登録日:2019/07/07 Sun 02:34:25
更新日:2023/02/24 Fri 10:48:38
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■概要
ビルスの治める第7宇宙と対を成す第6宇宙の
破壊神で、ビルスの双子の兄弟。どちらが兄(弟)かは不明。付き人の天使はヴァドス。
容姿はビルスにそっくりだが、痩せ形のビルスと違ってシャンパは脂肪分の取り過ぎで肥え太っており、ビルスが青系の服を着ているのに対しシャンパは赤系の服を着ているなど、あらゆる面で正反対。
ビルスと違って普段から起きているが極度の怠け者で、星の破壊は専らヴァドスに
丸投げしている。
ビルス同様我儘でいい加減だが、フロストの功績を知って同情したり、彼の本性を知った上で「この後の試合に勝てば恥をかかせたことは許し、援助の約束も守る」と述べるなど、神としての一定の良識や責任感は持っている。
ビルスとの仲は非常に悪く、顔を合わせるたびに言い争いをしており、場合によっては肉弾戦に発展することもあるが、その度にウイスとヴァドスに制止されている。
戦闘力はビルスと互角で、ウイス達によれば「破壊神同士が戦えば宇宙そのものが消滅する」とのことで、実際に作中でも余波だけで周囲の床が崩壊し、さらに過熱すれば天変地異まで引き起こすほどの破壊力を見せている。
■作中での活躍
復活の「F」編
顔見せ程度に登場。
ヴァドスに命じて第7宇宙の星々を次々と破壊している。一見無差別な破壊行為にも見えたが、実は
超ドラゴンボールを探していたことがシャンパ編で判明する。
破壊神シャンパ編
本格的に登場。
新発見したという「ドンドン鳥」のゆで卵を持参してビルスに美味しい物対決を挑みに訪れる。
「あまりの美味しさに言葉を失うぞ」と豪語していたが、
ベジータ曰く「どうということはないごく普通の卵」らしく、ビルスやウイスもこれといった反応は示していなかったため、やはり地球の味を知る者にとっては取り立てて美味いわけでもなかった模様。
…え?悟空さ?いやほら悟空さは大体何喰っても美味いって言うし。
その後、ビルスが出してきたカップ麺の美味しさに自分が言葉を失う羽目になり、ビルスから「地球には美味しい物が数えきれないほど溢れかえっているんだぞ」と教えられ、第6宇宙にもあるはずの地球を探すようヴァドスに命じる。
だが、第6宇宙の地球は過去に起きた争いで人類は絶滅し、荒廃した星と化してしまっていた。諦めきれないシャンパはビルスに格闘試合の開催を提案し、自分たちが勝ったらお互いの地球を交換するように要求。
「自分たちには何のメリットもない」と拒否するビルスに、そちらが勝ったら今集めている願い玉こと超ドラゴンボールを全て進呈すると提案し、悟空と
ベジータが参加を望んだことでビルスもこれを受け入れる。
その後、二つの宇宙の中間地点にある「名前のない星」に会場を設営。
クマのプーさん黄色いクマのようなボタモ、
フリーザの同種族
フロスト、ロボットのような種族「メタルマン」のオッタ・マゲッタ、第6宇宙のサイヤ人キャベ、そして伝説の殺し屋
ヒットをメンバーに据えて試合に臨む。
だが、面倒くさいからと選手集めをヴァドスに
丸投げしており、フロストの変身能力や功績、及びその本性を知らなかった。
第7宇宙の選手の一人である
魔人ブウがペーパーテストの時点で脱落したため、5対4と言う有利な状況だったが敗北。
激昂したシャンパは項目冒頭のセリフを吐きながら八つ当たりで選手たちを破壊しようとするが、最高位の神である
全王が突如現れたことで破壊を中断し、「全王様が開催する大会に必要だから」と選手たちを破壊せずに帰還した。
だがその帰り道、何かに気付いたヴァドスに見せられたのは青く輝く地球の映像。
「消せ、見たくもない」と不快感を露わにするシャンパに、これは第6宇宙の地球だとヴァドスは告げる。
なんと、第6宇宙の地球と人間が復活しており、第7宇宙の地球と同等の文化も成立しているというのだ。それはつまり、自分たちも地球の美味しいものを食べられるということである。
実は、戦いの舞台だった「何にもない星」こそが超ドラゴンボールの最後の一つ・四星球であり、全て揃えたビルスが「第6宇宙の地球と人類を蘇らせろ」と
超神龍に願っていたのだ。
その直後、願いを叶えて飛散していく超ドラゴンボールを見たシャンパは事情を理解し、
と憎まれ口を叩きながらも、嬉しそうな表情を浮かべるのだった。
「未来」トランクス編
ザマス打倒後の単発回にて再登場。親善試合と称して第7宇宙に野球対決を申し込んだ。
当初シャンパ自身は真面目に野球をする気などさらさらなく、試合終了後に「お互いの健闘を称える」名目でパーティを開き、美味しい物にありつくのが目的だっだが、ヴァドスに「適度な運動は食事を更に美味しくする」と唆されたため自身も参加することに。
試合ではメンバーのほとんどが野球のルールを理解していなかったため滅茶苦茶な展開になり、最終的にビルスとの口論がエスカレートし場外乱闘に発展。ウイスらに制止されて試合は強制終了し、引き分けとなったかに思われたが、このどさくさに紛れてもう武道家じゃない男こと
ヤムチャが
例のポーズで1点取ったことで第7宇宙のサヨナラ勝ちとなる。
その後は美味しい物のことなどすっかり忘れ、帰りのキューブの中で「次は絶対勝つぞ!!」と他のメンバーと共にトレーニングに励んでいた。
続くヒット登場回ではヒットと悟空の戦いを観戦。殺しの技を解放したヒットと渡り合う悟空を見て「悟空暗殺を依頼したのは正解だったようだな」とヴァドスにつぶやくが、ヴァドスは「自分は代行しただけで依頼人は別にいる」と返す。
2人の戦いが決着した後、今回の依頼は本気のヒットと戦いたかった悟空の自作自演であったと知り、呆れ顔で第6宇宙へと帰っていった。
宇宙サバイバル編
力の大会開催の報を受け、全覧試合を観戦。
大会に向けて10人の戦士を集める必要があると知り「ヒットが10人兄弟だったりしないよなぁ…」と呟き、「発想が安易です」とヴァドスにたしなめられる。
選抜試合の5人に加え、第6宇宙の
サイヤ人のカリフラと
ケール、第6宇宙の
ナメック星人のピリナとサオネル、赤い猪のようなDr.ロタをメンバーに据えて大会に臨む。
試合では切り札として渡していたポタラによる融合戦士「ケフラ」の爆誕など、それなりの奮闘は見せたものの、第2宇宙とほぼ同じタイミングで全員脱落し、4番目の消滅宇宙となる。
消滅の間際、
とビルスに声をかけ、アカンベーをしながら消滅。
ビルスは
と寂しげに呟いた。
力の大会決着後、MVP選手となった
17号が「消えてしまった全ての宇宙を、元に戻してやってくれ」と超ドラゴンボールに願ったことで、他の宇宙や戦士たちと共に復活。
空に消えていく超神龍を見て事情を理解し、
と呟くのだった。
■ヴァドス
シャンパの付き人の
天使でウイスの姉。
声優は
山口由里子。
ひっつめの
ポニーテールの髪形に、やや暗い黄緑色のローブを着用している。
名前の由来はリンゴの蒸留酒「カルヴァドス」から。
シニカルな言動が目立ち、主君であるシャンパに対しても辛辣な態度をとる場面も多い。
ビルスがウイスによってある程度コントロールされているのに対し、ヴァドスは「自分が何を言ってもシャンパ様は聞かない」と考えて事実上やりたい放題にさせている。
シャンパの命令に忠実すぎるために時には彼の想像を超える行動に出ることもあり、破壊神選抜試合ではヒットを出場させる条件として移動用のキューブを進呈すると提案し、「捕まらない殺し屋とか、笑えん」とシャンパを驚かせていた。
前述通り辛辣な言動も多いが、一応はシャンパを慕っているようで、シャンパが第6宇宙もろとも消滅した際には無言でお辞儀をしていた。
■漫画版
超ドラゴンボール収集中に
フリーザ軍残党のNo.2であるガラナを破壊しており、ソルベが
フリーザ復活を決意するきっかけとなった。
また、美味しいもの対決を行うようになった理由として、数億年前に誕生日ケーキをめぐって大揉めした際に「戦いではなく美味しいもので勝負してはどうか」と提案されたのがきっかけだと説明されている。
ぜーんぶ追記・修正してやる。
Wiki籠りの怖さと偉大さを、思い知るがいい!
- 宇宙サバイバル編だったかなあ? 大会観戦中に言ってた「おい、Myブブゼラ持って来い!」が個人的にツボに来たセリフだったw そのネタもう古いですよぅ。 -- 名無しさん (2019-07-08 13:49:53)
- ビルスと比べると若干人情味がある感じ -- 名無しさん (2019-07-08 13:57:51)
- 超本編を見るとビルス様以外の相手には素直に褒めてた。例、野球勝負の話で悟空の全力投球で、無事だった悟飯を唖然としつつもタフと言ってた。 -- 名無しさん (2019-07-27 22:23:48)
最終更新:2023年02月24日 10:48