚無の空間となっているため、
一度閉じ込められると僅か数時間で内部では何週間も立ったかのような状態となり、やがて精神崩壊を起こし廃人と化す。

ただし本体の双角斎自身はそこまで強くない。

封印の地では、主君である紅麗を追い求め、別行動で洞窟に侵入した雷覇と遭遇。
魂吸いの壺の粉を浴びせるが、壺の中に風子がいると知るや雷覇は自ら壺の中へ飛び込んでいき、雷覇を撃破したかに見えた。

壺の内部で雷覇は風子を発見。
風子も上述のように精神崩壊寸前で、心を閉ざす事で最悪の事態を辛うじて免れた危険な状態であったが、雷覇の機転(という名のおっぱいモミモミ)により無事覚醒。

最期は幾人もの女性たちを自分の欲望の犠牲にしてきたことが雷覇の怒りを買い、壺の結界は看破・破壊され、双角斎自身も雷覇に首を刎ね飛ばされて死亡、哀れな末路を迎えることとなった。


  • 文丸(ふみまる)
隠れて罠を仕掛けたり人質をとったりして敵を弱体化させ、自分が安全になってから姿を現す姑息な隻眼の忍者。
なぞなぞを好み、手紙など様々な形で謎解きを相手に問うのが特徴。
使用魔導具は相手の影に刺すことで対象の動きを封じる棒手裏剣 「影縫い」
曲がりなりにも裏麗なのか、刹那の瞬炎にも一度は耐えるなど姑息な戦法に反して意外とタフ。


  • ミルクとクルミ
メイド服を着込んだロリっ子姉妹。
ミルクは長いストレートヘアが特徴。表情豊かで無邪気な性格。
クルミはそばかすがチャームポイントなショートヘア。礼儀正しい性格。
2人とも正統派な美少女だが様々な銃火器を仕込んだ箒や手榴弾を巧みに操るなど銃火器の扱いに長ける。
メイド服っぽい装甲に身を包んだゴリラみたいな見た目のメイド風人型ロボット兵器『ミクル』を箒で操るが、
土門の馬鹿力の前にミクルが瞬殺されたことで素直に降参した。


麗からの転向組。
ただし、葵と煉華の製作に関わってる事から、こいつも劇中登場時には既に裏麗に寝返っていた可能性大。
別魅によって裏武闘殺陣から生き延び、天堂地獄の細胞を埋め込むことで欠損部を再生している。
登場当初は比較的まともな面もあったのだが、裏麗転向後は自身を「必要な人間」と嘯き、未だ野心を滾らせ、音遠に下卑た性欲を向けるなど名実ともにただの屑ジジィになり果てていた。
そのまま音遠の挑発にあっけなく乗った挙句そのまま無様に瞬殺されその生涯に幕を閉じた。
詳しくは個別項目を参照。


  • 搦(カラメ)
ミイラ男みたいな風貌の細身の男。門都配下。
使用魔導具は「式紙」
包帯に偽装した紙の帯を武器として操り、紙の帯に油をしみこませ、相手を絡め取って火をつけるダーティで攻撃的な戦術が得意。


  • マリー
一見すると紅茶好きで美しく妖艶な大人の女性だが、本性は拷問道具を多数有し相手を痛めつけることに快感を得る、典型的なSMの女王様みたいなサディスト。
…と思いきや実は自分が痛めつけられたり追い込まれたりしても激しい快感を得られる筋金入りのマゾヒストの顔も持つ、基本スケベな烈火や土門すらドン引きして真顔になる変態。
本人曰く「責めるのも責められるのも大好き」。
水鏡がジョン呼ばわりされるようになった全ての元凶。
SODOMにある多様な拷問器具を取り揃えた古城のような洋館『マリーの館』を拠点(自宅?)としている。
使用魔導具は動くものに反応して絡みつき束縛する無数の紐が付いた鞭「束縛弁天」
地味ながらもかなり優秀な魔導具だが、拘束は自動で行われるのか、捕らえる対象の識別が出来ない欠点がある。


  • ポチ
マリーのSMプレイの相方で、平然と鞭でシバかれている。
頭に黒革の頭巾とアイマスク、身体にプレイ用の黒革の拘束具、ボロボロの腰布を身に付けギャグボールを噛んだまま戦う半裸のマッチョという強烈すぎる見た目が特徴。
土門に引けを取らないかそれ以上に屈強な背丈と肉体を持ち、魔導具抜きで土門と互角の格闘戦を繰り広げるなど見た目に反して戦闘力は高い。
武器は巨大な大斧。
風貌ゆえに基本言葉を発さないが、指のジェスチャーで土門を挑発するなど中々に好戦的。

実はマリーの夫。
劇中ではマリーにしばかれて喘ぐ以外終始無言だったが、彼がやられた瞬間マリーが怒りに燃えていた辺り夫婦仲は非常に良好な模様。
上記の通り嫁の本性はドMなので、Sモードは結構凄いのかもしれない(?)。
共通の趣味って大事ですね(棒)

二人とも作中内ではSMの範疇しか精神異常や残虐性は見せていないため、こんなんでも裏麗内ではまともな部類の可能性がある。ド変態だけど。
どうでもいいが数週間前に登場した後述の「名前を言わせてもらえないあの人」はQ&Aにて作者より「ポチとでも呼んでおいてください」と言われていたが、彼の登場により何と呼べば良いのか不明になった。


  • 研究員
本名は不明。やつれた顔とワカメっぽい髪が特徴。
魔導具の研究を行っており、同時に天堂地獄の遺伝子から生まれたSODOM内のゾンビを製造・管理していた。恐らく幻獣朗の助手と思われる。
4日間寝ていないためか非常にキレやすく、情緒不安定で神経質。
研究第一なのか超常現象を引き起こす魔導具にしか興味がなく、魔道具を得るためならディスクを守る事すら放棄し研究欲を優先しようとすら考えている。
ゼットらゾンビに全く感情移入を見せずモルモット扱いしていた人でなし。
最後はデータの入ったパソコンを、自らの支配から逃れたゼットに叩き壊されたことで研究データを全て喪失。
自身はそのまま放置されたものの、そのまま生きる気力をなくし、大量に薬を服用して自殺した。


  • ゼット
研究員に奴隷のようにこき使われていたゾンビ。
ゾンビの中でも運悪く自我と理性を残してしまい、「生きたい」という渇望から研究員のゾンビ化の進行を抑える薬を盾にされ、
研究員のボディーガード兼SODOM内のゾンビ達の指揮官として使役されていた。
最終的には自らを人間と認めた小金井との接触によりヒトとしての尊厳を取り戻す。
そしてヒトとして死ぬべく研究員と薬の呪縛を振り切り、研究員のPCを意趣返しとばかりに粉々に叩き壊して物語から姿を消した。
戦う理由はただ生きるための仕方なしであり、精神的には十分まともだが元々の来歴が不明なので裏麗だったのかどうかも地味に不明。


何故か個別項目が出来た噛ませ。見た目は黒髪の若者。
陽炎との戦いで狐の母子を利用した悪趣味なショーを見せたことで逆鱗に触れてしまい瞬殺された。


  • 幻神(げんしん)
自称「天才格闘家」だが実態は上記の魔樹也と同じく即堕ち2コマレベルの噛ませ。
ただし、柳の居場所は隠し通すなど職務には忠実。
使用魔導具はメリケンサック型武装「歓喜天」。効果は不明。


麗からの転向組。紅麗が首領だった頃の十神衆メンバーで首領補佐(No.2)を務めていた。
紅麗以上の威圧感を放ち、老いても尚葵から「十神衆最強の剣士」「雷覇以上に危険」とまで評価された最強の老剣士。
使用魔導具は戒と同じ「氷魔閻」
詳しくは個別項目を参照。


  • 巡狂座の世話役
本名不明。チンピラ然とした雰囲気に反し、至極常識的な理由で巡狂座との戦いをやめるよう水鏡を説得するなど、
なぜ裏麗に来てしまったのか不思議なほどまともな人間。



【結末】

激闘の末、森/天堂地獄が死亡した事により、麗は解散。
と同時に、裏麗も自然解散となった。*1

螺閃や鬼凛、神威などといった一部の生き残りメンバーは、その後は悪事からも足を洗い、一介の格闘家として、空海主催の第四回裏武闘殺陣に出場したようである。
一生陽の当たる社会では生きられないはずの彼らが、烈火達に敗れた事で表社会でやっていくチャンスを得られたのだから、奇妙な運命を感じずにはいられない。
一部ヤバいやつもいるけど

追記修正よろしくおねがいします。

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最終更新:2020年08月08日 18:50

*1 C-COM財団が破綻したという報はない為、恐らく森の死は病死という形で隠蔽され、事実を知らない森の親族が経営を引き継いだものと思われる。間違いなく、森の時よりも真っ当かつ健全な会社に生まれ変わってる事だろう。