マスター(騎士竜戦隊リュウソウジャー)

登録日:2020/02/14 Fri 00:52:33
更新日:2020/02/26 Wed 15:05:12
所要時間:約 5 分で読めます




本項では『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の「マスター」について解説する。

概要

本作での戦隊は全員、人外の種族「リュウソウ族」で構成されている。
このリュウソウ族の戦士達が、修行を積んだ末にリュウソウジャーになる資格を手に入れるのだが、戦士の間には師弟制度が存在し、力が師匠から弟子へと受け継がれていくようになっている。

この時、師匠にあたる人物が「マスター」と称される。

マスターの役目は、複数名いる弟子達を教育し、その中で次世代の戦士としての素質を持った者を選定すること。
本編で戦ってる戦士も、全員それぞれのマスターを持ち、彼らから力を継承して、戦っている。

ちなみに、マスターを鞍替えすることも可能な模様。

一覧

全員呼び名は「マスター」+「(変身する色)」で統一されているが、制度の都合上、一個人としての本名も持っていると思われる。

マスターレッド


お前も、俺もソウルは一つだ....

演:黄川田将也
先代リュウソウレッドにして、コウと、ナダの最初のマスター。
好奇心旺盛で、それ故に人間と関わっていけないとされているリュウソウ族の掟を破りかけることもあるコウの振る舞いには頭を悩まし、時折叱責することもあるが、「騎士として大切なソウルが既に宿っている」と若き騎士の未来を見据え、時に優しく見守っていたらしい。
また、幼少期はかなりの凶暴性を持っていたコウに優しさについて「優しさは大切な人ができた時に、その大切な人を思った時に、手に入るものだ」と教えたのも彼である。
実際コウ本人も、「厳しいけどそれ以上に優しい人だった」と大いに慕っていた。

第1話にて、リュウソウ族の村に現れた戦闘民族ドルイドンをコウと共に迎撃。
しかし、途中タンクジョウに神殿への侵入を許してしまい、変身を維持できなくなってしまう。
それでも、生身のままでコウと共にタンクジョウに立ち向かうも歯が立たず、最期はその攻撃からカタソウルでコウを庇い死亡。
しかし、その魂はコウのレッドリュウソウルに宿り、神殿の力が無くとも、彼を変身できるようにした。

その後、第37話でのコウに課された試練の中で登場。
なんとマックスリュウソウレッドに変身した。
マスターとしての地力に加え、通常のリュウソウジャーを大きく上回るマックスの力も合わさったことでコウの変身したリュウソウレッドを圧倒するが、その中で放たれたエバーラスティングクローの弱点を見破られた。
そして、「決して忘れるな、限界は…超えるためにある」と激励し、消滅した。
この戦いは、エバーラスティングクローをコピーして猛威を振るうプリシャスの攻略に大いに役立つことになった。

彼もバンバ&トワ兄弟と同じく『スーパー戦隊最強バトル!!』に先行登場しており、バンバの見つけ出した「始まりのリュウソウル」が彼に反応してレッドリュウソウルに変化するシーンがあった。
かつては水の結晶について研究していたのかも知れない。

マスターブルー


自分を信じろ!お前が欲しかったもの、それは自信だ!大丈夫。お前なら、きっとできる!

演:渋江譲二
先代リュウソウブルーにして、メルトのマスター。
弟子の中でもメルトとはとりわけ近しかったらしく、幼少期の彼が贈ったお守りを大切に持っていた。
村に現れたマイナソー完全体を師弟ピンクと共に迎え撃った。
途中変身不能になりながらも、リュウソウルを駆使して立ち向かうが、最期はその一撃からメルトを庇い、彼の目の前で焼き殺された。
しかし、その魂はマスターレッドと同様にブルーリュウソウルに宿り、今もメルトを見守っている。

その後、第9話にもミミックマイナソーの体内に取り込まれたメルトの前に幻影として登場。
彼を上記の言葉で激励して道を示すと霧のように姿を消したが、その場には消し飛んだはずのお守りが残されていた。
かつてはタキシードを着た正義の紳士だったのかも知れない。
更にその昔とある本家の三男として弟子を育てていた過去があるかも知れない。

マスターピンク


アスナなら、きっとできる!

演:沢井美優
先代リュウソウピンクにして、アスナのマスター。
マスターブルー同様、アスナの目の前でマイナソー完全体に殺されたが、他のマスターと共にその魂はピンクリュウソウルに宿りアスナを見守っている。

その後、第21話では自身の「他人を生贄にしてでも生き返りたい」というマイナス感情から生まれたネクロマンサーマイナソーの力で復活し、アスナと一時的に再会を果たす。
自分の蒔いた種は自分で決着を付けようとしたが、現在のリュウソウジャーたるアスナの言葉で戦いを彼女らに託すことを決めた。

最後は、マイナソーの効力が無くなり、あの世に送り返されるが、その間際にアスナを上記の言葉で激励した。

本人曰くアスナは弟子の中で一番駄目であったらしいが、絶対に弱音を吐かず、笑顔を絶やさない強い心から、彼女を選んだという。

また、復活の際にはデパ地下の試食コーナーに行きたがったり、結局あちこちでグルメを満喫してきた挙げ句タピオカドリンクまで飲んでいたり、一人人間界を満喫していた長老の愚痴をこぼすなど、弟子同様結構食い意地が張っていて、マスターの肩書に似合わぬフリーダムな姿を見せた。
また生前セトーを見たことがあるのか龍井尚久を見てセトーと見間違えていた。
が、このエピソードがきっかけで、「マスター達は実は死んでないんだろ」と考えていた決して少なくない視聴者の予想は裏切られる形となり、少なくともマスターピンクは本当に死んでしまっていることが確定してしまった。何気に衝撃の展開である。
かつてはマスターブルーとは恋仲の月の戦士だったのかも知れない。また、哀しき人喰いの怪物でもあった模様。

マスターグリーン

演:不明
先代リュウソウグリーンの筈だが、本編で変身した姿は見せていない。
顔は映らず台詞も無いためどんな人物だったかは不明だが、劇中の描写から仲間を傷つけるのを良しとしない心優しい性格だった模様。
数百年前、役目を終えた際に死を偽装し、引き継がれたガイソーグを纏ってマスターブラックと共にドルイドンの残党を退けたが、その後ガイソーグの副作用で暴走し、村を破壊。
それに心を痛め、宇宙の何処かに隠居した末にひっそりと息を引き取った。
第13話でガイソーグ/ナダが接触したリュウソウ族である狩野澪子は「英雄だった頃の過去の栄光が忘れられないのかしら」と発言しており、これは彼のことを指していたことになる。*1

彼の死後、ガイソーグはどういう経緯を辿ったかは不明だが黄色い女海賊の手に渡る事になるが、それはまた別の話
また、故人であるため面識の無いトワには教えを授けておらず、トワはマスターブラックの元に引き取られている。
そもそもマスターブラックは表向きナダをグリーン候補としていたらしく、周囲にはトワがグリーンになるとは考えられていなかった模様。*2

マスターブラック


エラスを守らなくては...

演:永井大
先代リュウソウブラックにして、バンバとトワと、ナダの二人目のマスター。
基本的には真面目な性格だが軽口も叩くなど堅物一辺倒でもなく、厳しさと思いやりを兼ね備えた人物。
かつてはバンバに守るべきものの大切さを説き、彼ら兄弟に「力は頼る物では無い。活かせ。」と教えた。
バンバ本人からも「最高のマスターだった」と称されるほど慕われていたが、ある日突如バンバを含む弟子達を襲撃し、バンバからリュウソウルを奪おうと剣を向けた。
このことが切っ掛けでバンバは人間不信に陥り、トワ以外誰も信じない初期の冷徹な性格が形成された。
その後、バンバを痛めつけると、上記の台詞を残して行方をくらましてしまったが....?

かつては時間を守るために戦った赤い戦士だったのかも知れない。

番外

モサレックス


騙されるな、カナロ。悲劇を繰り返してはならぬ…

CV:竹内良太
カナロのパートナーである騎士竜だが、彼と妹のオトを幼少期より育ててきたため、カナロにとってはマスターでもある。
当初は過去の出来事から陸のリュウソウ族を危険視し、カナロが彼らと交わることを良しとしなかったが、戦いの中で彼らを認め、いつしか自然に打ち解けた。
基本は厳格な態度だが、内心カナロには実子のように愛情を注いでいる。
かつては、恐竜系戦隊の敵の新たなる哀しみの戦騎だった模様。

余談

マスターの演者は皆、過去に何かしらの東映特撮作品に出演していたOB・OGとなっている。


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