ジン=フリークス

登録日:2024/06/11 Tue 01:54:27
更新日:2025/04/22 Tue 09:26:01
所要時間:約 10 分で読めます






道草を楽しめ 大いにな

ほしいものより大切なものが
きっとそっちにころがってる



ジン=フリークスとは、漫画HUNTER×HUNTER』の登場人物。
CV:東地宏樹/少年期・高乃麗(フジテレビ版)、小山力也(日本テレビ版)



【概要】

主人公・ゴン=フリークスの父親。
ゴンは消息不明の父親を捜索するためハンターを志し、アニメ版では両作とも彼との再会にまつわる場面で締めくくられるなど、重要人物として扱われている。


【人物】

二つ星(ダブル)ハンターの称号を持つ遺跡ハンター。
ゴンやキルアと同じ年齢で267期のハンター試験に唯一合格した天才。
実力は世界でもトップクラスで、様々な分野で歴史的な功績を残しており、ジンの弟子のカイトやゴンが受験した第287期ハンター試験時の試験官であるサトツは「最高のハンター」と認めている。

年齢は32歳。一人称は「オレ」。
ターバンとマフラーを巻き無精髭を生やしたやや童顔。
ゴンとの血縁を感じさせる顔つきで、ターバンを外すと同様のツンツン頭が露わになる。
10代前半は特に瓜二つで、20代は無精髭が無かった。

ネテロ会長に実力を認められたハンター協会の最高幹部「十二支ん」の一員で、コードネームは亥(のちに脱退)。
パリストン同様干支のコスプレやキャラ変をしていない例外メンバー*1
同時に毎年両手に余る規約違反を繰り返す協会の問題児でもある。*2

ハンター専用ゲーム「グリードアイランド」の製作者で、頭文字のGを担当。

遺跡発掘の分野においては右に出るものがおらず、、私財を投じて将来的な保護を視野に入れた修繕や一般への解放に配慮した環境整備はサトツの人生観を変え、遺跡管理のマニュアルに組み込まれるほどの評価を受けている。
ルルカ文明遺跡の発見、二首狼の繁殖方法の確立、コンゴ金脈の発掘など幅広い分野で功績を残し、世界で10人にも満たない三つ星(トリプル)ハンターでも遜色がない人物だが、称号や権威に興味が無く面倒臭がって申請していないために未だに二ツ星のままでいる。
プロハンターの証で紛失すると同業者からハンター失格の烙印が押されるハンターライセンスを落としたと思われがちだが、実際は落としているのは前述の「優れた功績を挙げたハンターを讃える」 認定カード である。*3
そのカードはカイトから紆余曲折を経てゴンの手に渡り、世界樹の上でジンに返された。
目下の目的はかつてネテロ会長が挑戦し、撤退せざるを得なかった地図の外側の世界・暗黒大陸の探検。

偉大な業績を残しているため、ハンター業界では有名ではあるものの、
一切の個人情報が秘匿され、世界各地の情報が集まるハンターサイトにも痕跡が存在しない謎多き人物とされている。
クラピカによるとこの情報秘匿措置を行うには一国の大統領クラスの権力と金が必要とのこと。
ゴンに残したテープも音声から情報を探られる事を防ぐため、再生を止めると内容を消去する念を込めていた。
滞在した痕跡を消しながら世界を回るという離れ業を平然と行い、キルア曰く「超人的な絶の使い手」。
同じ遺跡発掘を本業とするサトツは「一目会ってお礼を言うのが夢」と語っているのに287期ハンター試験の時点では会うどころか所在情報すら掴めていない。*4
敵対する意志のない上に同好の士をそこまで避けるなよ。
会長選挙編の時期は選挙のために同じ会場内でサトツとジンが一緒になったことがあるためその時に礼を言えたかは不明。

性格は後先考えず口に出してから理由を考える理屈屋で、言動は荒々しいが真実を見通す優れた思考・洞察力の持ち主。
同時に自分が楽しむ事を第一に行動するため、到底賛同が得られない事を平気で仕出かすトラブルメーカー。
そのいい加減すぎる性格から、十二支んとは顔を合わせれば口喧嘩ばかり繰り広げている。
一方でビヨンド陣営参加時には不躾な行動を詫びているため、線引きや礼儀礼節は弁えている。
横暴な言動や行動の裏にはジンなりの考えがあり、G・I製作仲間のエレナ曰く「照れ屋でへそ曲がり」。
「いいハンターは動物に好かれる」というのは彼の持論で、その思想はカイトとゴンに受け継がれ、ナックルにも該当している。


【能力・趣味】

知恵と人脈を駆使し、自らの望んだ状況に事を進める切れ者。
パリストンと同等の知略を持ち合わせ、彼の企みをいち早く察知し会長選挙では十二支んの行動を予測して水面下で策を巡らせた。
並外れた行動力を持ち、15歳で特定非営利活動法人を設立して王墓の真実に迫り、グリードアイランド命名時にはドゥーンの頭文字が間違いと知るや1分で法的に改名させている*5
また、ゴンの行動を予測して筋書き通りに導いていた節があり、諸々の出来事を仕組んでいた事をゴンとカイトが確信している。
人伝に近況を把握しているようで、レオリオのような信頼を置く仲間が複数いる事を知っていた。

「欲しいモノ」を得るためハンターを志し、未解明の謎に興味を唆られる冒険家気質。
目的や欲しい物よりも過程で得た仲間と共に成し遂げた瞬間こそ至上の喜びとし、発掘調査の法人やG・I製作者といった多くの仲間に恵まれ、彼らからの信頼は厚い。
逆に普段の行いでプロハンターからの心象はよろしくない模様で、会長選挙で顔面に念能力をくらった際はスタンディングオベーションが沸いた。
一方で人望あるいは仲間からの票もあり、どう考えても会長には向かない人*6だが選挙ではある程度の位置にはいた。
また破天荒なイメージが強いが実際は(本人的に)少しの無茶を積み重ねるタイプらしく、堅実に行動するが総合的にはローリスクな博打も積極的に行う感じだろうか。カイトに教えた気狂いピエロにもそういった面が見える。

好きな事をとことん突き詰めるタイプで非常に博識。
特に考古学と古代言語学に詳しく、ハンターを志したのは遺跡調査に必要な資金を得る一環。
電脳世界の住人であるイックションペに勝ち逃げするほどのゲーマー]で、グリードアイランドのカードや世界観でその一端を伺う事ができる。
世界長者番付のトップ10がハンターとされるが、ジンは数百億の資金をビヨンド陣営との交渉に投入している。
暗黒大陸に関して前渡航の全容や五大厄災の詳細からリターンまで知り尽くし、ビヨンドの下に集まった専門家以上に情報を仕入れていた。


【家族関係】

12歳でくじら島を出てから10年後、突如帰郷して赤ん坊のゴンを祖母(ゴンの曽祖母)と従妹のミトに預け、以降一度も帰らず消息不明になり、ミトは親心で両親は交通事故で亡くなったと説明していた。
しかし、ゴンは3年前のカイトとの邂逅を経て父親の職業を知って同じ道を志し、自分を捨てた事でさえ「子供を捨ててでも続けたい仕事」と肯定的に受け入れている。
ハンターを優先しゴンを置いて行った事には引け目を感じ、会いたいなら来いのスタンスを取っていたが、ゴンが生還した際は支離滅裂な姿に珍しく戸惑った様子を見せて仲間達を驚愕させている。
不器用な親心を覗かせる場面もあり、グリードアイランドはゴンがハンター(念能力者)として独り立ちできるよう手順を踏めば狩りの基礎や念の技術が経験として身に着くようデザインされていた。

ゴンの母親とは別れたらしく、テープに何かを残していたようだが詳細不明。
1999年版のアニメではミトの姉という設定で、ゴンを産んで間も無く亡くなっている。
ゴン自身は多分生きていない程度の認識であまり関心が無く、育ての親のミトが母親と断言している。
父親(ゴンの祖父)はジンが島を出てから一年後の漁で行方不明。

300年以上前に暗黒大陸のメビウス沿岸について纏めた書物「新世界紀行」の著者が同じ名字の「ドン=フリークス」なる人物だが、ジンやゴンとの関係は定かではない。
念能力者でも死亡している年齢だが、五大厄災のリターンに長寿食ニトロ米と万病に効く香草があり、ジンは新世界紀行が東しか見つかっていない事を根拠に今も執筆中と踏んでいる。


念能力

系統は不明。
念能力者の中で五本の指に入るという世界最高峰の使い手
ヒソカが興味を抱いて会長選挙に訪れるほどだが、イルミの依頼を受けたため出会う事はなかった。
喧嘩が滅法強く、選挙会場にいた数百人のプロハンター相手に乱闘を起こして圧勝し、絡んできたウサメーンを片手で殴り倒すイメージのみで怖気づかせている。


おう 練習あるのみな

本人曰く「あんま能力に関係ない」が、手のオーラをイボ状に変えて自由自在に操る手遊び「イボクリ」が、数も形も自在に操れるほど器用(仮にも協会に認められた念能力者である協専ハンターでもゆっくり1個動かすのがやっと)。
固有の念能力は連載開始から25年以上が経過しても明かされていないが、暗黒大陸編よりパリストンはジンの恐るべき才能の一部を目の当たりにしている。

打撃系念能力の模倣

そんな大そうなモンじゃねーよ

打撃系の能力は一回くらうと大体マネ出来ちまうんだ
ま ただの才能だな

自身がくらった念能力を我が物とする技術。
クロロの盗賊の極意のような強奪・コピー能力ではなく才能による模倣で、「打撃系は一回くらえば大体マネできる」らしく、使用者の背景から開発意図を考察し思いついたであろうオーラの応用技にも行き着いている
レオリオの離れた場所に衝撃を飛ばす放出系の念能力を再現し、連打で十数発同時に放って傭兵たち相手に勝利して見せた。

エコー


レオリオは医者志望だったな
ありゃ触診と打診を試行錯誤した結果の能力だと思うぜ

こんな事もやったはずだ
オーラを飛ばしてエコー検査の代わりとか

オーラを飛ばして周囲の物体を探知する索敵術。
エコー検査の要領で岩盤越しにオーラを飛ばして対象を捕捉、レオリオの念能力で間の岩盤を通り抜けて念弾を直撃させた。
戦闘面ではより気づかれにくいのが利点。


【関係人物】

  • ゴン=フリークス
ジンの息子。物語開始時は「親父」、くじら島帰郷後から「ジン」と呼ばれている。
ジンからハンターの素質、意志の強さ、動物に好かれる純粋な心を受け継ぎ、仲間達は彼の真っ直ぐな眼を見て息子であると感じ取る場面が多い。
ゴンが危篤に陥っても心配する素振りすら見せなかったが、息子の仲間なら必ず助けると全幅の信頼を置いていた。
再会後のポジションは父親というより「噂に聞いてた親戚のすごい人」で落ち着いている。
世界樹での邂逅後に連絡先を交換し、オーラが視えなくなったゴンにアドバイスを送り、くじら島に帰郷するきっかけを作った。

  • ミト
ジンの従妹でゴンの養母。
赤ん坊のゴンを預けに来た際に激怒し、裁判で親権を取り上げて息子同然に育て上げた。
幼少期のミトはジンに構って貰いたかったため、並みの人間では辿り着けない場所に隠れてジンが見つけて一緒に帰ってきたといった思い出があり、ゴンに複雑な表情で昔話を語っている。

  • レオリオ=パラディナイト
ゴンの仲間の一人。
選挙演説の際ゴンが危篤にもかかわらず見舞いに来ない事を激怒され、念能力を(わざと)喰らいレオリオを選挙に巻き込んだ。
結果的にルーキーにもかかわらずプロハンター間でレオリオの知名度と信頼度が急上昇し、選挙での躍進のみならず十二支ん入りにも繋がっている。
将来性を大きく評価し、「あれは伸び代デケーぞ」と太鼓判を押している。

G・I製作者の一人。
元々は凶悪な犯罪者であったが、ジンの手によって逮捕される。
レイザーもまた相当な実力者であることを考えると、どのような手法であれ彼を制圧したジンの力量が窺い知れる。レイザーとしても、彼の息子を相手に競技で本気を出して良いのか心配した時に「俺の息子だぞ」と言われて納得するほどジンの実力を買っている様子。
その後はジンとの交流を経て心を入れ替えた様子。暗い人生を送り死刑囚にまで身を落としたレイザーにとってジンからの信頼は何にも替え難く、息子のゴンと全力で戦い恩に報いた。

  • カイト
ジンの弟子。
スラム街で生きるカイトにハンターのイロハを叩き込んだ。
ジンを探す最終試験の途中でくじら島に寄り、ゴンと出会い大きく影響を与えている。
使用者曰く使い勝手が悪く度々文句を言っている気狂いピエロ(クレイジースロット)*7はジンが教えた念能力。
どの武器が出てくるか使用者にも分からないというランダム性や出したら一度は使用しないと消せない制約に加えて、
「ゼッテー死んでたまるか」と本気で思わないと出ない番号があるとのこと。

  • パリストン=ヒル
十二支んの同僚。
ジンですら行動を読みきれず、愛しいものを破壊せずにはいられないサイコパス。
外の道を行く似た者同士でもあり、確執のあるパリストンを危険視し自ら抑止に動いている。
十二支ん離脱後は共にビヨンド陣営に身を置いて腹の探り合いを繰り広げている。


【作中での活躍】

ハンター試験編

ゴンはカイトとの邂逅で父親の生存と職業を知り、ジンに会うためハンターを志した。
ハンター試験の試験官・サトツが尊敬する人物として挙げている。

ヨークシン編

10年前ゴンと共に念能力に呼応する箱をミトに預け、音声テープとグリードアイランドに使用する指輪、ROMカードを残した。
天空闘技場からキルアを連れてくじら島に帰郷したゴンは、テープ越しで初めて父親の存在に触れ、新たにG・Iという足跡を得る。
ジンはどこかの火山帯で数百mの怪物とコミュニケーションを取りながらまだ見ぬ冒険に繰り出す様子が描かれている。

< ボ
 < ボ

  < ボ

グリードアイランド編

ゴンのG・I起動時に事前に録音した音声で登場。
自分の手がかりはないと前置きしつつ「ゲームを楽しめ」と声を掛けた。
ゴンが赤ん坊の頃にプレイヤー名・ニッグとして一緒にG・Iに訪れ、バインダーに名前を残している。

キメラ=アント

遂にゴンとジンが再会…と思いきや出会ったのはカイトだった。
擬態(トランスフォーム)でスペルカードをクリア報酬の指定ポケットカードに偽装して聖騎士の首飾りで解除するコンボを想定し、複数人の同行(アカンパニー)ならカイト、個人の磁力(マグネティックフォース)なら自分に飛ばすよう設定。

会長選挙編

長らく消息不明だったが遂に登場。
ネテロ会長の逝去を聞き十二支ん会議に参加する。
パリストンに続き選挙に立候補し、ネテロの遺志を継ぐ事を宣言。
生還したゴンと不本意ながら再会を果たし、「オレが本当は死ぬべきだった」と嘆く姿に父親としての言葉を掛けカイトの元へ送り出した。
改めて世界樹の上で親子水入らずの時を過ごし、お互いの冒険譚を語り合った。

暗黒大陸・王位継承編

十二支んを脱退し自身の目的とパリストン抑止を兼ねて暗黒大陸攻略を目論むビヨンド=ネテロ陣営に参加。
No.2の地位を得るため大金を注ぎ込み、1ヶ月で実働部隊と馴染みつつある。

【余談】

  • キャラクター造型について
ハンターとして超優秀ながら常識的に見ればダメパパなキャラについて、ジャンプ+『冨樫義博×石田スイ 特別対談』にてそのようなキャラクターになった経緯が明かされた。
メタ的な理由として、「基本的に漫画における親っていうのは、主人公がやることを反対する立場の人間ですから、元々、漫画の中に親とかは邪魔だと思っている。もし小学校高学年くらいのゴンにもきちんとした親がいるとすると、自分の子供を危険な旅に出させるわけがないな、とか考え出すと、本当にもう親って(作劇において)邪魔だなと(笑)。」とのこと。
それゆえ、ゴンには父がいないことに→ゴンは“親を探す”ということが目的に→“親をひどいヤツにする”というコンセプトになり、結果ゴンをほったらかすジンが出来ていったらしい。
ゴンの実母について設定があるのかは不明。グリードアイランドのカード「身重の石」とネタで言われることも。

お正月4コマ漫画が掲載され、ハンターハンターからはお正月について聞かれた天邪鬼な4人が登場。
「(キメラ=アント編・選挙編で)今自分が何をしているかさえわからないのに」と自虐ボヤくクラピカ、辰年なのに自分が聞かれることに暴言を吐くサイユウ、「1/365…ただそれだけのこと」と述べるシャウアプフに続いて、『幽☆遊☆白書』の主人公浦飯幽助が登場し「正月!?あ!?殺すぞコラ!?作品ちゲー!?殺すぞコラ!?誰がジンだぁ!?殺すぞコラ!?」ととにかくキレていた。
作者としてもジンと幽助の見た目が似ているとは思っているらしい。



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最終更新:2025年04月22日 09:26

*1 十二支んのメンバーは基本的にネテロを慕う者が集まっており、与えられた十二支の担当の動物に自分のキャラを寄せている者が殆ど。

*2 ネテロ時代の十二支んは「『有事の際の』協会運営とネテロの遊び相手」が役割であるため、トラブル発生時に動く懐刀ではあるが平和でネテロが遊んでほしくない時には仕事はない。このため規律違反を繰り返して年単位で姿を見せないジンでも務められている。

*3 この作品においてハンターライセンスは「証」に「ライセンス」とフリガナを付けている。仮に認定カードが本来のライセンスと交換で渡される「上位版ライセンス」であればそれを失った状態で選挙編を戦いぬくのは不自然。

*4 プロハンターは危険が付きものなので死亡するのは珍しくないが、だからこそ親しい者には連絡等を残す慣習があり、誰の目にも触れない所在不明になることは異常事態とされる。パリストン台頭後にはその発生率が跳ね上がったが、それ以前は2年に1回はジンが行方をくらますくらいだった。

*5 なお、無理やり改名させられたドゥーンはこの改名から運気がめちゃくちゃ上向いた。

*6 リーダーとしての適性も非常に秀でていることは各所で見てとれ、実際にネテロの側近を務めていたビーンズはジンが会長になる事を希望していたぐらいだが、一方で自身の趣味嗜好を強く優先しがちでしかも頻繁に行方不明になるため、結局副会長などにしわ寄せがいく可能性が高い。

*7 ただし具現化系でありながら威力が強力で、通常は具現化が困難な代物である銃も実用的。