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キラメイブルー／押切時雨

登録日：2020/04/02 Thu 16:41:30
更新日：2024/04/19 Fri 21:31:47
所要時間：約 4 分で読めます



ヒーローは……黙って耐える。
この溜めが…その後の見せ場を引き立てる。

俺は……
このパターンが、一番カッコイイと思っている！！


キラメイブルー／押切 時雨（おしきり しぐる）とは、スーパー戦隊シリーズ第44作『魔進戦隊キラメイジャー』の登場人物。

名前の由来は日本全国に地名や駅名として数多く存在する「押切」、及び北欧神話に登場する竜殺しの英雄「シグルド」から。
そのため、名前は「しぐれ」ではなく「しぐる」と読む。

演：水石亜飛夢

キャラクターソング「Perfect Blue」


【概要】


時代劇を中心に活躍するイケメンアクション俳優。
年齢は24歳で、キラメイジャーの初期メンバーとしては最年長(後に彼より実年齢が一回り歳上のキラメイシルバー／クリスタリア宝路が加入する)。

エピソードZEROにてマブシーナ、ブルーキラメイストーンと遭遇し、2人目のキラメイジャーに選ばれる。

演技で培ったアクションや剣術はヨドン軍との戦いでも活かされており、キラメイジャー加入後も俳優活動は続けている。

むしろ充瑠達との交流で演技の幅が広がり、アクション以外にも恋愛ドラマ、相撲ドラマ(？)、釣り映画等にも出演するようになった。役者の方向性が迷走しているような気がしないでもない。
エピソード23ではとある芝居のために残念なギーク役まで熱演する。

【人物像】


クールでストイックな性格であり、一般人（加入前の熱田充瑠）が戦闘に割り込んできても構わず平打ちで吹っ飛ばすなど、取り乱す素振りはしない。
それに加えて頭脳明晰なマルチプレイヤー……に表向きは見えるが、実はかなりの意地っ張り。

「男の痩せ我慢」を美学としており、どんなに辛い状況でも自分をカッコ良く見せようと弱音を吐かないなど、良くも悪くもナルシストの気が目立つ。
ただし持ち前のキラメンタルに加え、演技力と気迫を最大限に発揮することでそれを周囲に感じさせない。
……というより、俳優として、あるいはキラメイジャーとして気を張っている時以外はむしろ優柔不断。
その点で一見物腰柔らかだが実際は冷静でハッキリとした性格の小夜とは好対照であり、彼女とセットで扱われる事も多い。

エピソード3「マンリキ野郎！御意見無用」ではマンリキ邪面との戦闘中、古典的すぎる罠に引っ掛かって頭に万力をはめられる。
締め付けによる激痛は相当なもので変身不能となるが、時雨は激痛に耐えながら万力を付けた姿で撮影を続行。
何とか撮影を終えて楽屋に戻るものの、そこで思いっきり痛がる姿をキラメイピンク／大治小夜以外の3人に見られてしまう。
その直後にマンリキ邪面が再び出現し、待機を命じられた時雨も無理矢理ついていくことに。

撮影用の刀を手にマンリキ邪面達に挑むも敵わず、窮地に追い込まれる時雨。
レッドはそれを救うと芝居での時雨の家臣さながらの振る舞いを見せ、その心に気付いた時雨も「ならば命じる。…死ぬなよ！」と役さながらに戦いを託す。

魔進達やマンリキシェルガも巻き込んでの争奪戦の末、奪い取ったマンリキ邪面のハンドルで万力を外すことに成功。
復活した時雨はブルーに変身すると、マンリキ邪面に一騎打ちを申し出る。
巧みな剣捌きでマンリキ邪面を圧倒し、最後は必殺技のブルーブライトスラッシュで撃破した。

後日、時雨の出演した『輝きのトビラ』を皆で視聴するが、最後に発した「変だよね？」というセリフで充瑠達4人からおちょくられるハメに……。
ミニコーナーも含めればジェッタにまでいじられていた。

…変だよね？

もうええっちゅうねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん！！！

とはいえ、仲間の前で見栄を張る必要がなくなったのは事実である。
これからは時雨も弱い面をさらけ出しながら、仲間と助け合って戦い抜くだろう。

エピソード8では充瑠への過度な特訓の仕返し(？)として小夜のデッサンをするが、充瑠からは「画伯ですね。論外です！」と可愛い顔でにこやかに毒を吐かれた。

エピソード10では自身のファンである古寺良世のストーカー行為に困っており、オブラートに包んで断ったがそれが原因で良世のストーカー行為がエスカレートした。話を聞いた魔進達からはこっぴどく叱られ、さらには相棒のジェッタにまで呆れられた。
最終的に荒療治という形で問題自体は解決したのだが、直後に予想の斜め上を行く結末を迎える事となった。

エピソード15では恋愛ドラマに初出演していたり「意外と女性の変化に敏感」な事が明らかになり、マブシーナの髪型の変化からクリスタリア兄妹のピンチを救う。
しかし、恋愛ドラマの大事なシーンの撮影のためにリップクリームを大量所持していたりとまたしても彼のネタ枠な一面が明らかになってしまった。

【キラメイ魔進】


魔進ジェッタ



弱音を吐けないのはアニキの弱さなのかもしれない。けど、そんなアニキが僕は好きなんだ！

だから……アニキにカッコ付けさせてくれよ！！


CV：大河元気

時雨のパートナーであるジェット機型の魔進。
充瑠の「時雨は切れ者っぽいから」という連想でブルーキラメイストーンから変形する。
時雨「切れ者だからジェット機……？」

一人称は「僕」で、時雨を「アニキ」と呼び慕う舎弟的存在。
痩せ我慢を美学とする時雨の思いを汲んで、上記のようなセリフをぶつける熱い一面もある。
一方、時雨を盲信している訳では無いらしく、上記の通り時雨のカッコ付けのツケが回って来た際には「ガッカリだよ！全部アニキのせいじゃん！」と叫んでいた。
まだ魔進の中では若い部類に入るからか、全体的に幼げで少年のような言動が多い。

巨大戦では飛行能力や超音速に達するほどのスピードを駆使し、切れ味爽快なソニックブームで敵を切り刻む。
魔進合体する時はスカイメイジの下半身、そしてキラメイジンの武器「ジェッタソード」を担当。



キラメイGO！

キ・ラ・メーイ！

キラメイチェンジ！


キラメこうぜ！



キラメイブルー



切っ先アンストッパブル！　キラメイ…ブルー！！


スーツアクター：竹内康博

時雨がキラメイチェンジャーで変身した「斬の戦士」。
キラメイソードによる剣技を得意とし、時にはキラメイシールドで攻撃を受け流しつつも確実に仕留める。

必殺技


●ブルーブライトスラッシュ

キラメイソードのボタンを2回押してエネルギーを溜め、「チェックメイジ！」の音声と共に斬撃を飛ばす必殺技。

●ブルーホリゾンタルスラッシュ

キラメイソードのボタンを2回押してエネルギーを溜め、「チェックメイジ！」の音声と共に刀身を伸ばすなどしてから斬撃を繰り出す必殺技。
上記のブライトスラッシュの派生として編み出した。

●ブルー堀りデンタルクラッシュ

シャイニブレイカーのボタンを2回押して使用。
シャイニーブレイカーを借りて、ドリルで歯に穴を空けるというムシバ対処法に近い攻撃、ネーミング的にはホリゾンタルスラッシュのオマージュ技。


【余談】

時雨役の水石亜飛夢氏は、これ以前の特撮作品では『牙狼-GARO- 魔戒ノ花』の幻影騎士クロウや、『仮面ライダージオウ』の佐久間龍一といった役で出演していた。

また水石氏は趣味に殺陣を挙げていたり、剣道初段の腕前を持つリアルサムライでもある。
それもあってか、エピソード1及び2ではリスペクトしている高倉健氏をイメージした演技だったのだが、エピソード3以降は「クールではなくクールでいたいやつ」を念頭に置いての演技を心掛けるようになったとのこと。

EDのパラパラを1人だけキレのある動きで踊るなど、その腕前はネタ的な意味でも遺憾なく発揮されている。





Wiki籠もりの前でだったら、今まで誰にも見せてこなかった自分の項目をさらけ出せるような気がして……

もしそれができたら、逆にもっと…追記・修正できるような気がする。


……変だよね？


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最終更新：2024年04月19日 21:31