トドロキ/仮面ライダー轟鬼

登録日:2021/04/01 Thu 21:20:30
更新日:2022/05/01 Sun 17:26:45
所要時間:約 5 分で読めます






トドロキとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダー響鬼』の登場人物。
ここでは彼が変身する仮面ライダー轟鬼(トドロキ)についても記載する。

演:川口真五


【概要】

『猛士』に所属する『鬼』こと音撃戦士の1人で仮面ライダー轟鬼として魔化魍と戦っている。
年齢は26歳で、本名は戸田山(とだやま)登巳蔵(とみぞう)

嘗ては警察官だったが、魔化魍と鬼の存在を知ってからはザンキの弟子として2年間修行を積む。
その後、ザンキの引退に伴い正式に鬼として認知され、「斬鬼」を襲名することになるが、ザンキへの尊敬の念からこれを断り、代わりに「轟鬼」と命名された。


【人物】

正義感が強い真面目な熱血漢で「~っす」という口調が特徴。
年下だが鬼としては先輩にあたるイブキにも敬語を使っている。
気合いが変な方向に向いてしまうのが玉に瑕。

経験が浅いが故に、ドロタボウ戦では音撃弦で攻撃したせいで子が増殖し戦況が悪化したり、弦が切れて清めの音を注入できずにウワンを取り逃がしたりと失態を演じる事もある。
その都度落ち込むが、持ち前の精神力で乗り越え成長していく。

立花日菜佳と恋愛関係にあるリア充でもある。
序盤では日菜佳の方からアピールしていたが、後半ではトドロキの方からアピールするようになった。
しかし、肝心のトドロキが不器用なので中々進展しない。
酷い時は、日菜佳の誕生日なのにレストランで色々やらかした挙げ句、彼女の「光り物が欲しい」という願いを「魚の方の光り物が欲しい」と解釈して一本釣りの鰹を丸ごとプレゼントしようとし、一時期仲違いしてしまった。
その後、「俺は数々の女性を鬼のように愛した」というザンキのアドバイスを受けて仲直りしようとするも逆効果に終わり、
ヒビキの「女性の光り物と言えばネックレスとか貴金属」というアドバイスを受け、うどんパーティーを開いて指輪を渡す事でようやく仲直りした。
ちなみに日菜佳は、「光り物」を「お寿司が食べたい」という意味で言っていたため、トドロキの解釈は全くの間違いというわけではなかった。

あと、自分が音痴であることに長らく気付いていなかった。


【仮面ライダー轟鬼】


スーツアクター:渡辺淳

身長:212cm
体重:157kg
パンチ力:30t
キック力:40t
ジャンプ力:ひと跳び69m
走力:100mを5秒

トドロキが変身鬼弦(へんしんきげん) 音錠(おんじょう)を用いて変身した姿。
「轟鬼」襲名前は「戸田山変身体」として活動していた。

装備

  • 音撃弦 烈雷
「弦」の音撃武器。ギター型の刀剣で、歴代の「斬鬼」が改善を重ねて受け継いできた物。
引退したザンキから譲渡された。
通常は剣撃モードで使用するが、バックル部に施された音撃震 雷轟をセットすることで清めの音を奏でる音撃モードに変化する。
轟鬼はザンキの「自分流で行け」という教えから逆手持ちで使用している。
また、戦闘後は自分流の清めの儀式として激しいロックの演奏をする。

  • 音撃棒 落雷
魔化魍の出現頻度が高くなる夏に使用した音撃棒。
以前は斬鬼が使用していた。

  • 鬼闘術 雷撃拳
音撃戦士が体得している格闘術で雷の力を蓄えてパンチを繰り出す。
怪童子を一撃で倒すことができる。

  • 音撃斬 雷電激震
烈雷の剣先を魔化魍に突き刺して、音撃震 雷轟を装着し、雷轟をエレキギターのようにかき鳴らして清めの音を注入する。
斬鬼は順手で行っていたが、轟鬼の場合は隙が大きくなる為、烈雷を逆手で突き刺し後ろ向きで奏でている。


【ザンキとの別れ】

着々とキャリアを重ねていたが、第42話でオトロシ(体重約9.99t)に踏み潰され意識不明の重傷を負ってしまう。
一命こそ取り留めるも、「二度と鬼に変身できない」と宣告される。
リハビリも思うようにいかず、苛立ちから日菜佳を突き放すが、現れたザンキから「もう一度俺の弟子になれ」と励まされる。

後日、ザンキの献身的なサポートを受けながら過酷なリハビリに励む。
だが、ザンキはこの時既に「辺魂の術」で生ける屍となっており、やがて永遠の闇に飲まれる運命にある。
その事実を知ると、「ザンキに安心して成仏してほしい」と願い自力で戦場に赴く。
そして、轟鬼に変身すると斬鬼と共にカエングモを撃破した。
死して尚、愛弟子を支え続けた師匠・ザンキとの永遠の別れを経て、彼の遺した変身鬼弦 音枷と音撃真弦 烈斬を受け継ぎ激化する魔化魍との戦いに身を投じる。

「オロチの日」の直前には、日菜佳に温泉に行こうと死亡フラグと見せかけた生存フラグを立てながら誘う。
その約束を破る事なくオロチ現象を鎮め生還した。


【派生作品でのトドロキ】


戦国時代のトドロキが登場するが、容姿は現代のトドロキそのもの。
音撃戦士・轟鬼に変身する。
普段は大工の仕事をしている。
ヒビキとは親しく、ヒビキが鬼を引退する際に彼から角叉を預かっていた。
後に日菜佳のそっくりさんのひなこと恋仲になる。

『響鬼の世界』の住人として登場。
こちらでも原典のトドロキと瓜二つだが、あくまで別人。

音撃道斬鬼流の師範代でザンキの一番弟子。
争いの絶えない斬鬼流と威吹鬼流の抗争を止めようと、アスムとアキラと共に流派統一へ向けて奔走する。
ひそかにアキラに片思いしており、アキラの写真を持ち歩いている。
後に【ライダー大戦の世界】に迷い込み、【キバの世界】のサガに倒されてしまうが、MOVIE大戦で復活した。

EP33の「響鬼編」に登場。
口調は変わらないが、年を重ねているからか原典よりは落ち着きがある。
ザンキの存在が大きすぎる為、未だに弟子を取っていない。
EP34では常磐ソウゴの発案で、ソウゴの誕生日を祝いたいあまり大暴走し、自身のアイデンティティを見失ってしまったウォズを一日弟子として受け入れる。
その後、ウォズにザンキの存在に触れながら「大切な人の側に、ただ一緒に居てあげるだけでも凄いこと」と言葉を投げ掛け、彼を立ち直らせるきっかけを作った。

実力も衰えておらず、アナザー響鬼を終始圧倒している。
また、『響鬼』とは異なり変身が解除されても服が無事だった。
これにはコンプライアンス的な観点から服を燃やさずに変身する技術が開発されたのではないかと考察されている。世知辛い

劇中の発言から、日菜佳との交流は今も続いているらしい*1


弟子っていいもんすねぇ……俺も弟子取ってみるか?

ハハ…日菜佳さんに相談しよう。
*2


【余談】

劇中での活躍から3号ライダーとして扱われることが多いが、登場順に即すれば第13話に仮面ライダー弾鬼が登場している為、4号ライダーとなる。
更に言えば、初登場時はまだ正式な鬼ではなかった事から5号ライダーとも捉えられる。

演者の川口真五氏は、のちに『仮面ライダーウィザード』で山本昌宏/仮面ライダーメイジ役で出演した。




追記・修正っていいもんすねぇ……俺もアニヲタWikiのメンバーになるか?

ハハ…日菜佳さんに相談しよう。

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最終更新:2022年05月01日 17:26

*1 日菜佳を演じた神戸みゆき氏は、2008年に24歳の若さで死去している。

*2 このセリフは本来台本に無く、川口氏がふっとみゆき氏の事を思い浮かべて出たアドリブである。