登録日:2021/07/05 Mon 17:10:23
更新日:2024/09/13 Fri 17:22:43
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出典:(1)ロボット刑事/東映/第15話「標的は原子番号79?!」/1973年7月12日放送
出典:(2)ロボット刑事/東映/第16話「バドーから奪え!!」/1973年7月19日放送
『ロボット刑事』の第15話「標的は原子番号79?!」と第16話「バドーから奪え!!」に登場した
バドーのロボット。
【概要】
背中に巨大な
大砲を背負った姿のバドーの粉砕ロボット。
Kに苦戦する
ノコギリマンを処刑し、その契約を引き継いで政府が購入した40億円の金塊を手に入れようとする。
その後、金塊の行方を追うKと新條を捕らえて抹殺しようとした。
背中に背負った大砲「メガトン砲」による砲撃が得意で、威力は同じバドーのロボットであるノコギリマンを一撃で破壊するほど。
接近戦用の武器は装備されていないが、メガトン砲を振り回して打撃武器にして戦う。
メガトン砲の付け根が火薬庫になっており、誘爆を防ぐためかボディはKの破壊銃を跳ね返すほど頑丈。
弱点はメガトン砲の威力が高すぎるために、相手と近い距離では使用できない事。
また、攻撃手段があるとはいっても最大の武器が封じられ、見た目通り動きも鈍いために接近戦は苦手。
【活躍】
奪われた金塊が積まれたタンクローリーを追跡し、戦闘になったKとノコギリマンの前に出現。
しかし、それは応援に来たのではなく、Kに苦戦するノコギリマンをバドーの掟に従って処刑して自分が任務を引き継ぐためだった。
タンクローリーを押さえようとする芝と新條を砲撃してKと戦おうとするが、最後通告をされて焦るノコギリマンが戦いを志願したためにチャンスを与える。
しかし、それでもノコギリマンはKを倒せなかったためにKもろとも砲撃してノコギリマンを処刑。
直撃を免れたKをさらに砲撃して左目を破壊し、タンクローリーを奪い去った。
芝は砲撃によるケガで入院し、Kが左目の修理に行ったために一人で捜査を始め、奥多摩のアジトを突き止めた新條の前に現れて攻撃するが、そこに修理を終えたKが駆け付けて再戦となる。
Kの破壊銃を弾き返して苦しめるが、砲撃で起こした崖崩れで生き埋めになってしまい、その隙に依頼者の赤松は逮捕されてしまう。
奪われた金塊40億円の内、バドーが契約金として持ち去った20億円の行方を追うK
達は、一計を案じて赤松をアジトに連れていく。
金塊の隠し場所を吐かせようとするK達だったが、何とタイホウマンが出現して赤松を救出する。
出典:ロボット刑事/東映/第16話「バドーから奪え!!」/1973年7月19日放送
分け前は貰ったのにあなたが留置場じゃ、気の毒だからな
タイホウマンはきちんと契約書通りに分け前を払った赤松を、アフターサービスとして助けに来たのだ。
出典:同上
あなたも無一文では強盗をした甲斐がなかろう。次の仕事の資金として、これを与えよう
さらに、次の活動資金として自分達の取り分から金塊を一つプレゼントする。
すると、そこにKと新條が登場。実は、Kはタイホウマンが赤松を助けに来ると読んで、追跡していたのだ。
至近距離に飛び込む事で砲撃を封じ、無事に金塊を取り戻したかと思われたが、金塊の場所を捜しに行くという話を立ち聞きしてついて来ていた地獄耳が
人質にされてK達は逆に捕まってしまう。
時限爆弾の仕掛けられた脱出不可能の牢屋に閉じ込められ、絶体絶命となるが、何とそこにケガを押して芝が駆け付けて
爆弾を解除。
K達はすぐにタイホウマンと赤松を追跡し、前後から挟み撃ちにして追い詰める。
出典:同上
出典:同上
Kとタイホウマンの決戦に突入し、赤松は芝と地獄耳に取り押さえられて逮捕され、
車を運転していた
工作員は新條に捕まって
自爆した。
タイホウマンはKを砲撃しようとするが、距離を詰められて思うように攻撃できない。
Kの素早い攻撃に翻弄され、強烈な
パンチで吹き飛ばされて何度も木に叩きつけられて追い込まれる。
出典:同上
それでもKを砲撃しようとしたが、大砲の付け根が火薬庫になっている事を見抜かれて砲身に「Kミサイル」を撃ち込まれて爆散。
警視庁特別科学捜査室の活躍によって、無事に金塊は取り戻されたのだった。
【その他】
どう見ても大砲が車の高さを超えているが、どうやって車に乗っているのかは不明。
無償で依頼者を助けに来たり、気前よく活動資金をプレゼントするなど、バドーがビジネスと契約を重視していて、よくある悪の組織とは違うという事がよく分かる。
追記・修正お願いします。
- 何やかんや悪の組織なりの流儀があるのね -- 名無しさん (2022-12-08 08:42:49)
最終更新:2024年09月13日 17:22