イリヤ(プリンセスコネクト!Re:Dive)

登録日:2020/07/14 Tue 03:42:00
更新日:2023/06/05 Mon 12:38:04
所要時間:約 ? 分で読めます





わらわの魔力が完全に戻れば世界征服など容易いこと。お主も楽しみにしているがよい


世界を征服した後はどうするかじゃと?


……ふむ、何をしようかのう。特にこれといってしたいこともないのじゃが……


わらわはお主と一緒に在れば、それでよい。


世界を統べ、二人で共に人生を、命を謳歌しようぞ。


楽しみじゃな、眷属


イリヤとは『プリンセスコネクト!Re:Dive』の登場人物の1人である。
CV:丹下桜

プロフィール

年齢:非公開
身長:172cm
体重:50kg
誕生日:5月5日
血液型:A型
種族:魔族
所属ギルド:悪魔偽王国軍(ディアボロス)
趣味:世界征服


概要

【悪魔偽王国軍】のギルドマスター。フルネームは「イリヤ・オーンスタイン」。
ヨリによると、太古の昔に魔族を率いてヒューマン・エルフ・獣人を相手に戦い、その末に敗れた魔族の王。
その身体は今も封印され目覚めの時を待っているというのは、ランドソル…特に魔族の間では有名なおとぎ話。
今では「何でも願いを叶えてくれる伝説のヴァンパイアがいる」とも伝えられているとか。
どこかの古城に封印されていたがシノブたちによって封印を解かれ、現代に目覚めた。

強大な吸血鬼だが、封印期間があまりに長かったため魔力不足で『見た目は子ども、中身は大人』状態になってしまっている。
主人公に触れられる(ドキドキする)ことで、戦闘中など一時的になら本来の高身長かつグラマラスな姿に戻ることが出来る。

復活したイリヤの目的は世界征服であり、某国民的RPGラスボスのように「世界を征服したらお前にその半分をやろう」と主人公に言ったりもするが、
現状本来の力を完全に取り戻す術がなく、【悪魔偽王国軍】のメンバーも(イリヤの力を取り戻す術についてはともかく)世界征服には関心がないため、目的達成への道程は遠そうである。

一人称は『わらわ』で、大人と子供のどちらの姿であっても尊大な口調で話す。そのため、子供の姿だと所謂ロリババアそのもの。
一見傲岸不遜だが、『我が眷属』と呼ぶ主人公や【悪魔偽王国軍】のメンバーには優しい一面も持ち、『ルナの塔』イベントではアンナとも意気投合していた。
また、恋愛関係に初心だったり、時に周囲に振り回されたりと割と親しみやすいところもある。

大人の姿では妖艶な美貌と圧倒的な力を持つ、『伝説の吸血鬼』の肩書に恥じない実力者なのだが、子供の時は弱い魔物すら倒せないほどに弱体化してしまっている上、
吸血鬼の弱点として有名なニンニクはイリヤも苦手としており、口にしただけで目を回して口調もふにゃふにゃになるほど弱ってしまう。

【悪魔偽王国軍】のギルドメンバーは皆(たまたまイリヤの城にいたミヤコを除いて)力を取り戻したイリヤに願いを叶えてもらうために一緒に行動しているが、
なんだかんだで周囲の人間に優しいイリヤの人柄をメンバーも慕っており、物々しいギルド名に反してアットホームな雰囲気を醸し出している。
一方でギルドマスターとしての威厳があるかどうかは微妙なラインで、公式四コマではシノブにキョウカ共々苦手な野菜が入った野菜炒めを食べさせられたりしている。

主人公のことは『我が眷属』と呼んで気に入っており、本来の姿を見せても魅了されるどころか「普段の姿の方が(馴染みがあって)良い」と言われてむくれたり、
世界征服の暁には自らの伴侶となるように遠回しに言ってきたりと、異性として意識している様子。主人公側では選択肢にもよるがイリヤの事を「ご主人様」と説明する場面がある。
また、本来の姿では妖艶な言動も時折見せるが、本人は基本的に初心でありストーリーで積極的な選択肢を選ぶと逆に翻弄されてしまうイリヤが見られる他、
クリスマスバージョンのキャラストーリーでは、アメスにも「可愛い」と絶賛される乙女チックな一面も見せている。


現実世界でのイリヤ

名前はイリヤそのまま。
なんとこっちでも本物の吸血鬼。……幽霊といい超能力者といいプリコネの世界は現実も大概ファンタジーしてないか?
ただし力を失ったロリ仕様である。

無印版ではゲームをプレイしているという意識すら持っておらず、アストルムの中限定だが本来の姿と力を取り戻したと思い込み暴れていた。*1

アメス曰く「イリヤさんは私でも関与できない特別な存在」「イリヤさんはキレイなお姉さんの姿しか記憶にない」だそうで、彼女でも理解は及んでいないようだ。


ユニットとして

通常バージョン

中衛の魔法アタッカー。レア度は恒常☆3。
トップクラスの火力を持つ範囲攻撃スキルを持つが、自傷ダメージもあって耐久はかなり脆い。
攻撃と共に自己回復できるUB「ヴァーミリオンバイト」を上手く活かしたい。
回せる体制を整えても、たまに自傷がクリティカルして倒れるのはご愛嬌。

UBを回転させなければならない仕様上、一緒に編成すると立ち位置が隣になり確実にTPを補給してくれるサレンとの相性は抜群で、彼女と組むことがほぼ前提となっている。*2

アリーナの歴史を語る上では欠かすことのできないキャラの1人で、イリヤ登場前の初期のアリーナは互いに頑丈なタンクを並べ、タマキが通るか否かを占うガチガチの耐久環境だった。
そこに突如として現れて、高火力・高速回転・広範囲魔法攻撃というかつてない力で正面から叩き潰したのが彼女である。ミヤコを瞬殺し、クウカを削り殺し、ついでに中衛のタマキを巻き込んで屠る吸血鬼の暴威。
「編成に○○いるから対戦したくねえ」の走りではあるが、イリヤは欠点もわかりやすかったので研究対策も盛んに行われた。むしろ超火力で脆いイリヤをみんなが意識したことで、煮詰まっていた環境が動き始めたとも言える。

クランバトルでもその打たれ弱さがネックとなるが、その魔攻の高さから特にマルチターゲットタイプのボスには有効なため、
特にあまりボスの火力が高くない第一段階などではイリヤに先頭に立ってもらい、UBを連発して自己回復しつつ恒久的に攻め続けさせる編成が推奨されることも。
ただ、自傷のクリティカルでうっかりイリヤが事故死してしまうと一気に火力が落ちてしまうので、ヒーラーやTP回復が出来るサポーター等でフォローしたい。

しかし時が流れ、様々な魔法キャラや星6の実装によりイリヤはインフレの波に乗り切れず、取り残されてしまっていた。
そんな背景の中、遂にイリヤにも星6開花が実装されることに。
ユニオンバーストも「ヴァーミリオンエンプレス」へと変化する。
火力のアップも然ることながら、何よりも注目すべきはUB発動後「自身のクリティカルダメージを大幅にダウンさせる」というもの。
そう、これにより長年の課題であった自分の攻撃で倒れるという危険性が大幅に減少し、特段の安定性を得たのである!
……尤も、それでもバフの重ね掛けし過ぎると自身へのクリティカルダメージが大きすぎてスキルでも減らしきれず、倒れてしまうというケースはちらほらある模様。
だが、そんなピーキーさと引き換えに自傷ダメを逆手に取ったUBの回転力までもが大幅に向上。特大火力を出せるニューイヤーキャルとは違う方向性で広範囲・高火力魔法マルチアタッカーとして見事に復権した。
イリヤ様長年の悲願である世界征服に大きく近づいた……かも?


クリスマスバージョン

前衛の魔法アタッカー。レア度は恒常☆3。
バレンタインエリコのようなHPが低い時に威力が上昇するスキル・UBを持ち、自傷スキルとのシナジーで通常バージョン以上の火力でガンガン攻めることができる。
配置の関係で後衛キャラの多くの範囲バフの恩恵を受けられないものの、「格が違うわ!」の台詞通りそれをものともしない火力が魅力。
一方でオーエドクウカのUBの防御バフを受けられたりする。

自傷が残りHPの20%という割合ダメージとなったため、通常バージョンのように自滅することは無くなっている。
ただしUBに自己回復効果がないので、ヒーラーなどでフォローしないと前衛なのもあってすぐ倒れてしまう。
とにかく死なずにUBを回転させればいい通常バージョンと違い、最高のパフォーマンスを発揮させるには低HPを維持する必要があるので扱いはさらに難しい。
ただ、その分火力は通常のイリヤよりも高いため、クランバトルでメインアタッカーとして採用されることもある。
UBには通常シオリのような永続魔攻バフも付いているため、倒されない体制さえ整えば重ねがけによりかなりの火力が期待できる。

メイン画面に設定した時には、主人公にプレゼントを渡す練習をする様子が見られるのだが…この時の台詞は必聴。

アカリに借りた本によると…

『イリヤサンタが、キミにプレゼントをあげちゃうぞ~☆』

…できるかこんなの~~!


外部出演

Shadowverse

第15弾カードパック『アルティメットコロシアム』にて、ヴァンパイアクラスのフォロワーとしてイオと共に登場。
同時にヴァンパイアクラスのリーダースキンとしても恒常で実装され、500クリスタルで販売されている。
こちらでは黒ストを穿いて露出は下がっている。

夜を統べる者・イリヤ


わらわの力、見せてやろう

恐怖しろ… ヴァーミリオンバイト!

3コスト ヴァンパイア フォロワー レジェンド
3/2
相手のターン開始時、直前の自分のターンに自分のリーダーがダメージを受けていたなら、+1/+1する。
相手のフォロワーと交戦したあと、このフォロワーが破壊されなかったなら、この体力を上限まで回復。
ユニオンバースト10*3;相手のフォロワー1体に3ダメージ。相手のリーダーに3ダメージ。自分のリーダーを3回復。
進化後
5/4

直前のターンに自傷していればスタッツが上昇する効果と、相手フォロワーと交戦後に破壊されなければ体力が全快する効果は割と強力で、
小型フォロワーを順次特攻させて処理することが(必殺持ちでない限り)できないため、特に自傷型のデッキの場合、スタッツ上昇と合わせて相手にスペルカード等での処理を強要でき、
相手にリソースがなく、進化権も尽きている状況では、イリヤを守護や大型フォロワーと並べるだけで相手に強いプレッシャーを与えることが出来る。

ユニオンバーストは相手の場のフォロワーと相手リーダーにそれぞれ3点のバーンを飛ばしつつ、自分のリーダーの体力を3回復するというもので、
相手の盤面を処理しつつバーンと自己回復が出来るこの効果は特にコントロールデッキで有用であり、10ターン目には「インサニティ・マナ」*4との組み合わせで、
それぞれが手札に3枚あれば、相手に18点バーンを飛ばしつつ自分は18点回復するというコンボが可能。
もちろんそんなことは、余程右手が光っていた上でイリヤとインサニティ・マナを温存できるほどデッキが回っていないと出来ないが、
リソースが枯渇し、進化権もなくなった最終盤で盤面処理とバーン、自己回復を3コストで出来るという時点で有用なのは変わりなく、
イリヤとイオのプリコネコンビのユニオンバーストで、盤面を更地にされた上にバーン、回復を重ねられた相手の絶望感は想像するに余りある。

総じて、バーン主体のコントロールデッキに採用されやすく、実績を上げている。


余談

1周年記念で行われた人気投票では、☆3キャラ部門で4位に入賞した。

アメスから「さん」付けで呼ばれている唯一のキャラクターである。
本当はいくつなんだろうか。





追記修正は世界を征服してからじゃぞ。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • プリンセスコネクト!Re:Dive
  • イリヤ
  • プリコネ
  • イリヤ・オーンスタイン
  • 吸血鬼
  • 巨乳
  • ロリ
  • 丹下桜
  • ヴァーミリオンバイト
  • 世界征服
  • shadowverse
  • ヴァンパイア
  • リーダースキン
  • レジェンド
  • のじゃロリ
  • 悪魔偽王国軍
  • 魔族
  • 超火力
  • 紙耐久
  • ギルドマスター

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年06月05日 12:38

*1 レジェンドオブアストルムは本人の本来の肉体スペックがステータスに反映される。幽霊といいアルパカといい人以外のプレイも想定されてたのだろうか…

*2 なおキャラ相関図では一切関わりが無い。

*3 「ユニオンバースト X」と書かれた能力は、Xターン以降にプレイすると発動する。Xの数字はこのカードが手札にあるときに自分の場のフォロワーが進化する度に-1される。

*4 10ターン目に使うと実質ノーコスト+相手に3点ダメージ+自分を3回復。