登録日:2018/10/07 Sun 15:41:10
更新日:2024/12/06 Fri 22:05:03
所要時間:約 3 分で読めます
身長:200.0cm
体重:95.0kg
特色/力:生体エナジーの吸収と供給/各種エネルギーモジュール
変身者:2011年(フォーゼの時代)の佐久間龍一
契約したタイムジャッカー:
スウォルツ
モチーフ:
仮面ライダーフォーゼ
デザイン:篠原保
登場話:第5話、第6話
スーツアクター:永徳
※身長・体重は、仮面ライダーフォーゼ ベースステイツと全く同じ。
概要
第6話でその実態は、
2003年の時点でオーラと契約してアナザーファイズと化した佐久間に対し、
スウォルツがアナザーフォーゼウォッチを埋め込んだことで誕生した怪人であることが判明。
アナザーフォーゼのボディが破壊されたとしても、アナザーウォッチが二つ存在するせいで一度の戦闘で撃破することはできない。
フォーゼのアナザーライダーだからなのか、劇中では本来の変身者である弦太朗を真似た仕草を見せ、恒例の「宇宙キター!」のポーズも登場。
だが、弦太朗のように一切叫ばず、不気味な咆哮をあげるのみ。
その一方で
リーゼントを撫で上げる仕草が「キュッ♪」という効果音も相まって妙にかわいい。
容姿
容姿は仮面ライダーフォーゼ ベースステイツを模している。
ベースステイツの面影を残しながらも、全体の質感は骨や彫刻のように見え、細かなディティールはフォーゼが戦った
ゾディアーツにも似ている。
頭頂部は
コズミックステイツを模したと思われる尖った形状となっており、側頭部のロケットの補助翼を模したパーツは蝙蝠の羽のようになっている。
顔は顔面が真っ黒な骸骨のようになっており、赤い複眼や口は開くギミック付き。
触覚は鋭い刃のような形となっている(横から見るとわかりやすい)。
胴体部には元のフォーゼには無いパイプのようなパーツが確認でき、四肢にはモジュールベイスメントを模した意匠がある。
胸にはフォーゼ同様、
オレンジ色のラインが走っているが、そのラインは途中から
赤いラインに変化しているのが特徴的。どことなく
キャンサー・ゾディアーツのよう。
右肩に
「FOURZE」、左肩に
「2011」の年号が描かれている。
腹部にはフォーゼドライバーを簡略化したようなデザインのベルトを巻いている。
デザイナーの篠原氏によるとモチーフは「レーダーバットン+旧式の古臭い宇宙服」。
能力
ベルトに付いているスイッチを押すことで、元のフォーゼ同様にアストロスイッチの力を引き出せる。
劇中ではロケット・ランチャー・チェーンアレイ・
チェーンソーのモジュールを使用していたが、モジュールはいずれも半透明のエネルギー体となっている。
更に固有の能力として、コアスイッチに似たスイッチ型デバイスを使用することで襲った人間から生体エネルギーを奪うことができる。
生体エネルギーを奪われた人間は肉体そのものがエネルギーに変換・吸収されてしまうので、実質消滅すると言った方が正しいかもしれない。
歴史改変の影響
アナザーフォーゼ出現の直前、弦太朗は
スコーピオン・ゾディアーツと戦っており、その戦闘中にスウォルツに力を奪われていたが、
同時に弦太朗の目の前にいたスコーピオン・ゾディアーツも消滅していたことから、アナザーライダーの出現はライダーだけでなく各時代の怪人にも歴史改変の影響が及ぶことが判明した。
2018年時の弦太朗は恐らく記憶を失ったことで普通の教師となっている模様。第5話では、明らかに彼と思しき後姿が確認できる。
事件に巻きこまれて行方不明となった女子生徒の捜索に精を出しており、学校を空けていた。
更に仮面ライダー部は、
都市伝説として伝わる仮面ライダーの存在を調査するオカルト研究部のようになっており、
仮面ライダーは
一種の未確認生物(UMA)として扱われていた。
劇中での活躍
第5話「スイッチオン!2011」
第5話開始の時点で、天ノ川学園高校において暗躍していた。
アナザーフォーゼの引き起こしている事件は「
天秤座生まれの18歳の女子高校生を襲う」という内容で、既に何人もの女子高校生が連続してその餌食となっていた。
2011年時における変身者の佐久間は、アナザーファイズの力が徐々に失われつつある現状を憂いており、
丁度フォーゼとスコーピオン・ゾディアーツの戦闘を目撃したところでスウォルツと契約していた。
事件解決のために天高に潜入した
ソウゴ達の前で、山吹カリンという女子生徒を狙って姿を現したが、ジオウとゲイツとの戦闘に突入。
上述のモジュールを使った攻撃で襲い掛かるが、
ゲイツが変身したビルドアーマーに圧倒されて逃亡する。
その後、アナザーフォーゼの誕生した時代が2011年であることを知ったソウゴ達が
タイムマジーンで2011年に訪れ、一番最初に被害者となった女子高生の生体エネルギーを奪っていたところで戦闘。
ジオウに攻撃を加えようとしたところでウォズに邪魔され、ジオウのフォーゼアーマーへの変身を許してしまう。
最後はフォーゼアーマーに変身したジオウの「リミットタイムブレーク」を受けて敗れた。
しかし、爆散したと思われたアナザーフォーゼの身体が突如剥がれ落ち、その下から別のアナザーライダー、
アナザーファイズが出現するのだった。
第6話「555・913・2003」
アナザーファイズのウォッチが破壊されていなかった影響によるものなのか、アナザーファイズの姿から
すぐさまアナザーフォーゼの姿に戻り、ガトリングモジュールでジオウとゲイツに反撃する。
だが、ゲイツが変身したゴーストアーマーの召喚したパーカーゴーストの攻撃を受けて行方をくらます。
佐久間が契約した内容は「2003年時、交通事故で死んだ山吹カリンを生き返らせる」こと。
彼が女子高生を次々と襲っていた理由は、カリンと同じ天秤座の女子高生を生体エネルギーに変え、それをカリンに与えることで蘇生・延命を施すためだった。
一方のカリンは、全てを投げ打ってまで自分を生かそうとする佐久間の行動に心を痛めていた。
その後も女子高生を生体エネルギーにして回っており、自身を止めに来た
草加の首を絞めて負傷させるが、
カリンの説得や
巧の妨害に遭い、「自身の手でカリンを救う」と言い残して再び姿をくらませてしまう。
アナザーフォーゼを完全に撃破するには、まず2003年の時代にいるアナザーファイズを撃破する必要があった為、ソウゴとゲイツは2003年と2018年のそれぞれの時代で戦う策に出る。
その際、巧からファイズライドウォッチがソウゴを介してゲイツに手渡され、ゲイツは2003年に向かってアナザーファイズと戦闘する。
詳細は
アナザーファイズの項目を参照。
一方、2018年ではジオウが再びアナザーフォーゼを相手にして戦っており、制止しようとするカリンの言葉も聞く耳を持たない状態になっていたが、
「俺達が、お前達を救う!!」というソウゴの言葉を聞いて動揺。最後はフォーゼアーマーの「リミットタイムブレーク」を受けて倒された。
アナザーファイズも同時にゲイツに撃破されたことで、二つのライドウォッチも同時に消滅した。
アナザーフォーゼ/アナザーファイズの撃破に伴ってカリンも肉体が消え始め、「あなたは、自分の人生を生きて」という言葉を佐久間に伝え、謝罪する佐久間の目の前で光の粒子となって消滅。アナザービルドやアナザーエグゼイドの件に比べ、切ない結末を迎えることとなった。
事件は解決したもの、ソウゴは巧と弦太朗にブランクウォッチを渡し忘れており、ツクヨミに指摘されると慌てて2003年と2011年に向かうのであった。
第25話「アナザージオウ2019」
加古川飛流が佐久間を襲撃したことで、アナザーファイズの力と共にアナザーフォーゼの力を奪われている。
第28話「オレたちのゴール2019」
加古川飛流によって、佐久間とは別の人間にアナザーフォーゼウォッチが埋め込まれたことで復活。
アナザーライダー軍団の1体としてジオウやゲイツと戦うが、最後はフォーゼアーマーを装着したジオウに倒された。
第43話「2019:ツクヨミ・コンフィデンシャル」
加古川飛流/アナザージオウⅡによって召喚・使役されている個体が登場。他のアナザーライダー同様、身体に刻まれている年号が「2019」に変化している。
アナザージオウⅡ率いるアナザーライダー軍団の1体として現れ、飛流の屋敷までやって来たソウゴ達を迎え撃つ。
最後はウォズギンガファイナリーの超ギンガエクスプロージョンを喰らい、他のアナザーライダー共々まとめて倒された。
余談
2018年の時代でジオウに撃破されていたが、これは一見アナザーライダー撃破のルールから外れているように見える。
しかし、「2011年の時代で一度ジオウのフォーゼアーマーに撃破されている。」「アナザーファイズの力で延命した為、アナザーファイズの撃破によって力を失った。」とも考えられる。
ちなみに職場の「四葉天文台」という名前は『555』のラッキークローバーが由来と思われる。
追記・修正は、タイムジャッカーと契約してアナザーフォーゼになってからお願いします。
- アナザーファイズの時はファイズドライバーは残ってたし、やっぱりスウォルツが特別なんだろうか? オリキャスでない勢専用演出の可能性もあるけど -- 名無しさん (2018-10-07 19:08:56)
- アナザーライダー全般に言える事だが…口元がキモい -- 名無しさん (2018-10-07 20:01:14)
- 学校の全員と友達になる男⇔たった一人の大切な同級生のために人生を投げ打って学校の皆を消滅させる男 -- 名無しさん (2018-10-07 21:24:57)
- ↑ 更に言うと「友達との約束を守らなかった男」でもあるな… -- 名無しさん (2018-10-09 16:59:21)
- 加えて、「戦うことが罪なら背負ってやる」を間違えた方向に体現した男でもある -- 名無しさん (2018-10-09 17:29:52)
- 初めて2018で最後に倒されたアナザーライダー。2011年のときに倒されたけど、アナザーファイズで延命していたのかも? -- 名無しさん (2018-10-09 19:43:27)
- ↑多重アナザーの場合根本から潰さないと倒しきれないんだろうね -- 名無しさん (2018-10-11 22:55:02)
- ↑×5 ぶっちゃけネガフォーゼだよね -- 名無しさん (2018-10-12 00:16:28)
- やってる事は悪いけど、女の子のために必死になるのはかっこよく感じた。 -- 名無しさん (2018-10-13 23:58:12)
- ↑歴代だと物理学者や神崎みたいなラスボスでも同じ事やってるのはチラホラ居るしな んで自分の為とかじゃないからこそ往生際が悪かったり止まれない厄介なタイプでもある -- 名無しさん (2018-10-15 19:56:51)
- そもそもなぜソウゴ達は女の子を事故前に救おうとしなかったの?アナザーエグゼイドの子供やアナザーゴーストは救ってるのに -- 名無しさん (2019-01-07 23:17:44)
- ↑ カリンのケースとその二つのケースとの明確な違いとして、まず「カリンは自分が死んだことを受け入れてる」こと、飯田の息子は「適切な処置を受ければ契約なしで助けられた」、マキムラは「タイムジャッカーとの契約を蹴って死んだ=間接的に歴史に介入したタイムジャッカーに殺害された(との見方もできる)」ってのが挙げられる
それと白ウォズのことを考えるとこの二人は元から「生存した未来」があるのに対してカリンは「どうやっても死ぬ未来しかない」のかも知れない -- 名無しさん (2019-01-08 14:54:13)
- ↑しなかった理由とかそこら辺の設定が劇中で明確に語られてない以上それは想像に過ぎないよね どんな歴史介入がOKでどんな歴史介入がNGなのか線引きが明確にされてないんだから あとマキムラは結果的に歴史通り死んだわけで、歴史に介入したタイムジャッカーに間接的に殺されたって見方はおかしいでしょ -- 名無しさん (2019-01-12 14:11:58)
- 「ってのが挙げられる」って書き方してるんだから想像なのは承知の上で考察を書いたんでしょ?そんな噛みつくみたいに全否定するようなことでもないよ -- 名無しさん (2019-01-12 16:16:33)
- ↑2 今更だし論争は荒れる要因になるってのも分かってはいるんだけど、↑が言ってくれてる通り「作中で触れられてないことに対する疑問」が挙がったから「作中で描写されてることから推測できるその理由」を挙げた訳でさ…逆に聞きたいんだけど「(悪い言い方すれば)あなたが勝手に持った疑問」に対して考察以外の何で返せばいいの?それとも「劇中で触れられてない疑問」に対して「劇中で出た回答」をしろって無茶振りなの?
それと自分語りで悪いんだけど、「死ぬ原因を作ったりましてや直接手を下したならたとえ死ぬのが決まってようが手を下した奴が全面的に悪い」って価値観なんだ、すまんな(そもそも最初の契約の内容考えたら本来死ぬのはマキムラじゃなくて妹だったっぽいし) -- 名無しさん (2019-01-22 00:23:07)
- 歴史改変が発生した際、本物のフォーゼは弦太朗に戻ってたけど、スコーピオンゾディアーツは園田先生に戻らず消滅してたよな、あの瞬間彼女はどこにいたんだろう? -- 名無しさん (2019-06-17 19:43:55)
- 戦隊のブルーになりました -- 名無しさん (2020-01-16 22:39:53)
- 一人の友達を救うが行動理念なのは正体を隠していたころのメテオとも共通する -- 名無しさん (2020-04-10 00:04:19)
- 異なる二つの力を使う都合上、アナザーライダーの中ではゲルショッカーとデストロンの怪人っぽさがある。デザインもファイズとのごちゃ混ぜ感もある。平成で言えばトライアルシリーズやティターンに近いと思う。 -- 名無しさん (2021-10-10 15:53:28)
- 中の人は後に戦隊ヒーローになったが、フォーゼにも出演後に戦隊ヒーローを演じた人がいる。 -- 名無しさん (2022-06-14 11:20:21)
- 今更だけど劇中でモジュールを惜しみなく(しかもドライバー音声付で)使ってくれたのが嬉しかったよねぇ -- 名無しさん (2024-05-06 22:26:53)
最終更新:2024年12月06日 22:05