滑空忍者ムササビスタル

登録日:2020/08/12 Wed 06:30:42
更新日:2024/08/19 Mon 23:20:29
所要時間:約 4 分で読めます





我がクグツの本当の使い方を見せてやる!前回のような、酷い使い方ではなくな。


滑空忍者ムササビスタルとは、『忍風戦隊ハリケンジャー』巻之三十五「キラリと三味線」に登場した中忍(?)である。

CV:岡本美登
属性:ムザンビス星の特殊クリスタル鉱を精錬ジャカンジャクリスタルに改良
好物:木の実のオイルドレッシングがけクリスタルサラダ



【概要】

五の槍 サーガインが作り上げたムササビモチーフのクグツ忍者。
額が大きく、緑のモノアイが三つあり、後頭部に細長い水晶のようなものが生えている。腕には皮膜が着いており、手の甲には鉤爪が装備されている。胸部には鼈甲色の水晶が埋め込まれている。銀の地に黒い縞模様の尻尾がある。

最大の特徴はAIが備わっておらず、自我を持たない事。頭部はコックピットとなっており、操作の際はサーガイン本体が額を開けて乗り込む。どちらかと言えば戦闘用スーツと言った方がいいのかも知れない。
遠隔操作も可能で、送信機を用いて操作する。
この様な作りにしたのは、前回のクグツ忍者の酷い使い方に怒ったというのもある。


【能力】

「ジャカンジャクリスタル」という水晶をばら蒔き、それを拾った人間を水晶の中に封印する「宇宙忍法・クリスタル封印」を使う。人間を封印した水晶は胸部の水晶に吸収される。封印された人間は自我を保っている。

封印した人間の生体エネルギーと水晶のエネルギーを融合させて強力なレーザーを放つ。エネルギーを使わない場合も放てるがこの場合青で、目から放つ。これでも非常に強力だが、エネルギーを使って放ったレーザーは赤であり、胸部の水晶から放ち、山一つを吹っ飛ばす程の威力を見せた。使い分けも可能。
「滑空」を通り越した高い飛行能力を持ち、超音波で相手との距離を測る事が出来る。
耐久力も高く、ビクトリーガジェットの一撃を直撃しても無傷ですぐに反撃する程。


【活躍】

御披露目の後サーガインは乗り替えて出陣。上空から水晶をばら蒔いて多くの人間を封印した後に回収。
駆け付けたハリケンジャーとゴウライジャーを圧倒し、乱入したシュリケンジャーの助言でレッドにニンジャミセンで射撃されたが難なく払いのけ反撃、続いてカブトライジャーから衝撃波を放たれ怯むものの、内輪揉めを始めたハリケンジャー達に攻撃し、撤退させる。

スゴーイ、サーガイン。今のところ100点よ~ん♪

悔しいけど……やるじゃない。

ボキも見直したかも!

そのままタウ・ザントの命令で、一気に地球を腐らせるべく攻撃を続行。

レーザーで山一つ吹っ飛ばした後、街に繰り出さんとしたところでハリケンジャー、ゴウライジャーが出現。
飛びながらレーザーで攻撃するが、猿顔の一般市民カリスマ三味線プレイヤー・滑川数馬(に変装したシュリケンジャー)のレクチャーを受けた5人はニンジャミセンで対抗。
レッドが放った衝撃波で地に落とされ、続けざまに四人に衝撃波を浴びせられる。
なおもレーザーで反撃するがシュリケンジャーの衝撃波を受け、完成した「衝撃波六重奏」により爆散。中にいたサーガインも吹っ飛んでしまう。
同時に水晶に封印されていた人達も解放された。

(木に引っかかった状態で)お~のれ~、ハリケンジャーめ!!ウェンディーヌ~!!(ここで木から落ちる)あわわわ…

ハァ……コピージャイアント、発進!


こうなれば……

一気に街を破壊してやる!
行け、ムササビスタル!

サーガインはいつもの戦闘用スーツに乗り替えると送信機で遠隔操作を開始、巨大ムササビスタルは街を破壊すべく飛び立つ。
レッドのニンジャミセンで操作されるリボルバーマンモスをレーザーで攻撃するが、カラクリボールで叩き落とされる。
最期はリボルバー轟雷旋風神の究極奥義サンダーハリケーンストライクを喰らい爆発した。


【余談】

ムササビとモモンガの違いの一つに皮膜のつき方があり、ムササビは両肢の間以外に後ろ足と尻尾の間にも皮膜があるがモモンガには無く、ムササビスタルもその皮膜は無い。

AIが積んでないのに何故か好物が設定されている。サーガイン自身の好物だろうか?



見たかハリケンジャー!我が傑作クグツの追記・修正を!


『宇宙忍者ファイル:滑空忍者ムササビスタル!
AIがないのは、サーガイン自ら操縦するためです。』

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最終更新:2024年08月19日 23:20