球詠

登録日:2020/07/01 Wed 20:40:41
更新日:2020/07/14 Tue 04:26:50
所要時間:約 20 分で読めます




みんなの声が力をくれる 今日一番の球を届けるよ
チームのために


球詠(たまよみ)とは、まんがタイムきららフォワードにて2016年6月号より連載されている漫画作品である。
作者はマウンテンプクイチ。2020年6月時点で既刊8巻。
2020年4月~6月にかけてアニメが放映された。


○概要

高校野球を描いた本格野球漫画。ただし選手は全員女子高生。
いわゆる女子野球が題材であるが、多くのきらら作品と同様に登場人物はモブも含めて女性のみ(俗にいう「男がいない世界」)
そのため現実の男子硬式に関する大会がほぼそのまま女子で行われている形となっている*1
観客も女子オンリーだが野次のガラの悪さはほぼオッサンのそれである。

「きらら作品」そして登場人物のほとんどが半袖半ズボンのユニフォームということから、一見萌え重視の緩い作品と色眼鏡で見られがちであるが、その実、野球に関する描写はガチそのもの。
心理面も絡めた高度な駆け引きが見どころであり、野球漫画が好きであれば読んで損はない作品である。
どれくらいガチかというと8巻に掲載されている新越谷チームメンバーの個人成績に打率等だけでなくOPS、IsoD、WHIPまで掲載されているくらい。
試合展開についても「満塁で強打者を迎えた際に躊躇なく敬遠を選択」なんてエグい場面も描かれている。

もちろん、きららなのでどこか百合っぽい雰囲気も存在している。その辺が好きな人もまぁ満足いくかと。
ちなみに皆半ズボンなのは作者が脚フェチなためらしい。
アニメにおいてはこれでもかとばかりに肉付きの凄まじい太もも・尻周りの描写が多用されていた。

アニメ製作はstudio A-CAT。県大会の梁幽館戦までの内容を放映。
時勢の影響もあってか作画に関する問題が目立ち、また尺の都合で相手選手の心理描写を始め省かれた部分が多い。
ただし試合中は致命的な作画崩壊は起こしておらず、熱く本格的な野球描写は保たれている。


○あらすじ

中学時代、1回戦負けの野球部の投手だった武田詠深。捕手が捕れないため、投げることができなかった「魔球」への後悔を抱えたまま、進学先の新越谷高校で再会したのは、幼なじみの山崎珠姫。かつて交わした「魔球」の約束、詠深の全力投球を受け止める珠姫。 再び目覚める野球への情熱…白球に恋する少女達の物語、開幕!
(まんがタイムきららweb 作品紹介ページより引用)


○登場人物

●新越谷高校

主人公校。一度は全国に行ったこともあった強豪校であったが、一年前に暴力沙汰を含む不祥事を起こして活動自粛、停部状態となっていた。*2
そのため部員のほとんどは退部・転校しており、残っている上級生は怜と理沙の2人のみ。

部員は県大会時点で10人。うち1人(芳乃)はマネージャーなので選手は9人とギリギリ。
選手のうち7人が一年生、しかもうち2人は完全な初心者という急造チームであるが、才気あふれるメンバーが揃ったのと芳乃の好采配によって強豪校とも渡り合えるだけの実力を有している。
とはいえ個々の才能はあれど一年主体なため身体ができておらず、特に打撃力と体力面が課題。
大会後半ではこの辺りの問題が浮き彫りとなってしまった。

過去の実績のおかげでグラウンドを始めある程度の設備は揃っている。
とはいえ不祥事前から成績が振るわなかったためか、いくつかの設備は撤去されているようだ。
移動用のバスもないため試合場には現地集合していたが、後に藤井監督が理事長に掛け合ってバスを援助してもらった。
なお、合宿施設や室内練習場は他の部と共有。合宿所の横には寮もある。
不祥事が起こる前には部内の雰囲気は最悪だったらしく、他の部や寮生も巻き込まれたのか上級生の中には未だに野球部を快く思わない者も多い。

  • 武田詠深(たけだ よみ) CV:前田佳織里
投手/内野手 右投右打 背番号1 一年

主人公。
中学時代勝つために必死に練習して「あの球」を修得したものの捕球出来る捕手がおらず、他の選手もやる気が無かった事から報われなかった過去を持つ。
特に捕手には「あの気持ち悪いの投げないでね」とまで言われ努力を全否定されてしまい、ストレートしか投げさせて貰えなかった事で初戦で10失点を喫してしまう。これにより完全に心が折れたため高校では野球を続ける気は無かった。
だが高校で全力で投げた「あの球」を捕ってくれる幼馴染の珠姫と再会、本気で野球をやることができる楽しさを知ったことで、これからも野球を続けることを決意した。

平凡ながら制球の優れた直球と「あの球」の組み合わせで強豪相手にも互角に勝負することが可能な名投手。
後には「強直球」と呼ばれる凄まじい球威の直球を投げることもできるようになった。
スタミナも豊富で、スロースターターなのか試合後半になるほど球のキレが増す部分も。
そして、特に驚異的なのはメンタル面。
例えホームランを打たれようが、敬遠して激しい野次を受けようが全く意に介さず、後の打者に影響することがない鋼の精神力を有している。
総じて一年ながら投手としては既に全国レベルの実力を有していると言っても過言ではない。

一方で打撃面は何というか、うん。大会成績で打率1割と言えば察してくれるだろうか。
本人は全くめげずに打席のたびに自援護するぞと意気込んでいるのだが、チームメイトからは完全に打てないものとして計算されている。
特段フォームがおかしなわけでもないのだが、何故ここまで打てないのかは謎。

幼馴染の珠姫との関係は、友達以上恋人未満といった所だろうか。
ただ最近では珠姫に対して、ちょっとだけヤンデレっぽい描写も見せるようになっている。

どこかしら抜けているように見えて意外にも学業成績は良く、1学期の中間テストでは学年401人中29位という文武両道ぶりを見せていた。*3
モデルは福岡ソフトバンクホークスの武田翔太選手。


  • 山崎珠姫(やまざき たまき) CV:天野聡美
捕手 右投右打 背番号2 一年生

詠深の幼馴染。詠深とは「ヨミちゃん」「タマちゃん」と呼び合う仲で「大人になっても一緒に野球しようか」と約束していた。
しかしその後転校して詠深と離れ離れになってしまい、以降は家近くの野球チームで野球を続けていた。
そのチーム「美南ガールズ」では正捕手として全国にも出たことがあるのだが、珠姫本人は辛く厳しい練習やレギュラー争いに疲れ果ててしまい、
「辛く厳しい野球」とは決別するつもりで梁幽館を始めとした強豪校からのスカウトを断って新越谷に進学した。
しかし詠深と再会、さらに本気で全国を目指す野球部の面々を目の当たりにしたことによって、やるなら中途半端は嫌だと熱意が戻り、捕手として詠深を始めとした投手を支えている。

149cmと小柄ながら捕手としての能力は極めて高く、ガールズ時代は公式戦での捕逸ゼロという記録を誇り「あの球」も初見で捕球した。
一度捕逸した際には「この私が!?」と驚愕しており本人も相当の自負を持っていたようだ。
リードも的確、さらに返球の際は常に投手が一番取りやすい位置にボールを返すことで、リズムを崩すことなく投球だけに集中させて能力を引き出す技術を有している。

  • 川口芳乃(かわぐち よしの) CV:白城なお
マネージャー 右投両打 背番号10 一年生

詠深の隣の席のクラスメイトで野球選手のデータを軒並み収集している野球マニア。
詠深、珠姫と出会ったことから2人の活躍をちゃんと見ておきたいとマネージャーとして入部した。
野球経験はないながらもその分析力は高く、大胆かつ的確な采配で新越谷を勝利に導いている。
さらに練習メニューや食事内容まで考案しておりマネジメント能力も高い。
ただし場数を踏んでいないためか、采配が裏目に出た際には例え自身に責がなくとも落ち込む精神面の弱さもある。

実力がありながらも当初結果を出せなかった希に対しては特に丁寧に接しており、希の好意にも気が付いてはいるが「答えを出すと贔屓してしまいそう」と態度は保留している。
アニメ終盤の梁幽館戦では彼女の視点が多く、希との絡みもあって半ば主人公ポジションであった。

なお試合に出たことは今のところないが、重圧で錯乱した際に「代打私?」が頭をよぎったことはある。
その際バントなら稜ちゃんより上手いかもと考えていた。稜ちゃん……

  • 川口息吹(かわぐち いぶき) CV:富田美憂
左翼手/投手 右投両打 背番号7 一年生

芳乃の双子の姉。双子だがなぜか同じクラス。そしてある意味作中一番のバケモノ。
芳乃にせがまれて選手の真似をしていた程度で本格的な野球経験はないものの、野球部再設立に伴い選手として加入。
物真似経験によってフォームなどはそれっぽいのだが、所詮は初心者であり打撃は当てるのが関の山でほとんどヒットは打てていない。
……うん、ヒットは打ててない。ヒットは。
実のところ観察眼が極めて鋭く、四球を選ぶのが非常に上手い。恐ろしいことに打率.143に対して出塁率.571
また「当てるのが関の山」と書いたが、前に飛ばないだけでカット技術が凄まじく、エース級が相手でも延々と粘ることが可能と対戦相手からしてみれば地味に嫌な打者と言えるだろう。

さらに芳乃に投手の適性を見出されたため、初心者にもかかわらず控え投手としてマウンドに立つことに。この時点で野球始めて一ヶ月である。
投手としては物真似技能をフルに生かしたコピー投法を使用。身体ができていないため球速は本家には遠く及ばないものの、初見の相手は間違いなく面食らう。
球も意外と伸びがあるらしく見た目に反して打つのは難しいようだ。
こちらでも観察眼が凄まじく、遠目に少し見ただけの投手のフォームを完璧にコピーしていた。
もちろん詠深のコピーも可能で「あの球」や「強直球」すらも投げる。初心者って何だっけ?
初見殺し的な投手なのであまり回数を投げていないのもあるが防御率は脅威の1.00。観戦していた友理は「初心者ですよあの人」と半ば呆れていた。

欠点はやはり身体ができていないため非力なことと体力が少ないこと。……逆に言うと1,2年後はどうなっているのだろうか。

  • 中村希(なかむら のぞみ) CV:野口瑠璃子
一塁手/左翼手 左投左打 背番号3 一年生

親の仕事の都合で福岡より引っ越してきた博多弁少女。
中学の頃の仲間達と全国で再会する約束を果たすべく実績のある高校を適当に選んだのだが、よりによって停部中の新越谷を選んでしまったため激しく後悔する羽目に。
そのためすぐに強豪校に転校するつもりであった。学校選択といい正直適当すぎではなかろうか。
しかし、一応見物した野球部で芳乃が発した「運がよければ県大会ベスト4は狙える」という分析や、珠姫や詠深といった実力ある面々を目にしたことによって、新越谷で全国を目指すべく入部した。

ミート力が非常に高く、大抵の球は狙ったところに打ち返すことができる高い実力の持ち主。
当初は巡り合わせが悪く得点圏打率がゼロという不運もあり落ち込んでいたが、芳乃の献身によって克服した。
以降の打撃成績はチーム中文句なしのトップであり、主力と呼ぶにふさわしい成長を遂げている。
なお、主に低い打球でヒットを狙う打撃スタイルであるが、これは幼少の頃の指導が染みついているため。*5
そのため大振りするとフォームを崩すとしてホームランは狙っていないが、梁幽館戦では後が無い状況なのもあり全力で振りぬいた。
このシーンは原作・アニメともに作中屈指の名場面である。

かなり負けん気が強く、また凄い選手を見るとところ構わず勝負したがる戦闘狂な一面がある。
そして自身のスランプを解消してくれた芳乃に対しては信頼を超えた好意を抱いており、芳乃の意見であればそれが自身の意に沿わない物であっても積極的に同調するようになった。というか梁幽館戦では芳乃に対して愛の告白とも取れる発言までしている。

  • 岡田怜(おかだ れい) CV:宮本侑芽
中堅手 右投右打 背番号8 二年生

次の世代に渡すために停部中もグラウンドを維持していた上級生。
本人は部に居座る気はなく大学からやり直すつもりだったが、詠深との勝負に触発されて残ることを決心。
以降は主将としてチームを引っ張っている。

攻・走・守三拍子揃った名手であり、初打席で詠深の「あの球」を外野まで飛ばすほどの実力者。*6
守備でも両翼が初心者なことを考えるとかなりの範囲をフォローしていると思われる。

  • 藤原理沙(ふじわら りさ) CV:永野愛理
三塁手/投手 右投右打 背番号5 二年生

怜のサポートに努める副主将的ポジション。
怜とは同じ中学であったが当時は話をしたことはなかった。
そんな中、クラブチームでレベルの高いプレイをしている怜を偶然見かけたことで憧れを抱き、以降は怜を目標として共に野球を続けている。
新越谷を選んだ理由は秘密とのことだが、十中八九怜を追ってだろう。

基本は三塁手だが、息吹と同様投手適正を見出されたことにより投手もこなしている。
体格がよく、初心者の白菊を除けばパワーはチーム一。県内最速投手の久保田の渾身の投球を詰まりながらもパワーで持って行けるほど。
投球でも重い球を投げるパワーピッチャーでありチームメイトからは「重そう」「確かに重そう」と喝采を浴びた。「球の話、よね?」
とはいえ投手としては初心者なため打たれることはままあるが。というか息吹が異常すぎる。

  • 藤田菫(ふじた すみれ) CV:端本鞠衣
二塁手 右投右打 背番号4 一年生

同じ中学の稜と共に入部してきたツインテ少女。
守備を始め堅実なプレーが持ち味。スイーツやおしゃれが大好きと女の子らしい一面もある。
新越谷高を選んだ理由は立地。停部になっていたことを知っていたのかは不明。

四球やバントも狙う堅実さを買われて打順は2番で固定。何気に毎試合打順が固定されているのは菫のみ。
大会成績によると打率出塁率ともに希に次ぐ数値と、地味ながらも活躍している。

  • 川﨑稜(かわざき りょう) CV:北川里奈
遊撃手 右投右打 背番号6 一年生

菫とはいい凸凹コンビのボーイッシュな少女。
菫とは対照的に派手なプレーを好み、繋ぐよりは自由にバットを振り回すタイプ。
守備でもファインプレーを見せる一方で安定しない部分があるため菫からはよく叱責されている。
雑な部分が災いしてか強豪相手には苦戦しており、大会での成績は芳しくなく本人も反省している。

  • 大村白菊(おおむら しらぎく) CV:本泉莉奈
右翼手 右投右打 背番号9 一年生

高校より野球を始めるべく入部してきた初心者。
野球観戦や野球漫画が好きで自身も野球をやりたかったのだが厳しい家のため許可が出なかった。
ちなみに家は剣道道場。そして「剣道で一位を取ったら野球をやってよい」と母親に言われたので、本当に全国優勝して許可をもらった剛の者。
試合には道場の人達と共に母親も観戦にきており、親子仲は良好なようだ。

規格外のパワーを持っており、ジャストミートすればホームランほぼ間違いなしの豪快なスイングを行う。
もっとも初心者のためまともに当たることは少なく、稚拙な守備共々安定性が課題。
自身でも課題は把握しており、セーフティバントやコンパクトな振りといった小技も取り入れ出している。

  • 藤井杏夏(ふじい きょうか) CV:佳村はるか
監督

野球部顧問。高校では家庭科の担当教師。
「引継ぎが遅れた」とのことで部員が揃ってから登場した*7。そのため不祥事とは無関係。
平時は温厚そうに見えるが実は強豪時代の新越谷OGであり、その指導は厳しくも的確。
特にノックでは鋭い打球を飛ばしており部員たちの守備力の向上に一役買っている。
ただしさすがに年齢のためノック後は部員と共にヘトヘトになっているが。

試合時はほぼ芳乃に采配を任せているが、準々決勝では芳乃がコーチャーに入ったため自身で采配を振るった。

  • 川原光
投手 左投左打 二年生

県大会後に加入した野球経験者。
引っ込み思案であり、すぐに入部しなかったのはなかなか踏ん切りがつかなかったため。
投手としては球威が弱めなものの豊富な球種を持つ。
一方で打撃は幼少時の指導により、性格に似合わず全力で大振りする癖がついておりある意味希とは真逆。


●柳川大付属川越高校

新越谷野球部再始動後初の練習試合の相手。後に県大会においても対戦した。
以前は弱小校であったが、才能あふれる投手朝倉が加入したことによって急成長を遂げている。
連携の取れた堅い守備が持ち味の守りのチーム。

  • 大野彩優美(おおの あゆみ) CV:春野杏
投手/外野手 左投左打 三年生

主将。サイドスローで放たれるクロスファイヤーが得意。
練習試合では先発し、新越谷をなめてかかった結果初回から3失点する憂き目にあった。
というといかにもな噛ませに思えるが、実際は制球に優れた優秀な投手である。

当時一年の朝倉にエースの座を奪われた悔しさから必死に練習に励み背番号1番を取り返した努力家。
やたらプライドが高く他者に厳しく当たるものの、面倒見がよく気が利く性格のため部員からは慕われている。
懸命に努力する大野の姿を目の当たりにしたことからチームが一丸となっており、
守備の連携も大野の制球力があってこそ始めて生きていることから、現在は名実ともに大野がエースと皆認めている。

  • 朝倉智景(あさくら ちかげ) CV:河瀬茉希
投手/三塁手 右投右打 二年生

全国レベルの剛速球を放つ投手。
練習試合では登板予定はなく趣味の釣りをしていたが、途中より登板した。
直球以外も身に着けるために新変化球を試行錯誤していたことでフォームを崩してしまい、休んでいたらしい。

球威で押して三振を取るため、打たせて取る大野とは真逆のタイプ。
ただし大野程制球力がないため守備の連係が取りづらく、実のところ防御率自体は大野の方が上。

余談だが釣りへの情熱は相当なものがあるのか、試合後は詠深に玉ウキを渡し寒バヤ釣りに必死に誘っていた(※まだ夏です)


●影森高校

県大会初戦の相手。
それほど成績を残しているわけではないが、強豪相手にもロースコア、勝敗に関係なく短時間で試合を終わらせる謎に満ちた高校。
不正投球スレスレの速いテンポの投球、いつの間にか守備についていて無言で淡々と試合進行すると不気味なことこの上ない。


●梁幽館高校

四強常連で一昨年は優勝も経験した県内屈指の強豪校。
それだけに層が厚く、ベンチメンバーはマネージャーも含めてほぼ4番経験者である。
練習もとても厳しく、主将の中田曰く「楽しいことなんて何もない練習漬けの毎日」だったとのこと。*8

監督の厳格な管理が行き届いており、試合においては指示なく自由に打つことができるのは中田と陽のみ。
ただし裏を返せば柔軟性に欠けるともいえ、格下相手にも消耗を抑えた慎重な試合運びをする傾向にある。
新越谷との試合ではそこに付け込まれ思わぬ苦戦を強いられた。

  • 中田奈緒(なかた なお) CV:飯田友子
投手/一塁手/外野手 右投右打 三年生

エースで4番の主将。ただし先の試合で先発したため新越谷戦では先発せず。
高校通算本塁打50本以上の成績を有しており、プロも注目する有力選手である。
強者の自覚を持ち、相手を格下と思うのはそれだけ自分たちが練習してきた証だとチームを鼓舞する大黒柱。

  • 陽秋月(よう しゅうげつ) CV:山根綺
外野手 左投左打 三年生

打率は6割超でど真ん中に至っては9割という梁幽館不動の一番打者。

  • 吉川和美(よしかわ かずみ) CV:大西沙織
投手 右投左打 二年生

中田に次ぐ二番手投手。新越谷戦では先発を務めた。
珠姫とはガールズ時代にバッテリーを組んでいた先輩であり、監督にもスカウトするよう推していた。
珠姫を通して完全に対策されたものの、それでも要所で抑える名手。

  • 高橋友理(たかはし ゆうり) CV:大地葉
マネージャー

学年は不明だがおそらく二年生。
マネージャーとして相手チームを分析し、監督の補佐をしている。
とはいえ先述の通り監督が絶対のチームであるため、試合中に意見することはできない模様。
中田からはチームを一番理解しているとして、主将の立場なら監督にも物が言いやすいだろうとマネージャーながらも次期主将に推されている。


●馬宮高校

異常にテンションの高い主将に率いられた高校。
詠深の「あの球」対策を完璧にして新越谷との試合に挑むが……?
試合開始時点で「新越谷高校四回戦突破…!?」とナレが入る出オチ要員であった。


●熊谷実業高校

県内最速投手久保田を擁する高校。久保田の豪快な投球と打撃力が持ち味。
ただしムラが大きく、特に守備陣が壊滅的なため試合展開は大味。


〇きららファンタジア

2020年6月のイベント「エトワリア野球対決」より参戦。
武田詠深、山崎珠姫が登場している。
バッテリーを意識したのか2人1組のスキル構成となっているのが特徴。2人の属性が異なるためそれぞれ別の人と組んだ方が有効だったりする。
まぁ珠姫の☆5が実装されれば2人の属性が揃って上手く組めるだろう。おそらく。

野球が盛んな「野球の国」から来たローズを筆頭とした「野球の民」と試合を行うために、他作品のキャラと練習試合がてらメンバーを集めるというシナリオ内容。
最終的に集まったメンバーは、あんハピ♪より萩生響、江古田蓮、ひだまりスケッチより宮子Aチャンネルよりトオル、主人公勢のきらら、ランプ、マスコットキャラのマッチ(宙に浮く猫)、そして詠深と珠姫。
……なんだか1名もとい1匹変なのがいるが気にしないように。ちなみに試合ではファインプレーで貢献していた。

シナリオ中あちこちにディープな野球ネタが取り入れられており、野球好きからの評判は上々。ハイタッチで脱臼とか「選手には格というものが」とか。
ファンタジー世界ならではの無茶苦茶なプレーも行われかなりぶっ飛んだ内容であった。ホントよく勝てたな。


また、きらファン以外に八月のシンデレラナインともコラボしている。


追記・修正は満塁で敬遠して野次られても何ともない人にお願いします。

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最終更新:2020年07月14日 04:26