TEPPEN

登録日:2019/08/15 Thu 17:35:08
更新日:2025/01/31 Fri 05:33:01
所要時間:約 18 分で読めます





『TEPPEN』とは、

1 カプコンとガンホーが共同開発したゲームアプリ。
ジャンルとしてはデジタルカードゲーム(DCG)になる。

2 フジテレビの特番の1つで芸能人の中で様々な競技の1番(てっぺん)を決める番組。

3 ジャニーズのグループ『NEWS』の4枚目のシングル。
この項目では1に関する説明をする。

概要

カプコンの人気キャラ達が一堂に会するコラボ系のキャラゲー
今のところTEPPENオリジナルキャラはソロシナリオにごくわずかに登場するだけでカードとして実装されているのはカプコンキャラのみ。

デジタルカードゲームとしてはかなり異色なシステムを採用しており、トランプゲームに例えると「スピード」に近いようなプレイ感覚が特徴。

2019年11月時点ではデジタルカードゲーム唯一のJeSUのeスポーツライセンス公認タイトルでもある。

世界観

TEPPENは「TEPPEN世界」(「大陸」と呼ばれることもある)と呼ばれる各原作世界とは異なるオリジナルの世界が舞台となっている。キャラクターたちの設定やストーリーも原作とは異なる部分が多い(リュウのグローブやウェスカーのコートがモンハンシリーズのモンスターの素材でできていたり、ウェスカーがウロボロスウイルス(作中では「黒い力」と呼称されているため、そもそもウロボロスウイルスなのかどうかすらも怪しい)を入手する手段が原作と大きく異なっている等)ため、TEPPENに登場するカプコンキャラクターたちはあくまでTEPPEN世界の住人であり、ヒーロー以外のキャラクター達も含め全て各原作世界の本人たちとは別の存在である。(スマブラシリーズの設定に近い。スマブラシリーズも「この世界」「スマブラ世界」と呼ばれる各原作世界とは異なるオリジナルの世界が舞台となっており、キャラクターたちもあくまで「スマブラ世界」の住人であり、ファイター以外のキャラクター達も含め全て各原作世界の本人たちとは別の存在である。)

ゲームシステム

まずプレイヤーが使用するデッキは30枚。基本的に同名カードは3枚制限だが、最高レアのレジェンダリーは1枚しかデッキに入れられない。
後述するが、カードには4種類の属性があり、最大3属性まで混成することができる。
ただし、1属性ならば最大MPは10だが、2属性混合だと5、3属性混合だと3になるため複数の属性を入れると重いカードは使いにくくなる。
また、本作には所謂「無色」が存在しない。その為、どのデッキにも入る汎用カードというものも存在しない。(色ごとの定番カードは存在しているが)

最大の特徴として、 このゲームにはターンシステムは存在しない 。そのため先攻後攻の概念もない。
プレイヤーは常にリアルタイムでカードを出し合うシステムになっている。

プレイヤーは基本的に常に5枚の手札をキープし、1枚使うたびにカードが空いた枠に補充される。
手札切れの概念はないが、逆に言うと6枚以上の手札を持つこともできないため状況的に切れないカードばかりが揃うと困ることも多い。
一部カードの効果で、2枠ある「EXポケット」にカードを補充することもできるが、EXポケットのカードは使い切り。
なお、山札切れも敗北には直結しない。その代わり、以降の手札補充は一切なくなるのでこの場合のみ手札切れの可能性がある。

場には3枠のユニット配置ゾーンがあり、ここに「ユニット」カードを置いていくのが基本になる。
ユニットカードは配置すると徐々に攻撃待機時間(画面上では矢印として表示)を消費していき、矢印が相手のユニット枠にたどり着くと攻撃が発生する。
そのユニット枠が空き地なら相手ヒーローに直接ダメージだが、ユニットが置かれているならユニット同士で交戦し互いに攻撃力分のダメージを与え合う。

それ以外には「アクション」カードがあり、これがいわゆる魔法カードなどの分類になる。
どちらかのプレイヤーがアクションカードを使うと、「アクティブレスポンス」という状況になりこの場合のみ一時的にターン制になる。
この間は交互に10秒間の思考時間が与えられ、相手のアクションカードに自分のアクションカードで対応することができる。(例:ユニットにダメージを与えるアクションカードを使われた→ユニットの体力を回復するアクションカードで対応など)
レスポンスは最大4回まで(最初にアクションカードを使ったプレイヤー→相手プレイヤー→最初に使ったプレイヤー→相手プレイヤー)。4回まで行くか、どちらかがアクションカードを使わなかった時点でレスポンスは終わり、「後に使われたアクションカードから」順番に処理されていく。

各種カードの使用には「MP」が必要になる。MPは時間経過で増えていくが、最大値は前述のようにデッキ内の属性数で決まる。
またアクティブレスポンス中は一時的にMPが増加し、アクションカードを使いやすくなる。このMPはアクティブレスポンスが終わると元に戻る。

各ヒーローの体力最大値は30。一試合の制限時間は5分で、5分が過ぎても決着がつかなければ体力の多い方の勝ち、同値なら両者敗北。
ヒーローごとに異なる「アーツ」がデッキ作成時に設定した一つだけ使用できる。アーツの使用にはMPを使えば使うほど増える「AP」が必要。
使用できるアーツの種類は、そのヒーローを使い込んでレベルを上げると最大3つまで増える。

主な能力

  • 空戦
相手ユニットを無視して直接ヒーローに攻撃する。
ヒーローのHP量を考えれば、ただいるだけで地味ながら脅威的。そのせいか、デフォルトで空戦を持つユニットの大半は攻撃力が控えめか、攻撃力は高いがHPは低い、持っているにはいるが発動にワンアクション必要、といった傾向が強い。
空戦同士が戦うと通常のユニットが殴り合うのと変わらない状態になる。

  • 対空
空戦の攻撃をブロックする。
これにより、上記の空戦同士と同じ状態に持ち込むことができる。
「じゃあただの劣化空戦じゃね?」と思うなかれ、カードの中には空戦持ちユニットをターゲットにするものが存在するため、対策として選択肢に入るのだ。

  • 臨戦
場に出てから速攻で攻撃できる。
ただし最初の1回のみであり、以降は他に能力を持たない限りはバニラも同然となる。

  • 俊敏/鈍足
俊敏は攻撃を行うまでの時間が半分になり、鈍足は逆に倍遅くなるマイナス効果。
臨戦と違って永続する。
どっちも同時に付与した状態だと効果が相殺され、通常の時間に戻る。

  • 連撃
2回攻撃を行う。
単純に火力が倍増しになる上、シールドを剥がした上で2発目を当てるといったことも可能に。

  • 探索
EXポケットに特定のカードをドローする。
デッキから探すのではなく完全に無から生成するようなもので、低コストで強い効果を発揮するものが多い。

  • シールド
相手の攻撃を1回防ぐ。
重ね掛けするとその回数分だけ防いでくれる。

  • 封印
相手の持つ能力を全て無効にする。ただし上がった攻撃力、HPは戻らずそのまま。
封印された上から新たに能力を付与することは可能。

  • 重貫通
敵ユニットを破壊した時、攻撃力分のダメージを敵ヒーローにも与える。
相手から攻撃を受けた時の反撃では発揮しない。

  • ヴェール
相手のアクションカードの対象にされなくなる。
全体を対象にしたり、ランダムで対象が選ばれたりする効果は普通に効く。

  • 波及
敵ユニットを攻撃した時、その両隣のユニットにも半分のダメージが飛ぶ。

  • 成長
やや特殊な能力。
後から場に出た味方ユニットのMP分だけ「グローポイント」が貯まり、ユニットごとに決められた一定値に達するとレベルアップが発生。そのレベルに応じた効果が発揮される。

  • 呼応
アクションカードを使った瞬間に特定の効果を発揮する。
どんな効果のアクションカードであっても無条件に起こせるのが強み。

  • 停止
付与されたユニットは時間分だけ行動不能になり、攻撃・反撃ができなくなる。

  • リベンジ
破壊されてもデッキに戻り、MPが半減して攻撃力やHPがアップした状態で手札にやって来る。
その性質上、デフォルトで持っているユニットは素の強さが控えめであることが多い。

  • 目覚め
これも特殊な能力、
場にいるユニット1体の上に重ねると、破壊しながら特定の効果を発揮して登場する。
目覚め中は赤いオーラを纏っているのが目印。

各属性の特徴

最も攻撃的な属性。とにかく相手のユニットやヒーローにダメージを与える効果が豊富。
また、 「空戦」 「探索」「臨戦」「俊敏」「連撃」 など、とにかく攻撃的な能力も豊富な色。

主な所属キャラは、ストリートファイターシリーズやモンスターハンターシリーズなど。

リュウ

殺意の波動を抑えるために各地を旅する格闘家。
チュートリアルでは彼のストーリーを通してバトルの基本的な流れを学ぶことができる(スキップも可能)。

<ヒーローアーツ>
敵ユニットに7ダメージを与える。
実にリュウらしいシンプルな効果で、並のユニットが即死するダメージを即ぶっぱ出来るのは地味に強い。当然、相手に使われると凄くウザイのだが。

  • 電刃練気
手札とEXポケットにる、全てのアクション・ユニットのダメージを与える効果を+2する。
ユニットの攻撃力を上げるのではなく、アクションカードや能力によるダメージを上げるという点に注意。
例えば「プレイ時」に正面のユニットへ1ダメージ与える「ダン」の場合、電刃練気を使用してから場に出すと3ダメージにアップする。

  • 滅・昇竜拳
味方ユニット1体に連撃を付与する。
これもシンプルだが強力で、高攻撃力のユニットに付与すると手がつけられない強さに……

リオレウス

ネルギガンテとの決戦の末息絶えたはずだったが、謎の炎の短剣の力で蘇生した竜王。
そのため、本来のリオレウスと異なり背中が燃えている。

<ヒーローアーツ>
  • 強襲
全ての味方ユニットの攻撃力を+2する。シンプルだが使いどころを考えれば強力。

  • 逆鱗
味方ユニット1体に、このバトル中の攻撃力アップ系カードの使用回数分だけ攻撃力アップ&空戦を付与。攻撃力は最大3まで。
ただでさえ無対策だと脅威な空戦ユニットを能動的に生み出せるため、空戦対策の無いデッキは瞬く間に蹂躙される。

  • 火炎の防壁
味方ユニット1体にHP+2とシールドを付与する。
上2つと違って守りに寄った効果。

ジル・バレンタイン

2019年8月に追加されたヒーロー。
仲間たちを殺された復讐を果たすためにウェスカーを追っている。

<ヒーローアーツ>
  • 最終兵器
強力な貫通ダメージを与えるアクションカード「ロケットランチャー」を探索する。
対象は敵からランダムとは言え、10ダメージという真空波動拳以上の破壊力に「貫通ダメージ」の性質を持っており、敵ユニットを破壊した時点のHPを引いた分のダメージが相手ヒーローに飛ぶ。
ただしアクティブレスポンスを一度挟む必要があるので、シールドで防がれたらご愁傷です。

  • ジェネシス
探索されたカードの中からランダムに2枚を選んでMPをマイナス1してEXポケットに加える。
探索で手に入れたなら例外なく対象に含まれる。

  • 抗体の活性化
3回以上探索しているなら味方ユニット1体にシールドと+1/+3を付与する。
条件上、少なくとも探索を3回行えるようなデッキ編成は必須といえる。

+ 主な赤属性カード
双龍の波動
レジェンダリー MP4 アクション
敵ユニット1体に、場のユニット数+3ダメージ

場が最大の6体ならわずかMP4で9ダメージという破格のコスパ。
大体2~3体でも十分コストパフォーマンスは良い方なので使い勝手は良い。レジェンダリーなので1枚しか使えないのが惜しい。

竜王の審判
レジェンダリー MP5 アクション
敵ユニットに12ダメージを振り分ける

相手が複数だとダメージ幅がランダムなのがネックだが、単体なら速攻で12ダメージを即座に与えてほぼ即死級の破壊力。このダメージでMP5は非常に安い。

宿命に抗う者 リュウ
レジェンダリー MP6 ユニット
3/6
臨戦 俊敏 攻撃時:正面のユニットにこのバトル中に使用したアクション数分のダメージ

レジェンダリー版リュウ。臨戦と俊敏で速攻で攻撃を叩き込んでくれ、強力な固定ダメージ効果も持つ。
終盤に出すと、ほぼ一方的に正面の相手を殲滅し続けてくれるためユニット同士の当たり合いには非常に強い。

怒れる竜王・リオレウス
レジェンダリー MP8 ユニット
3/7
空戦 臨戦 敵ヒーローにダメージを与えた時:ランダムな敵ユニット1体に5ダメージ

レジェンダリー版リオレウス。全ての能力が綺麗に噛み合っており、MP8という重さに見合う強さの持ち主。
一方的に相手ヒーローを削りつつ、盤面を更地にしていくその様はまさにリオレウスの体現である。



主にユニットのHPを補填したり横展開したりする動きが得意な属性。
「シールド」「封印」「重貫通」 などが代表的な能力。
なお 「ヴェール」 はエックスで付与できるので緑の特性と思われがちだが、緑ユニットでヴェールを持つユニットは第3弾まで存在しなかった。
所属キャラはロックマンシリーズやストリートファイターシリーズ、モンスターハンターシリーズなどかなり幅は広い。

エックス

謎の廃墟の中で目覚め、今が一体どういう状況なのかも困惑したままに施設の中に残されたライト博士のメッセージに従って動き出す。

<ヒーローアーツ>
  • ライフアップ
味方ユニット1体のHPを+7する。

  • チャージショット
全ての味方ユニットにHP上昇時に攻撃力+1を付与する。
5秒枚に自動回復する「自動修復」とのシナジーがやばい……が、その分読まれやすい。

  • ガイアアーマー
全ての味方ユニットにヴェールを付与する。

春麗

時系列的にはシャドルー崩壊後のようで、平和に暮らしていたが殺意の波動に目覚めたリュウを追う内にシャドルー復活の兆しを知ることになる。

<ヒーローアーツ>
  • 気功掌
全ての味方ユニットにシールドを付与する。
守りに寄っていることが多い緑属性ユニットをより堅牢に仕上げる。

  • 百裂脚
味方ユニット1体の攻撃力を+1してさらに重貫通を付与する。
2019年1月時点で任意のユニットに重貫通を付与できるのは百裂脚だけ。

  • あくび
味方ユニット1体に場を離れた際にMP+4の効果を付与する。
破壊されても次の一手が早まるという点で強力。
あまりに強すぎたためアプデで必要APが増加したが、それでも強い。

ネロ

2019年11月に追加されたヒーロー。
義手のデビルハンター。こちらでもニコを相棒にしている。

<ヒーローアーツ>
  • デビルブレイカー
味方ユニット1体に一度だけ 「波及」 &攻撃力+3を付与する。
上手くいけば1体で3体の敵ユニットを壊滅させることも。

  • 真の力
「成長」 持ちのユニットを無条件で1レベル上げる。
成長ユニットに対し、必要グローポイントと無関係にレベルアップさせることが出来る。

  • カモン!ニコ!
3種のアクションカードからランダムで1枚EXポケットに加える。
敵に12ダメージを振り分ける「ガーベラ」、全てのユニットを13秒停止させる「ラグタイム」、味方ユニット1体のHPと攻撃力に合計10をランダムで振り分けプラスする「トムボーイ」と癖のあるが強いアクションカードが揃っており、運が良ければ窮地から逆転に導いてくれる。

+ 主なカード
神脚美技 春麗
レジェンダリー MP5 ユニット
2/6
俊敏 連撃

レジェンダリー版春麗。能力はごくシンプルだが、比較的安めな割に素の性能が高めなので他のカードでサポートして特殊能力を付与してやるとかなり強い。

超古代文明の遺物 エックス
レジェンダリー MP6 ユニット
5/5
撃破:倒した相手ユニットの能力を得る

レジェンダリー版エックス。原作の能力を再現した能力獲得能力が特徴的だが、「プレイ時」などのカードはゲットしても役に立たなかったりするので使いどころが難しい。
上手い事「リベンジ」や「空戦」、「俊敏」持ちなどを食えると非常に強力なのだが……
6コストとしては非常に攻撃力が高いのが特徴。というか見ての通り8コスリオレウスなどよりも火力が高い。

クリス・レッドフィールド
エピック MP6 ユニット
2/7
撃破:HP+3
場にいる間:自分を除く全ての味方ユニットに「撃破:+2/+2」を付与

本体はあまり強くないが、場の全員に付与する強烈な撃破能力が特徴的。
上手く回り始めると、撃破により能力の上がったユニットがさらに他のユニットを撃破していき能力アップの連鎖が止まらなくなる。

緊急出撃
エピック MP3 アクション
ランダムな敵ユニット1体に味方緑ユニット1体のHPと同じダメージ

一見地味だが、HP強化特化型緑デッキは容易にHPが二桁に達するため、わずかMP3で10点以上のダメージを叩き出す万能除去カードと化す。
対象がランダムな点だけがややネック。


敵を妨害する能力に長けており、他の属性よりもアクションカードの比率が高め。
「呼応」 「停止」 「鈍足」 、さらにはユニットの攻撃力を下げる能力を駆使して戦う。

主にヴァンパイアシリーズや、デビルメイクライシリーズのキャラが多い。

モリガン

退屈しのぎに地上に出て遊んでいたところ、数々の猛者と出会うことになる。
ヒーローアーツのいずれも強力な効果を誇り、紫属性全体の性質も相まって使用者がかなり多い。

<ヒーローアーツ>
  • テンプテーション
全ての敵ユニットを13秒間停止させる。

  • ダークネスイリュージョン
停止状態の全ての敵ユニットを破壊する。

  • シャドウブレイド
敵ユニット1体に4ダメージ(空戦持ちなら6ダメージ)を与え、モリガンのライフを2回復する。

ダンテ

不可解な依頼を受けて各地を巡っている賞金稼ぎ。
ネロと違い、若い頃ではなく渋いオッサンの方で登場。

<ヒーローアーツ>
  • クイックシルバー
敵ユニット1体に鈍足と反撃不能を付与する。
以前は 敵全体 が対象という凶悪すぎる効果だった。

  • エボニー&アイボリー
場に出ている全ての味方ユニットの呼応が2回連続で発動するようになる。
ユニットを召喚する能力の呼応であった場合、1度に2体も呼び出せる。

  • デビルトリガー
ダンテの受けるダメージを10秒間0にする。
似たような効果のアクションカードに「禁断の延命術」があるが、あちらは30秒間無敵の代わりに効果が切れた時点で強制敗北という癖の強すぎるカード。デビルトリガーの方が気軽に使える。

+ 主なカード
闇を彷徨うリビドー モリガン
レジェンダリー MP5 ユニット
3/5
停止状態の敵ユニットを無視してヒーローに攻撃する
呼応:正面のユニットを5秒間停止

レジェンダリー版モリガン。停止型デッキにおけるフィニッシャーとして活用できる。
モリガンの攻撃が届く直前に何かしらのアクションカードを使えば、呼応により相手ユニットを無視して攻撃することができる。

復讐の悪魔狩人 ダンテ
レジェンダリー MP6 ユニット
3/5
俊敏
呼応:自信を墓地に送り、同じ枠に魔人 ダンテを出す

魔人 ダンテ
レジェンダリー MP9 ユニット
4/7
俊敏 空戦

レジェンダリー版ダンテ。単体でも俊敏持ちの攻撃力3なのでそれなりに強いが、呼応により魔人に変身して一気に勝負を決めることができる。
変身前の状態は受け継がないので、相手の攻撃で体力が減ったところで呼応を発動して魔人化するとスタイリッシュ。

予知
コモン MP1 アクション
EXポケットに1枚ドローする

最低コストのドローカードというそれだけの存在だが、呼応持ちを多く抱える紫にとっては各種効果を手堅く発動させつつ選択肢を増やせる貴重なカード。
ただ前述のようにこのゲームに手札切れの概念はないので、呼応持ちとのシナジーを考えない場合あまり意味はなかったりする。

予期せぬ妨害
コモン MP3 アクション
MP3以下のアクションカードを打ち消す

わかりやすい妨害カード。効果は単純だが、上手く切ると相手の戦略を破綻させることができる。



味方ヒーローへのダメージや味方ユニットの破壊などのハイリスクに伴うハイリターンな効果を多く持つ自傷型の属性。
「リベンジ」 や、死亡時に発動する効果、または 「目覚め」 を持つユニットが多く、アクションカードもライフやユニットを犠牲にする一癖あるものが中心。

バイオハザードシリーズのクリーチャーを始め、各作品の悪役系キャラは大体ここに入っている。

アルバート・ウェスカー

アンブレラ総帥を殺害し、異形の力を手に入れるも、さらなる神の力を手にすべく蠢動を開始する。

<ヒーローアーツ>
  • 黒き選別
MP5以下の敵ユニット1体を破壊する。
必要APの重さが難点だが、MP5以下のユニットを無慈悲に一発破壊できるのが強み。

  • ウロボロス
自分の墓地にある最もMPの高いユニットを場に出すが、死亡時に完全除去される効果も付与される。

  • 悪夢からの使者
リベンジが発動済みのユニット1体を手札に加える。
デッキに戻ったリベンジユニットがすぐ引けるとは限らないため、アクションカード無しに用意できるのが必要APの低さもあってありがたい。

ネルギガンテ

長き眠りから覚めた古龍。
ただ本能のままにエネルギーを得るべく強者を食らう。

<ヒーローアーツ>
  • 破棘滅尽旋・天
味方ユニット1体を+4/+4する代わりに一回攻撃すると自壊してしまう。
ただし、敵ユニットから攻撃された時の反撃では自壊しない。この点を利用すると少し延命させつつ打撃を与えられる。

  • 棘とばし
全ての敵ユニットに自己犠牲で失ったライフ分のダメージを最大12点まで振り分ける。
一度使うと自傷ダメージのカウントはリセットされる。

  • 形態変化
自身のライフが15以下なら手札とEXポケット全てのユニットを+2/+2する。
追い詰められてからが本領発揮のようなアーツだが、HPと攻撃力を上げるだけなのでそこからどう繋げるかが重要。

豪鬼

2020年1月に追加されたヒーロー。
命をかけた死合いを求める孤高の格闘家。
この世界でも自分を倒し得る強者を求めて彷徨う。

<ヒーローアーツ>
目覚めていない味方ユニット1体を目覚めさせ、同時に正面のユニットを破壊する。
記念すべき初登場でベガを一撃必殺した、豪鬼の原作再現を含んだアーツ。

  • 赤鴉空裂破
全てのHP4以下のユニットを破壊する。
味方も条件に該当すれば問答無用で破壊されてしまうのがネック。

味方ユニット1体をランダムな枠に移動させ、更に10秒間ヴェールとダメージ無効を付与する。
他に空いている枠が無くても問題なく使える。

+ 主なカード
野望の継承者 ウェスカー
レジェンダリー MP6 ユニット
17/17
場に出た時:攻撃力とHPを味方ヒーローのライフ分マイナスする

レジェンダリー版ウェスカー。MP6とは思えないほどの圧倒的なステータスを誇るが、デメリットがキツイ。ライフ17以上だと場に出た瞬間自壊してしまう。
とはいえ残りライフ10程度でもMP6の7/7という化け物クラスのステータスになるため、出すタイミングさえ見誤らなければ十分強い。

伝説喰らいの古龍 ネルギガンテ
レジェンダリー MP7 ユニット
0/1
プレイ時:自分のデッキを10枚除外、+5/+10

実質5/11という高いステータスだが、一気にデッキを削ってしまう。短期決戦向け。

広がりゆく感染
レジェンダリー MP5 アクション
全ての自分の枠に黒き感染者を出す

黒き感染者
コモン MP3 ユニット
2/3
リベンジ:+1/+3

黒のレジェンダリーの中でもかなりの汎用性を誇るアクションカード。
一気にMP3のリベンジ持ち3体を場に出すことができ、圧倒的な展開力を誇る。
純黒だけでなく、黒緑などの複合デッキでも使いやすい。

身勝手な捕食
レア MP1 アクション
味方黒ユニット1体を破壊し、味方ヒーローのライフ+7

自壊カードの中でもトップクラスに安いコストと強力な回復効果が魅力。
リベンジなどを発動させつつ、延命に使える万能アクション。

自業自得
レア MP4 アクション
味方ユニット1体を破壊し、ランダムな敵ユニット1体を破壊

自壊系アクションカードの一つ。自分のユニットを犠牲にしながら相手を破壊する。
似たような効果のカードにベーシックカードの「実験記録の収集」もある。こちらはコストが1高い代わりに破壊対象が正面のユニットに固定されている。
「実験記録の収集」は狙ったユニットを確実に破壊できるメリットもあるが、基本的には「自業自得」の方が使いやすいだろう。


追記・修正はコラボ元の作品を全部知っている方がお願いします。

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最終更新:2025年01月31日 05:33