ルバンガーキング

登録日:2020/05/21 (木曜日) 14:21:52
更新日:2023/09/01 Fri 00:17:20
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行けっ!ロボット怪獣ルバンガーキング!東京を叩き潰すのだ!

行けっ!行けっ!行けえっ!


ジャンボーグA』の第2話「大逆襲!アンチゴーネ」に登場した怪獣。

出典:ジャンボーグA/円谷プロ/第2話「大逆襲!アンチゴーネ-ルバンガーキング登場-」/1973年1月24日放送


身長:56m
体重:5万2000t
出身地:東京近郊
別名:サーベル怪獣


【概要】

アンチゴーネが壊れて放置されていた怪獣のおもちゃに、怪獣化光線を浴びせて誕生させた怪獣。
あまり動きは速くないが、正面の鎧のような装甲と背中の甲羅のおかげで防御力は高い。
元のおもちゃは宇宙人の形だが、ルバンガーキングには全く反映されていない。
生物のような外見だが、アンチゴーネがロボット怪獣と呼ぶように機械的な特徴を多く持っている。
後頭部の大きなヒレは、光線を反射する特殊な反射板で「ビームエメラルド」さえも反射する。
背中の甲羅の下には8門の砲門が隠されており、甲羅を左右に開く事で弾丸を乱射して攻撃する事が出来る。
頭には長く大きな一本角があり、最初は武器としては使用されていなかったがPATの「エレキ弾」による攻撃で折られると、逆に電気エネルギーを吸収して巨大なサーベル「ルバンガーソード」に変化させた。
鋭い切れ味と怪獣とは思えぬ剣術を持ち、ジャンボーグAの「ジャンサーベル」を叩き折ってしまった。


【活躍】

アンチゴーネの持つ「アンチスティッカー」から放たれる怪獣化光線によって、放置されていた怪獣のおもちゃが怪獣「ルバンガーキング」に変貌。銀座に出現し、街を破壊し始める。

出動したPATのファイティングスターやジェットコンドルの攻撃で転倒するなど、劣勢に見えたがそれは罠で背中に隠された砲門で反撃。
続いて登場したジャンボーグAの攻撃もその高い防御力で耐え、PATよりも先にルバンガーキングを倒そうとはやるナオキが放った「ビームエメラルド」を頭の反射板で跳ね返し、ナオキの視力を一時的に奪ってしまう。
さらに背中の砲門で攻撃するが、PATに邪魔されたためにアンチゴーネに回収される。

その後、築地に姿を現すとPATの兵器「エレキ弾」で頭の一本角を折られてしまうが逆に電気エネルギーを吸収して巨大な「ルバンガーソード」を作り上げる。
そこに登場したジャンボーグAの「ジャンサーベル」と剣同士の戦いを行うと、「ジャンサーベル」を叩き折ってジャンボーグAを苦しめる。
しかし、ジャンボーグAのジャンプキックで頭の反射板を破壊されて逆転され、「ビームエメラルド」でとどめを刺された。


【その他】

ルバンガーキングになった怪獣のおもちゃは、『シルバー仮面』の第1話に登場したチグリス星人

鳴き声はウルトラマンに登場したレッドキングのものを流用している。

ボディのデザインモチーフは河童
元々、第2話に登場する予定だったのは第5話に登場したデスコングキングで、巨大な剣もデスコングキング用に作成されたもの。

ルバンガーキングのような、いかにも怪獣といった姿の敵が剣のような武器を使うのは、他には『ウルトラマンA』のファイヤーモンスなどがいるが、ヒーローも同じ武器で立ち向かい、しかも負けるという展開は珍しい。

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最終更新:2023年09月01日 00:17