中野三玖

登録日:2021/05/05 (水) 12:00:00
更新日:2021/05/10 Mon 21:35:14
所要時間:約 9 分で読めます







五人の中で私が一番落ちこぼれだから




中野三玖とは、漫画「五等分の花嫁」に登場するヒロイン

CV:伊藤美来(アニメ版以降)、佐倉綾音(TVCM)

概要


好きな食べ物:抹茶
好きな飲み物:緑茶
嫌いな食べ物:チョコレート
好きな動物:ハリネズミ
よく見るテレビ:ドキュメンタリー
得意教科:社会
日課:朝の占いチェック
好きな映画:武将が出てくる系
お気に入りスポット:何かの隙間
本を読むなら:自叙伝
朝食:ご飯派
風太郎の呼び方:フータロー


中野家五つ子の三女。
特徴は斜め分けのセミロングといつも首にかけているヘッドホン。
イメージカラーは

右目が隠れ気味の為右側からの攻撃に弱い。
美容室では話しかけるなオーラ全開。
ひとりビュッフェまで平常心で行うことが可能。

他の姉妹よりやや暗い髪色のセミロング。また、寝不足という描写はないがいつも眠そうな目をしている。
いつもヘッドホンを首にかけており、そのまま転ぼうが川にダイブしようが着用し続けるという、彼女のトレードマークと化している。
だが、ヘッドホンを正しく使っている場面は誰も見たことがない。

制服は青いセーターを着ており、ボタンを全て留めている。また、タイツ着用。
ちなみにこのタイツにはなにかこだわりがあるのか真夏でも気合で着用し続けている。
一方でオシャレには無頓着で二乃のセンスを理解できないらしい。
作中では度々ちょっと残念なセンスの私服を披露している。


人物

二乃や四葉と違い、口数が少なく、内気でミステリアスな性格。
また、自分に自信を持てないネガティブ思考であり、「自分にできることは他の姉妹にもできて当たり前」と考えている節がある。
しかし、これは風太郎との出会いをきっかけに少しずつ改善されていくことになる。

他の姉妹への変装が得意であり、姉妹全員に変装したことのある唯一の人物。
一花が体調不良で仕事を休んだ際には代役をやらされたこともあるらしい(しかもそれなりに好評だった)。
最近はとっさの雑な変装に「あんなガサツな変装認めていない」と言ったり、他のモノマネにも手を出したりと変なプライドが芽生えてきている。

物語開始時点では姉妹の仲で一番成績が良かったがそれでもどんぐりの背比べレベルであり、赤点候補の問題児には変わりない。
反面、料理が大の苦手である。レシピ通り作っても不思議な力が働いて崩壊するほどであり、その腕前は壊滅的。
また、極度の運動音痴でもあり、身体能力は風太郎に及ぶかも怪しい。

姉妹にも隠していたが実は大の歴史好きであり、特に戦国武将が好き。
その影響で好きなタイプは髭のおじさん。
歴史についての知識だけは風太郎を凌駕するほどであり、普段内気な彼女も歴史の話になると表情豊かになりマシンガントークを繰り広げる。ヲタク?
これほどハマったきっかけは四葉から借りたゲーム。現在も借りパク中

一番最初に風太郎に好意を抱いた人物であり、そのため彼にデレるシーンが最も多い。
他のヒロインと比べても一途に風太郎を想い続ける正統派ヒロインとして描かれている
しかし、内気な性格が災いして関係が思うように発展せず、思い悩む場面も多い。


作中の行動

2年生

当初は「家庭教師として面倒を見るのが同じ高校の同級生なんておかしくない?」というよくよく考えれば当たり前の理由で風太郎が授業することに疑問を抱き、授業に参加しようとしなかった。
しかし、風太郎に武田菱のスマホの待ち受けを見られてしまったことで、歴女であることがバレてしまう。
これを好機と見た風太郎は三玖が「ヘンだよ」と語るその趣味を肯定することで三玖の関心を向けさせることに一時は成功するものの、三玖にされたとある歴史の逸話が理解できず、その結果「やっぱり教わることはなさそう」と再び逃げられる。

図書館で歴史書籍を片っ端から借りて猛勉強した風太郎と武将しりとりで勝負し、体力切れでダブル・ノックダウン。
二人きりになった三玖は自分に自信のない心境を語り始める。


私程度にできること 他の四人もできるに決まってる


五つ子だもん


しかし、前日のテストの答案を風太郎に見せられ、そこで姉妹の正解した問題が一つも被ってないことを知る。

言い換えれば



他の四人に出来ることは三玖にも出来る



ということだ


風太郎のその言葉に「五つ子を過信しすぎ」と漏らすも、心境の変化があったようで翌日の勉強会に現れる。


フータローのせいで考えちゃった


私にも…できるんじゃないかって


だから…


責任 取ってよね


以降、風太郎には友好的な態度を見せるようになり、勉強会にも参加するようになった。
ついでに最速で陥落した*1
このせいで一部ファンからはチョロイン呼ばわりされるようになってしまった。


祭りでは風太郎と二人でいたところをインタビュアーにカップルと間違われて質問され、それにとっさに「ただの知り合いです」と返した風太郎に不満げな表情をして見せた。
風太郎にデリカシーのない発言をされたり、一花と間違われてトラブルに見舞われたりもしたが、三玖の中で一段階想いが高まった祭りとなった。


林間学校では一花と一緒に肝試しに行った際、道中で「一花はフータローのこと どう思ってる?」と尋ねる。
ダンスを譲ることを持ち掛ける一花に対し「平等 一花が踊ってあげて」と返した。
この少し前から三玖は「姉妹で平等」を意識するようになり、恋愛にも積極的になれていなかった。

翌日、四葉とスキー鬼ごっこをする中、風太郎とたまたま同じかまくらに隠れる。
平等にするために四葉に荷物を持ってもらうハンデを設けることを提案するが、風太郎に
「あの運動能力は四葉が後天的に身に着けたものだ」「平等もいいが そこに至るまでを否定しちゃいけない」と言われ、「公平にいこうぜ」という言葉を受ける。

これを受けた三玖はキャンプファイヤーで近くに居合わせた一花に


私はフータローが好き だから勝手にするよ



その代わり 一花もみんなもお好きにどうぞ



負けないから


その想いをついに打ち明けた。
これは三玖の「公平に行こうぜ」の表れである。


その後も姉妹が離れ離れになったときは風太郎とともに二乃の説得に尽力したりと、常に風太郎の味方となる。
また、バレンタインではトライ&エラーを繰り返した果てに二乃に教えを請い、風太郎を「旨かった」と言わしめるチョコを作ることに成功した。


しかし、春休みの旅行では「生徒と教師では関係は変わらない」と思い悩み、五月の姿で



もう結構です この関係に終止符を打ちましょう



と告げる。
その意図を理解できない風太郎が偽五月の正体を暴くために奔走するが、結局一向に見つからない。
一方、三玖は自分が偽五月だと五月に告げる。一番わかりやすかった三玖の恋心に今更気づいた五月に上記の悩みを打ち明け、そのうえで「最後に上杉君に会ってください」とお願いされる。

偽五月の正体を見破ろうと、質問を仕掛けて言葉から正体を暴こうとする風太郎に対し「こんなことやっても無駄」と諦めた三玖はわざと一花のフリをして、その場を立ち去ろうとするが



三玖か?



土壇場でその正体を見破られる。「なんで」と問うと「お前が三玖に見えたんだ」と言われ、まさに求めていたその言葉に三玖は満面の笑顔を見せて風太郎に駆け寄り抱き着いた



当たり



このシーンはファンの間でも屈指の人気を誇るシーンである。

以降、「風太郎に好きになってもらえる自分」になるために勉強以外に料理なども努力をするようになる。


3年生

一花や二乃も本格的に好意を自覚したことで過熱の一途をたどる恋愛レースで、三玖はその性格が災いして積極的に動けずにいた。
それでもパン屋でバイトを始め、四葉の応援のもと「修学旅行で美味しいパンを渡してフータローに告白する」という目標に向かって一層努力を重ねる。


しかし、修学旅行では闇一花と化した一花が自分に変装していたことにショックを受け、更に四葉から「一花が三玖の告白を邪魔しようとしている」という言葉を聞き、更に更に風太郎にこの一連の流れを見られてしまったことで大きなショックを受け、涙ながらに逃走してしまう。


失意の中部屋に引きこもって班行動で接触しようと行動する気も起こらなくなってしまった三玖のもとに二乃が現れる。
昨日の事件や二乃の強気な言葉にすっかり自信を失った三玖は



私なんかがフータローに好かれるわけないよ



公平に戦うことがこんなに怖いなんて思わなかった


と涙ながらに告げる。
しかし、二乃の手荒い激励を受け、更に最終日の体験コースで風太郎と同じコースになった三玖は和服でデートをし、風太郎と楽しい時を過ごす。
そして休憩中になぜか落としたパンが現れ、それを風太郎に食べられる。
三玖の努力の成果、風太郎の感想は



旨い


って俺味音痴らしくってな だからろくな感想も言えないんだが



お前の努力 それだけは味わえた



頑張ったな



その言葉を受け、三玖はもう一度勇気を出して彼に告白する決意をする。
あちこちを指差し「あれも好き」「これも好き」という三玖に対し逐一「知ってるぞ」と返す風太郎。
そして最後に風太郎を指差し



好き



ああ 知ってるぞ


ついに風太郎に想いを告げた
彼の答えに満足そうな笑みを浮かべた三玖だが、その直後に近くの建物の中から覗いていた姉妹を指して



やっぱり私は家族の皆が好き



もしかして… 自意識過剰くん



その告白を自らごまかした
どうやら他の姉妹にアシストされたのが気に食わなかったようで、今度は自分一人の力で伝えることを決意する。
風太郎は「馬鹿にしやがって!」と腹を立てて立ち去ったが、彼もそこまで鈍くはない。その想いはしっかりと届いていたのだった。


この決意は後に水族館デートで実現する。
調理師を目指して専門学校に行くという決定を風太郎に告げ、その後に



もう自分の夢に進みたくて仕方がない



それを伝えたかった フータローは私にとって特別な人だから



もちろん 変な意味で


自分一人で夢への執念と風太郎への想いを告げた。


文化祭では企画を決める際に男女が対立してしまったことに責任感を感じながらも、パンケーキ調理担当として見違えるほど上達した料理の腕を振るう。
その一方で一縷の望みをかけてなんとか溝を埋めようと奔走し、糸口が見えてきたが、男子のタコ焼き店がボヤを起こしたことで出店停止になり、また深い溝が出来てしまう。
なおも諦めない三玖だったが、内心ではしょうもないことで分裂した男女に思うところがあったのをずーーーっと我慢していたようで、屋上で言い争う男女を見てついに爆発する。



仲!良く!して!



ずっと我慢してた!もう限界!


自分でも驚くほどの怒声を上げ、双方を説得することを伝え、その場を収めた。

その後、風太郎と二人きりになった三玖は「これを聞くのもずっと我慢してた」と前置きし「キスしたい」と伝える。
案の定困惑する風太郎を強引に押し倒し



返事は後で聞くね



とそのままキスをした
ちなみにこのキスシーン、風太郎が苦しそうにもがいていたことや口を離したときにお互い息切れしていたことから結構なディープキスであった可能性が高い
その後「まだ我慢してることある」と告げ、風太郎に何かした
この時何をしたのかは未だ明らかになっていない。もしや風太郎花嫁より先に…

その後は風太郎の選択を静かに受け入れ、最大のライバルであった二乃とともに涙を流しあった。


卒業後は二乃とともに専門学校に進学し、2人で「喫茶店なかの」をオープンした。大人になって風太郎の元から卒業しても、自らの不安とずっと戦い続け未来を歩んでいった。


私の項目は良項目になれなかったけど

どんな良項目だって私の項目にはなれない

ようやくそう思えるほどに


私は私の項目を好きになれたんだ
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最終更新:2021年05月10日 21:35

*1 もっとも、この時はまだ本人も無自覚だったが