ナダ(騎士竜戦隊リュウソウジャー)

登録日:2019/10/30 Wed 10:15:31
更新日:2024/04/21 Sun 17:46:49
所要時間:約 5 分で読めるで



※推奨BGM:「騎士竜戦隊リュウソウジャー(インストゥルメンタル)」


ケ・ボーン!

アンタか。マスターが意志を託したんは。

コウ!お前どういうつもりだ!?

俺はリュウソウジャー失格だ…!

お楽しみはこれからだ。

次回!


七人目の騎士


見せてみんかい!お前の強さを!






これで終わりちゃうやろ!見せてみんかい!お前の強さを!


「ナダ」とは『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の登場人物である。

演:長田成哉

概要

第26話「七人目の騎士」から登場。
初期のリュウソウジャーと同じ陸のリュウソウ族の一人であり、かつてはコウ達と同じ村の出身にしてコウと同じくマスターレッドの弟子の一人でもあった。
後にマスターブラックの元にもグリーン枠で弟子入りしており、マスターブラックは表向きナダをリュウソウグリーン候補としていたらしく、周囲にはトワがグリーンになるとは考えられていなかった模様。*1
また、バンバやトワとも彼らがその村にいた頃からの顔見知りでもある(見た目的にはナダのほうが彼らよりも歳上に見えるが、回想シーンではバンバとかなり揉めているような描写もあり、当時のヒエラルキーはどうなっていたのかは謎)。

リュウソウジャーに選ばれなかったことから自棄を起こして村を出た*2が、戦闘民族ドルイドンの再来を聞きつけ、リュウソウジャーの前に現れた。

人物像

一人称は「俺」。上の台詞からも分かる通り関西弁で喋る。
リュウソウレッドに選ばれる為にマスターレッドの肩を揉んだり、靴を磨いたり、手製のおにぎりを献上するといったあからさま過ぎる媚を売るようなお調子者。
ただし、泣いている女性にジョークを言って笑わせて元気づけたり、ドドメキマイナソーの力で優しさを奪われて仲間を傷つけてしまい戦士としての自信を失ってしまったコウを励ますといった優しさや熱さも持っている。

村を出て長かったためか、ファンタジックな意匠が特徴的な他のリュウソウ族の面々に比べて現代的な服装に身を包んでいる。
ただ、劇場版に登場した過去のリュウソウ族であるユノやヴァルマの服装にも似ているため、我々の目には現代的に見えるだけで案外古式ゆかしい服装なのかもしれない。

リュウソウジャーになれないため人体強度は普通の人間リュウソウ族並みでしかないが、剣術だけで言えばコウを圧倒するほど高く、戦士としての確かな実力も備えているだけでなく、「立ち向かわんと後悔するくらいなら立ち向かって後悔するわい!」と敵わないと分かっておりながらもマイナソーに立ち向かうような勇敢さも持つ。
また、リュウソウルの特性を生かした作戦を思いつくような機転も効く一面もあり、リュウソウジャー、特にコウ・メルト・アスナの幼馴染組3人にとっては頼れる兄貴分である。

しかし、リュウソウジャーへの未練は大きいらしく、コウが自分の思いついたアスナをベルゼブブマイナソーから救う作戦の予行練習で行き詰まり絶望した際には「お前はレッド失格や」と以前とは打って変わって彼を突き放し、一人になった際には「安心せえ。俺がちゃんとレッドを引き継いだる」と呟いた上に、アスナが助かった際にはそれを悔しがるかのような表情を見せていた。
が、同時にドッシンソウルによるアスナ救助の肝となるアイディアをコウに出していたりなど、助言自体は常に公平に役に立つものが多い。
我欲で足を引っ張るような後ろ暗い雰囲気を出し始めたのにその後もチームに一貫して貢献はしていると言う奇妙な立ち位置の男である。

また、コウと剣の訓練に付き合った際に彼の欠点を指摘する場面があるが、口振りこそ優しげであったもののダメ出しの内容が何処か陰湿であり、見方によっては、コウがどんな事を言われたら傷付くかを計算したうえで敢えてああいう言い方をしていたような節すらある。
他にもカナロ某探偵所所長のそっくりさんとの婚約で結婚とリュウソウジャーの間で揺れ動いていた際には「リュウソウジャーやめたらええねん」と一切躊躇わずに発言するなど、まるで彼らを引きずりおろして後釜になろうとしているかのような不穏な言動も多い。
実際、カナロとモサレックスの会話をこっそり聞いていたのモサレックスに気付かれた際には彼から「敵」と認識されていた。

また、彼の登場以降ガイソーグの現れる頻度が増え始めており……?


余談(ナダ)


  • 長田氏は兵庫県の出身であり、関西弁はネイティブな物。因みに同県の神戸市には「灘区」が存在しており、関西弁も相まって、名前の由来なのでは?と推測されている。

  • 上記の「お前は~失格や」「安心せえ。俺がちゃんと~したる」という台詞は汎用性が高いのか、ネット各所では改変したものが広まっている。(通称「ナダ構文」)






























































































第29話にて突如現れたガイソーグと交戦するブラックとグリーン。
一瞬の隙を突いて兜を叩き落すが、その鎧から顔を出したのは……











登録日:2019/10/30 Wed 10:15:31
更新日:2024/04/21 Sun 17:46:49
所要時間:約 5 分で読めるで




バンバ、少しは成長したな。だが、まだまだや!


正体

実はこのナダこそが、現在のガイソーグの装着者だったのだ。

第30話では彼の口からガイソーグの歴史と彼がそれを手に入れた経緯が語られた。

今から遥か昔、ドルイドンの一部が地球に帰還し、今は亡き若き日のマスターブラックとマスターグリーンがそれを迎撃。
この時、マスターグリーンがこのガイソーグを纏って戦っていたのだという。
何とかドルイドンを退けることに成功する二人だったが、ガイソーグには「使い続けると装着者の心の弱い部分につけ込んで負の感情を増幅させ、やがては暴走させてしまう」という大き過ぎる副作用があった。
結果、マスターグリーンは自身の破壊衝動を抑えられなくなり暴走。
守るはずだった自身の村を破壊し尽くすという暴挙に至ってしまう。
これに心を痛めたマスターグリーンはガイソーグ共々宇宙へ飛び立ち、隠居先の何処かの星で誰にも知られられることなくひっそりと息を引き取った。
(尚表向きは上記のドルイドンとの戦いで戦死したことになっている。)
一方マスターグリーン亡き後もガイソーグは様々な人物の手に渡りながら宇宙のあちこちを渡ることとなった。

そして現代。
リュウソウジャーに選ばれなかったナダは周囲を見返す力を欲していたところでガイソーグの噂を聞きつけ、血眼になって探しながら宇宙を飛び回った末に惑星ネメシスでその手に収めたのだった。
しかし、本人曰く「強なったまま楽しない」とのことで、力を手に入れても更なる強者への挑戦心と闘争心に駆り立てられるばかりで彼の心が満たされることはなかった。

そして、そんなナダにも自我が無くなる時が刻一刻と近づいていた。
同話にてガイソーグの力をどうにか押さえつけながらデュラハンマイナソーに苦戦するリュウソウジャーの前に現れると彼らをサポートし、勝利へ繋いだ。
そんなナダに対し、コウは事前にバンバとトワからその正体について聞かされていたにもかかわらず彼を仲間と認めたままであり、「これからも一緒に戦おう」と明るく呼びかけてくれた。
その姿を見たことでナダはコウが選ばれた理由を理解するが、同時に彼への嫉妬心が爆発。
彼が背中を向けた瞬間にガイソーケンで斬りつけるという凶行に走ってしまう。



俺は、お前のそういうところが……ホンマに嫌いや。



第31話では再びガイソーグに自我を奪われ、リュウソウジャーと何度も激突する。
最早ナダの意志は残っていないとされていたが、その戦いの中で一瞬だけだがナダの自我が復活。
リュウソウジャーは絶対にナダをガイソーグから救い出すことを誓うのだった。

第32話では必死に鎧に抵抗し、遂には自ら命を絶とうとするが鎧に阻まれて失敗し、やはり乗っ取られてリュウソウジャーに襲い掛かる。
その情け容赦のない攻撃に再び心が折れかけるリュウソウジャーだったが、突然グリーンがドッシンソウルで強竜装し、ガイソーグを殴打し始める。
グリーンは強さを求めて装着者を変えていく鎧の性質を逆手に取り、ナダを弱らせることでガイソーグを引き剥がそうとしたのだった。
怒涛の連打に怯んだガイソーグが動きを止めると、その体から大量の怨念が黒い煙のように吹き出し始める。
それこそがガイソーグの自我と悪しき力そのものだった。
ブルーがそれをナダから切り離せばいいと確信すると、レッドは変身を解除してコウに戻った。
そして...



ガイソーグ!俺に乗り移れ!



なんとコウは自らを囮にしてガイソーグを引き付けたのだった。
その言葉に応えるように鎧の部品が次々に分離するとコウに纏わりついていく。
仲間達はそれを必死に食い止め、変身を解除されながらもコウを鎧から全力で守る。

一方肝心のナダはピクリとも動かない。
嘗てナダと喧嘩別れしたバンバは普段は決して見せない熱さを剥き出しにしてナダに叫んだ。



このままでいいのか!これでいいのか!?お前、いっつも逃げてきたよな!俺たちの村からも、そう!リュウソウ族の使命からも逃げてきたろ!


また逃げるのかお前!


一度でいいから自分と真正面から向き合ってみろ!


戦え!ナダアアアアアアアアッ!!



そして、鎧と必死に戦いながらコウも立ち上がり、ナダに語り掛ける。



誰よりもリュウソウジャーになりたかった...


リュウソウ族としての誇りを誰よりも大切に思ってた...


その気高き魂...俺たちと、ソウルは一つ...


ナダもリュウソウジャーだ...!



そして、鎧の核であるガイソーケンがずるずるとコウに迫る。
それを止めたのは---他でも無いナダ自身だった。



先輩に説教するとはええ度胸や...


俺は、お前らのそういうところがホンマに...


嫌いや...



直後、プティラミーゴと戦っていたジャックオランタンマイナソーがその場に叩き落される。
人の憎しみを吸い上げる力を持つそのマイナソーによってガイソーグの怨念は鎧と完全に分離し、そのマイナソーもキシリュウオージェットに倒されたことで怨念も消失。
ナダは漸くガイソーグの呪縛から解放されたのだった。

戦いが終わり、龍井邸で細やかな休息を取るリュウソウジャーであったが、そこにガイソーグを着たナダが出現。
怯える龍井親子に斬りかかる...



ああ~背中かゆ~



...様に見せかけて背中を孫の手代わりにした剣で掻き始めた。
鎧から怨念が消え去ったことでナダはガイソーグを完全に制御できるようになったのだ。

こうして、ナダは遂に念願叶い、名実ともに本当の意味でリュウソウジャー七人目の騎士となったのだった。


ガイソーグ




一番強いのは誰だ……?



CV:関智一
リュウソウジャーの前日談でもある『スーパー戦隊最強バトル!!』に先行登場し、本編第12話より度々登場していた鎧の戦士。
リュウソウルのナイトモードをそのまま人型にしたような姿をしている。
尚「ガイソーグ」というのはこの鎧そのものの名前であり、装着者そのものを表しているのではない。

正体判明以前から度々暗躍しており、ディメボルケーノの封印を解いてドルイドンの戦力になるように動いていたかと思えば、ドルイドンによって孤立無援に追い込まれたトワに彼らのマスターの言葉で助言するなど両陣営を引っ掻き回していた。*3
そんな腹の内の見えなさ故にワイズルーガチレウスからは快く思われていなかった。
ただし、ワイズルーのエンターテイメント性を何事においても重視する性格を理解していたことから、ドルイドンとは相応の期間通じ合っていた模様。
また、総理大臣にしてリュウソウ族でもある狩野澪子とも面識があるようであった。
因みに、この時はまだ言葉を流暢に話しており、ナダの意志が完全には取り込まれていなかったことが窺い知れる。

上記のような装着者を暴走させる副作用の他にも前の装着者の記憶を見せる機能もあり、ナダはこれで上記のマスターグリーンの悲劇を知った。
ということはあの男の波乱万丈で摩訶不思議な人生の記憶も垣間見たことになるが......ナダの胃が心配である。

装着者の身体能力を大幅に飛躍させることが可能で、戦闘慣れしていない人物でも鎧を纏うだけでそれなりに戦える。
但し、総合的な強さそのものは装着者によって増減しやすく、実際「最強バトル」でろくに技術や経験の無いリタが装着した際にはブラックとグリーン相手に終始押されっぱなしであった。
一方、ナダは純粋な経験も技術ならリュウソウジャーを上回っている為、鎧を纏った際の戦闘能力はリュウソウジャー6人を圧倒する程に高くなっている。

その正体は古代のリュウソウ族の長・ヴァルマが作り出したリュウソウジャーのプロトタイプとも言える存在であり、彼自らが装着して使用していた。
元々はドルイドンとの決戦兵器として生まれたが、鎧の力に溺れて暴走したヴァルマによって地球侵略の為の道具にされたという過去を持つ。

ヴァルマやマスターグリーンに使用された後も様々な人物の手に渡って使用され続けた影響からか、今となっては鎧に使用者達の怨念が宿ったことで鎧そのものに自我が芽生えており、強さを求めて強者から強者へと乗り替わっていく「呪いの鎧」ともいうべき存在と化しており、装着者はいずれ鎧に体と意思を乗っ取られてしまい、上記の言葉をうわごとのように繰り返すばかりになってしまう。
そんな特性からナダはこれを「脱ぎたくても脱げない鎧」と称している。

前述の通り、鎧に取り付いていた怨念が払われたことで普通に着脱が可能となった。


装備

  • ガイソーケン
ガイソーグのメイン武装兼変身用の装備。
見た目はリュウソウケンと酷似しているが、カラーリングは銀と紫を基調としたものとなり、峰の刃はリュウソウケンよりも多い。

リュウソウルを装填することも可能だが、音声はやたらハイテンションなリュウソウケンと違ってシリアスさを感じさせる静かなもの。
「ガイソウル」を装填することで「ガイソーチェンジ!」の音声の後に使用者にガイソーグを自動で装着させる。
そのままリュウソウルを装填して数回噛ませることで「ガイソー(ざん)!」の音声の後に各ソウルに対応した必殺技を発動する。

リュウソウ族をこれで攻撃した場合、その傷はカガヤキソウルでも治癒することは出来ない。
そんなもん孫の手にして大丈夫か?

正式名称不明。左手に常備している。

必殺技

  • エンシェントブレイクエッジ
ガイソーケンから放つX字の斬撃。
発動時には月夜をバックにした専用のシークエンスが流れる。
また、装填したリュウソウルによって様々な特性が付与される。

以下一覧

  • ビュービューソウル
刃から竜巻を発生させる。

余談(ガイソーグ)

  • 「自我を持った鎧」「呪いの武具」といった敵キャラクター・設定は恐竜系戦隊では最早お馴染みとなっており、特に「自我を持った鎧」は『爆竜戦隊アバレンジャー』の暗黒の鎧(ガイルトン)や、『獣電戦隊キョウリュウジャー』の怒りの戦騎ドゴルドに続いて3人目となる。
    また、暗黒の鎧とは戦隊側の技術で作られた点も共通する。但し前者2人が怪人よりの姿であったのに対し、こちらはダークヒーロー然とした姿をしている。


  • 長田氏はこのガイソーグを大層気に入っており、現場入りの際にはソフビ人形を持ち歩いている他、正体が判明した第29話の放送日は丸一日Twitterのアイコンをガイソーグの顔写真にしていた。


  • 第13話で接触したリュウソウ族である狩野澪子は「英雄だった頃の過去の栄光が忘れられないのかしら」と発言しているがこれは上記のマスターグリーンのことを指していたことになる。








































しかし......

第33話ではリュウソウジャーや龍井親子と共に小さな体育館を貸し切って卓球を楽しむナダであったが、その最中ドルイドンの新幹部「ウデン」が現れる。
その力によってトワ・カナロ・コウ・メルト・アスナはその体内に取り込まれてしまい、技までコピーされてしまう。
遂にナダは残ったバンバと共に、ウデンに立ち向かう。



リュウソウ......リュウソウガイソー......ああっ!



ガイソーチェンジ!



そっちかいな......



不屈の騎士、ガイソーグ!

俺の騎士道、見せたるわい!

…って言うてみたかったんや~コレ!さあ、行くで!

このことから今までガイソーグへの変身とは自分の意志とは関係なく行われていたことになる。


漸く自分も決め台詞を言えてご満悦なナダは、ブラックと共にウデンに立ち向かう。
しかし、ドルイドンの幹部の中でも指折りの実力者であるウデンには経験豊富な二人でも苦戦を強いられ、遂にはブラックすらも取り込まれてしまう。

孤軍奮闘を強いられるナダだが、嘗てコウ達と会ったばかり頃のように、「立ち向かわんと後悔するくらいなら立ち向かって後悔するわい!」と自分を奮い立たせ、必死にウデンに食らいついていく。
その最中、ウデンの刀が鎧を貫いた。
しかし....



捕まえたで....



これにより、ナダとウデンの距離は無くなった。
好機と言わんばかりにナダは皆が取り込まれている急所目掛けて兜が砕け散る程の勢いで頭突きを繰り出し、コウを救出することに成功する。
コウはナダの隣に立ち、「一緒に戦おう!」と呼びかけるが、ナダはその場に倒れてしまう。
先程の攻撃で致命傷を負い、その体は既に限界だったのだ。
コウはカガヤキソウルで癒そうとするが、ナダはそれよりも残りの者を救い出すことを優先するよう言った。
そうしているうちにその体は鎧もろとも消えかけていく一方だった。



俺のソウル…お前に託す



最後に…ええ仲間に会えて…ホンマ…



そこまで言って、その体は完全に消滅してしまった。
しかし、残されたソウルは新たなる力、「マックスリュウソウチェンジャー」「マックスリュウソウル」に変わり、コウをマックスリュウソウレッドという更なる高みへと導いた。

その力を使い、コウはウデンを倒し、メルト達を救出することが出来た。

しかし、出来たばかりの大切な仲間を失ったリュウソウジャーの心の穴は埋まらなかった。
皆が暗く落ち込む中、ういがとあるビデオレターを持ってきた。
そこに映っていたのは、ナダだった。



えー…これちゃんと撮れてんのか?これ?



はあ…どうも、まいどです。ナダです。



えー…まあ、別に改まって言うようなことじゃないんやけど…俺、みんなの足引っ張りたないから、ちょっと修行の旅に出ようと思ってます。



だから、まあちょっとおらんようになるけど、まあ寂しがらんといてな?な?



まあ、ぶっちゃけドルイドンは強い。でも…みんなと一緒やったら不思議と怖ないんや。



カナロとバンバはめちゃくちゃ強いし、



トワはすばしっこくて勇気もある。



メルトはちゃんとした作戦考えてくれるし、



アスナはほら…なんてったって、ほら、かわいい!



コウ。コウはちょっと、向こう見ずなところあるけどその勇気がみんなの力を引き上げてる。



ホンマ、ええチームや。そんでもって、俺が帰ってきたらもう最強や!ドルイドン一緒に倒してな。この星に平和がきたらまた…卓球しよな。遊ぼな。



いっぱいアホな話しよな。挨拶は、こんぐらいにして…ほな、また!



そういや…照れ臭くて…まだ、ちゃんと言えてなかったな…



みんな…ありがとう。



ナダの心からの言葉に、リュウソウジャーは彼の分まで戦うことを改めて誓った。
生前、ナダは更なるドルイドンの強力な幹部の存在を明かしており、戦いはここから苛烈さを増していくだろう。
しかし、新たな力と、ナダから受け継いだ魂を宿した彼らなら、必ず乗り越えられる筈である。


34話や43話では名前のみ登場。

47話ではエラスが見せた幸せな夢の世界のうちコウの夢に出現。卓球を楽しんでいた。
このこともあって、カナロの荒廃した世界に戻されるより幸せな夢の中の方がいいのではないかという意見にコウは反論できなかった。

最終話で全ての戦いが終わった後、コウはリュウソウ族を鍛える「試練の断崖」に再び訪れる。
そこには役目を終えたマックスリュウソウチェンジャーが置かれ、コウの前に何者かの幻影が現れるのだった…。*4


更なる余談

当初から、コウに力を託してマックスリュウソウレッドになるという展開が決まっており、コウを成長させるために、彼が影響を受ける人物として設定された。
第33話の予告で「一緒に戦おう、ナダ」というセリフが本編同様、暗いトーンで当初収録されていたが、不穏なものを感じさせるため、わざと明るく言わせており、ナダが死ぬことも徹底的に情報を伏せ、テレビ誌のあらすじ情報にも彼の死に関する情報を消すようにしていた。
ナダ登場の伏線として第21・22話で「弟子の中でも一番ダメな子だった」というマスターピンクのセリフで他にも弟子がいたことを匂わせていた。
死後に流されたビデオメッセージは、リュウソウジャーの6人には当日見せ、演じる役者に役になりきってその役の感情を自分に置き換えて出させ、1人1人の顔を人数分のカメラで1カットで撮り、リアルな感情を見せている。

第32話~33話の間の話を描いた『特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ』では第32話の鎧の呪縛から解放された影響でガイソウルは空っぽになっており仮にナダがリュウソウジャーの一員としてガイソーグとしても戦っても戦死する可能性があったことが示唆されている。

お前はWiki篭り失格や。安心せえ。俺がちゃんと追記・修正したる。

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最終更新:2024年04月21日 17:46

*1 マスターブラックがトワを選んだのは「俺やお前(バンバ)にはない光がある」という理由で、これはナダにリュウソウジャーとしての適性が無かったと言うより、トワの適性が高すぎたとも言える。

*2 この時、腹いせにパキガルーが封印されていた神殿への地図を持ち去っている

*3 このためマスターブラックが現在の装着者であるかのようなミスリードがあったが、ナダも彼の弟子であったため、この言葉を知っていてもおかしくはない。

*4 後姿の為はっきりとは映っていないが服装からして明らかに彼である。