ハンター試験(HUNTER×HUNTER)

登録日:2021/03/06 Sat 18:52:00
更新日:2021/03/08 Mon 05:07:19
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ハンター試験とは、漫画『HUNTER×HUNTER』に登場する試験。


●目次

■概要

「ハンター協会」が発行している資格である「ハンターライセンス」の適格者を選抜するための試験。
毎年1回行われるが競争倍率は非常に高く、受験希望者が万単位で存在するのに対し、合格者が1人も出ない年も珍しくない。
ネテロ会長時代は、殺し屋や快楽殺人者もハンター試験に合格することがあるなど、倫理的部分は無視されて純粋に実力が測られてきた。

ハンター協会そのものは民間組織のため、それが発行するハンター資格もまた民間の資格と言う事になるが、下手な国家資格よりも遥かに高い信頼と特権を得られる。
それを所持しているだけで殆どの公共交通機関は無料で利用でき、一般人立ち入り禁止区域や極秘文書の類も8割は進入・閲覧可能になる。
またハンターライセンスを認証キーとして閲覧可能になる高度な情報サイトもある。

資格保有者の証として発行されるライセンス証はあらゆる偽造防止の技術がつぎ込まれており本人以外には使用不可能だが、
それでも欲しがる物好きが後を絶たないため、ハンターライセンス自体が売るだけで七代は遊んで暮らせると言われる程の金額で売れる。
質屋に入れれば無利子で億単位の金が即金で融資される
ハンターライセンスがこのような資産価値を持つため、資格として純粋にハンターになりたくて受験する者の他、
ライセンスを売って金を得るためにハンターを目指す者もいる。
逆に、毎年新人ハンターの5人に1人が1年以内に何らかの理由でハンターライセンスを紛失している。
作中やられ役として登場することもあるプロハンターも、実はライセンスを紛失しないぐらいの管理力があるということになる。
他にもハンターライセンスを所持していると、それを理由に殺人を犯しても不問になる場合があるため、その特権目当てでハンターライセンスを欲しがる快楽殺人者も存在する。


■試験内容

試験はボランティアで先輩ハンターが試験官を引き受けており、試験内容は試験官によって決まる。
そのため、試験の内容や第何次試験まであるかも毎年異なる。

ただし共通して第0次試験とも言える、「受験会場にたどり着くまで」のハードルが存在する。
毎年ハンター試験はどこで行われるかは秘匿されており、ごく限られた案内人のみが会場の場所を知っている。
そのため、受験希望者はまず「ハンター試験の会場を探し出す」だけの情報収集能力が求められる。
この時点で1万人に1人程度しか会場にたどり着く事ができないと言われる程の難関。


第267期試験

内容不明。
ゴンたちが受験した第287期より20年前の試験。
ただし当時12歳であった、ゴンの父親のジン=フリークスが受験した年であり、合格者がジンたった一人であった。
この事は他のハンターにも知られている事で、サトツはゴンが持っていたハンターライセンスが第267期のものであるのを見て、
ライセンスの本来の持ち主がジンである事に気づいている。

第287期試験

作中でゴンたちが受験した試験。
ゴン、レオリオ、クラピカの場合は辿り着くまでに
  • とんでもなく荒れる海の船旅
  • 老婆からの「ドキドキ2択クイズ」(失敗すると死亡)
  • 魔獣による面接(適切な対応を取れるかどうかを見る)
といった試練があった。おそらく他のメンバーたちも似たような試練を乗り越えたのであろう。

  • 第1次試験
試験官はサトツで、試験内容は「無限マラソン」。
次の試験会場までただひたすらにサトツについていくだけ、と字面にすれば極めてシンプルな内容。
しかしサトツ自身が並の陸上選手の全力疾走並のペースで走っていく上、それが何時間も続くという極めて過酷なマラソン。
しかもゴールがどこか一切知らされない状態で走るため、受験者はいつ終わるか分からない苦痛との精神的な戦いにもなる。
前半の超長距離の地下通路+階段まででも相当数の脱落者が出たが、
その後に通ったヌメーレ湿原では様々な手段で擬態して獲物を騙して捕食する肉食獣が多数生息している地域であったのに加え、
この騒ぎに乗じてヒソカが試験官ごっこという名の「選抜」を始めたため、ここで多数の死亡者が出た。

  • 第2次試験
試験官はブハラとメンチ。
美食ハンターと言う事で、「試験官が指定する料理を提示できたらクリア」というもの。
料理に対する知識に加え、その食材となる生物をこの場でハントしてくる実力を試される。ただし試験官が満腹になったらそこで終了と言う制限時間もある。
ブハラの指定した料理は「豚の丸焼き」。料理自体は簡単だが、その「豚」であるグレイトスタンプをハントするのには相当な実力が必要。
次にメンチが指定した料理は「握り寿司」。
こちらは食材もそうだが寿司自体がこの世界では知名度のないローカル料理であり、受験者の中で寿司を知っていたのは発祥国のジャポン出身のハンゾーだけで、
他はクラピカが書物の知識としておぼろげに知っていた程度だった。
限られた情報から調理方法を割り出す推理力のテストでもあったのだが、メンチとハンゾーの諍いにより調理方法が全員にバラされてしまうという事態が発生。
推理力での判断が不可能となった結果、ただの料理技術勝負になってしまい、合格者が0となってしまう。
これを試験官の手落ちとして受験者から不服の申し立てがあったこと、および見ていたネテロ会長の裁断により、お題を変えて再試験が決定。
次のお題は「ゆで卵」となった。
この試験会場で卵と言えば崖の深い所に巣をつくるクモワシの卵であり、崖を下って登ってくる実力が試された。

  • 第3次試験
試験官はリッポー、およびそれに雇われた多数の囚人。
監獄を兼ねた試験場「トリックタワー」の頂上からスタートし、72時間の制限時間内に地上の出口にたどり着けばクリアと言うもの。
塔内には入った入り口によって様々なルートがあり、ゴンたちの辿ったルートは、5人1組のグループになり、
途中でいくつも用意されている2択の扉を「5人の多数決」でどちらを進むか決定する「多数決の道」であった。
タワー内の特定の場所では囚人との勝負となり、その勝負の取り決めおよび勝敗の結果によっては
そのグループの制限時間の残りが減る(減った分だけ待機して時間を潰す)事もある。
なお、タワーの外壁を伝って降りる事はルール上禁止されてはいないが、ほぼまっすぐな断崖絶壁な上、
周辺は鳥の魔獣が大量に棲息しているため、確実に降りる前に鳥の魔獣の餌食になって命を落とすため実質不可能。

ゴン・キルア・レオリオ・クラピカの4人はトンパを加えた5人でグループを組んで挑戦。
そもそもが他の受験者の足を引っ張る事自体が目的であり合格する気が無いトンパが加わった事でレオリオは不安を覚えるが、
それでも何とか進んでいき、囚人グループとの勝負の部屋にたどり着く。
先発したトンパが味方の足を引っ張るため(そして自身の保身のため)に開始即降参して1勝を相手に献上するという暴挙に出るも、
これは逆に「降参しなかったら『降参』と言えない状態に追い込まれて制限時間いっぱい嬲られていただろう」と言う事で裏目(?)に出た。
ロウソクの燃え尽きる時間勝負を挑んできたセドカンはゴンに、幻影旅団を騙ったマジタニはクラピカに、
ただ人を殺したいだけで恩赦に興味のないジョネスは「プロ」であるキルアに瞬殺されたが、
詐欺師レルートとレオリオの勝負は賭け勝負に発展してレオリオが大敗したため制限時間を大幅に削られてしまう。
賭けた制限時間の消化を終えた後は残り時間僅かの状態で残りのルートを急いで踏破していく5人だが、
最後の「5人全員で通れるが時間がかかる(確実に制限時間オーバー)」道か「制限時間に間に合うが5人中2人を部屋に残さないといけない(必然的にその2人は失格確定)」道の2択で揉める*1
ゴン以外の4人は「5人全員で通れる道」を選ぶ事は出来ない前提で「残す2人をどういう方法で選ぶのか」と言う事にしか発想が行かずそれで揉めてしまっていたが、
ゴンだけは5人全員で間に合うルートに行く方法を考えていた。
結果、5人全員で通れる道に進んだらすぐに壁をぶっ壊して間に合う方のルートに入るという方法で5人全員での通過を達成。*2

  • 第4次試験
試験官は引き続きリッポー。会場であるゼビル島の中で一週間のサバイバルを行う。
サバイバルと言っても食料調達などで生きるのは当たり前のこととして、参加者同士で得点の奪い合いを行うバトルロイヤルでもある。
ルールは、くじ引きで「自分のターゲットの相手」を決定し、自分とターゲットのナンバープレートは各3点、無関係の受験者のプレートは1点という点数の元、
「6点分」のプレートを集めればクリア。
自分のナンバープレートを奪われなければ、3点分集めれば合格ラインに届く計算。
クリア条件を満たせないままに1週間経過してしまったら失格となる。
なお、ターゲット決定のくじには参加者の番号しか書かれていないため、それまでの試験で他の参加者のナンバーを記憶していない限り
、まず「ターゲットの番号を誰が持っているのか」の捜索も必要になる。
と言うかターゲットのナンバープレートが既に他の参加者に奪われているケースもあるため、すんなりとターゲット1人を仕留めて終わりとなる可能性は高くない。

問題のゴンのターゲット・44番はなんとヒソカであった。
正面から立ち向かっては絶対に敵わない相手であることはゴン自身も分かっていたため、隙をついて釣り竿に引っかけてプレートだけ盗むという手段を考案。
鳥が魚を獲る様子から獲物をしとめるその一瞬にこそ隙が生まれる事に気付いたゴンは、ヒソカにその瞬間が訪れるまで気配を殺して尾行を続ける。
そしてその瞬間、ゴンは見事にヒソカのナンバープレートを盗む事に成功した…が、ゴン自身も彼をターゲットと狙う猟師のゲレタにひそかにマークされており、
プレートを奪い取った隙を突かれて行動不能にされヒソカのものも含めたプレートを奪われてしまうものの、追い付いてきたヒソカによってゲレタが殺される。
ゴンはプレートを奪い返され自分も殺される事を覚悟したが、ヒソカは決定的瞬間まで一切存在に気付かせなかった気配を殺す技術*3
過たずプレートをピンポイントで盗んでのける集中力などを高く評価し、
施しはごめんだと言い張るゴンの顔面を一発殴り飛ばして「今みたいにボクに一発入れる事ができたら(プレートを受取ろう)」と言い残し、
ヒソカ自身のプレートは奪い返さずにその場を去った。
これによってゴンも6点分のプレートを手に入れて合格。
ちなみにこの時「借りた」形になった44番のナンバープレートは、天空闘技場で念を体得した後にヒソカと戦い、顔面に一発入れる事に成功したため、
その場でヒソカにつき返し、ヒソカもそれを受け取っている。

キルアのターゲットは199番・ウモリ、レオリオのターゲットは246番・ポンズ、クラピカのターゲットは16番・トンパ。
キルアとクラピカはそれぞれターゲットを一蹴してナンバープレートを奪い合格ラインを達成。

レオリオのターゲットは帽子の中に多数の蜂を飼っている蜂使いのポンズであり、これも正面から戦えば倒せない相手ではなかったのだが、
別の参加者の蛇遣いのバーボンの罠に嵌っていたことが状況を難しくした。
洞窟の中に罠を張って待ち構えていたバーボンに対し、ポンズは催眠ガスを用いて侵入。
しかしポンズにとっても不慮の形で毒蜂がバーボンを攻撃、毒のアナフィラキシ―ショックでバーボンが死亡してしまう*4
使い手が死亡した事によって「洞窟から出ようとする者とバーボンの体に触れた者を自動的に攻撃する」と言う命令だけが残り、
罠の解除の手立てが無くなった洞窟の中にポンズは取り残されてしまっていたのだ。
ポンズがいる洞窟を発見した4人は、まずはレオリオが先行して洞窟に入るが、すぐさま「来るな!」と言うレオリオの叫び声が聞こえたため、残る3人は洞窟へと突入。
洞窟の中にあったのは、周囲を蛇に囲まれて脱出ができなくなったポンズと、蛇に噛まれて毒を受けてしまっていたレオリオだった。
ポンズの口から蛇遣いのバーボンが既に死んでいること、そのせいで洞窟からの脱出方法がないことを知らされる。
まずはレオリオの解毒が最優先としてゴンがバーボンの体を探ろうとする。
ポンズが蛇による自動攻撃があると警告するが、ゴンは構わずに蛇に噛まれながらバーボンの服の中から解毒剤を探し出した。
一見無茶に見えるこの行動、蛇とその毒を武器として使うなら交渉材料としての解毒剤を同時に所持しているのが普通だと言う至極当然の理論だが、
それを自ら大量の蛇に噛まれながら実行したゴンにはポンズも驚いたようだ。
後は脱出となったが、ポンズは蛇を全て眠らせるだけの量の催眠ガスを所持していたが、洞窟内でそれを使えば当然ながら自身も眠ってしまう。
息を止めようにも蛇が完全に眠ってから洞窟を出るまでどう考えても5分以上かかるため不可能。
そこでゴンが考えた手は「催眠ガスを使って全員を眠らせた後、息を止め続けている自分が全員を担いで洞窟を出る」こと。
ゴンの息止めの最高記録は10分を超えるとのことで、他に手も無い面々はそれを承諾。ゴンは宣言通り全員を担いで洞窟を脱出した。
ポンズのナンバープレートはポンズが寝ている間にゴンが回収してレオリオに渡したためレオリオも合格ラインに到達した。

  • 第5次(最終)試験
試験官はネテロ会長。最終試験をネテロ会長が直接執り行うのは毎年恒例らしい。
試験内容は「負け上がりトーナメント」と言うもので、ネテロが受験者全員と面談を行った上で決定したトーナメント表を元に1対1の決闘を行い、
負けた方がトーナメントを進むというもの。
勝敗の決定は基本的にギブアップだが、相手を殺害してしまった場合は理由の如何に問わず、殺害した者はその時点で失格となる。
失格、トーナメントが最後まで進んで負け上がり者が1人になった、いずれの場合でも不合格者が1人決まった時点で残りの全員を合格とするというルール。

ゴンはハンゾーと対戦。
この時点での実力ではハンゾーの方が圧倒的に格上*5であり、3時間以上も痛めつけられ続け、片腕を折られるまでに至るも、
それでもゴンが諦めないため、ハンゾーの方が折れる。
拷問技術は持っているが死に至らしめてしまうとハンゾーの失格となる*6ルールの他、ハンゾー自身がまっすぐな性格のゴンを気に入った事もあってハンゾーがギブアップ。
ゴンの勝利となりゴンの合格が決定。

クラピカはヒソカと対戦。
それまでの試験では状況もありヒソカとの対決を避けていたクラピカだったが、ここでは避ける理由がないため「相手になろう」と戦闘態勢を見せる。
しかし「クラピカが幻影旅団を追っていること」を知っているヒソカがそれについて何らかの言葉をクラピカに囁きかけ、ヒソカが棄権を宣言。クラピカの勝利となる。
キルアはポックルと対戦…なのだが気分が乗らないというだけの理由で棄権*7
続く対戦相手はギタラクル……だが、ギタラクルは偽名であり実の兄イルミが変装した姿だった。
変装を解き素顔を現したイルミを見てキルアはこれまでの余裕が吹き飛び完全に戦意喪失、一切戦闘を行う事なく棄権する*8
そしてその後、レオリオと対戦中だったポドロを突然殺害するという凶行に及び、ハンター試験はキルアの不合格・それ以外の全員の合格と言う形で終了した。


第288期試験

作中でグリードアイランド攻略中に一旦抜け出たキルアが受験した試験。

  • 第1次試験
その場にいる参加者全員でバトルロイヤルを行い、他の参加者のプレートを5枚集めて持ってきたものから順次勝ち抜けと言う方式。
…だったのだが、急いでいたキルアが他の参加者全員を全て倒して全員のバッジをかき集めてきたため、
その時点でキルア1人の合格と言う結果に終わり、それ以降の試験は実施されなかった。

第289期試験

V6による暗黒大陸渡航計画が持ち上がっていたため、今回は特例として暗黒大陸渡航メンバーの選抜を兼ねた試験になっている。
その前にアイザック=ネテロ会長の死亡により行われたハンター協会会長総選挙で会長に選ばれたチードルが、毎回当たり前のように死亡者が出る試験の傾向を嫌って改革を行ったため、
危険な実技試験を排除し、筆記・面談・精神鑑定の試験を中心とした内容に変わった。最初からそうしろ

上述の通り暗黒大陸渡航のためのメンバー選抜を兼ねていたが、ハンター協会としてはV6のうちカキンを除いた5国の側の立場であり、
事実上対立しているカキン帝国(を巻き込んだビヨンド=ネテロ)と十二支んを離反し独自行動を取るパリストンから工作員が送り込まれてくる事が強く危惧されたため、
それらの発見・ふるい落としを主な目的としている。
試験の様子は新たに十二支ん入りしたクラピカが全てモニタリングしており、クラピカの念能力の一つ「導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)」により、
僅かでも嘘をついている者を全て発見、これによってビヨンド、パリストンから送り込まれた工作員は全て排除できている。
しかしそれらとは別に送り込まれたカキン帝国の軍人が「導く薬指の鎖」のチェックをすり抜けて合格してしまっている。
これは「試験の目的等をそもそも何も知らされていない状態で試験を受けさせられている」ためであった。













■裏試験

以上の試験内容は「表」である。
表にさえ合格すればハンターライセンスは発行されるため、各種特権を利用できるようになるが、
本格的にハンターとしての仕事を行い信頼を得ていくためには裏試験の合格が必須となる。
俗に「プロハンター」と呼ばれているのは裏試験まで合格した者を指し、表は合格したが裏をまだ合格していない者は単に「ライセンス所持者」と呼ばれる。

その試験内容とは「念能力を体得すること」。
ハンターはその職業柄、戦闘行為を含む危険な地域へ赴く事が少なくなく、単純な戦闘能力として「念を扱えるほどの実力」が求められる。
任務内容そのものには念能力が必要でなくても、念能力を持った人物の妨害などを退けなければならないケースは十分あり得る。

念能力の体得手段は特に指定されておらず、表試験の時点で既に体得済みだった人物(ヒソカ、イルミ、288期のキルアなど)もいる。
表と違い明確に制度化されているわけではないが、念能力者でなければまともに仕事の斡旋を受けられないという形で振るいにかけられ、
自然と念の存在へと行きつくようになっている。
(クラピカも実際、念の体得前に仕事を受けようとした時に斡旋人に「これが見えるようになったらまたおいで」と言われて追い返されている)
ただ、真っ当に念能力を教えてくれる能力者は大抵がハンター協会所属のハンターでもあるため、
新人ハンターが念能力を体得しようとしている事・体得に成功した事などは自然と協会の知るところになるし、
教える側も裏試験について知っているため、体得を以て裏試験に通過した事を宣言する事はある(ゴンのケース)。

ゴンとキルアは、当初は裏試験が存在する事自体を知らないままであったが、
小遣い稼ぎに訪れた天空闘技場の200階に存在する「壁」に無防備なまま挑もうとしていた所をウィングに呼び止められ、そのまま師事する事になる。
先にウィングに師事していた兄弟子としてズシがいたが、ズシが「10万人に1人」と評される才能であったのに対し、
ゴンとキルアは「1000万人に1人」とされるほどの才能を持って驚くべき速さで念を体得。
基本の四大行だけではあるが念を体得し、無事に200階の壁を突破。
その後にウィングにハンター試験の裏試験の存在、および念の体得を持ってそれに通過した事を教えられる。
その時点ではまだ表試験に合格していなかったキルアも同時に念を体得し、後の288期ハンター表試験合格と同時に裏試験も合格扱いとなる。


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最終更新:2021年03月08日 05:07

*1 ご丁寧にも後者を選びやすくなるように争いを仕向ける目的で各種武器も用意されていた

*2 ゴンはマジタニやジョネスが素手で壁や床を壊す場面を目にしていたおかげで、塔を構成している材料はそこまで頑丈ではないことと、床や壁を破壊してもペナルティは無いことに気付いた

*3 後にこれは、ゴンが常日頃から野生動物を相手にする自然の中で暮らす内に、念能力の技術の一つである【絶】を先んじて習得していたことがウイングによって言及されている。

*4 アナフィラキシ―ショックとは、アレルギー物質に対する免疫反応が過剰になりすぎて命の危険を生じる症状。蜂の毒に対するアレルギー反応でも起こり、「1度刺されて抗体ができた後2度目に刺された時に激しく起こる」ケースがある。バーボンはポンズの見立てによるとポンズの蜂の同種に過去に刺された事があったための症状らしい

*5 後に当時はゴンより遥かに格上だったキルアが、平常モードなら自分より上と言っている

*6 戦闘中は「腕や足を切り落とす」等という脅しもしていたが、実際にそれをやると出血多量で死に至る可能性があり、ハンゾー自身もそれを分かっていた

*7 これまでに試験内容が想像していたよりも簡単だという事を何度も言及してるため次の相手にも余裕で勝てるという自信からだろう。

*8 これ以前からキメラアント編でキルアが気づくまでキルアにはイルミによって勝てない可能性がある相手とは戦わず逃亡を最優先するように洗脳する針が脳内に仕込まれていた。