キリシュタリア・ヴォーダイム

登録日:2020/04/09 Thu 11:10:37
更新日:2024/12/24 Tue 18:03:00
所要時間:約 11 分で読めます


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FGO Fate Fate/Grand Order TYPE-MOON おもしれー男 お人好し もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな キリシュタリア・ヴォーダイム キリ様 ギャグ昇り クリプター ダークヒーロー リーダー レイシフトAチーム 主人公の上位互換 人に可能な事ならば確実に成し遂げる天才 人の持つ可能性 人理修復可能 人理装填 人類愛 冠位指定/人理保証天球 初手ブッパ 天体科 天才 天然 天然ボケ 愛すべきバカ 斉藤壮馬 星間都市山脈オリュンポス 最強 林檎農家 株がずっと上がり続けた男 残念なイケメン 爆裂面白人間 理想魔術 神を撃ち落とす日 神代巨神海洋アトランティス 考えに表しかなかった男 英雄 裏の主人公 負ける前からギャグ要員 貴族 金髪 隕石 露出狂疑惑 高杉かと思ったらヅラだった 魔術師




……通達する。我々は全人類に通達する
この惑星はこれより、古く新しい世界に生まれ変わる
人類の文明は正しくなかった
我々の成長は正解ではなかった
よって、私は決断した
これまでの人類史―――汎人類史に叛逆すると



Fateシリーズ『Fate/Grand Order』の登場人物。
CV:斉藤壮馬

プロフィール

身長:187cm
体重:74kg
出身地:イギリス
特技:占星術、天体魔術、高速詠唱
好きなもの:ウォーキング、フェンシング、ベーキング
嫌いなもの:事前調査不足による失敗、厚ぼったい服装、酒類


人物

元『人理継続保障機関フィニス・カルデア』の精鋭であるAチームのリーダーであり、カルデア初代所長にして時計塔の学部長マリスビリーの直弟子。

白い衣服を纏った金髪ロングの青年。


第一部ではAチームの一員として汎人類史を救うべく人理修復に赴こうとするも爆破事故に巻き込まれてコフィンごと凍結処理されて眠りに付く。
第二部において、己を死の淵から救ってくれた『異星の神』と協力、彼の伝達者「秘匿者(クリプター)」として不十分な世界と見なした汎人類史を抹消し、新たなる世界を作る為の「人理編纂」を目論み、カルデアと対立していく。

大西洋異聞帯「神代巨神海洋アトランティス/星間都市山脈オリュンポス」の二つの章を担当する。


以下、本編のネタバレを含む為に注意











概要

千年を超える名門一族ヴォーダイム家の当主であり、時計塔の天体科の首席を務めた才能豊かな人物。
数多の天才達が凡人に堕ちる時計塔において尚も天才と呼ばれた希代の青年。
もしもマリスビリーに影響されてカルデアに行かなければ、時計塔に新たな派閥を作り上げる事すらも可能とされた“期待の星”。


経歴・出生からスタンダードな貴族魔術師と思われがちだが、本質は別物。

本来、異星の神はキリシュタリアのみを救う予定であった。そして、それは当然だった。
キリシュタリア以外の6人が彼に及ぶことはあり得ないのは明白であり、彼一人さえいれば計画遂行には充分なのは明らかだったのだから。
だが彼は己一人では不足として仲間たちの蘇生を異星の神に要求する。
異星の神も、そのやり取りを見ていたオフェリアさえも困惑する中で、彼のみが他の6人が己を超える成果を出す可能性を捨てなかった。
瀕死の仲間を救うには世界を敵に回すに等しい苦難を味わうことになるという言葉に対して、その決意は揺るぐことはなく。


「もちろん、それが人に出来ることであれば、必ず」


その一言ともに彼は疲弊と絶望で歪んだ顔を瞬時に取り払い苦行に挑み、そして目的を成し遂げた。

彼の本質・有り様は『人の可能性』を重んじる、ある種の人類愛の持ち主である。

選民思想の持ち主で尊大・理想家・自信家・冷徹とされる性格であり、それを感じさせる言動を放つ一方で傲慢・冷血というわけでなくどこか人情派。
他者を見下すこともなく人それぞれの可能性を信じ、例え平凡とされる人物であろうともそれもまた資質とし価値のあるものと考えている。
自他を問わず人の行える最大の成果を重視し、その為に必要ならば己の身を切ることすら迷わない。
クリプター達の救済もその理念に沿ったものであり、彼らが自分以上の成果を出して自分を負かしても構わないと本気で考えているらしく、己の嘆願で命を拾えた事についても、下手に教えて彼らの力を発揮できないのはよくないとして明かさなかった。

その性質から油断と慢心はなく妥協というものを嫌悪し、訓練さえも常に全力で行っていたという。


上記の思想はキリシュタリアの特異性にも繋がっているようで、クリプター内において、もう一人の天才であるデイビットが「人に不可能なことすら成し遂げる天才」ならばキリシュタリアは「人に可能なことならば確実に成し遂げる天才」と称される。
両者の資質自体に優劣はないが、堅実で確実性が高いキリシュタリアの方がリーダーとしては適しているとか。


汎人類史との決別も不十分な選択をし続けてきた人類に対する不満が発端のようで「汎人類史は間違いではないが、正解でもない」というのが動機の一つ。
曰く余りにも無駄の多い世界。人類は間違いを重ねすぎた。どのような時代も文明も英雄も国家も「正解」を選べた事は一度もない、との事。

過激な思想とも思えるが、彼の思惑を知るペペロンチーノは「キリシュタリアの考えも分からなくもない」と理解を示しており、少なくとも彼らが正当性を感じる何かがあるらしい。

そして、彼が理想とする、人が至るべき正しき人類史は「人が神を利用した世界」。

その理想を叶える為に接触した世界こそがギリシャ異聞帯である。
ギリシャ神話に名を轟かせる大神ゼウスが統べる汎人類とは異なる歴史を歩んだ世界。
その世界は未だに神代の物理法則が保たれ、神々も健在。
人類は神々の恩恵を与えられた事で弱者が廃された栄光の歴史を歩み、文明は汎人類史以上に発展し、人々は幸福な笑顔で満ち満ちた一つの理想郷へと到達した。


その戦力は凄まじく、一般兵すら並のサーヴァントに比肩、凌駕するレベルに加えて、オリュンポス十二神は汎人類史では喪失した機神の肉体を維持している為に強大な力を有しており、他の異聞帯とは文字通り比較にならない程に強大である。

この異聞帯をこの星の正しき新たな世界とすることがキリシュタリアの目的である。


能力

時計塔においてもあらゆる分野で極めて優秀な成績を誇ったというその能力はAチームでも抜きんでており、純粋な魔術師としての能力は彼がトップ。

仲間同士の会談によると人間にもかかわらず神霊であるカイニスを打ち負かしたという異常な戦闘力を持つ。
一方で戦闘訓練においてはオフェリアの方が自分以上に優れた戦力と賞賛しており、その異常な力には何らかのタネがあることが仄めかされていた。

そしてアトランティスにおいて、その力の源が神代魔術を更に遡る理想魔術によるものだと判明した。




本編での活躍

二部プロローグで異星の神による濾過異分子現象に困惑するカルデアにクリプターとして宣戦布告。

その後はクリプター内の会議で異星の神の降臨の準備に取り掛かり、各異聞帯の空想樹の発育状態の確認やカルデアの残党の対応などに着手しており、クリプターとしての役割に意欲的な姿を見せている。

5章の時点では空想樹の育成を異星の神の降臨可能まで僅か数日まで漕ぎつけており、異星の神と協力的に対応している。

そして5章前半「神代巨神海洋アトランティス」で遂に本格的に動き出す。
カルデア残党に対して、ある種の拘りがあるらしく自らが闘わなければならないとして主人公達の前に立ち塞がる。

事前情報でカイニスを打ち負かしたと言われていたとはいえ、サーヴァントではなくキリシュタリア本人とのまさかのバトルに驚愕したプレイヤーも多く、
しかもその際の彼はHP644,160、そしてブレイク4つと意味不明なスペックだけでなく、最初のターンからスキル「天は巡らず」を使用。その内訳は
「自身に攻撃力アップ&精神異常無効&防御無視&無敵貫通状態を付与 控え含む敵全体に強化無効状態(5回/解除不可)を付与という読んでるだけで頭が痛くなるような内容。
それでも頑張って最終ゲージまでたどり着くとスタン、スキル封印を無視して「地は動かず」を使用。
自身の弱体状態を解除し自身のCTを最大まで増やす。
そして宝具を使えば問答無用で戦闘終了(耐えきっても意味はない)なので勝つ手段がほぼ皆無である*1
ここまで強いのには理由があるのだが、その理由を解消してもなお強い

尚、何故かマシュに対してはターゲット集中など攻撃を誘うような行為をしなければ積極的に攻撃はしない、という奇妙の行動をとってくる。
物語における事情をバトルに反映し、伏線とするのは今作では度々見受けられるのでマシュorカルデアに対して何か思う所がある或いは利用する気ではないか、と予想するプレイヤーもいる。
実際に作中ではカルデア排除を願う仲間の声を黙殺するなど奇妙な行動を取っている。



圧倒的な力でねじ伏せた後も追撃を放ち、カルデア残党を仕留めに掛かるも立ちはだかるカルデアの者との交戦を避ける為に撤退。

5章後半「星間都市山脈オリュンポス」にてゼウスと友情を結びながらも神々と協力関係になりながらカルデア残党の殲滅に策を講じ、自身は大望の準備へ取り掛かった。

+ 以下、キリシュタリアの目的および星間都市山脈オリュンポスのネタバレ

彼の目的、それは異星の神の排除
空想樹アトラスに満ちた力を利用することで人間を完全なる生命体である「神」とさせること。

異星の神については、実際の所、キリシュタリアは異星の神に人類を託すつもりはなかったのである。

異星の神は正しく空想の存在、その真意は使徒すらも知らずに接触も出来ない。
そんな得体のしれない不確かなものに人類を委ねる気はない、と目的の為に異星の神すら利用しているにすぎなかった。
おそらく、まともに歯向ってはキリシュタリアといえど粛清されるだけ、という打算もあったであろう。

カドックやペペと言った敗残クリプターに対しても粛清しないどころか大令呪をそのまま持たせ続け、情報も明かさなくていいと告知するなど寛大に扱っていた。
それはいざ自分が敗死・粛清されたときに彼らに自らの地位を引き継いでもらうことを期待していたためであった。
また、異星の神に睨まれている自分からあえて距離を置かせることで粛清に巻き込まないためでもあったのである。


そして彼の本来の目的は、それは神によって振り回された、愚かで無知ながらも優しい人間を一歩先のステップに進めるというもの。
人間は(自分も含めて)正解は選べない、それは個ではなく種としてのあり方故。
幾度も繰り返された争いの歴史、人間とは他者から奪うことで成り立つ弱い存在。
ならば強くする。一人一人が世界に影響を齎す存在、即ち神にすることで人々を争いと不平等を無くせる正解に辿り着く存在に導くこと、それが彼の計画だった。



ただしその「神になる人間」にキリシュタリア本人は含まれていない。
その術式を組み上げる自分自身は、術式の中心人物なので変化の影響を受けることができないのであるが、それでも人類の未来に繋がるならば特に問題とは考えていなかった。
別に実行したらすぐに死ぬというようなものではないので、そうしたら「最後の神でない人間」として隠居するつもりだったらしい。

自身の最も信頼するサーヴァントであるカイニスは、「神に暴行されたことに怒り自らを男にさせた」という経歴を持つことで、「人の弱さを克服した先達」と見ていたために狙って召喚したものだった。
途中でカイニスがディオスクロイに粛清されたが、カイニス救出のために令呪を投入。カルデアとカイニスの合流も半ばキリシュタリアの差し金であり*2、カイニスとの信頼関係は最後まで確かなものであった。
一方のディオスクロイはゼウスの副官として、人間に対する憎悪の点だけは信用していたが、思想的な共鳴は全くなかった。*3

物語終盤、己の計画を明かして主人公達と激突。
汎人類に敵対するクリプターとして、人理を守ろうとしたAチームのリーダーとして戦った。

キリシュタリアとの2度目の対決では、ブレイク3回に減った状態になるが、始めからいくつかの特殊バフ(一部は回数制)が付与されており、ブレイクするたびに再度それを完全な状態で付け直してくる。
また、初ターンの開始時には「人理装填」で即宝具という懐かしい初見殺しもしてくる。以前と違ってスキル封印での回避はできないので基本人理砲は食らうものと思ったほうがいい。
更にブレイク1回目では自身の弱体解除と強化解除、2回目では再度チャージMAXにしたりと一瞬たりとも油断できない。

しかしキリシュタリア自身の攻撃力はそこまで高くなく、キャスタークラスなのでライダーやルーラーなら被ダメージを抑えられる。ここにシナリオ上で特殊バフの入るマシュも合わせれば超えられない相手ではない。
人理砲があることを考慮しても、シナリオ的な意味でも令呪の切りどころでもあるので彼の望み通り全力で立ち向かうこと。


激闘の末キリシュタリアはカルデアに敗北。
その直後、育成した空想樹が突然炎上を始める。
さらに「人間が強くなっては困る」男…人を殺すこと、美しい物を壊す事でしか自らの存在を証明できない「ベリル・ガット」によって一瞬の隙を突かれ重症を負ってしまった。
また、キリシュタリアは空想樹の中にギリシャ神話における“世界巨神”アトラスを召喚することで空想樹を異星の神に使わせないようにしようとしていたが、このアトラスが千子村正に斬られ、空想樹に異星の神が降臨してしまう。


その後、降臨した異星の神から主人公達を逃がす為に殿として立ち上がり大令呪を行使して異星の神を攻撃。
この攻撃そのものは異星の神に傷一つ付けられなかったがちっぽけな存在に噛みつかれたこと自体に狼狽して異星の神は撤退。
カルデア残党を未来へ繋げることに成功した。

+ 以下、キリシュタリアの過去
学生時代、彼は既に周囲から称えられる優秀な魔術師であった。
家柄と才能に恵まれ、それに溺れずに努力を重ねることに苦痛も感じない。
自分は選ばれた才人という自負を持ち、日々を己の研鑽に当てる忙しい日常を送っていた。
美しいものを、素晴らしいものを作りたい、使命感にも似た情熱が彼を突き動かしていた。
そんな彼にとって、路上の浮浪者など嫌悪も同情も意識さえも向けるに値しないものだった。
いずれはそれなりの人物になる自分にとって、関わることがない存在にすぎないのだから。

だが15の時、優秀過ぎたせいで自らの父親に暗殺されかけてしまう。*4
そこを見知らぬ浮浪者の少年に命を救われることになる。
彼は非常に汚く、言葉もロクに知らず、日々を生きるだけでも精一杯の小さな子供だった*5
どこかで少年は姿を隠す魔術礼装を手に入れており、このおかげで残飯あさりができ、またキリシュタリアもこの礼装のおかげで追手から見つからずに済んだのである。

子供は自分の少ない食料ーキリシュタリアにとっては全く口にあわない正体不明の何かーを食べさせようとする等、
「キレイ」と評したキリシュタリアに献身的な介抱を行った。
彼の献身によってキリシュタリアは命をつないだ。
だが、キリシュタリアのために食料を手に入れようとした少年は姿を隠す礼装をキリシュタリアを隠すために手放した。
金もなく食料を手に入れようとする者に人々は寛容ではない。
少年は手に入れた食料と引き換えに暴力を受け、少年の弱った体はそれには耐えられず、息を引き取った。

その際、キリシュタリアの内にあったのは愚かな自分との訣別だった。
美しいものを作りたい、と口にしながらも何が美しいものなのかを考えず、ただ言葉だけを妄信した愚かな自分。
そんな彼の価値観は「他人を助けようとする」「人間」に出会った事で、大きく変革を遂げた。

そう、根本に「人類愛」を捧げ、人の可能性を信じる「キリシュタリア・ヴォーダイム」はここに誕生したのであった。

同時に現在の本来の彼の人柄も判明。
周りから完璧主義の擬人化、お堅いリーダーと見られがちでキリシュタリア本人もその声に合わせてる節もある為に素の彼を知る者はほぼいなかった。
実際は「話の途中だがワイバーンだ」と発言したり、興が乗ったからと裸になろうとするなど面白行動を実行しようとする。
カドックが深読みするも実際は裏がないとフランクでありながらやや天然混じり、他者への信頼と気遣いが出来る好青年であったことが発覚。

人間嫌いの芥ヒナコや最終的に牙を剥いたベリルを含め、クリプターは皆キリシュタリアをリーダーとして認めていた。
多くのプレイヤーからもキリシュタリアの真実を知って「キリ様と一緒にギャグイベントやりたかったなぁ」とその退場を惜しむ声が噴出。パイセンがカルデア屈指のネタキャラになっただけに
オリュンポスクリア後に配布される概念礼装は多くのユーザーに突き刺さるものになっている。*6

Aチームだけでなく関わる時間が多くなかった主人公も、こうしたキリシュタリアの人柄や目的の詳細を知る機会はなかった。
オーディオコール『新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション』で一度コヤンスカヤに教えられたため知る機会はあったが、最終的に同章の出来事そのものが無かったことになったため覚えてはいない。

実際に『もしもこの特異点(ギャグイベント)にキリシュタリアたちと向かっていたら』という内容の作品を描き、Twitterなどに投稿するユーザーも現れることとなった。
なおユーザーの中には2019年初頭にネタとしてキリシュタリアがイベントを全力で楽しむ面白人物として描いた者もいたが、まさかの大当たりで頭を抱えた者もいる。
高杉*7かと思ったらヅラ*8だった、という妙な例えも

更に2023年のエイプリルフール恒例の1日限定アプリ「Fate/Grail League」では過去Aチームのチームワーク向上のために野球をしようと提案し、超強豪チームになっていたということに。ギャグ描写ではあるが実際に発言してもおかしくないところが恐ろしい…
18時開放の追加シナリオでは聖杯の力により「クリプター7」として他のクリプターと共に一時的に復活、エイプリルフールながらまさかのAチームとの再会という流れと無法なスキルにユーザーを驚かせた。
投手系ステータスで投手力は素でEXランクであり、スキルは打撃力を上げる打力強化、外野を増やす外野フルチャージに加えて固有スキルの隕石魔球を持つ。名前から分かるようになんと野球に惑星轟を持ち出してきており、確定ストライクというだけでも恐ろしいが振ってしまうとバットが焼失してその番バットを振れなくなるという初見殺し。本編の高難易度のごとくスキル説明を確認しなかったプレイヤーを葬り去っていった。対策としては打席続行(確率で復活)や水分補給(ストライクカウント減少)スキルなどで球数を減らすのが有効。
またサーヴァントと同様に吹っ飛ばして勝利すれば味方で使えるのだが、味方使用時はなんと隕石魔球の使用回数が9回に増え、ルール上1イニングしか投げないため前述のスキルがない相手にはこれを9連発するだけで確定で完封できてしまう。





余談

  • 現状、第二部における重要人物であると言える彼だが登場当初は金髪・エリート魔術師といった歴代キャラクターとの共通点、メンバーのまとめ役でありながら5面ボスという情報から所謂噛ませ枠という風評も見受けられた。

    その後、物語が進むに連れてその力量やクリプター達への振舞いから油断・慢心が少ない真っ当な強敵エリート枠という予想も増えていき、
    いざ闘ってみるとサーヴァントすら圧倒する化けものじみた強さを発揮、プレイヤーの度肝を抜く圧倒的な力を見せつけた。
    噛ませやエリート枠かと思ったら化け物枠だったとされ、プレイヤーの評価を一転された。
    • 一方であくまで5章と物語半ばの立場での変わらないので、次に続くボスであるベリルや物語初期から黒幕と怪しまれているマリスビリーといった者達から出し抜かれるのでは?という予想も多く、良くも悪くもその結末に注目されているキャラクターである。
    • なおキャラクターデザイン担当のこやま氏はリーダーなので噛ませっぽくないように風格ある姿にするのに苦労したという。
+ 以下星間都市山脈オリュンポスのネタバレ
しかし実際のところマリスビリーとは同志に近い状態であり、彼の「机上の空論」を実現させようとしていた。
だがベリルに関してはあたってしまった。前述の通り彼の壮大な計画は第六異聞帯とベリルによって失敗となったのである。
…しかしそのベリルに対して恨みを持つ者も現れており、彼の巻いた種は第二部全てに根付いていると思われる…。


  • 奈須きのこによると、もしも主人公と同じ立場で人理修復に挑んだ場合は彼ならば順当にソレを成し遂げることが可能との事。但し、彼はあくまでクリプターである為にその時点で第2部では半分程度が限界であるという意味深な回答が為されている。

  • 彼の担当する5章の直前キャンペーンでは必ずまとまった数の黄金の果実(通称:金林檎)がログインボーナスで配布された。その際のバナーにはキリシュタリアがでかでかと映っていたこともあり一部のプレイヤーからは林檎農家などと呼ばれるようになった。*9

  • ゲーム中に登場する名有りの敵ボスキャラクターの中で、実装時点では唯一の「人間」特性持ちだった*10
なお現在は2部7章でイスカリが登場して唯一ではなくなっている。

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最終更新:2024年12月24日 18:03

*1 一応、アーラシュや陳宮など自爆できるサーヴァントやダメージを付与する概念礼装を用いて4回目のブレイクと同時に場のサーヴァントの数を0にすることで、戦闘終了条件である宝具の発動を防ぐという撃破手段が存在する。そもそも4回ブレイクするだけでも決して簡単ではない上、加えて130万以上削らなければならないため、2021年現在では実行に大量の令呪を必要とするが。

*2 もっとも、具体的な指示をしていたわけではなく、カイニスがあっさりカルデアにつくとはキリシュタリアも予想外であった。なおカイニスがカルデアについた最大の原因はゴルドルフの必死の交渉である。

*3 キリシュタリアとしても、ディオスクロイを切り捨てたかった訳ではなく、ディオスクロイの戦死まで距離が埋まらないままであったことは残念に思っていた。

*4 この後遺症は未だに残っているらしく、カイニスも「ひでぇな」と言う状態である。

*5 設定上本人すら知らないが名前はピノ。一部設定と表情と笑い方の共通点からある人物との関係を予想する人もいる。

*6 なおこの礼装に関してはもう少しで実現可能だった派・絶対に実現ができない派とで解釈が分かれている

*7 顔怖くてシリアス一辺倒のキャラ

*8 真剣な顔して変なことやるギャグキャラ

*9 余談だが、アトラスの娘は、ギリシャ神話で黄金の林檎を守っており、ヘラクレスはアトラスに黄金の林檎を取ってきてもらったことがある。そのため「アトラスが娘からもらってきた金林檎のおすそ分けでは?」とも。

*10 FGOには「人間」と「人型」と「人の力」がそれぞれ別の属性として存在しており、このうち人間は「厳密に今生物として生きている人間」のみが該当するため、サーヴァントは全員対象外でほぼ雑魚オンリーのとても狭い属性。