登録日:2021/05/05 Wed 00:00:00
更新日:2024/09/23 Mon 13:45:29
所要時間:約 9 分で読めるよ〜
概要
好きな食べ物:塩辛
好きな飲み物:フラペチーノ
嫌いな食べ物:しいたけ
好きな動物:カバ
よく見るテレビ:ドラマ
得意科目:数学
日課:ジョギング
好きな映画:海外セレブが出てくる系
お気に入りスポット:ベッド
本を読むなら:小説
朝食:食べない派
風太郎の呼び方:フータロー君
中野家五つ子の長女。
特徴は薄いピンクの
アシンメトリーのショートヘアと
ピアス。
イメージカラーは
黄色。
洋楽を聞くのが趣味らしいが英語のリスニング力は皆無。
機械音痴らしく、キーボードは人差し指二刀流。
姉妹と写真に写るときは、さりげなく後ろへ下がり小顔効果を狙う。
制服は胸のボタンを開けたなんとも大胆な着こなしをしており、上着を腰に巻いている。
そのためか、一花だけ妙にサービスショットが多い。
人物
人をからかうのが好きな小悪魔的性格で、よく風太郎をからかって楽しんでいる。
その一方で長女という事で面倒見がよく、妹たちや風太郎に助け船を出すこともしばしば。家にいない義父に代わって保護者的な存在になっている。
周りがよく見えており洞察力も高く、他の姉妹のささいな変化にも敏感に気付く。
反面、他の姉妹のことを優先しすぎるあまり、自分自身を犠牲にしてしまいがち。
恋愛においても当初はそんな性質が足を引っ張り、いまいち積極的になれなかったが…。
社交性も高く、クールで気遣いが出来ることから五つ子の中ではいちばんモテるらしい。
街路を歩くだけで注目を集めるような人目を惹く雰囲気も持ち合わせている。
そんな彼女であるが私生活は
かなりズボラ。部屋には脱ぎっぱなしの服が散らばり、机にはコスメが散乱するなど
酷い汚部屋の住人であり、四葉が風太郎に部屋を紹介するのをためらったほど。
更には寝るときはなんと
半裸。そのことを知らなかった風太郎に無理やり布団をはがされそうになった時は慌てて布団を抑えていた。
おい風太郎もう少し頑張れよ。
曰く「寝ると服を脱いでしまう癖がある」らしく、
こたつで居眠りしているときも無意識に脱ごうとしていた。
当初は姉妹にも黙っていたものの、実は売り出し中の女優。
まだチョイ役しかもらえていないのだが光るものはあるようで事務所の社長からは「うちの大切な若手女優」と言われている。
なのだが夏祭り編において風太郎にバレてしまい、その時自分の夢をまっすぐ応援してもらったことをきっかけに姉妹にもそのことを打ち明ける。また、この時から風太郎に好意を抱き始める。
物語が進むにつれて徐々に名も売れてきたようで、ある日CMに出たことでクラスメイトにも知られることとなってしまった。
最終回では世界に進出する超有名女優になっていた。英語力は相変わらずだが…。
関連人物
一花が所属している芸能事務所「織田芸能プロダクション」の社長。
風太郎にも興味を示す時に
オネエキャラのような仕草を見せたが、一花の才能をいち早く見出すなど社長だけにその慧眼は確かなものを持つ。
実は結婚していた織田社長の娘。
母が浮気相手と家を出て父がバツイチになった事で母というものに不信感を抱いていたが、風太郎達の活躍で考えを改めた。
アニメ版では
夏休み編の回想という形で登場する。
作中の行動
2年生
転校2日目に風太郎と食堂で出会う。
家庭教師としてなんとか
五月との仲を改善しようと動く風太郎に
「五月ちゃんが狙いでしょ?」と言ってからかって見せた。
この時点から風太郎を助けようとしていたが風太郎が待ったをかけたため、
「ガリ勉くんのくせに男らしいこと言うじゃん」と評し、困ったら相談するように言う(冒頭のセリフ)。
二乃や五月と違って風太郎をそこまで嫌う様子はなかったものの、かといって勉強はやる気がないようで、なにかと理由をつけては風太郎の授業をサボっていた。
高校生活は勉強だけでなくもっと青春をエンジョイすべく恋をするべきだとも言っていた。
しかし、夏の花火大会の際、はぐれた姉妹を探す風太郎に怪しい男性と一緒にいたところを見られてしまう。
路地裏に風太郎を連れ込み、仕事のことを部分的に伝え、口封じをする。
そのままその男性から隠れていたが、
三玖が間違って彼に連れていかれるのを見てやむなく出ることに。
そこで男性が「うちの大切な若手女優を放しなさい!」と言ってしまったせいで全てがバレた。
そのままオーディション会場に向かう一花を追いかけてきた風太郎に「協力関係でしょ?」といい、オーディションの役の練習相手を依頼。
風太郎の感想は「あなたが先生でよかったなんてお前の口から聞けるとは…」という彼らしいものだった。
そのまま笑顔でオーディションに向かおうとするが、
お前はいつも大事なところで笑って本心をごまかす。ムカッとくるぜ
押し殺していた感情は姉妹には誤魔化せても風太郎にはすべてバレていた。
その言葉に一花は一人前になるまで姉妹に打ち明ける気はないという事、そしてそのまま花火を見る約束を破ることになったことを悔いる言葉を吐く。
だが、「謝るときは付き合ってやる」という彼の言葉に笑顔を見せ、オーディションでは最高の演技を見せた。
その後、公園で手持ち花火に興じる姉妹に合流、女優業のことを黙っていたことを謝罪した。
お互いにこの日のことを謝罪しあったあと、花火の続きを楽しむ。
最後に5本の花火が残り、どれにするか「せーの」で決めることになったのだが、珍しく三玖と同じ花火を取ってしまう
しかし、一花はすぐに手を放し、三玖にその花火を譲ることに。
この描写が意味するところは詳しく語らずとも分かるだろう。
これ以降、一花は勉強会にも出席するようになり、風太郎の指導にも協力的になる。
また、三玖の風太郎への想いに気づき、なにかとつけて二人を接近させようとするようになる。
更に、五月の仲直りにも協力し、姉妹の橋渡し役をこなしていく。
次に大きな進展があったのは林間学校。
一花に変装した三玖が前田のダンスの申し出を断ろうと風太郎と恋人を演じた結果、キャンプファイヤーでダンスを踊ることになってしまう。
そして林間学校2日目、キャンプファイヤー設営の作業中に風太郎と二人きりになり、二乃と五月の件で相談した後、倉庫で二人きりになる。
この林間学校の間三玖を気遣い彼女にダンスを譲ろうともしていた一花だったが、やはりダンスはやめようと言う風太郎の言葉に一花は無意識に涙を流していた。
その後、ある事件が起こる。
なんと一花とともに倉庫に閉じ込められてしまったのだ。風太郎そこ代われ。
自力での脱出は諦め、寒さをしのぐために火を起こす風太郎に一花は休学を考えていることを打ち明ける。
てっきり怒られると思っていた一花だったが風太郎は「9割9分失敗するだろうな」と言ったうえで
「上手くいけば儲けもの。何事も…挑戦だ」と語った。
何とか火をおこし、暖をとるなか一花は「約束はなかったことにしていい」と風太郎に話して、代わりに今踊ろうと持ち掛けた。
胸に手を当て、「センサー」に異常がないことを確認しダンスに臨もうとするも、風太郎の発言で「結びの伝説」のことを思い出し、急に胸が高鳴る。
そしてよろめいて壁に立てかけてあった材木に引っかかってしまい、
あなや押しつぶされそうになるが
とっさに風太郎に押しのけられたことで助けられた。
そして一花の「センサー」は異常を感知し、更に高鳴ってしまう。
……と同時に、倉庫のセンサーも作動して音を立て五月たちが駆けつけて二人は脱出。
火をつけていたせいでスプリンクラーまで作動してしまい、発見されたときは二人密接した状態でずぶ濡れというどうみてもアウトな状態だった。
結局、一花はこの後風邪をひき、翌日のスキーをまるっとすっぽかすこととなった。
キャンプファイヤーの頃には回復し、外から火を眺めていたが、そこで三玖からついに「私はフータローが好き」と打ち明けられる。
そして「お好きにどうぞ 負けないから」という三玖の言葉を穏やかな笑顔で聞いた。
その後、「未練が出来た」という理由で休学は撤回。本格的に風太郎に好意を自覚するようになる。
風太郎が家庭教師をやめた際には唯一収入がある一花が雇い直し、新しい家も借りた。
前より仕事を増やしてるらしく、寝るようになってしまい、五月たちが自分たちも働くと言い出すようになった。
食費や光熱費がかかるため、どんな小さな仕事でもこなすと決めたようである。
そんな中、風太郎のバイト先でホラー映画の撮影をすることになり、一花は端役で出演。撮影時に風太郎の視線を感じたため、演技に集中できなくなり、一時中断。
その後は風太郎の失敗作を食べて、「おいしい」と最高の演技を見せ、プロの女優としての仕事をしっかりこなした。
学年末試験前では風太郎に「姉妹で一番器用で飲み込みも早い」と評される。
風太郎にいい教師に慣れるための本を買ってあげたが、見栄を張ったという面が強く、風太郎がダメ人間になってしまうという嫌な想像もしていた。
それでも三玖を応援するスタンスをとり、自分の想いは抑え込むようにしていたが、二乃の告白を偶然聞いてしまい、更に心が不安定になる。
一花自身恋心はちっとも抑えられておらず、テストで1位になったら告白するという三玖から1位を奪った際にはひそかに「やった」と喜ぶなどしていた。
応援したい気持ちと恋心に板挟みになり苦しんでいたが、
春休みの旅行で四葉に「やりたいこと我慢しないでほしい」と言われたことで吹っ切れる。
…なのだが、これは彼女の
暴走の始まりでもあった。
その後は三玖とサウナで本音で語り合った。
3年生
3年になって恋愛レースが過熱してくると一花は手段を選ばず風太郎にアプローチを仕掛けようとする。
風太郎の誕生日には「模試を控えた風太郎に今渡すのは迷惑だからやめよう」と姉妹に言っておきながら自分だけこっそり渡そうとした。
更に三玖の姿で風太郎に偶然会った時には彼女に成り代わって「一花、フータローのこと好きだよ」と言ったり、修学旅行では頼まれたら断れない四葉を利用し、恋愛レースには参加してこないであろう四葉をひっくるめて風太郎と同じ班になろうともした。
一花の勝負スタイルは二乃の「直球勝負」とは正反対の「変化球勝負」であり、ずるいと自覚しながらもこのスタイルを貫いていく。
そして迎えた
修学旅行、一花は手作りのパンを渡して告白しようとする三玖を止めるべく暗躍する。
稲荷大社にて三玖に変装し、風太郎になにか釘を刺そうとしたが、二手に分かれた三玖が風太郎より先に到着してしまったことで目論見がバレてしまう。
その直後風太郎も最悪のタイミングで到着し、三玖は逃走。事態は非常にややこしいことになる。
だが、一花はその行動を悔いることはせず、二乃に
問い詰められても
結果はどうであれ 私がしようとしていたのはこういう事だから
と返した。
この頃の一花はファンからは「闇落ち」とか言われる。
2日目、三玖の姿で風太郎を6年前の思い出の場所に連れて行き、彼の思い出の子を乗っ取る作戦に出る。
しかし、これまでの全ての嘘がバレてしまった上に風太郎のいちばん大事な思い出を乗っ取ろうとしたことから彼の逆鱗に触れ、「今はお前のことを信じられない」と最大限の拒絶を受けてしまう。
実は一花と風太郎が5年前に会っているというのは本当のこと。
5年前、五つ子と風太郎はたまたま同じ宿に泊まり、「すっごい面白い子に会った」というとある姉妹の話を聞いて一花は風太郎と接触し、そのままトランプで遊んだ。
風太郎の方は写真の子が五つ子だとは知らなかったため、別人だと気づけなかったというわけである。
ちなみに一花がこのことを思い出したのは林間学校で金髪のカツラを被った風太郎を見たときである。
その後、ホテルで一花は最終日の体験学習のコースをランダムで決めることを提案する。
実は一花は風太郎の「Eコースに行こうぜ」という会話を偶然耳にしており、それを利用して風太郎と二人きり同じコースになろうとした。
…と思われたが、当日になってDコースを選んだ三玖に「やっぱDコースがいいなー」と交換を持ち掛け、彼女を風太郎と接触させた。
そして自分は仮病を使ってDコースを途中で抜け、他の姉妹ともども風太郎と向き合う三玖を見守ることにする。
一花はかつてのように三玖の背中を押すことで、罪滅ぼしをしようと考えたのだ。
最終的に三玖の告白は成功。それを涙を流しながら見届けた。
その後、お互いに謝って姉妹と和解。風太郎からも「言い過ぎた」と前日のことの謝罪を受けた。
一花は「すっごく悲しかった」などと風太郎に愚痴ったが
これまでの思い出を振り返りながら風太郎にキスをした。
これ以降は気持ちに整理がついたのか精神が安定するようになり、相変わらず火花を散らす二乃と三玖を一歩引いたところから見守ることが多くなった。
夏休み終盤になると女優業が忙しくなったのを契機に、一花は高校の退学を決意。
出席日数と一定の学力を示せれば、また復学し卒業までできるが、これからはずっと撮影と稽古になる上、一花自身の成績も相俟って今まで通り学校に通いながらというのは不可能に近い状態に。だが風太郎がいれば、一対一で教えることは不可能ではない。
一花のおかげで家庭教師を続けられたということもあり、5人全員での卒業を目指す風太郎は「自主製作映画への出演の名目で一花を勉強させる」という奇策を決行。
そんなに勉強してまで学校に行く理由ってなんだろう?
出演料が足りず出世払いにするオチが付いたものの、この策を受け入れて休学する道を選んだ。
残念ながら休学絡みのエピソードは
アニメ化されておらず、映画で最序盤に「映画の撮影で休学し、風太郎の個人レッスンがある」と言及される程度となっている。
最後の祭りでは女優業もあってあまり積極的に動くこともせず、最後の風太郎の選択を穏やかな気持ちで迎え入れた。
実は一花は
春休みの旅行でキスしたのが誰かを知っており、それが当の写真の子だったため、自分でなく彼女が選ばれると考えており、そしてその通りとなった。
その後も風太郎にデートと告白のアドバイスをするなど、最後までよきアドバイザーであり続けた。
総じて風太郎の自力での解決が難しい交友関係や金銭面におけるアシストが大きいキャラと言えるだろう。彼女のアドバイスや助け舟がなければ風太郎が躓いていた部分もそれなりに見受けられた。
- 三玖の一件はもっと早く謝罪していれば悪く言われずに済んだであろう -- 名無しさん (2021-05-05 08:14:44)
- ああ、誕生日だから姉妹が個別で項目が立ってるのね。長女はズボラだけど中の人も私服関係が…。 -- 名無しさん (2021-05-05 22:51:11)
- 正直修学旅行の件は人としてはどうかと思うが、漫画のキャラとしてはなりふり構わない所が好き -- 名無しさん (2021-07-17 11:46:48)
- 一花に好意を抱いていた前田は最初はチンピラ感があったけどいつの間にか風太郎と友人になってて何だかんだいい奴だった。 -- 名無しさん (2021-09-27 19:59:41)
- あらゆる意味で強かったんだけど、その強さを使いこなせなかった感じがする -- 名無しさん (2021-10-14 00:47:42)
- 一時期はマリキータマンだの半天狗だの言われて可哀想だった -- 名無しさん (2022-06-14 23:52:00)
- 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-12-17 20:25:28)
- 「アイドルは偶像」「嘘はとびきりの愛」と言う推しの子論が五等分で一番刺さってる娘だと思う。 -- 名無しさん (2024-09-08 17:56:22)
最終更新:2024年09月23日 13:45