クリスタリア(魔進戦隊キラメイジャー)

登録日:2020/11/12 Thu 19:07:35
更新日:2024/04/21 Sun 17:47:42
所要時間:約 5 分で読めます




「クリスタリア」とは、『魔進戦隊キラメイジャー』に登場する異世界又は国家である。
一字違いだが呪われた島と世界観と共有する神獣の大陸ではない

概要

地球から遠く離れた先にある惑星で嘗て栄えた異世界。*1
かつては王制が敷かれていたが、本編開始前に闇の帝国ヨドンヘイムの侵攻によって既に陥落しており、現在はヨドンヘイムの属領となっている。


国民性

住民は皆宝石の彫像のような姿をしている。
基本的には水色の肌に、の体毛(に見える部分)を持った姿をしているが、中にはガルザのように独自の姿を持つ者も居るらしいが、詳しいことは不明。
質感も実際の宝石と同じく硬質なものであり、全員物理的な石頭である。
姿以外の特徴として、「笑うと体から鈴のような音が鳴る」ことが挙げられる。
これは地球人にとっての副交感神経にあたる部分が反応しているらしく、どう頑張っても止められないらしい。
逆に言うと、「この音を鳴らしているクリスタリア人は笑っている」ことの証明にも繋がる。
一方で、涙を流すとその涙が後述するキラメイストーンの一種である「ブルーダイヤ」になり、加工して様々な道具に使用される。
クリスタリア人が何を主食にしているかは不明だが、作中の描写を見る限りある程度地球人と同じ物は食べるようだ。
王家の者は魂を他の宝石に移し替えて生まれ変わることができるが、これが王家特有のものなのか、一般人にも言えることなのかは不明。

この世界の住人は想像を形にする事が苦手らしく、逆に出来たのはオラディンとガルザのみだったと言われている。

文明レベル・文化水準

あらゆるものをクリスタリア独自に産出される宝石・キラメイストーンで製作しており、その町並みは「全てが輝いている」と表現されている。
地球のような科学技術こそ発達していないものの、自在に姿を変えるキラメイストーンの恩恵により、キラメイ魔進が製作されて運用されているあたり、地球とは別の方向に技術的発展を繰り返してきた模様。

文明はそれなりに発展している一方で、文化水準は地球でいうところの中世風。
娯楽は演劇が人気を集めているらしく、王家の者達も幼少の頃より楽しんでいたらしい。
作中でも幾つかの演目の存在が明かされている。

また、地球宜しくことわざも存在する。

嗜好品として「メロロフモフモ」なる飲み物も存在する。
これは日本茶と同じ原料で出来ているらしいが、その成分は地球人にとってのアルコールのようなものらしく、人によっては酷く酔っ払ってしまうこともある。

聖地アタマルド

厳密にはクリスタリアとは別の土地だが、便宜上ここで解説する。
オラディン王のイメージによって創造された別空間で、魔進ハコブーしか行き来出来ない場所にある。
そこはオラディン王が思い描く「地球とクリスタリアの親交と共存が実現する世界」という理想が元になっており、多くの地球人・クリスタリア人が暮らしている。
街並みはまるで遊園地のようであり、道路や線路には自動車や電車は勿論キラメイ魔進も行きかっている。
聖地という印象に反し、まるで日本の都市のような近代的な様相をしている。

そこにそびえる「ミラクルストーン」には、「あらゆる病気を治す」ことが出来る。
しかし、その輝きはオラディン王の命と連動しており、彼が絶命するとその輝きは失われてしまう上、アタマルドの存在も不安定になってしまう。

その後、オラディン王が魔進オラディンとして生まれ変わったことに伴い、ミラクルストーンもオラディン王の魂が宿った「スカイキラメイストーン」として復活し、アタマルドも再び安定することになる。

関連人物

CV:杉田智和
かつてクリスタリアを治めていた王その人。
詳しくは個別項目参照。

CV:中村悠一
オラディンの弟。
ヨドンヘイムと結託し、クリスタリアを滅亡させた張本人。
詳しくは個別項目参照。

  • マブシーナ

貴方は、神絵師ですか!?

CV:水瀬いのり
クリスタリアの王女。オラディンとマバユイネの一人娘でガルザの姪。
故郷が壊滅した後、キラメイストーン達を連れて地球を訪れ、キラメイジャーと共に戦いへと身を投じる。
一人称は「わたくし」で、王家らしく丁寧な言葉で話す。
お淑やかで心優しい一方で、どこか世間知らずな一面もある。
王家の者らしく芯の強さを持つ一方で、精神は良くも悪くも年相応で父親に会いたいという一心でガルザの策にはまりかけたこともある。
本編開始前はクリスタリアが無くなったことや父親を目の前で殺されたショックでややネガティブな部分も見受けられたが、いつも前向きなキラメイジャー達と行動を共にしていく内に明るさを取り戻した。
また、元々一般人だった充瑠の理解者の一人でもある。
実はかなり茶癖が悪く、日本茶を飲んで酔っ払った際には、普段のお淑やかさが嘘のように消失。
気分のままに好き放題暴れ回って、キラメイジャーもヨドンヘイムもお構いなしに振り回して状況を混沌とさせていくというトラブルメイカーな姿を見せた。

  • マバユイネ

可愛い娘が、私の為にあんなに勇気を出して歌ってくれたのです。だから、わたくしも倍勇気を出して、乗り越えますよ


クリスタリアの王妃。マブシーナの母親にしてオラディンの妻。
かつて討伐したヌマージョの大いなる闇の呪いで一度は死亡してしまうが、実は「魂を他の石に移し替える力」によって、着用していたヘッドドレスの宝石に魂を移し替えて生き延びていた。
極度の心配性で、マブシーナが幼少の頃には娘がこけただけでショックで寝込んでしまう程の豆腐メンタル。
復活当初も、些細なことからクリスタリアの滅亡と夫の死を感じ取って度々石が砕けかけてしまっていたが、自分の為に体を張った姿を見たことで悲しみを克服した。
相手のキラメンタルを増幅する能力があり、これを活かしてキラメイジャーの攻撃を上げるサポートを行うことが可能。
生前は杖術の達人だった。
スーツはマブシーナの差し替え。

演:庄司浩平
オラディン王とマバユイネの養子で、マブシーナの義理の兄。
元々は無鈴の兄としてこの世に生を受けるが、モンストーンに取り憑かれて死にかけたのを境にクリスタリアの王族に引き取られた。
詳しくは個別項目参照。


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最終更新:2024年04月21日 17:47

*1 、劇中では一貫して異世界と称されているが、住民達が地球を訪れる際には必ず宇宙空間を経由している描写がある為、正確には地球と違う惑星である模様。