アンチゴーネ

登録日:2020/07/01 Wed 22:33:51
更新日:2020/07/17 Fri 15:03:35
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地球人よ…、我々グロース星人の戦いの合い言葉を教えてやる!

『殺せ!奪え!焼き尽くせ!』

よいか!

『殺せ!奪え!焼き尽くせ!』だ!

地球を我々のものにするのだ!

ジャンボーグA』の第1話から第13話に登場した宇宙人。

出典:ジャンボーグA/円谷プロ/第1話「エメラルド星からの贈り物」/1973年1月17日放送
出典:ジャンボーグA/円谷プロ/第13話「よみがえれ今!ジャンボーグA-二大サイボーグ怪獣登場-」/1973年4月11日放送


身長:2.5~45m
体重:300kg~2万t
出身地:グロース星
別名:侵略宇宙人
声:森山周一郎


【概要】

地球から約15光年離れた、銀河系24星雲・グロース星から地球侵略にやって来た「グロース星人」の初代戦闘隊長。
後に地球にやって来るマッドゴーネサタンゴーネと比べて体の装飾が少なく、目が大きく丸い見方によっては幼いようにも見える顔つきをしている。

しかし、性格は極めて残忍かつ悪質で、子どもの存在を激しく憎む。
地球人の子どもを愚かと嘲笑い、少年の連れていた子犬を怪獣に変えるなど通常の破壊活動に加えて精神的にもいたぶろうとする。
同時に、子どもが成長すれば自分たちにとって驚異になるとの考えも持っており、それ故に容赦なく殺そうとする。

後のマッドゴーネやサタンゴーネといった格上の指揮官にもない独自の特徴として、手に持つのような武器「アンチスティッカー」から怪獣化光線を発射し、生物、無機物問わずサイボーグ怪獣に変貌させる事ができる。
この怪獣化光線で生み出された怪獣は、生物と機械の特性を併せ持つ「サイボーグ怪獣」で、元が生物でも無機物でも両方の特性を得るように改造されて誕生する。
怪獣化したものは基本的には元に戻す事は不可能だが、パンダのぬいぐるみが怪獣化したデスコングキングだけは元に戻る事ができたので、何らかの条件によっては可能なのかもしれない。
このアンチスティッカーは、通常の武器としても使用し、接近戦ではもちろん、破壊光線や消化剤を発射する事もできる。

基本的には宇宙船から指示を出しているが、怪獣を造り出す時などに度々外に出たり、病院を占拠して怪獣製造工場を造ろうとした時には、直接現場で指揮を執った。

作戦としては、原子力エネルギーセンターや核兵器庫、超兵器「スーパーロケット」の実験が行われるPAT宇宙航空所などの重要拠点を狙う傾向があるほか、後半はジャンボーグAを直接打倒するための作戦も見られるようになった。

外見や、続いて着任したマッドゴーネがサタンゴーネを自分より格上と言っている事から戦闘隊長の中では一番下っ端なのは確実だが、PATの隊長を二人も葬るという大きな戦果をあげている。


【活躍】

第1話で、宇宙船に乗って地球に襲来すると怪獣化光線でトカゲを怪獣「キングジャイグラス」に変え、ダムを破壊して東京を水浸しにしようとする。
その過程で、立花ナオキの兄でもあるPATの立花信也隊長を殺害。
その後、PATの目がダムに向いていると見て直接東京を襲撃するが、そこにエメラルド星人から贈られた巨大ロボット「ジャンボーグA」が登場し、キングジャイグラスは倒されてしまう。
すると、地底から姿を現して巨大化し、ジャンボーグAに宣戦布告を行い、姿を消す。

その後も、様々な怪獣を造り出しては送り込み地球を窮地に陥れ、PATが開発した超兵器「スーパーロケット」の破壊に成功するなどの戦果をあげるものの、ジャンボーグAやPATの活躍もあってことごとく失敗。

第12話で、大阪を占拠して前進基地にする作戦を立てると、ジャンボーグAの性能や戦闘力を徹底的に分析した上で造り出した怪獣「ゴールデンアーム」を送り込む。
ゴールデンアームは倒されるが、狙い通りジャンボーグAを燃料切れに追い込んで撤退させ、さらに後詰めとして怪獣「デッドファイヤー」を出現させて岸隊長を殺害する。

勝利を確信してデッドファイヤーと共に大阪の街を破壊して行くが、エメラルド星人から再びナオキがジャンボーグAを託されて登場すると、ついに決戦となる。

デッドファイヤーと共に攻撃するが、連携がうまく取れずにうまく攻撃できず、二対一にも関わらず劣勢になってしまう。
それでも「ジャンサーベル」を落とさせて追い込むが、ジャンボーグAの放った「ハンティングフラッシャー」でデッドファイヤーが倒され、その隙を突かれて「ジャンサーベル」で腹を貫かれて口から緑色の体液を流して絶命した。


【アンチゴーネ配下の怪獣】



【その他】

デザインモチーフはツタンカーメンの仮面。
これまでの円谷作品に登場したヤプールやインベーダーよりも、さらに分かりやすい悪役としてデザインされている。

後任のマッドゴーネを「兄貴」と呼んでいたが米谷佳晃は自著で実の兄弟ではなく、いわゆる「兄貴分」の関係とのこと。



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最終更新:2020年07月17日 15:03