コノ…ホノオハ…アツイダロウ!
ハナシニナランナッ!
艦隊は今再び波濤を超え、友邦の元に辿り着き、遂に中枢泊地の奪還に成功した。
しかし、そのさらに果てに聳え立っていたのは、昏き深淵より出づる巨体――
お札は『ハワイ派遣艦隊』。
このマップ限定の札であることに変わりはないが、基本的に投入すべき艦はほぼ決まっているのであまり問題にはならない。
ここまでに温存してきた全戦力を投入して勝負を仕掛けよう。
うっかりE4に突っ込んでしまったという声もあったが
基地航空隊は3部隊出撃可能。
ギミック以外で防空を行っている余裕が無いため、烈風改は残念ながらここではあまり活躍できない。
ゲージは戦力・戦力の2本立て。
友軍前は1本目と2本目の難易度の落差が非常に激しかったが、現在では資源消費を除きやや2本目が勝る程度に落ち着いている。
E5-1/戦力ゲージ
編成は水上打撃部隊、空母機動部隊のどちらでもOK。
道中・ボス共に要求制空値が高めなので機動部隊の方が制空を取りやすいが、第二艦隊への被害を懸念するなら水上打撃部隊もあり。
機動部隊は正規空母3隻以内で最短ルート、水上打撃部隊は特にルート固定上の編制制限は無し。低速艦を入れても特におとがめなし。
長門+陸奥の特殊攻撃が非常に強力なため、どちらを選択する場合でも入れておけば頼りになる。
脇を固めるのは制空の伊勢型改二、おなじみ決戦兵器の武蔵改二等が候補か。
またアメリカ艦はいずれもやや高倍率の特効を所持しているが、大型艦たちはともかく第二艦隊を担当するSamとJohnはそこまで元の夜戦火力が高くない。
第一ゲージに限って言うのであればあまり優先しなくともよい。削り中の対潜要員として起用するのもあり。
道中は空母機動部隊では対潜戦闘1回+空襲戦1回+水雷戦隊1回+空母機動部隊1回。
水上打撃部隊では対潜戦闘1回+空母機動部隊1回+混成打撃部隊1回となる。
難易度的にはヌ級改と遭遇する機会が少ない機動部隊の方にやや軍配が上がる。
とはいえ水上打撃部隊も先手を打って始末できる可能性があるので、特筆するほどの差はないかもしれない。
また、どちらでも通過しなければならない潜水マスは脅威の6隻編成。
潜水新棲姫が不在とはいえ、ここまで数が多いとクリティカルや装甲乱数の下振れによるラッキーヒットの確率も馬鹿にならない。
削り中はガッツリ対潜装備を整えるか東海を投げた上で臨みたいところ。
コンナ…トコロマデ…キタンダネェ…
ジャア…アイテヲシテ…アゲヨウ……カ?
ボスは深海海月姫。
クロスロード作戦の時と違い、今回は高倍率特効無しで挑まなければならず、
しかも甲作戦ではダブルダイソンと空母棲姫が削り段階から常時随伴、かつゲージ破壊段階ではさらにダイソンが1体増える。
まさかのトリプルダイソン&空母棲姫を含め、最終的には姫5体を相手取らならければならない。
姫だらけの第一艦隊に目を奪われがちだが、第二艦隊にツ級と潜水艦がしれっと混じっているという地味な嫌がらせも。
…のだが、本体スペックは2年半前の初出そのまま。
装甲も206と今となってはさほどでもなく、雷巡や魚雷カットインであれば普通に貫通できてしまう。インフレに毒されすぎである
あれから時を経て実装された特殊攻撃も有効で、発動すれば同じく型落ち気味な装甲の随伴艦たちを一気に薙ぎ払える。
ただし、敵制空値の水準が非常に高いため、航空隊による劣勢削りを怠れば弾着観測射撃が使えずに苦戦する可能性もある。
慢心せずにきちんと制空値を計算した上で臨めば勝利はたやすい。
第一ゲージを撃破した後はボスマスが出現するが、例によってそのままでは撃破が困難。
ギミックをこなして最短ルートの出現と特効を機能させる必要がある。
条件は以下。
- G・F・Eマスで航空優勢
- XマスでS勝利
- VマスでB勝利
- 基地空襲で優勢1回
G・Fの航空優勢とXマスのS勝利は機動部隊、Eマスの航空優勢は水上打撃部隊、VマスのB勝利は輸送護衛部隊で行う。
Fは第1ゲージの編成をそのまま流用し、空母に艦戦を詰め込めばOK。Gは艦隊のうち1隻を水母に置き換えればよく、やはり艦戦詰め込みで問題なし。
Xマスまでは道程が非常に長い上、水上電探6を装備しなければレーダー射撃を受けてしまう。Gを経由すれば到達可能だが、一度出直した方が無難。
X自体も警戒陣のレ級eliteという邪悪な陣形を取ることがあり、基地航空隊の振り分けという面から見ても再出撃が有効。
Eマスは能動分岐で到達可能なので特筆すべきことはない。適当に陸戦部隊を集中させておこう。ここで防空のギミックをこなしてしまってもよい。
ただし、防空ギミックは烈風改におまかせ…とは流石にいかず、2部隊程度を割く必要がある。烈風改の隙間を雷電やネームド陸戦で埋めよう。
最大の問題となるのはVマスのB勝利。
まず輸送護衛部隊の非常に貧弱な戦力では辿り着くことすら難しい。
しかも航巡2or水母or補給艦がいないと
ボスに流される。
また航巡か!さらに水母と補給艦は
第2艦隊に配置できない。
道中も水上打撃部隊の道中に加えて水上打撃部隊が1回プラスされた上で戦闘となり、燃料/弾薬的な側面から見ても消耗が激しい。
特に制空・対空能力と装甲の乏しさから空襲戦で大被害を被りがちなので、Fletcher級や秋月型などの対空カットイン艦を可能な限り投入したい。
よほど艦隊の戦力に自信があるならともかく、艦隊司令部施設の装備と道中支援の要請はしておくべき。
他の難所同様、下手にケチるといつまでも沼る可能性がある。
…実は索敵をかなり下げると先の条件を全て無視してVマスに行けたりする。
航空戦艦と護衛空母、特に伊勢型や瑞鳳改二乙などが残っていれば難易度は大きく下がる。ロケランも積めるし
なお、後段作戦実装直後は第二ゲージ出現後に深海海月姫を撃破すると第二ゲージが削れてクリアも可能という特大のバグがあった。
E5-2/戦力ゲージ
ギミックを解除した後はショートカットルートが開通。
ボスまでほぼ一直線に到達できるようになる。
編成は水上打撃部隊一択。空母機動部隊でも到達可能ではあるが、ギミック解除の恩恵がほぼ無い上にボス前がとてつもなく強いので意味が薄い。
ルート固定上の制限は水上電探の6隻への装備のみ。低速艦や雷巡を何隻入れようが逸れることはない。
とはいえ実際のメンバーはほとんど固定されており、
- 第一艦隊に特殊攻撃を持ち、電探も無理なく装備可能な長門改二・陸奥改二のセット、道中安定を求めるなら二番艦は弾着セット推奨。
- 高倍率特効を持つ阿武隈改二
- 単純な高スペックと5スロットで電探役、対空カットインも兼ねられる武蔵改二
- 艦戦で制空補助しつつ5スロットで電探役も兼ねられ、対空カットインも無理なく撃てる伊勢改二
- 水上戦闘機による制空補助と電探役として航空巡洋艦か4スロット水母
は持っていればほぼ固定と見ていい。
一応、電探枠が鬱陶しいため軽巡に大淀を入れて火力を捨て電探+夜戦補助枠にさせる手もあるが、オーソドックスとはいいがたい。
自由枠に入れる候補も
- 何故かやや高倍率な特効を持つ雷巡。連撃でもカットインでも強力だが、電探枠を圧迫するため無理に入れすぎると編成が歪む可能性あり。
- 夜戦グッズ保持役の高速戦艦or重巡。大型探照灯でより有効なデコイになる上レ級の開幕を受けての盾役を考えると重巡よりは戦艦が向く。
雷巡に特効があるのに重巡はなぜか特効がないのでほぼ2択になってしまっている。
そしてここで問題になるのが
高倍率特効を持つアメリカ艦のIowa+Saratoga MkⅡ Mod.2(・Intrepid)+Sam・Johnston(・Fletcher)
電探や高い制空を持て、やはり高倍率特効をもつ赤城改二
が同時に艦隊にいると強力な友軍を全て弾いてしまう。
赤城改二を外す方が主流だが、一応の補足として
アメリカ駆逐艦は素の火力があまりにも低いので高い特効倍率を加味しても弱特効の霞とほぼ同程度だったりする。というか綾波あたりともそこまでの差がない。
所持していない・耐久に不安があるなどの懸念材料があるならアメリカ艦たちの方を交代してしまってもOK。
火力が落ちるのを覚悟できるなら対潜+電探枠対策でТашкентに対潜シナジー装備と電探を持たせる手もある。E3で使ってなければ、だが
Johnstonとサムを組み込むなら自動対潜がある上連合補正でそこそこ火力は出せるが、駆逐にソナー積んどる場合ではあんまりないし撃ち漏らすと痛いので
第三航空隊に東海を一部隊(潜水艦を狙ってくれない事があるので万全を期すなら二部隊だが、当然その分の火力は減る)回した方がいい。
道中は空襲戦2回+水上打撃部隊1回+強襲部隊。約1年半ぶりに最短なら道中に潜水艦が居ないボスマップとなる。ルート固定をしくじると潜水新棲姫に遭えるぞ!(白目)
2回経由する空襲戦が地味に面倒。道中ヌ級改による事故の可能性も捨てきれない。
伊勢型及び武蔵改二は対空電探+高性能機銃で対空CIを撃てるため、補強増設が余っているなら使用できる体制にしておきたい。
強襲部隊はギミック解除でも通ったレ級eliteが出現する脅威のマス。
初登場から5年の時を経て、ついに回避不可能な道中かつ通常艦隊で出現。
長年に渡って5-5で猛威を振るってきた先制雷撃の破壊力は一切の衰えを見せることはなく、ほぼ確実に第二艦隊の誰かが中大破させられてしまう。
司令施設による退避は電探不足を招くため削り段階でも非推奨。
ただし、削り段階では1隻しか出現しないパターンがほとんどなので見た目ほど凶悪ではない。通常砲撃の命中率は下がるし、基本的に閉幕雷撃前に始末されている。
警戒陣パターンを引くと始末できないこともちらほら…
問題はゲージ破壊段階で、案の定増える。おまけに単縦陣固定。警戒陣パターンがなくなる分マシという説も
こうなると一気に危険度が増し、ここまで無傷でも先制雷撃が集中して大破を喰らったりすることが多発する。
とはいえ相変わらず閉幕雷撃はほぼ阻止されるし、ここまで凶悪な事項を羅列しても対潜装備が不要なだけ潜水新棲姫よりはマシという声も多い。
波濤ヲ越エテ
生命ヲ越エテ
ボスは太平洋深海棲姫。BGMに沈メタルの新曲つき。
巨大な白鯨を従えた迫力あるビジュアルで、戦闘時に此方の艦隊が隠れるほど。
ただしその偉容に反して声が文字通り
やたら嬉しそうなので微妙に気が抜けると評判。
モチーフは「白鯨」、及び報酬艦の元となった州に存在する化け鯨の都市伝説と推測される。
背中に巨大な砲を背負った鯨ということで、別の海洋生物モチーフの敵勢力を連想する人も。
また、ここまで迫力があるにも関わらず、
主力戦艦止まり。こんなのと戦い続けていればアメリカ軍に余裕がないのも当然である。
スペックは前マップのボスである中枢棲姫をあらゆる面で完全に上回っている。
艦これ改でのラストマップに相当する場所で出現するあたり、エンディング後も戦いがまだまだ続くというのはこういう意味だったのかもしれない。
とはいえ装甲値がカンストしているわけではない上、幅広い特効や強力な友軍が来訪する現在では削り段階ではさほど強敵とも言えない。
制空値がラストマップとしては極めて低水準なのが大きく、基地航空隊も第一部隊を陸戦1陸攻3にすれば第二部隊以降は対空3以上の陸攻4でも劣勢に持ち込める。
ただし第1ゲージ同様にボス編成にしれっと潜水艦が混じっているので、基地航空隊に東海を1~2部隊忍ばせてカバーしておきたい。
嫌がらせのように第二艦隊にツ級がしっかり2隻いるので、基地航空隊の熟練度もボロボロになる可能性はあるが
アメリカ駆逐組は対潜装備なしで先制対潜可能なためそこに賭けるのも一つの手だが、潜水艦が夜まで残ると友軍艦隊の水雷艦の攻撃まで吸われるためかなり痛いことを覚悟する必要がある。
本人及び随伴艦のパンチ力はかなり高いが、長門型改二の特殊攻撃や特効艦の弾着観測射撃、カットインがうまく突き刺されば割合簡単に撃破できる。
万全の状態なのにカットイン不発からのA敗北とかもよくあるけど
昨日ノ敵ハ 今日モ海ヲ
コレイジョウ…ハ…ヤラセナイッ! ココデ…スキ…カッテハ…
静カナ海ヲ 守ッテイケ
サセル…ツモリハ…ナインダヨォッ! ……カエレッ!
ゲージ破壊段階になると例によって壊にパワーアップ。
最大級のHPはそのままに装甲が301と通常夜戦火力キャップに到達し、有効打を与えるのが著しく困難になる。また随伴艦にいた戦艦棲姫改が増える。
これ自体はもう特に驚くべきことでもないが、この3体からの攻撃はまったく回避できないということを合わせて考えると難易度の上昇幅は大きめ。
数値にして+70以上の命中補正によってこちらの回避は一切の意味を為さず、小破以上で狙われればほぼ確実に中~大破させられてしまう。
ゆえに何が何でも長門型改二の特殊攻撃を先制で叩き込んで流れをこちらに引き寄せる必要がある。というか発動しないとほぼ無理ゲーに近い。(不使用で友軍来訪前にクリアした猛者もいるが)
ただし発動してもCI2が入らないとうまいこと回らないこともしばしば。
また回避できないがゆえ、空母枠はSaratoga MkⅡ Mod.2でなければ攻撃前に沈黙させられて折角の特効を活かせないことがほとんど。
ボス戦の制空値は下がっているものの、ボス前がレ級2隻固定になり、そこで航空優勢を取ろうとすると必要制空値はむしろ上がっている。
特殊攻撃と並ぶ頼みの綱である友軍にも注意が必要で、赤城か第17駆逐隊に加えてJohnstonを含んでいる場合は決定打を与えられる友軍が来訪しなくなる。
どちらか片方を抜いておけば問題はないが、総合的な戦闘力は前者抜きの方が上回ると判断されることが多い。
とはいえ、ここまでならあくまで中規模の甲としてはそこそこ程度の難易度とも言える。
増派された強友軍は敵を大きく痛めつけてくれるし、カットインルーレットも特効があるためにクリティカルを引かずとも良い上に陸上型も随伴にいない。
そもそも特効は特定の艦が高倍率なだけでほぼ全ての艦に存在するため、○○がいない!という事態にも陥りづらい。
甲難易度としては例外的なほどに装備や艦娘の要求ハードルが低く、戦力が不足気味でも甲難易度をクリアできる目は十二分に存在する珍しいラストマップと言える。
とはいえ第二艦隊をほぼカットイン艦で固めなければ話にならん硬さではあるので
魚雷の改修や運改修が足りない、あるいはここまでで主力を切ってしまっていた場合苦戦は免れない。
いつもは史実特効艦二枚くらいを後ろに鎮座させておけばよかったのだが
今回はいわゆるフィニッシャーが重巡を除き全員特効艦といえる補正がかかってようやく勝負になっている編成が相手、というのは忘れてはならないだろう。
道中のレ級で中破しやすく、火力が落ちている場合が多いのもネックである。
下記の理由もあるので難易度下げの判断は資源を見ながら早めに行うべき。
しかし、落ち着いているのは撃破難易度だけということも忘れてはならない。
このゲージの最大かつ最凶の問題点は、資源消費があまりにも重すぎること。
編成例の部分を見てもらえれば分かりやすいが、このマップは最適解が完全に決まっていて弄れる余地が無い。
ゆえに、戦艦5+装甲(正規)空母1+航巡1+軽巡1+駆逐2+雷巡or重巡2という激重編成での出撃が基本となる。しかもその内訳も武蔵改二、長門型改二、Iowa改とこれまた資源泣かせの超重量艦が勢ぞろいである。
これに加えてゲージ破壊では道中支援・決戦支援を当然欠かすことはできず、基地航空隊の出撃・補充コストも追加。
さらに重量艦艇が大破すればもちろん修復に資材が猛烈に持っていかれる。というかボス戦での殴り合いの結果、ほぼ確実に大破祭りとなって帰ってくる。
これを総合した1度の出撃に要するコストは青天井としか形容できず、酷い場合は1回5000以上という莫大な燃料が消費される。
燃料が10万あっても20回しか出撃できない可能性があるというとんでもない海域となってしまっている。
ゆえに、ゲージ破壊に挑む際は徹底的に下準備を整え、出撃の質を上げることを意識するべきである。
キラ付けはもちろんのこと、基地航空隊の熟練度も全て最大まで上げておくべきである。キラ付け自体にも資材を食う艦が多いため、間宮伊良湖の投入も視野に入れていいだろう。
敵の対空砲火がかなりゆるいため、一度最大まで上げれば一気に剥がれることは無い。
試行回数を稼いで突破などとやっていれば光の速さで燃料が溶けて詰むので、よほど追い詰められていなければ急がば回れの精神できちんと準備しよう。
幸いというべきか、乙作戦以下と甲作戦だと月とスッポンすら生ぬるいレベルの難易度差があるにも関わらず報酬差が極めて小さい。
乙作戦ではノーマルレ級なので開幕無しで攻撃力も減少しているので支援を入れておけば余裕だし
丙作戦に至ってはボス前マスのレ級はノーマル固定であり、しかもゲージ破壊圏内に入らないと出現しないという点だけでもボス到達率は大きく引き上げられている。
どうしても力及ばず戦略的撤退することになってもあまり格差は生じないので、普段甲に挑んでいない提督にとってはある意味気軽にチャレンジできる…かもしれない。
静カナ海ヲ 守ッテイケ
静カナ海ヲ 守ッテ
共通クリアボーナスはColorado級戦艦 Colorado。
イラストレーターはパセリ氏、CVはG.Garibaldiと同じく浅見春那氏。あの「有明の女王」を世に送った絵師さん。
なお、事前に「戦艦を担当したことがない」「初期から絵師だった」という情報が出ていたためかある程度候補は絞られていた。
実艦はビッグセブンとして名を馳せたColorado級戦艦のネームシップ。妹はMarylandとWest Virginia。
Colorado級戦艦は長門型・Nelson級と比べてやや小型の船体であり、幅はともかく全長は重巡より短いという寸胴体形が特徴。
史実においては制海・制空権がアメリカ軍優勢になったのち、対地砲撃にて活躍した。
ただし、スリガオ海峡で真珠湾攻撃のリベンジを果たした妹たちと比べるとやや華々しい戦果には欠ける。
なお、真珠湾攻撃の際にはオーバーホール中でハワイにいなかったので本作戦での実装理由は謎。まぁ、艦これだとよくある事ではある。
外見はくせ毛の金髪ショートボブ。ビッグセブン共通のツノ、Colorado級の特徴たる籠マストも完備している。
また大胆な横乳とまぶしい腋が目を引く。実艦の全長を反映したのか、ビッグセブン内ではやや小柄気味。
性格はビッグセブンに列する戦艦のネームシップたる堂々としたものだが、ドヤ顔とCVの影響か随分と子供っぽい印象を受ける。
改造後の時報ではそれがより顕著に表れており、テンプレのようなツンデレ発言を放つことも。
余談として、日本語と英語で会話トーンの落差が猛烈に激しい。Warspiteとは別ベクトルで確実に戸惑う。
また自己紹介で息切れするという地味ながらオンリーワンな一面も持つ。
性能は戦艦としては申し分ない…のだが、長門型改二、Nelsonと比べるとやや劣る。
船体の小ささに加え、3世代先のアメリカ戦艦であるIowaが既に実装されているのも理由かもしれない。(コロラド級の次代はノースカロライナ級2隻、次いでサウスダコタ級4隻がいる。)
とはいえビッグセブンの特権である攻撃スキルを所持しており、Iowaにはできない仕事も可能。
攻撃スキルの性能は以下の通り。
◆名称不明
発動条件:自身が旗艦+2・3番艦に戦艦配置+全艦小破以下で梯形陣か連合第二陣形を選択
発動タイミング:自身の砲撃時
発動確率:不明
デメリット:自身を含めた参加艦の弾薬消費1.5倍
ダメージ倍率:自身は1.3倍、参加艦は1.15倍
徹甲弾装備:ダメージ1.35倍
電探装備:ダメージ1.15倍
参加艦がビッグセブン:2番艦はダメージ1.1倍、3番艦はダメージ1.15倍
バッサリ言ってしまうとスキル性能自体はNelson Touchと胸熱の悪いところを足して二で割らなかったものとなっており、長門型、Nelson級に比べて使い勝手は大幅に劣る。
素の威力が低い上、強化条件を全て満たしてもNelson Touchとどっこいでかなり扱いづらい。
また発動条件も戦艦3かつ小破以下でなければならず、この点でもNelson Touchに劣ってしまう。
トドメにこの低威力と扱い辛さできっちりデメリットが存在するため、現時点ではわざわざ使う意義が無いとしか言えない。
恐らく姉妹が揃った時に真価を発揮するタイプと考えられる。今後に期待。
他の報酬は丙作戦以上で烈風改二戊型と勲章、乙作戦以上で152mm/55 三連装速射砲改と改修資材。
甲作戦では烈風改二戊型(一航戦/熟練)と甲勲章が入手できる。
烈風改二戊型(一航戦/熟練)は名前の8割がIFというサイボーグじみた名称に反してスペックは控えめ。
素の戊型との性能差は実質対空+1しかないようなものなので、いざとなったら丙で妥協する選択肢を取りやすい…かもしれない。
とはいえ対空+12の艦戦はランカー報酬でもなければすぐ不足する高対空。
勿論入手できれば今後もスタメン確実である。赤城改二戊に装備させると火力+6という強烈な装備ボーナスがかかるため、
赤城(もしくは今後改二実装時のボーナス強化が見込まれる加賀)が嫁という提督には見逃せない装備となっている。
一応、烈風改二戊型の二種は熟練度が付くのに異様に時間がかかるという難点もあるが艦戦である以上一度熟練度がついてしまえば
よほどマズい運用しない限り剥がれる事態はないはずなので気長に熟練度を付けてあげよう。あ号で連れ回すと終わる頃には大分ついてるし
乙以上でついてくる152mm/55 三連装速射砲改はガリバルディ改の所持装備。
火力補正がついており、ガリバルディが装備すると火力が+2、対空が+1、回避が+1される。
なぜかゴトランドも補正がついており火力が+1になっている以外は同様である。
累積可能なので2本揃えるとガリバルディの火力が改二重巡に迫るレベルに上がる。
軽巡砲としてはオーバースペック、重巡砲と比べても2号砲に見劣りしないので取れるんなら取っておきたい。
レアドロップはE5-1ボスマスでSaratoga、神風、朝風、山風が、E5-2ボスマスでIowa、Intrepid、松輪、佐渡、まるゆのドロップが報告されている。
ただし第一ゲージはノードロップあり、Iowaは所持数1隻以下、Intrepidは未所持限定のドロップである。
掘り難易度はゲージ破壊後でもそこそこ高めで、支援無しでの安定Sはやや厳しいかもしれない。
ちなみに丙作戦はXマス・ボスマスともに弱体化が非常に激しく、実質ボーナスステージのような様相を呈する。
Coloradoの育成を兼ねながら掘るのも可能なので、戦略的撤退後で掘りを行いたい場合はここに来てもOK。