プリキュア5つの誓い

登録日:2018/11/04 (日) 09:37:34
更新日:2024/01/29 Mon 23:27:26
所要時間:約 7 分で読めます




プリキュア5つの誓い!

一つ、プリキュアたる者、いつも前を向いて歩き続けること!

一つ、愛は与えるもの!

一つ、愛することは守り合うこと!

一つ、プリキュアたる者、自分を信じ、決して後悔しない!

一つ、プリキュアたる者、一流のレディたるべし!



プリキュア5つの誓いとは、「ドキドキ!プリキュア」においてキュアエースこと円亜久里が他の4人をパワーアップさせるために試練を与え、それを乗り越えた個人に「愛のかたち」として授けた格言。
ウルトラ5つの誓いに似ているものの、実際は全く違う。しかし本人がウルトラマンネタに溢れているのでどうしてもそうなってしまう。

それでは、この格言を一つずつ解説していこう。


●プリキュアたる者、いつも前を向いて歩き続けること
第23話にて、レジーナがキングジコチューによって洗脳され、自分と敵対することになってしまった為に精神的大ダメージを受けたマナを叱咤する際に口にした格言。

人生確かに辛い事や苦しい事、悲しい事もあるだろう。もしくは自らの失敗が原因でスランプに陥る人も多い。
「昔に戻りたい」「あの時ああすればよかったな…」と後悔の念を抱いている人もいるだろう。
しかしだからと言ってウジウジしてては何も始まらない。人生はまだまだ先は長いのである。
少しでも希望を持ち、前に進む事が出来れば、明日でも、明後日でもほんの少しだろうが自分にとっていいことはきっとあるはず。
だからこそ常に前を向いて歩いて行かなければならないのだ。




●愛は与えるもの
第24話で、自分の存在意義を再確認した真琴の前で口にした格言。
愛は確かに欲しい物である。家族愛、恋愛、親子愛…世の中は常に愛に満ち溢れているのだ。
しかし時には愛に飢え、非行に走る人も世の中に多いのも事実。
時にはその人たちに自ら手を差しのべ、助けてあげるのも大切なのだ。…例え恩を仇で返されても、優しさを失ってはいけないのである。

現に歴代のプリキュア達の中には愛を大切にしている者達もいる。
ラブもせつながラビリンスの幹部であるイースとは知らなかったとはいえ彼女に優しい言葉をかけていたし、
後に彼女がイースであったと知ったことでショックを受けるも、「友達のことを本当に思っているのなら悪いことをやめさせる」と決意しぶつかり合った結果、
色々な事を経てせつなは改心。プリキュアとして、友達として仲良くなっていったのである。

めぐみも様々な困難に直面し、悩んだものの、最終的に愛の道を突き通し、全ての黒幕である邪神・レッドを改心させることに成功したのだ。

愛は本当に偉大なり。




●一つ、愛することは守り合うこと
第25話で、幼い頃から自分の面倒を見ている執事セバスチャンの思いに気付いたありすの前で口にした格言。
愛することはお互いに寄り添いあうだけではない。辛い事も、楽しい事も一緒に分かち合い、共に過ごしていくのが本当の愛なのだ。

しかし愛する人を守り抜くという事は本当に難しい。その人が事故で死ぬかもしれないし、病気で死ぬかもしれない。
もしくは事件や事故に巻き込まれて永遠に分かれてしまうこともあるのだ。

プリキュア5つの誓いの中でもこの部分は最難関の類に入っており、初代プリキュアであるほのかも敵であったとはいえ相思相愛の仲になっていたキリヤと最終的に離別してしまう事になってしまうし、
ゆりもパートナー妖精であるコロンを目の前で殺害され、あげくに父親を目の前でラスボスである砂漠王デューンに殺害された時は怒りと憎しみに一時的に支配されていた。
…では愛する者を守る事が出来なかったらその人はプリキュアではないのだろうか?

答えはNoである。「守れなかった」はむしろ、守れなかった物を守るためまた立ち上がるといったプリキュアの成長に必要なステップでもある。
もう二度と自分のような思いを他人にして欲しくない為に、再び立ち上がっていくべきなのである。
それこそが愛を守る事なのだ。





●プリキュアたる者、自分を信じ、決して後悔しない
第26話で、記憶喪失に陥り、エースの警告を拒んでまで介抱したイーラの記憶が戻ったことに喜んだ六花の前で口にした格言。
人生自分の信じていたことが真っ向から否定され、挫折を味わう者もいることだろう。
しかし挫けてはいけない。自分の信念を曲げてしまったらそこで終わりなのだ。
時には自分の信念を持って立ち向かう事も必要なのだ。





●プリキュアたる者、一流のレディたるべし
第27話で、マナ達を呼んでお茶会をした時に発言した格言。唯一戦いのとき以外で口にしたものである。
プリキュアだって女の子。戦いばかりにかまけていたら私生活がおろそかになってしまう。
だからこそ時には友達と遊んだり、おしゃれをしたりすることも大事なのだ。




現にプリンセスプリキュアのモットーも「つよく、優しく、美しく」だしね。


《番外編》
●みんなで力を合わせれば不可能はない
第31話にてリーヴァとグーラの作戦で大貝町全体が窮地に陥った後、5人が手を合わせこれまでの5つの誓いを一人づつ言ったあとマナが発言した言葉。
この言葉は歴代プリキュアにも当てはまるものであり、たとえどんなに苦しい時でも、一緒に支え合って行けば大丈夫という思いが込められている。
現実社会でもこの言葉はしっかりと覚えておいた方がいいだろう。




《余談》
この5つの誓いだが、実はオールスターズの面々は全てこの誓いを守り通せていない面々が多い。
特に「愛することは守り合うこと」については守り切れなかったプリキュアが多いため、かなりの人数がここで引っ掛かる。
現になぎさとほのかは無印では8話で喧嘩してギクシャクしてしまい、みんなのトラウマである「雪空のともだち」では喧嘩で仲が悪くなった隙を突かれて敵に洗脳されてしまい、本気の殺し合いをしてしまった。
プリキュア5の面々もだいたいはミルクが悪いのだが喧嘩してしまい、それが原因で全滅の危機に陥ってしまったこともある。
それだけこの誓いは難しいところなのだ。

全て守り通せているというならば、かろうじて当て嵌まるのはルミナスことひかりだけだろう。

しかし上述したように、この誓いはプリキュアの「あるべき姿」を亜久里の基準で言い現した物であり、断じてこの誓いを満たさなかったからといってプリキュアの資格が無い訳ではない。
「守れなかった」事はむしろ、守れなかった物を守る為、また立ち上がるといったプリキュアの成長に必要なステップでもある。

つまりこの誓いはプリキュアの心得であり、そしてプリキュア達を待ち受ける数多の試練に対する心構えでもあるのだ。
それを踏まえた上でこの誓いを見た方が良いだろう。




追記・修正はプリキュア5の誓いをしっかり守り通してからお願いします。

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最終更新:2024年01月29日 23:27