志摩リン

登録日:2021/03/17 Wed 17:16:09
更新日:2025/04/01 Tue 00:12:39
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誰かとキャンプするってこんな感じなのかな。


出典:ゆるキャン△、9話『なでしこナビと湯けむりの夜』、2018年1月4日~2018年3月22日まで放送。
C-Station、野外活動サークル、©あfろ・芳文社/野外活動サークル


【概要】

志摩(しま)リン』とは、漫画・アニメ作品「ゆるキャン△」の登場人物である。


CV:東山奈央(アニメ版)
演:福原遥(実写ドラマ版)

本作の主人公の1人。通称「しまりん」。
髪型は青みがかったロングヘアで、よく頭頂部でシニヨンに纏めている。
これは通称しまりんだんごと呼ばれ、友人の斉藤恵那によく弄られている。
1人でキャンプしている所、引っ越してきたばかりの各務原なでしこと出会い、一緒にカレーめんを食べた事で親交を深め、物語は始まった。
ちなみになでしこが同じ本栖高校に転校してきたことはしばらく気付かなかった(なでしこもリンが本栖高校の在校生だとしばらく知らずにいた)。
身長は145㎝より低く、なでしこからは最初小学生かと思われていた。


【人物】

祖父の影響でキャンプを始め、静かに過ごすのが好き。

そのためなでしこと出会うまで誰かとキャンプをしたことがなかった。
とはいえ、あくまで「ソロキャンは寂しさも含めて楽しむもの」という主義からくるものであり、
決して人付き合いが悪いわけではなく、割とノリは良い方。
むしろ最初事情をよく知らなかったなでしこから「野外活動サークル」への参加を求められた時、
思わず嫌そうな顔をしてしまった事に罪悪感を覚えてしまったり、
気候が悪くなりそうな時にキャンプに行った大垣千明達を心配して手を回したりと、友情にはむしろ熱い方ではある。

キャンプ以外にも読書を趣味としており、学校では図書委員を務め、
バイト先も書店を選んでいる。愛読書はオカルト関連の物が多い。
幽霊や妖怪の類は「ファンタジー」と断言しているが、その割には暗闇でグビ姉や桜に出会した際は恐怖のあまり悲鳴を上げていた。

また、恵那の飼い犬のちくわにデレデレする、旅先に犬にまつわるスポットがあれば必ず立ち寄る等、かなりの犬好き。


【能力】

中学1年からキャンプをしていることもあり、知識や経験は豊富。
料理に関しては最初はカップ麺で済ませるか、なでしこの影響で手作りにも挑戦するようになった。

作中で原付免許を取得し、その直後に原付スクーターで県外への遠出にも挑戦する等、何気に行動力や実行力はなでしこにも劣らない。
また、それまでは自転車に荷物を積んでキャンプをしていたことから、体力も結構ある。

アニメおよびドラマでは恵那のからかいに対し、「うわなにをするくぁwせdrtfgyふじこlp」というネットスラングを発音するという妙な特技を見せた。*1


【家族】

父と母との3人暮らしで、母方の祖父が遠方に住んでいる。
両親共にリンのソロキャンには理解があり、最初の頃は父に送り迎えしてもらっていた。
祖父は今でもバイクを乗り回しキャンプを楽しむワイルドな人物であり、リンのキャンプの師匠でもある。
ちなみに両親も昔はバイクに乗っており、よく祖父と3人で走り回っていたらしい。母親的には黒歴史の模様。


【人間関係】

もう1人の主人公。
リンとはキャンプ場で偶然出会い、なでしこもキャンプにハマるきっかけとなった。
後に2人でキャンプに行ったり、お互いのキャンプの様子をSNSで送り合ったりと仲は良好。
リンもなでしこのことは気にかけており、彼女のソロキャンプをこっそり様子を見に行く等、
まるで彼女を心配する彼氏のようになっている。

「野外活動サークル(通称野クル)」部長。
リンは当初彼女のテンションの高さが苦手で、あまり関わろうとはしなかったが、
クリスマスキャンプを合同で行ってからは距離が縮まり、今ではボケたらツッコむという、
悪友のような関係になっている。

野クルの部員。
割と話しやすい方なのか、千明と違い最初から普通に話せている。

中学からの友人。リンは彼女を苗字で呼んでおり、彼女がなでしこ達とも親しくなり名前で呼ばれる事が多くなり、リンも千明やあおいを名前で呼ぶようになっても呼び方を変えていない。(今の呼び方がしっくりくるかららしい)
付き合いが長いため、恵那のグイグイくるボケに対し冷静にツッコむ場面が多い。
彼女もなでしこ同様高いコミュ力の持ち主なので、リンが皆とキャンプに行くようになるきっかけになる事も。
また、リンは彼女の愛犬のちくわにデレデレである。

  • 土岐綾乃
なでしこの中学時代の友人。
正月ふとしたことからなでしこの祖母の家に泊まることになった際に知り合い、彼女もバイクに乗ることから仲良くなった。
リンは綾乃に対してだけ珍しく「綾ちゃん」と敬称をつけている。



【余談】

  • 作者の別作品「mono」にも彼女らしき人物が登場している。

  • 作中彼女が購入した「焚火グリル」は劇中で恵那となでしこから「メタル賽銭箱」と呼ばれてしまった影響から、
    メタル賽銭箱で検索しても焚火グリルの購入サイトが出てくるようになった。


  • あおいの想像図の中で登場した「山梨銘菓しまりんだんご」は後に本当に発売された。見た目もあおいの想像図とほぼ同一。
    劇中であおいがアルバイトしているスーパー「ゼブラ」の元ネタとなるセルバ身延店など山梨県のあちこちで購入できる。


  • ドラマ版では演者の影響でなでしこよりも背がちょっと高くなっている。
    また、恵那によるしまりんだんごのヘアアレンジもちゃんと再現されている。
    第1話の「貴様ら……まとめて刀の錆にしてくれるわッ!」の後、ムッコロのごとく目を見開き画面を睨みつける顔芸や、度々登場する食事シーンでのリアクションは必見。
    なお、演者は本来左利きなのだが、原作に合わせて右手で食事を食べている。これはなでしこ役の大原優乃氏も同様な上、福原遥自身も右手での演技は過去にNHKで経験済み
    調理シーンも右手でやっているが、その手際の良さはまさしく「まいんちゃん」そのものである。
    細かい所まで作り込んだこだわりが感じられると言えるだろう。

  • リアルイベントではデフォルメされたリンの着ぐるみ、通称「きぐリン」として降臨する。
    ゆるいフォルムと短い手足でちょこまかと動き回る様がかわいらしい。

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最終更新:2025年04月01日 00:12
添付ファイル

*1 後にソシャゲ「きららファンタジア」でもその特技を披露している。しかもアニメ版と中の人が同じ「きんいろモザイク」の九条カレンと同時に……。