オルガマリー・アニムスフィア

登録日:2020/04/22 (水) 01:00:42
更新日:2025/01/15 Wed 05:35:04
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FGO Fate TYPE-MOON Uさん かわいい きのこの考えた最愛のお嬢様キャラ インフレ インフレの被害者 ウルトラ オルガ オルガマ オルガマリー・アニムスフィア カルデア シリアスな笑い ソラウリベンジ チョロイン ツンデレ ネーミングセンスは残念 ビースト ブラックホール ポンコツ マシュ長 マンガで分かる!FGO リヨぐだ子の飼い主 リヨアサシンのママ ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 一周回って萌えキャラ 不幸 何故かなかなか立たなかった項目 名門魔術師 地球国家元首 大統領 天体科 実は優秀 序章のトラウマ 悲劇のヒロイン 所長 本当は優しい人 涙腺崩壊 究極のラスボス 究極のラスボス←なれませんでした 第2部7章のヒロイン 米澤円 萌えキャラ 豊口めぐみ 負ける前からギャグ要員 隠れ巨乳 顔芸 魔術師 黄金樹海紀行ナウイ・ミクトラン



Fate/Grand Order』の登場人物。
CV.豊口めぐみ(ドラマCD)、米澤円(アニメ)

●目次

◇概要

カルデア二代目所長。
カルデア初代所長にして天体科のロード、マリスビリー・アニムスフィアの娘であり、父の死後に若くして所長の立場と家督を受け継いだ。

略称は「オルガ」、もしくは「マリー」。


◇プロフィール

身長:162cm
体重:53kg
誕生日:不明
好きなもの:理路整然とした筋書き、父親、冒険小説
嫌いなもの:初対面なのに目の前で寝る人間
魔術系統:天体魔術。アトラスの錬金術の素養もあり
魔術回路/質:EX
魔術回路/量:E-
魔術回路:編成:正常
決戦の日:宙の外


◇人物

重圧の強い立場から、高飛車でヒステリックに振る舞っているが、根は善良な小心者でテンパりやすい。
能力は高いのだが、如何せんすぐに動揺してテンパってしまうため、それをあまり活かせていない節がある*1
主人公からは「落ち着けば頼りになる人」と称されている。

魔術回路の量も質も一級。戦闘能力も単身でシャドウサーヴァントと渡り合うほど。
ところが、どういう訳か呪いの様にマスター適性だけがなく、マスター適性と密接に関わるレイシフトも本来ならば行えない。
ただ、『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』のマテリアルでは、質は超一級だが量は最低レベルであった。(冒頭プロフィール参照)
これが設定変更か事件簿とFGO世界では事情が異なるのかは定かではない。



◇本編

◆過去

父の突然の不審死によって急遽カルデアを継ぐことになってしまい、カルデアの維持で既にいっぱいいっぱいな所にカルデアスの異常まで起きてしまったため、
スポンサーからの非難、アニムスフィア家の娘でありながらマスター適性を持たない事に対する中傷など、
各方面からの突き上げを食らい、本人のメンタルはもうとっくにキャパオーバーしていて精神的に余裕がない。

特に所長になってから知ったデミ・サーヴァント実験の件は相当の衝撃だったらしく、一か月近く拒食症に陥ったという。
デミ・サーヴァント実験の被験体となったマシュは自分を恨んでいるに決まっていると考え、復讐されると怯えていたが、ロマニの進言によってマシュをカルデアのスタッフに組み込み、自由を与えたのも彼女。自分を殺そうとしている(と思い込んでいる)相手ながらも、倫理観と自分の親の行いに対する責任感ゆえに、監禁することも殺害することもしなかった。
これに関してロマニは「外に対して生真面目だから、どんなに嫌でも間違ったことは出来ないのが彼女の美点」と述べている。
人でなし・外道の巣窟である魔術師界隈の中では、割と一般人に近い道徳観念を持っていることがわかる。

そんな感じで精神的に追い詰められているため、親身にサポートしてくれるレフ・ライノールに対しては依存に近い感情を向けている。

◆第1部序章『特異点F 炎上汚染都市 冬木』

カルデアスの未来観測によって証明されてしまった人類滅亡を防ぐため、レイシフト適性を持つマスター候補48人をカルデアに集めた。
そのマスター候補の最後の一人こそが主人公だが、基礎も知らないド素人であったことから最初のミーティングで作戦から外される事になった。
これに時間を取られたせいで作戦用に特注した礼装に着替える時間が無くなったと愚痴っていた。*2

その後突然起きた爆発による事故で特異点Fにレイシフトしてしまい、サーヴァントもおらず窮地に陥っていたところを、主人公とデミ・サーヴァントとなったマシュに助けられた。
コフィンにいてレイシフトできなかった47人のマスター候補に関しては、そんな人数の死は背負えないと即座に凍結処理を決断し実行を指示している。

そして、このまま戻れば協会の連中にカルデアを取り上げられて破滅するしかないと、成果を求めて主人公とマシュと共に特異点Fの調査を開始。
その中で真名不明だったマシュの宝具に仮想宝具 擬似展開/人理の礎(ロード・カルデアス)という仮称を付けた。

クー・フーリンの協力で特異点Fの発生原因と思しきセイバーオルタを倒したが、現れたレフから既に肉体は死んでおり、残留思念だけになった事で適性のなかったレイシフトを行えていた事実を聞かされる。
そしてレフによって高密度の情報体であるカルデアスに放り込まれ、分子レベルで分解されて完全な死を迎えた。


いや───いや、いや、助けて、誰か助けて! わた、わたし、こんなところで死にたくない!

だってまだ褒められてない……! 誰も、わたしを認めてくれていないじゃない……!

どうして!? どうしてこんなコトばっかりなの!?

誰もわたしを評価してくれなかった! みんなわたしを嫌っていた!

やだ、やめて、いやいやいやいやいやいやいや……! だってまだ何もしていない!

生まれてからずっと、ただの一度も、誰にも認めてもらえなかったのに───!


この末期の叫びは主人公とマシュに大きな傷を残し、後に同じ言葉を口にしたゴルドルフ新所長を救う決意をさせることになる。



◇別作品での活躍

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿

Fate/stay night』直前の時系列にあたる物語。『FGO』とは別の世界線

オルガマリー・アースミレイト・アニムスフィア名義で登場。年齢は11~12歳くらい。
従者であるトリシャ・フェローズの未来視の魔眼によって「虹」の魔眼が出品される可能性を知り、魔眼蒐集列車に赴いた。
しかし、そのトリシャが何者かに殺害された事で一人取り残されることになった。
その後はエルメロイⅡ世から協力を要請され、共に事件の解決に尽力することになった。

こちらの世界でも誰にも認めてもらえていない事が傷になっているらしく、トリシャの死で動揺した際、
「努力して認められましたなんて顔をしてる奴らが嫌い、他人に認められる必要なんてないって自己完結してる奴らが嫌い!」と叫んでいる。
しかし、彼女の何気ない言葉がⅡ世に犯人を推理するための最後の情報を与え、Ⅱ世から「流石は天体科の後継者」と紛れもない賞賛を受ける事となった。

終盤では黒幕が妨害のために召喚したアインナッシュの仔に対してその場にいた魔術師の協力を得てアニムスフィアの大魔術(メテオ)を行使しアインナッシュの仔を全て焼き払う戦果を挙げた。


星の形。宙の形。神の形。我の形。天体は空洞なり。空洞は虚空なり。虚空には神ありき

スターズ。コスモス。ゴッズ。アニムス。アントルム。アンバース。

虚空には神ありき(アニマ・アニムスフィア)

事件解決後はライネスと個人的な交友を結ぶことになり、いずれロードの座を継ぐ者同士で陰謀を巡らしながらも仲良くやっている。

尚、事件簿ではマリスビリーが聖杯戦争の調査を行っていた事も判明しており、マリスビリーはその調査の結果、冬木の聖杯を使い物にならないと判断して聖杯戦争に参加する事はなかった。
そしてそれが分かったのと時期を同じくしてマリスビリーはオルガマリーに興味を持たなくなったという。
トリシャはそんなオルガマリーを、厳しくしつけながらも愛し、オルガマリーのために虹の魔眼を手に入れることを望んでいた*3

こちらの世界ではFGOと違い、オルガマリーがカルデアの所長になる未来は訪れないという。
マリスビリーが聖杯戦争に参加しなければカルデアスが完成しない事が理由か。

ちなみにアニムスフィアの魔術の理念も少しだけ語られており、地球に興味を持たない山籠もりの星見と外部からは見られているアニムスフィアだが、
実際は他の天体を調べる事で地球をより深く知る事が目的であり、結果として数多の疑似環境モデルの実験作が作られてきたという。
その結実こそがFGOでマリスビリーが完成させた疑似地球環境モデル・カルデアスであると思われる。

マンガで分かる!Fate/Grand Order

解説役として登場するが、当初リヨぐだ子からの扱いが悪かった、というか体を狙われている。あと友達はいない。
その後、序章が終わった事で原作通りカルデアスに放り込まれることになった。
なぜかカルデアスの中にも町がありそこで人生をやり直すつもりでいたが、『もっと!マンガで分かる! Fate/Grand Order』開始に伴い、リヨぐだ子がカルデアスに直接手を突っ込んでサルベージした。

リヨぐだ子との関係は一言では言い表せないがマシュを含めて親密な関係を築いている。
リヨぐだ子からは下着をはぎ取られたり下着を騙し取られたりと扱いが悪い所もあるにはあるが、なんだかんだでリヨぐだ子が基本的に敬語で接する数少ない人間でありリヨぐだ子からは懐かれている。
また宣伝キャラのモチベーションがどんどんなくなっていくリヨぐだ子に手厳しく宣伝やゲーム本編をプレイするよう説教するなど責任感の高い解説役としての立ち位置は維持している。

なおリヨアサシンの「服従宝具」にて、「所長に弄んでもらう」という条件でリヨぐだ子はオルガマリーの「ペット(自称)」になる。
またオルガマリー自体もリヨぐだ子を「(女)主人公」と呼び、事態が面倒くさい事になってきた時などは全幅の信頼を寄せているようである。
またリヨぐだ子がリヨランサーの奇襲で負傷を負ったと知った時は心配でマシュに主人公を助けに行くように願っている。
2巻の書下ろし漫画では「あの子は変な子だけど私たちの仲間でしょ?」と主人公ガチャをやろうとしたダヴィンチにいい話風に終わらせようとする。なおそのせいでダヴィンチと抗争になって宇宙を一度滅亡させてしまっている。

本作ではマシュとも良好な関係で、リヨぐだ子の着ぐるみをつけていたことをマシュに見られて弱みを握られるが、オルガマリーにマシュが引いたアタランテ・オルタを育成してもらった事もあって感謝されている。
事実、マシュが「あんな変な主人公(リヨぐだ子)よりも所長主人公の方がいいでしょ」と誘われた時にもマシュは「どっちも大切な仲間です!」と言い払って誘惑を振り払っていた。

なお肝心のリヨぐだ子は「マシュ所長を寝取っている」というシチュエーションに興奮することもしばしば。
ともあれ本作のオルガマリーはリヨぐだ子・マシュと拗れつつも良好な関係を築いているIFともいえる。

ちなみにこちらの世界では聖杯の泥とうどん粉から作られたサーヴァント、マンガで分かるアサシンのマスターになっている。思わず「ママ」と呼ばれることも。
誕生当初は銃で脅されたりしていたが、アサシンが母親属性に弱いことが判明してからは割と言う事を聞かせられるようになった。

クリプター登場後は、中国異聞帯で海賊放送局改め「本家マンガで分かるFGO」を名乗るアンとメアリーに囚われ、解説役として簀巻きのまま動画配信に付き合わされていた。
後にヴリトラに助け出され、以降は彼女と行動を共にするようになった……結果的には振り回される相手が変わっただけだが。
ヴリトラは仕掛けた聖杯戦争が失敗し敗走してもオルガマリーに別行動を許さず連れ回しており、彼女のことを大層気に入っているようである。

ちなみに原作よりも出番が多いので所長のイメージがこっちメインになってしまっているマスターもいるとかいないとか。


◇余談

キャラクターコンセプトは「ソラウリベンジ」。
きのこはソラウがお気に入りだと以前から語っていたが、酷い末路を辿ったソラウに代わり、今度こそ幸せにしてやりたいと生み出した「僕の考えた最愛のお嬢様キャラ」なのだという。
結果は見ての通り、まったく幸せになっていないというオチ。

























※注意※



この先には『星間都市山脈オリュンポス』の重大なネタバレが含まれています。














『私は虚空より降りたる神。この惑星の邪悪を廃し、正す為に顕れたもの』

『地球をひとつの国家として手中に収め、人類をひとり残らず管理する究極の支配者』

『すなわち───』


『地球国家元首、U-オルガマリーである!』



遂に降臨した異星の神。
その姿は完全に派手な衣装に身を包んだオルガマリー所長であった。

衣装には幾つも勲章が付けられており、ぶっちゃけダサい。しかもどうやら自前で用意したとのこと。なお異星の神は後述の通り後から地球人類を学び始めたため、依代のセンスである可能性が高い
村正が「素っ裸で現れるつもりらしいから服でも見繕ってやるとするか」と語っていたため、この服を用意したのは当初村正だと思われていた。
右手の小指にだけ指輪がはめられている。*4
指輪と言えばソロモンの指輪を思い出すところだが、ロストルームなどで描写されたソロモンが遺した指輪とはデザインが異なる。

また、その霊基はビーストのものであり、ビーストⅦの反応を示している。
ビーストにはいずれかのビーストが出現した世界に連鎖的に出現するという特性があり、その世界は終局の悪に向けて更なる災厄に見舞われるという。
ギルガメッシュは「が顕れた時点で終局のⅦはこの世界の何処かに出現している」と語っていたが、正にその予言通りの事態が起きたと言える。

オルガマリーを器にしての現界な為か、口調は超越者然としたものとオルガマリーのそこはかとなく残念な感じが混ざっており、威厳に乏しい。
本人は威厳に溢れていると思っているらしいのがまたアレな感じである。

堂々と「U-オルガマリー」と名乗っておきながらオルガマリーとしての記憶は残っていないらしく、主人公から「所長」と呼ばれた時には困惑している。
主人公とマシュもU-オルガマリーという名前に困惑を隠せなかったが、U-オルガマリー本人はその困惑を「神を理解した衝撃によるもの」と勘違いしていた。やっぱりどこか残念…
ちなみに読みは「ウルトラオルガマリー」との事。名前までダセェ……

しかしその力は本物であり、ホームズをして「逆転の可能性はない」と断言させた。
ティアマトやゲーティアといったビーストを倒すことが出来たのは、彼らにとってカルデアが不確定要素であった為に運命を変える可能性を持っていたからであり、
最初からカルデアを抹殺対象として『予定』に組み込んでいる異星の神に対しては特例になりえない為、対抗できる手段がないのだという。

本人が語るところによれば、地球に降臨した理由は「同胞が苦しめられたから」らしい。
第2部5章ではエリア51で「E検体」と呼ばれる異星人が過酷な人体実験を繰り返されており、その検体は謎の電波を発信して助けを呼んでいた、という記録が存在していることが明かされている。
その記録を地球上で唯一白紙化を免れたエリア51で発見したデイヴィット・ブルーブックは侵略の原因を理解したが、同時に「本当にそんな理由で?」という疑問を抱いている。
今のところ、E検体が異星の神が言うところの「同胞」なのかどうか、明言はされていない。


異星の神は肉体を持たず、本来であれば成長しきった空想樹を器として地球に顕界する筈だったが、
元から異星の神に空想樹を使わせるつもりはなかったキリシュタリアは、異星の神が降りるべき空想樹マゼラン内部に神霊アトラスを配置してその降臨を妨害。
しかし、キリシュタリアを裏切ったベリルがブリテン異聞帯の空想樹セイファートを炎上させてマゼランを巻き込み、完全性が崩れたマゼラン内部のアトラスを千子村正が両断した事で、アトラスを乗っ取る形で降臨を果たす。

ただ、このトラブルによって作戦実行体たる器の規模が相当に縮小されてしまったらしく、霊基そのものに支障はないが権能の効果範囲は縮小しているとの事。
自身の状態を「羽化前」と判断したU-オルガマリーは異聞帯を養分として吸収し、自らの使徒を含む全てをそのまま消滅させるつもりだったが、
キリシュタリアに大令呪による攻撃を仕掛けられた事に衝撃を受け、撤退していった。
その攻撃は異星の神に何のダメージも与えなかったが、「地球上に自分を攻撃してくるものがいた」という事実そのものが異星の神にとっては衝撃であったのである。

ホームズはU-オルガマリーをゲーティアと同じ遺体を使っているタイプのビーストだと考えているが、オルガマリー本人を知る主人公とマシュからは「あれ所長でしょ」と確信されている。
異星の神がオルガマリーの姿で現れた理由、異星の神がビーストⅦである理由は未だ不明だが、主人公とマシュは今度こそ所長を助けると決意を露わにするのだった。

一方U-オルガマリーはキリシュタリアの攻撃を受けて考えを改め、まずは地球人類を学ぶ事を選んだ様子。
本来は降臨した段階で用済みだった使徒達の生存も許し、彼らに仕事を与えている。
村正には空想樹を襲った光の槍の排除。
言峰にはより強固な器の確保を命じ、言峰は「オールトの雲より飛来した極限の単独種」を新たな異星の神の器とする事を目論んでいる。



…ここまでは絶望感を漂わせたラスボスと言えなくはなかったものの、その後5.5章、6章、ツングースカ・サンクチュアリ、6.5章とメインストーリーが進むごとに部下(及び契約相手)に離反されている。それどころか6.5章では新たに召喚したヤングモリアーティに、自身が与えた神の権能によって契約を断たれ、呼び出した途端に裏切られるという憂き目にあった。
またコヤンスカヤが異星の神の使徒ではないこと、新たに召喚したのがモリアーティ(それも若々しいイケメンの姿)であることから使徒として召喚する相手は所長の趣味なのではという噂が。
相手は裏切ってくるあたりからもそれらしさが出ている。


第2部7章にて再登場。あのORTを取り込み自身のさらなる強化をするために第7異聞帯に転移したことが使徒であるモリアーティー(若)によって暴露、それを阻止するためにやってきた主人公たちを逆に捕捉し襲来。
……したものの突然現れたでかい巨人にぶっ叩かれて記憶を失った。
尚その時主人公たちが乗るボーダーも大破、主人公は落下し死亡からの何者かとの取引により蘇生、他のメンバーも散り散りに。
主人公を追いかけてくれたネモの分身マリーンによって眠っているところを発見され、自分の名前と「人類を管理するべき」という目的と言峰に見せられた人類の教材以外のほとんどのことを忘却していることが発覚。故に主人公たちが敵対している組織の人間とは知らず、「守るべき人類」と認識し、2人にお願いされたこともあって以後その旅路についてきてくれることに。
戦闘にも参加、虹色の霊基枠、BusterとExtra攻撃が全体攻撃という類を見ないサーヴァントとして戦ってくれた。
その後マシュとハベトロット・なんかお茶目な恐竜人類テペウ・オルガマリーを追いかけてきた言峰神父と合流。冥界下りやら敵対勢力との戦闘やら異様にハイテンションの言峰とのサッカーやらを経て墜落したボーダーまでたどり着く。ボーダーの人員は無事だったものの、最終的に今回旅に同行してくれたマリーンを失うこととなった。激情したオルガマリーはその要因となった現地の敵対勢力を壊滅に追い込む。
その後ORTと対峙するものの巨人によって負傷した身では歯が立たず。またこの邂逅の衝撃によりなにかを思い出したようであるが......?

カルデアを”敵対勢力”と見做していないフラットな彼女は先述の通り「人類を管理する」ことを命題としており、そのニュアンスは「支配してやろう」というものではなく「しょうがないから導いてやろう」的なものが強い。「地球大統領」というトンチキな名乗りも、支配者としてではなく指導者としての立場であることからのネーミングだとか。
しかし記憶を失う以前の彼女は明らかにカルデアに敵対的(邪魔なら潰す、程度のものだが)であるが故に、純粋な状態から何らかの恣意的な変遷があったと考えられる。

また、5章で見せた圧倒的なオーラから一転、ポンコツヒロイン系キャラクター(冬木で見た彼女と非常に近い)として積極的にギャグに参加していた。いやまあ、5章の時点でその片鱗はあったけどさ.......。

その後アップデートによって彼女のクラススキルが確認可能になったが、その中には「単独顕現:A」はあるものの、ネガの名を持つビーストの固有スキルがなく、そして人類の脅威であるはずの存在が持っているわけがない「人理の防人:C」を保有しているのが確認されている。
星への脅威性に応じて威力が上がるレイプルーフが不発に終わったことも加味して、このU-オルガマリーがそもそも正規のビーストであるのかさえ今や疑わしい事態となりつつある。

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  • 究極のラスボス←なれませんでした
  • 一周回って萌えキャラ
  • 悲劇のヒロイン
  • 本当は優しい人
  • 実は優秀
  • 序章のトラウマ
  • 顔芸
最終更新:2025年01月15日 05:35

*1 これに関しては全幅の信頼を寄せていたレフに自己評価が低くなるよう・他者評価も低いと思い込むよう誘導され精神的余裕を奪われていた事も大きい。そんな状態であっても実際の優秀さは後にクリプター・デイビットも太鼓判を押すほどであった

*2 ただし所長はレイシフト適性がない為、無用の長物である。

*3 実際は虹の魔眼は出品はされておらず、遠い未来は未来視の魔眼でも精度が落ちることと、とある人物との魔眼の競合でそういう可能性を誤認していた

*4 ちなみに諸説あるが、右小指に指輪をはめる行為には「自分の魅力を高める」「幸せを逃さない」と言ったおまじないがある。ここにも器の影響が現れている様な気がする…