登録日:2009/05/27 Wed 02:36:52
更新日:2025/04/17 Thu 22:17:56
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丹下 桜
愛知県一宮市出身 1973年3月24日生。
元青二プロ所属で1993~2000年に活躍したほえほえはにゃ~んな萌え声声優。
愛称は「さくらちゃん」「さくちゃん」等。
代表作は『
カードキャプターさくら』の
木之本桜役。
この作品で一気に知名度を上げ、数多くのアニヲタと声優ヲタとロリコンを生み出した。
活動時期にヲタになった人間でその名、及びその声を知らない者はないと言っても過言ではないほど。
これに限らずアニメ・
ゲームで少なくない数の作品に出演。最近は丹下ボイスを聴ける機会が増え、嬉しい限りである。
また、土曜12:00からはパーソナリティを務める『丹下桜の RADIO A・La・Mode』が
文化放送デジタルラジオで放送中。
こちらも『氷上・丹下の トラチョコチャット』以来10年ぶり。
アニメ・
ラジオ両方で、全国のオッサンから若い世代まで悶死させている。
なおオンドゥル星なる場所にも声は届くそうだ。
【特色】
【声優としての特徴】
声質は可愛らしい典型的なロリボイスが得意。
演じる役は小学生~中学生程度の美少女をはじめロリ系キャラ、または大人への過渡期にあるキャラが多く、いい意味で若干鼻にかかった声が印象に残る。
主演は少ないものの、全盛期には「丹下桜が出ている」というだけで作品の注目度が上がるなど、中堅声優として重要な位置を占めていた。
先輩の
松野太紀、
皆口裕子、
國府田マリ子曰く、頭のいい子との事。
【その他の活動】
ラジオパーソナリティ、歌手としても活躍。
ラジオは、全盛期には
トラブルチョコレート(JFN)、Alice on Wondernet(NACK5)を始め、週に3、4本のレギュラー番組を持っていた。
歌手としては徳間ジャパン、コナミミュージックから多数のシングル、アルバムを出している。
特に、歌手・丹下桜としての評価を押し上げた3rdアルバム『New Flontier』は、原由子のカバーなど良曲揃いの名盤。
また、10年2月には、セルフカバーアルバム『Musees de Sakura』をリリースした。
【エピソード】
出世作となった『
カードキャプターさくら』では自身と同名の主人公を演じたが、制作側は、同じ名前の声優をといった意図は特に持っていなかった。
しかし、もともと原作ファンだった丹下桜がたっての希望でオーディションを受けて勝ち取ったという。
数多の男性ファンを虜にした癒し系萌えボイスだが、同業のプロも例外でなかったようだ。
特に
小野坂昌也は「桜ちゃんLOVE!!」と、公共の電波でも公言しており、
『電脳戦隊モモンガー』で共にパーソナリティを務めていた
モモーイをドン引き、もとい苦笑させていた。
それを知った丹下桜本人は迷惑顔、というのがリスナー及びファンの印象。
ちなみに、小野坂は
カードキャプターさくらにおいて
ケルベロス(大)役で競演していて、オファーの際には小躍りして喜んだらしい。
MGS一作目にて、オペレーター役に希望していた事を小島秀夫が後に話している。
最終的に
桑島法子に決定したものの、丹下声のオペ子も聞きたかった気もする…。
一時は
林原めぐみをも凌ぐ勢いで人気を得ていたが、反面、狂信者もケタ外れに多く、一時期ストーカー被害を受けているとの噂もあった。
【活動休止】
1999年暮れ、突然青二プロを辞め、2000年4月のライブをもって長期活動休止となった。
これに対しては当時様々な憶測がなされたが、直接の理由・原因は今も定かではない。
その後はネット上で「Little Seraph」「ANGEL」「さくら」「たんげさくら」等と名義を変えながら、ボイスヒーリングの活動を展開。
定期的にライブも行なっていたが、はた目には何やらカルトじみた物さえ感じられるような雰囲気だったそう。
熱狂的なファン以外は離れてしまったとはいえ、その後も「もしまだ丹下が活動していたら」といった声があり、根強い人気があった。
2005年にタイトーから発売されたPS2版『イース -ナピシュテムの匣-』でオルハ役を演じ(名義は「さくら」)、ファンを驚かせた。
【声優復帰】
2009年9月3日にコナミから発売されたDS用ソフト『
ラブプラス』の
小早川凛子役で、約10年ぶりに丹下桜名義での出演を果たした。
ツンデレキャラながら、その辺の型通りのツンデレとはある種異なった雰囲気を醸し出しているあたり、力量の衰えていないことが窺える。
さらに、本人公式サイトにて「声優業の再始動」が正式なコメントとして掲載され、冒頭に書いたような現状となっている。
業界にとってもファンにとっても大きな反響のあるこの再始動、
アニヲタの集いでも長年のファンから狂喜乱舞の声がチラホラ聞こえてきている。
NHKが放送した『ゼロ年代 珠玉のアニメソングスペシャル』では、『CCさくら』のシーンの生アフレコを披露したり、
『
MAG・ネット』では学園祭の講演会へのゲスト出演が紹介されたりと、活動を再開し初めていることがわかる。
また、CLAMPが被災者応援のためにニコ動にアップした動画では、さくらの応援の声を聴くことができる。
ゲームメーカー「
TYPE-MOON」が
エイプリルフールで自社の作品『Fate/EXTRA』内のキャラクターがやっているという体で放送されたニコ生の番組では、
赤セイバーが生主という設定で終始登場していたのだが、後半には「声優の丹下桜」がまさかのゲストとして登場。
赤セイバー役と本人役の一人二役、果ては「赤セイバーの真似をする丹下桜」と「丹下桜の真似をする赤セイバー」までやってのけた。
なおこの一人二役、片方は録音音声とかではなく
全て通しでやったそうな。
ちなみに丹下氏は自身が演じた赤セイバーがお気に入りらしく、ブログなどで度々「赤セイバーかわいい」と愛を語っている。
また、続編の『CCC』では赤セイバーはその花嫁めいたコスチュームから「嫁セイバー」と呼ばれるが、この呼称を最初に使ったのは誰あろう丹下氏である。
『
デュエル・マスターズVS』シリーズのヒロイン・
滝川るる(通称:でこちゃん)役では、『
カードキャプターさくら』の
木之本桜以来のキッズアニメでの
ヒロイン役、しかも「小さい頃に離れ離れになった主人公の幼馴染」で「恋愛は主人公一筋」という美味しい設定により、
古参の丹下桜ファンからは「また丹下さんの可愛らしいヒロインボイスが聞けるんだ」と非常に期待されていた。
そして、いざ蓋を開けてみると、まさかの体を張ったドタバタギャグ演技がメインのキャラであり、多くの丹下ファンを驚愕させた。
特に顔芸には定評があり、「顔芸伝説」とまで言われるほど。当然そういった演技も特盛。
続編VSRからは顔芸はやや減ったものの、ヒロイン力を下落させる言動や奇声や暴言という、演者に演技させる要素が増えた。
「監督が丹下さん本人と丹下さんのファンに対する直筆の謝罪文を公式サイトに掲載した」と言えばお分かり頂けるだろうか。ネタ混じりだけど。
ただ、これにより丹下さんはギャグ演技も出来るという、演技力の再評価に繋がる事となった。
更に2017年の新シリーズからは、初の母親役を演じる事となり、益々演技の幅が広がった。
今後の活動から、目も耳も離せないぜ!
【主な出演作】
余談であるが、全く同じ時期に再始動した声優に先代しずかちゃん役や先代ワカメ役で知られる野村道子氏がいる。
また、復帰した二人の共通点は「スターチャイルド」がスポンサーについている番組であるという事。
案外共演する日は近いのかもしれない。
追記・修正お願いします。
- コナンの桜子だけは嫌いである -- 名無しさん (2013-08-17 12:46:55)
- 赤セイバーが大好きな人 -- 名無しさん (2013-08-17 12:48:37)
- リヴァイアスで演じてたキャラがレイプされたのでショック受けたとか色々あったんだろうな。 -- 名無しさん (2013-12-09 09:15:47)
- 「クロエ・ルメールですよぉ~♪」→(^q^)「くおえうえーーるえうおおおwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」 どうしてこうなった… -- 名無しさん (2014-01-10 21:44:24)
- ano -- (2014-01-10 21:50:45)
- クロエちゃん、あの台詞以外もあんな感じだからなあ -- (2014-01-10 21:51:24)
- プリニーゲーの星影のカタコトしゃべりが似たようなかんじだったから
ステレオタイプの胡散臭い外国人キャラに幼女とか色々足したキャラなのかなーくらいにしか思ってなかったからここまで話題になるとはおもわなんだ -- 名無しさん (2014-01-10 22:15:02)
- ↑秀同、くおえうえーるえうおおおーーが頭から離れん。 -- 名無しさん (2014-01-10 22:51:55)
- 招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムスアウレア)!! -- 名無しさん (2014-01-11 17:19:03)
- しかし、ロリキャラに関してはブランクを感じざるを得ない。本調子を取り戻せるといいのだが。 -- 名無しさん (2014-01-11 17:46:59)
- ↑暫く離れてたからね。赤セイバーは素晴らしかったけどさ。 -- 名無しさん (2014-01-11 17:50:55)
- 総裁Xなんかは結構昔のイメージに近かったな。なんか、桜が落ち着いた女性に成長したらこうじゃないかみたいな。 -- 名無しさん (2014-01-11 18:21:08)
- MGSのオペなんかやられたら無線連打で任務どころじゃなくなるな -- 名無しさん (2014-01-14 13:18:16)
- そうか? 俺は逆に10年ブランクがあったのに相変わらずのロリ声・・・凄いなあって思ったけどな -- 名無しさん (2014-02-12 15:02:36)
- ↑3牧野由衣でいいんじゃないか? -- 名無しさん (2014-02-12 15:04:45)
- 赤セイバーの歌声ほんと好き。脳みそとろける -- 名無しさん (2014-02-12 21:58:37)
- DOAのかすみの声、桑島ボイスとどちらかを選べるだったらよかったのに・・・どっちも好きだから両方欲しいんだよ! -- 名無しさん (2014-03-14 21:03:06)
- 丹下さん、もしかすると…ストーカー被害のせいで休業してたんじゃね…? -- 名無しさん (2014-03-14 22:35:04)
- 彼女のフラグが折られたらに出てるよなまさか深夜アニメに出るとは思わなかった -- 名無しさん (2014-04-23 11:31:42)
- ↑他に魔法科高校の劣等生で童顔なカウンセラー役に出てきて驚いた。 -- 名無しさん (2014-05-10 14:31:18)
- アニメ鑑賞に熱を上げた頃、本人の休止中だった。なので、名前は知っているけど、キャラはさっぱり分かりません。 -- 名無しさん (2014-07-07 01:09:05)
- 丹下さんのおかげで、ロリババア愛が爆発しました。 -- 名無しさん (2014-08-29 03:37:31)
- 麻薬のような癒しロリボイスだ。危険すぎる。 -- 名無しさん (2014-09-21 16:48:45)
- 赤セイバーのボイスにやられてさらに好きになったな・・・告白剣のときのボイスとかかわいいすぎるわ! -- 名無しさん (2014-10-01 08:13:32)
- いまなら多分合法ロリなお母さん役とかしたら凄いどハマりなはず。見た目は子供だが、ロリ声にやや年齢を感じさせる感じが凄そう -- 名無しさん (2014-10-01 17:20:47)
- 最初は変な声だとしか思わなかった赤セイバーの声だけどクリアする頃には癖になってた -- 名無しさん (2014-10-01 17:28:30)
- グランブルーファンタジーのおっさんの声がこの人だったのにはビビった。あのオッサンの人気の8割はこの人のお陰だと思うわ -- 名無しさん (2014-10-01 18:04:10)
- 最近はクロエ・ルメールが人気だな。 -- 名無しさん (2014-11-04 06:38:51)
- カリおっさんことカリオストロは木之本桜と赤セイバーを同時に味わえる貴重なキャラ -- 名無しさん (2015-04-21 00:00:52)
- デュエマのるるちゃんは丹下さんの無駄遣い過ぎる(良い意味で) -- 名無しさん (2015-04-21 00:30:19)
- クロエについては公認でしょ^_^ -- 名無しさん (2015-11-19 01:26:16)
- グランブルーファンタジーではイベント「舞い歌う五花」で五人の巫女達が歌う歌の作詞もやってます。 -- 名無しさん (2016-06-12 23:11:37)
- よくよく考えるといまだにあの声出せるってのもホントすごいな -- 名無しさん (2016-06-13 09:08:52)
- デュエマでの丹下さんは、見るたびに「これ裏番組の方に出てた方が良かったんじゃ…」と思うけど、当の丹下さんは割とノリノリ&楽しそうだし良いかとも思ってしまう。何だかんだで、レギュラー年数はCCさくらと並んでタイ記録だし -- 名無しさん (2016-06-19 18:13:59)
- ↑アドリブでメタ発言入れるぐらいだもんなぁw 今までやった事のない役だから意外と楽しいのかもしれんね -- 名無しさん (2016-06-19 22:33:47)
- まったく衰えない癒やしの声 -- 名無しさん (2016-07-27 08:05:29)
- プリパラのちょい役で唐突に出て来て吹いた -- 名無しさん (2016-09-20 20:04:28)
- 今週のデュエマで、ドSなクレイジーヤンレズ美少女にハートフルボッコにされて泣いていた演技にグッときてしまいました -- 名無しさん (2016-11-02 20:10:44)
- ワオワオ~ -- 名無しさん (2016-11-02 23:32:45)
- ソシャゲFateの嫁セイバーのセリフに「『アナタ♪』とか言っちゃうか余!?」とかあるって友人に聞かせてもらってキュン死して始めそうになって、限定排出の最高レアだと聞いて現実に帰ってきたよ… -- 名無しさん (2017-01-09 22:48:19)
- 声優業界は爆発的に売れてもすぐ消えていく人が多いというのに、長期活動休止を挟んでもまだ人気って凄いことだな。 -- 名無しさん (2017-01-09 23:05:59)
- まさか、丹下さんの担当するキャラで17歳で妊娠して21歳で結婚するヒロインが登場する日がくるとは…あまつさえ小学生向けアニメで -- 名無しさん (2017-02-06 01:59:59)
- この人に山岸由花子をやってほしかった -- 名無しさん (2018-09-02 16:00:58)
- 先日イベントでお見かけしたが、いい意味で年齢がわからない可愛らしいお方だった -- 名無しさん (2019-06-06 13:03:45)
- シャドバのグレモリーちゃんすこ -- 名無しさん (2019-07-30 14:19:27)
- イリヤ様追記とデュエマ加筆 -- 名無しさん (2020-08-05 14:35:29)
- シーン無しとは言え18禁作品でも名義変えずに出るんだなこの人 -- 名無しさん (2020-11-27 19:35:06)
- 恋愛ゲー「ひとつ飛ばし恋愛V」のいくる胸ギュンしたのでぜひプレイして欲しい -- 名無しさん (2022-09-01 01:38:38)
- 凛子からファンになった。りんこおおお -- 名無しさん (2023-02-24 22:14:50)
- 着せ恋でもまほあこでも作中劇の魔法少女役やってたな -- 名無しさん (2024-09-06 14:39:49)
- デビュー作のユキもよく聴けばちゃんと丹下桜ボイスなんだけど当時はそういうヲタが発生してなかったの考えるとやっぱ声だけじゃなくキャラって大事ね -- 名無しさん (2024-11-25 11:59:29)
- ウマ娘ハイセイコーでも相変わらず全く衰えておらず、伝説的アイドル役として有無を言わさぬ説得力 -- 名無しさん (2025-03-06 15:45:01)
最終更新:2025年04月17日 22:17