登録日:2009/09/12(土) 11:13:00
更新日:2025/04/09 Wed 19:01:43
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名前の読みは“むぎの しずり”
学園都市7人の
レベル5の第四位。
しかし第二位の
垣根帝督との間には圧倒的な力の差がある。
人形を抱いてないと眠れなかったり、それ誰に見せるんだってぐらいエロエロな下着を隠し持っているなど、初出のシーンや挿絵だけ見ると、割と普通の女の子に見える。
スピンオフの
とある科学の超電磁砲にも出ている。どう見ても巨乳です。
「あれ?今日のシャケ弁と昨日のシャケ弁はなんか違う気がするけど。あれー?」
……が、実際は禁書目録には珍しい女性の悪人。
性格はかなり高慢。敵の死はおろか、仲間の死すら何とも思わず無茶な事を平気で押し付け、さらには裏切りが判明した瞬間たとえ仲間だろうがナチュラルに殺す。
本性が現れた時の挿し絵が素晴らしくダーク。
レベル5であるプライドから、他の人間(特にレベル0の
浜面仕上)を格下に見ている。
浜面曰く「
ゲームをノーミスクリアしないとエンディングを見ても気が済まないタイプ」
能力は「原子崩し(メルトダウナー)」。
正式な分類は「粒機波形高速砲」と称される。
電子を波と粒子のどちらでもない状態に固定し自在に操る能力で雷撃の様な特殊な電子線を放つ。
結果として殆ど質量を持たない電子が「壁」として固定され、圧倒的な破壊を引き起こすことができる。
威力は非常に高く、防御・高速移動も出来るが、応用が効き辛く反動もデカイ。
『拡散支援半導体(シリコンバーン)』というプリズムを使い光線を拡散することもでき、
さらに位置情報を検索する滝壺の能力のサポートを得ることで遮蔽物を貫通した正確射撃ができるようになるため、室内戦では驚異的な強さを誇る。
また、この能力は軍事兵器に対する効果がずば抜けており、対能力者なら第一位、対次世代兵器なら第四位とあの
一方通行と並び称されるほどである。
目標設定を慎重に行い、自らを傷付けないように無意識にリミッターをかけているので発動までの時間がかかる。
実際、対浜面戦で逆上して闇雲に放った攻撃により左腕の肘から下を失った。
また、作中の描写から攻撃するまでの時間を無理矢理短縮させても反動が来るらしい。
純粋な威力なら第三位の
御坂美琴を瞬殺出来る程だが、その場合だと自らも消滅してしまうらしい。
しかし、体力・生命力(後述)等の総合面を考えると普通に勝てそうだけど…
因みに
スルーされがちだが、浜面をノーバウンドで数メートル宙に何度も蹴飛ばしたり、爆風で飛ばされた人間に余裕で追い付く等物凄い体力を持つ。
というか、能力使わない方が強くね?
よく放送コードギリギリの素晴らしい名言を残し、
木原君並にアニメでの登場を期待するファンが多いとか。
一例
「ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね。」
「関係ねえよ!!カァンケイねェェんだよェォ!!テメェらレベル0なんざ、指一本動かさなくても100回ブチ殺せんだよォぉぉぉ!!」
15巻での暗部組織同士の抗争で垣根帝督に敗北。
滝壺理后の能力を使って垣根を探しリベンジしようとするが、
滝壺の体はすでに限界であったために浜面仕上が麦野に反論。
垣根にアジトの場所をバラしたフレンダを真っ二つにした後、浜面と滝壺を追うも、
浜面が滝壺を逃がし、滝壺の能力発動に必要な「体晶」を持って逃げたためブチ切れる。
圧倒的な力で浜面を追い詰めるが一瞬の隙を突かれて右目を失い、逆上して『原子崩し』を使用した途端左腕も消失し、トドメに鉄拳制裁をくらい敗北。
死んだと思われていたが、19巻で再登場。
浜面を追っていた抹殺部隊を瞬殺し、滝壺を人質に取って二人を痛めつける。
再登場時の姿は「スーパー麦野」と作者に仮称されており、ホラーゲームの追跡者のような姿となっている。
放送禁止用語を連発し、またも圧倒的な力を持って浜面を追い詰めるむぎのん。
戦闘中、浜面の咄嗟の機転により200キロ爆弾の爆発に巻き込まれるも生還。
しかしまたも機転を利かせた浜面により数百度の摩擦を生み出す爆風空間に閉じ込められ、再び敗北を喫す。
今度こそ死んだかと思われたが、浜面が滝壺と共に超音速旅客機に乗って学園都市を離れる際に『原子崩し』によって抹殺部隊がまたも瞬殺されたのを確認。
さらに人間離れしていくむぎのん。次はどんな姿になっているのだろうか…
こう書くとただの狂人だが、浜面との二度目の対決の途中に「…どうして、こんな怪物になっちゃったんだろうね」という言葉を漏らしている事から、
ある程度自分の姿には苦悩している様子であり、この台詞を聞いて浜面は少し攻撃を戸惑っていた。
20巻
てっきり出て来ないかと思われたが最後の最後で再登場し、ロシアの戦場へ向かう。
今度は医療機械を傍に、身体中にチューブを繋げており、益々人間離れしている模様。
その目的はもちろん浜面。(恐らく殺害的な意味で)
なんとも一途な女の子である。
対決→肉体損傷→おぞましい姿で復活→対決……あのダース・ベイダーを連想させる。
21巻
表紙に登場するも出番はラスト数ページのみ。だが、狂気度合いは相変わらずで、滝壺の仮面をかぶって現れるなどの奇行を見せた。
極寒のロシアで再会した浜面と三度矛を交える…。
外伝「とある科学の超電磁砲」(以下
レールガン)にもアイテムメンバーと共にまさかの登場。本編通りの強さを披露。
第四位でありながら第三位の御坂美琴と対決し圧倒する。
ただし、この時美琴は能力をまともに使用できなくなるほど疲弊していたので、互いの力量差を計る参考にはなりそうにない。
そしてアニメ版レールガンの第二期についに登場。本編より先に登場する事になった。
フレンダとはそれなりに仲良くやっていたが、その後の2人の運命を思うと複雑な気持ちになるだろう。
三度目となる浜面との戦いで麦野は『体晶』を用いて意図的に力を暴走させる。
凄まじい力で後一歩まで浜面を追い詰めたが、元々適性があるものにしか使用できない『体晶』の拒絶反応によって能力が崩壊。倒れ瀕死の状態に陥る。
これまでかと思われたが、敵であるはずの浜面によって救われる。
その際に、
「お前は滝壺を選んだじゃないか」
と深読みすれば浜面に対し何らかの恋慕を抱いていたかのような(後書きにもそれを示唆する記述あり)台詞をもらす。
それを全て受け止めた浜面の説得により和解、『アイテム』再結成のために浜面たちと行動を共にする事となる。
新約6巻では一方通行と垣根の戦いに割って入り、一方通行に「殺した者」としての渇を入れた。
この直前には「浜面なら何人殺しても、何をしても和解できる」といった結局壊れているセリフを吐いている。
なんというか、浜面の存在が怖い意味でメンタルを強くしたような気がする。
新約7巻で「ヒーロー」の鎮圧に加わった。
〇∧〃 関係ねえよ!!
/ > カァンケイねェェんだよォォォ!!
< \
〇/ テメェら無能力者なんざ、指一本動かさなくても
// 100回ブチ殺せんだよォぉぉぉぉッ!!
/|
「つ・い・き・しゅ・う・せ・い・か・く・て・い・ね」
- アニメでの小清水さんの演技が無茶苦茶ハマってた。個人的には狂気の裏から垣間見える本音が好き。 -- 名無し (2013-06-17 00:54:50)
- 御坂に対して早漏とか売女とか言ってて言葉が汚い印象 -- 名無しさん (2013-06-17 08:03:46)
- 激昂ビームおばさん -- 名無しさん (2013-06-29 22:09:35)
- アイテムの他のキャラを演じる声優さんは皆若手だが、この人だけ中堅の方が演じるのは、やはりアイテムメンバーのまとめ役兼怖いけど頼れるお姉さんというイメージを重視しての事かな?けいおんのさわちゃんみたいに。 -- 名無しさん (2013-08-09 04:21:23)
- 浜面式御都合主義の一番の被害者。 -- 名無しさん (2013-08-09 04:58:38)
- これでハマーを庇って死んだりしたら最高に報われないな -- 名無しさん (2013-08-09 11:06:39)
- 真☆魔王wwww -- N (2013-09-11 23:44:59)
- アニキス最終回後グレた星乃さん -- 名無しさん (2013-09-11 23:46:56)
- ↑3仲間殺してその死に方だったら上等だろ。ちなみに俺麦野好きだぞ -- 名無しさん (2013-11-30 20:59:49)
- 激昂ビームおばさん大好き -- 名無しさん (2013-12-03 12:24:24)
- フレンダ殺したのって、仲間売った裏切り者なんだし制裁加えるなんてむしろ当然だと思うんだけどなー
なんで叩かれんだろ -- 名無しさん (2013-12-28 04:21:07)
- 中の人のおかげで、さらにガラの悪くなった流子ちゃんに見えてしまうwww。 -- 名無しさん (2014-03-21 01:11:47)
- キルラキル -- 名無しさん (2014-07-13 21:56:49)
- ↑×2 俺はアニキスの数年後と勝手に思っている。偶然にも浜面の声は・・・ -- 名無しさん (2014-07-13 22:11:49)
- 麦のんが一位~三位より(戦闘だけじゃなく、貢献度や能力の工業的に使える度を含めて)下なのは分かるけど -- 名無しさん (2014-07-13 22:59:42)
- ↑ミスった。 分かるけど、みさきちより上なのは何だろう。戦闘はともかく、工業的に産み出せる価値としてはみさきちの方が高くないか? -- 名無しさん (2014-07-13 23:00:58)
- 新約の最新刊で一方通行のようにむぎのんと白垣根が上条と戦うと思ったけど、そうでもなかった -- 名無しさん (2014-07-13 23:12:56)
- 口の悪さはジョジョのラバーソールとタメ張れるよね -- 名無しさん (2014-07-14 12:34:22)
- ↑3 メルトダウナー能力は進化させると次元を虚数域まで無限に切り詰めて「零次元の極点」に至り11次元世界を自由に操作できるようになる可能性があるからやで。 -- 名無しさん (2014-07-14 18:02:14)
- きたないセ・・・、これ以上はいえない・・・、いったら本家本元が夢の中に現れてきそうでならない・・・。 -- 名無しさん (2014-07-18 20:25:19)
- ↑10 見せ方が猟奇的で当時は明らかにあの巻で死ぬ悪役として書かれてたからな 一通とかもそうだが死なせず主人公側に転向させるにはあまりにやり過ぎな描写があるのは昔から問題視されてたぞ -- 名無しさん (2014-08-10 14:37:51)
- キャラと変遷だけなら石川賢作品に登場しても遜色ない壊れっぷりだな。まあ、守るものがないからどう転んでも主人公と対立する側にしかならなそうだけど -- 名無しさん (2014-08-20 22:11:42)
- インデックスや美琴等のメイン級のヒロインが貧ny・・発育途中故かよくビームおばさん(ネタ込みで)呼ばわりされているが寧ろ今が旬だったりするww -- 名無しさん (2014-09-10 01:06:07)
- こいつがなんで怪力持ちなのか理由を明かしてほしい こいつ以外にもいた気がするが、自分だけの特化した異能以外でスペックが高いのはちゃんと根拠があるのかなーって思って -- 名無しさん (2015-03-25 10:52:58)
- ↑ どうせなら学園都市の能力者も覚醒すると身体能力が向上するみたいな設定つけとけばよかったのにね。ストブラの作者の「レベリオン」ってラノベではそうなってた -- 名無しさん (2016-03-07 11:05:45)
- ↑5 麦野は好きなキャラだし味方化した事情も理解はできるが、フレンダの件はやっぱ釈然とはしないからなぁ……せめて面と向かってフレメアに手をついて謝ってたらよかったんだが -- 名無しさん (2016-03-07 11:06:57)
- 最近、麦のん影薄すぎない?麦のん好きだから出番増やしてぇー!というか、科学サイドのレベル5の存在感が薄いよぉ~!第6位はマダー? -- 名無しさん (2016-04-26 19:02:44)
- ↑禁書はインフレしすぎてるから麦のんが活躍するのはもう無理だと思う。超電磁砲かアニメに期待しよう -- 名無しさん (2016-04-26 19:53:13)
- フレンダぶっ殺したのは至極妥当なことなんだがね。あいつの情報漏洩のせいで、麦野、滝壺、絹旗、浜面の四人が生命の危機に瀕したのは紛れもない事実だし。あの場合なら俺が麦野の立場でも粛清か、それ相応のペナルティを課したわ。まして同じく素粒子工学研究所ではぐれた絹旗がていとくんに取引を持ちかけられても仲間を売らなかったんだから余計に。 -- 名無しさん (2017-03-30 13:00:41)
- もしかして:D-ボッシュ -- 名無しさん (2017-06-10 00:49:20)
- 超電磁砲2期を見て禁書三期も楽しみになった -- 名無しさん (2018-08-26 11:59:52)
- 一方通行よりも悪党してる感じ -- 名無しさん (2018-12-24 01:36:02)
- アイテムのメンバーは超電磁砲二期だけでなく一期にも実はひっそりと登場している。セリフはないが。 -- 名無しさん (2020-01-15 00:14:01)
- 麦野を倒したのが浜面じゃなくて上条さんだったらどういう展開になったのか気になる -- 名無しさん (2020-04-21 19:38:39)
- 天賦夢路編で青ピにネタにされてたらやっぱり「女王様の麦野に調教される」とかだったんだろうか(ボンデージ姿が似合いすぎるがドSで済まされるレベルではないような…) -- 名無しさん (2020-06-28 00:34:26)
- ↑裏稼業として顔が売れるの忌避してたし、作中表向きには第六位並の謎存在なのでは -- 名無しさん (2020-12-22 01:19:58)
- とあるアイテムの少女共棲を見る限り仲間の死すらなんとも思わないは違うな -- 名無しさん (2023-06-25 21:41:27)
- 漫画の麦のん若く見えて可愛い -- 名無しさん (2023-11-11 20:58:17)
- フレンダ殺しはていとくんとの器の違いを見せつけられた&それまでなんやかんや死ななかった美少女殺しが強烈だったインパクトによる衝撃も多いんじゃ? -- 名無しさん (2024-08-04 21:00:21)
最終更新:2025年04月09日 19:01