砂狼シロコ(ブルーアーカイブ)

登録日:2021/11/29 Mon 16:19:53
更新日:2025/02/27 Thu 08:04:38
所要時間:ん、約 4 分で読める





備えあれば憂いなし。シンプルなルールだね。


砂狼(すなおおかみ)シロコとは、ゲーム「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」に登場するキャラクター。

●目次

【プロフィール】

学園:アビドス高等学校(2年生)
部活:対策委員会
年齢:16歳
誕生日:5月16日
身長:156cm
趣味:ジョギング、体力トレーニング、ロードバイク
イラスト:Hwansang
CV:小倉唯


【人物】

青十字のヘアピンをあしらったグレーがかった銀髪から犬耳を生やし、瞳が黒と白のオッドアイの少女。
ヘイローは至ってシンプルな照準模様。

PVでメインを飾るなど広告塔としても扱われているキャラであり、設定上は主人公が正式にシャーレに赴任してから初めて会った「依頼人」である。

砂嵐などの大規模な災害が頻発したせいで廃校寸前に陥っているアビドス高等学校の借金の返済と学校の立て直しに奔走する対策委員会の一員。
口数が少なく、表情の変化がほとんどないためクールビューティーに見られがちだが、対策委員会のメンバーの中で学校復興への熱意は一番強い。

…が、そうした印象や評価に反して実際はアビドス一番の危険人物。
資金難対策のために出した案が「銀行強盗」、学校の少人数化対策に出した案が「他校生徒の拉致&強制転校」など、
女子高生らしからぬ過激な発案をナチュラルに行う。
しかも、発案時点で細かで実現味のあるプランを提示するなど、本人的には至って大真面目にやっているのでなお始末が悪い*1
廃校阻止のために奔走する生徒と書けば間違いなく青春モノの王道ではあるのだが、あまりにも手段を選ばなさすぎるため、
同作がユーザーから「美少女GTA」だの「銀行強盗系ヒロインの作品」だの言われるきっかけとなった。
絆ストーリーでは日常の中で現金輸送車両強奪のシミュレーションをしていたり、戦闘中にも脈絡なく「このへんに確か、銀行が……」と呟くなど、その意欲は筋金入り
YouTubeのショート動画では結構ガチな図面まで用意して先生を呼び寄せてプランを提示していた。

このようにフリーダムな言動が目立つシロコだが、こうした姿勢が他の対策委員会を牽引することも多い。
また、切れ者のホシノに気付かれることなくカバンから所持品をすり取るなど、ただの脳筋ではない。

趣味としてスポーツ・運動を好み、日頃から好んでランニング等をしている。あと釣り好き。
運動慣れしすぎていてちょっとそこまで程度のノリで15km徒歩移動したりするため、常人が同行のお誘いに乗ると大変なことになる。

「ん」と短い相槌?を打って話すのも特徴。
そこまで連発はしないのだが、掲示板のネタレス等でシロコの発言を捏造する際にはよく悪用される。
「ん。私とも、あっち向いてホイをやるべき」



愛用する武器はアサルトライフル「WHITE FANG 465」。
いつ何が起きてもいいように日々入念に整備されており、屋外の長距離移動や海水にも耐えられる。
デザインの元ネタになったのはスイス製アサルトライフル「SIG SG550」。
専用弾を用いれば400m、スコープをつければ600mまで狙撃可能というアサルトライフルらしからぬ性能を有しているほか、雪深い高山地帯であるスイスの過酷な環境下でも動作し、一度銃を氷漬けにし、氷を取り出した直後にも撃てるという驚異的な耐久性がある。
……が、そのお値段30万円。ちょっと割引がある軍への納入ですら26万円とおっそろしく高価なのが難点。
また、テレビアニメ版第7話ではベレッタM92をモデルとしたハンドガンを使用している。



【シロコ?】

プロローグではシロコとよく似た容姿の人物が、「シッテムの箱」を破壊したと思しき姿が描写されている。
“The Animation”では同じシーンにおいて追加で気力が尽きたのか瓦礫を背に座り込み項垂れた先生に対し
止めを刺さんと私物か拾い物か不明だがアプリ版では使用しないハンドガンで発砲を加えるシーンも追加されているが、
当たったかどうかは描かれておらずそこからアプリ版同様電車内で連邦生徒会長の話を聞くシーンに遷移する形になっている。


この人物はシロコに比べて大人びた外見で、黒いドレスを身に纏い、シロコに比べてグラマラスな胸元が露わになっている。
ヘイローは似たような形状だが、水色に明るく輝くシロコのものに対して暗く輝いており、一部分に欠けがあり、棒状な突起部分が針のように鋭利、といかにも訳あり風。
正式呼称(ネタバレ参照)が明かされるまでは「クロコ」と俗称されていた。



【ストーリー】

+ 最終編ネタバレ
Vol.1においては黒服が「もしホシノ(での実験)が失敗したらあの狼の神が代わりに」と発言しており、
「キヴォトス最高の神秘」だというホシノの代用たり得るだけの特別性をシロコも持っていることが示唆されていた。

そうして最終編、異常事態の様子を見に行ったシロコは、最終編の事件の主導者となる「色彩の嚮導者」と鉢合わせてしまい、その時から行方不明となってしまう。
その後、プロローグに登場した「黒いシロコ」が姿を現す。
先んじて「ゲマトリア」が彼女に襲撃されて散り散りになり、傷を負った姿で先生の前に現れた黒服が言うには、
囚われたシロコの有する「神秘」が「色彩」の力で「恐怖(Terror)」へと反転し、全てのものをあの世へ導く死の神「アヌビス」となった姿、だという。
そして、幕を開けた「色彩」の襲来、キヴォトス滅亡の危機は、シロコがこの世界に生きている時点で決まり切っていた出来事である――と。

また、ホシノとノノミの口から、初めてシロコに出会った時は自分の名前以外は全く覚えていない記憶喪失で、アビドスの生徒ですらなかったという事実が明かされる。
その時のシロコはまるで野良犬であり、暴れるシロコを強硬手段で落ち着かせて手懐け、そうして仲間に引き入れた様子。
いつも巻いているマフラーは、この時にホシノが渡したものであった。

先生は突如現れた黒いシロコに「これは色彩に操られたりしているわけじゃなく自分の意思でやっていること」だと告げられるが、黙ってそれを聞き入れるわけにもいかない。
しかし、シロコはテレポート能力を行使することができ、言うだけ言って逃げられてしまう。
対策委員会は「方法がわからないとしてもシロコを連れ戻す」と意気込み、「ウトナピシュティムの本船」に乗り込んでの決戦に加わる。
そして「アトラ・ハシースの方舟」との戦いでは、前線部隊となった対策委員会が、現れては逃げるシロコと追いかけっこをしつつ制圧を進める。
そんな中、シロコの反応を第4エリアでキャッチしたという「本船」からの報告。
……その報告がもたらされたその時、先生と対策委員会は第3エリアでシロコと交戦中だった。

シロコを退けた一行は、本陣の支援で「第4エリアのシロコ」がいる地点へと映像つきで通信を繋ぐ。
そこには、我々がよく見知ったシロコの――
もとい、我々がよく見知った目出し帽姿のシロコがいた。

いやぁ、それにしてもシロコちゃん。人質なのにその格好はどうしたのさ?

ん、これは……いつもバッグに入れてるから。チャンスは、準備された者に訪れるもの。
少し前から、ここが襲撃を受けてるみたいだったから……脱出する時、隙を見て高そうな物を――

火事場泥棒系ヒロイン。「よかった、いつものシロコだ!」って思わせる発言がこれでいいのか
つまり、登場人物もプレイヤーもすっかり騙されているミスリード。
「色彩によって反転した黒いシロコ」は、「この世界のシロコ」とは別に存在するということだった。
黒服の助言も、元になったシロコが誰かという点だけ思いっきり間違っていたのである。

そうしてシロコの元に向かい、無事救出に成功する。
だが、並行して「箱舟」を制圧寸前まで追い込んだ矢先に「本船」が反撃のハッキングを受けてしまい、形勢を逆転されてしまう。
ハッキングを妨害するため、近場に居たシロコと先生は早急に最奥部「ナラム・シンの玉座」へと向かった。

そこに居るのは、シッテムの箱を保有する「色彩の嚮導者」プレナパテス。
それに付き従う、似て非なる姿のアロナ。
となれば――待ち受けるあと1人は、黒いシロコであった。

  • シロコ*テラー
ストーリー内では単に「シロコ」と表記されるが、エネミーとしての登場時にはこの表記が用いられる。
(併記される所属組織欄に何も表記されないという点で、文章上もこの世界のシロコとは区別可能)
この名称を踏まえたうえでは「クロコ」「テラコ」「テロコ」等とも略されるようになった。テロコは元からだろ

4章の連動イベント「PHT決戦」ではひたすら彼女と戦うこととなったが、3章の連動イベント「A-H.A占領戦」のチャレンジミッションでも先んじて本格戦闘可能だった。
如何なる理屈か、ショットガンによる前進攻撃、ガトリング砲による掃討射撃、自己強化、ヘリを召喚しての支援といった、対策委員会メンバーのEXスキルに酷似した行動をとる。もちろんシロコ自身のEXスキルにあたるドローン攻撃も行う。

+ 最終編ラストまでのネタバレ
先生からの支援は同等、となればものを言うのは直接戦うシロコの能力。
シロコ*テラー本人が言うには、自分はこちらのシロコより遥かに大規模な経験を積んでいる。
その差は埋まらず、苦戦を強いられるが――その間に「本船」の部隊が「箱舟」の制御を再び奪い、「箱舟」の自爆シーケンスを作動し、全体の形勢を覆す。
初めから、時間稼ぎさえできれば十分という判断だったのだ。
それでも「先生さえいなければ全部崩れる」という確信から戦闘を続行し、お互いの「先生」が持つ全てのリソースを投じた決戦が始まる。

そうして打ち負かされたシロコ*テラーに、先生は「何があったのか」と問う。一体何の事情があって、シロコがこうなってしまったのかを。
その時、対策委員会の面々が戦線に合流する。
今までまるで彼女たちを避けるように逃げ回っていたシロコ*テラーは、対面を果たすこととなり――号泣し、その場に崩折れた。

わ、たし……わたし、の、せい、なの……!
わたし、が、いるから、せかいが……滅亡、した……そんなこと、望んで、ないのに……
こんな結末、望んで、なかった……先生を、殺したく、なかった……!
ごめん、なさい……わたし、は、こんな……
最後、まで、やり通せもしない、意気地なしで、ごめんなさい。
でも、私は、もう……だめ……むり、だよ、もう……
わたしの、せい……すべて、は、わたし、がアビドスに、いたせい……
わたし、が、いなければ……
わたし、さえ、いなければ――!!

こうなると、分かって、いたら……もらう、べきじゃ、なかった……
さむくて、おなかへってて、……なんで、ここにいるのかも、分からなくて……
でも、あたたかくて……
あたたかい、から……もう、これ以上、さむいのは、イヤ、だから……
さみしい、のは、イヤ、だから……!

私が、間違っていたの……あの時、マフラーをもらわずに、そのまま、倒れていたら……
どうせ、こうなって、しまうのなら……
そうしたら……私が……早く、そのことに気付いていたら、先生は――みんなは、生きて、いたかも、しれないのに。
私が、ここにいるから……私が、間違ったせいで……!



シロコ*テラーがかつてただの砂狼シロコとして存在していた世界。
この世界の先生は(おそらく)「シャーレ襲撃事件」により瀕死の重傷を負い、75日経ってもなお意識不明の重体。
そして、対策委員会はそれぞれの事情によりシロコ以外の全員が命を落としてしまった。*2
残されたシロコは対策委員会として一人活動を続けるが、心は擦り減るばかりであった。

先生が重体となって100日、もはや蘇生は不可能との診断が公表される。
その頃、生きる意欲も失ってしまったシロコは心身ともにボロボロの状態で砂漠を彷徨い、力尽き倒れていた。
その手にはまるでドッグタグの如く、対策委員会の仲間たちの名札が握られていた。

(私、こうやって……終わるんだ)
(……そっか)
(もう、苦しまなくていいんだ……)
(よかった……)

(でも、それなら……どうして……)
(……先生、私は……)
(どうして、ここに存在し(うまれ)たんだろう)

(……そっか)(私も……みんなも、)
……苦しむために、生まれてきたんだ。

その瞬間、「色彩」がシロコに接触した。
そうしてシロコは「色彩の嚮導者」、死の神アヌビスとなり、定められた運命の通り、手始めにこの世界を滅ぼすために活動を始める。

その最中、先生は突如奇跡的に蘇生を果たしていた。
曰く、意識を取り戻すことすら奇跡。ただし起きても物理的にまともに喋ることができず顔はプレートで固定された状態のままという悲惨な状態。
シッテムの箱ともう一つ「大事な物」を手に取った先生は、曰く「先生と目と耳、そして足となる」A.R.O.N.Aの支援のもと、「やるべきこと」のため歩き出した。

如何なる方法を使ってかシロコと対面した先生だったが、シロコは聞く耳も持たず(というか先生がおそらくまともに喋れない)、あっけなくシッテムの箱を破壊され(ここがプロローグの一枚絵)、支援が切れたためか全く動けなくなってしまう。
全てを終わらせる決意のもと、先生にとどめを刺そうとするが、最後の一線を越えることができず躊躇してしまう。

だがその瞬間、何故か「色彩」が再び顕現し、先生に接触。
「色彩の嚮導者」の役割をシロコから先生に交代させてしまい、先生は人間として死ぬことすら許されず、異形の怪物――プレナパテスとしてシロコと共に世界を滅ぼす「色彩」の手先と成り果てた。
先生を思っての最後の躊躇すらも最悪の結果を呼んでしまい、シロコは慟哭する。
……それが、シロコに罪を背負わせないため、先生が自ら望んだことだったとは知らず。


「箱舟」が崩壊する中、プレナパテスの最後の言葉を聞き届けた先生は、最後の手段である「脱出シーケンス」の残り1回を自分ではなくシロコ*テラーに使った。
結局、先生も二人のアロナの力で起こした「奇跡」によってなんとか無事に地上へと帰れたのだが。


そして地上にて。
同一人物が2人いることで世界に歪みができてしまうことを危惧したシロコ*テラーは密かに姿を消そうとするが、シロコが後を追ってきていた。
シロコは引き止めはしない代わりに、餞別として、手元にあった「マフラーと同じくらい大切で、対策委員会との思い出が詰まったもの」を手渡す。

――そう、目出し帽を。

(BGM:「Unwelcome School」のピアノアレンジ「Welcome School」
同じ経験を積んできたと思われる同じシロコ。
それはシロコ*テラーにとっても紛れもなく対策委員会との思い出の証であり、目を潤ませながら手に取る。目出し帽を。

ん。これがあれば、どんな銀行だって襲える。
……うん……分かるよ。私もよくやってたから……。

……その思い出の中に「連邦生徒会の秘密金庫」という、知らないエピソードが挟まっていたそしてシロコがその言葉を知ってしまったことはさておき……
「何か起きてもきっと先生がなんとかしてくれるから大丈夫」というシロコの言葉を受け取り、シロコ*テラーは何処かへ姿を消した。

……いつか一緒に銀行を襲――いや、ツーリングにでも行こう。
銀行はダメ。……ホシノ先輩に怒られちゃう。
ん……そうだね。

そうしてシロコ*テラーは、別世界のシロコに見送られながら、何処とも知れぬ場所へと旅立っていった。


+ Vol.3「対策委員会編」第3章「夢が残した足跡」
アビドス、ひいてはキヴォトスの平和を脅かす兵器「列車砲シェマタ」を巡る陰謀に巻き込まれた対策委員会。
その最中、ゲマトリアの一人「地下生活者」の精神干渉によってホシノは対策委員会から分断されて徐々に追い詰められていき、先生の頼みで駆け付けたヒナでようやく止めることができたものの、
ユメの死は自分に原因があると思い込んでしまった結果、存在が反転し「ホシノ*テラー(ホルス)」へと変化してしまう。
さらにはホルスの宿敵だという超越的な存在「セトの憤怒」まで呼び寄せられてしまい、まさしく世界は終末を迎えようとしていた。
そんな時に、反転したホシノを止めるために自分はここにいる、という強い覚悟に反応した色彩が顕現
色彩に触れようとするシロコを、プラナが出現した「色彩」の力を応用した転移シーケンスを使用し、シロコ*テラーを転移させることに成功。

そんなものに手を出しちゃダメ。

すんでのところでシロコと色彩の接触は阻止され、かくしてシロコ*テラー(アヌビス)ホシノ*テラー(ホルス)、大切な人を亡くした同じ悲しみを背負う2つの神秘が激突することになる。

経験があるだけあって戦局はシロコ有利に進むものの、問題は結局、反転してしまった存在を元に戻す術はなく殺すしかないということだった。
シロコ*テラーはこの世界の仲間のために「再び」ホシノを殺すつもりだったが、周囲の説得を受け、胸の前に浮かんだ不完全なヘイロー……手帳のようなものの存在からまだ完全な反転状態ではない、とすればまだ可能性はあるかもしれない……と仮定する。
シッテムの箱の機能を使い、物理的な接触を介してホシノの心象世界への侵入を試みる。

対策委員会や先生の説得もあり、ホシノの心象世界において「ホシノが信じた通りのユメの言葉」が書かれた手帳を見つけ、さらにはユメとも再会。
仮初のユメとの接触を経て、守るべきものを再認識したホシノは現実へと戻りテラー化から生還
顕現したセトの憤怒を打ち倒すことにも成功し、共に地下生活者からキヴォトスを守ることに成功した。

その後企みが完全に敗れ現実逃避していた地下生活者の元を訪れる。

死の秘密を求めているなら、私が手伝うよ。
自分で体験すれば、すぐに分かるはず。

死の神(アヌビス)の突然の宣告に命乞いをする地下生活者だったが、今日のところは見逃す、と情けをかける。

ただし……努々、忘れないように。
アビドスにいる……「死の神(アヌビス)」の存在を。

地下生活者にキツく念押しし、その場を去った。
地下生活者がキヴォトスとの接続を断ったとほぼ同時に、プラナとの接続も一方的に切断。「探さないでほしい」ということかとプラナは分析しているが……。

一方のシロコは、これまでずっと持っていた「向こう側」の対策委員会メンバーが持っていた武器や装備を全てアビドス砂漠に捨てている。
心象世界でのホシノとの対話の中で、「段々と記憶が薄れていく中で、思い出(武器)まで手放せるか」という問いに対して、その時は「分からない、できるのかな」と答えていたシロコだったが、ここで武器(思い出)を手放し、過去と決別する決断を下した。

その後はアビドス自治区の自警団のようなことをしており、市街地に放置されていた住宅を借りる形で生活。
太陽光パネルや貯水タンクのおかけで生活には困っていない様子。
趣味のライディングも再開しており、廃品の自転車をレストアして売る事で生計を立てているのだとか。

なおこれ以降アビドス高校における立ち位置としては「対策委員会」ではなく「アビドス生徒会」の所属として名前を預かる立場となっており、名前の横に併記される肩書きは「アビドス生徒会」名義になっている。




【性能】


ドローン、作動開始。

レアリティ:★3
役割:STRIKER
ポジション:MIDDLE
クラス:アタッカー
武器種:AR
攻撃タイプ:爆発
防御タイプ:軽装備
市街地:S→SS(固有武器★3) 屋外:B 屋内:D
装備品:帽子/ヘアピン/腕時計

EXスキル:ドローン召喚:火力支援 COST:2
敵1人に対してダメージ

ノーマルスキル:手榴弾投擲 → 手榴弾投擲+(愛用品T2)
25秒毎に、円形範囲内の敵にダメージ → ダメージ倍率増加

パッシブスキル:ピンポイント → ピンポイント+(固有武器★2)
会心値を割合で増加 → 会心値を固定値で加算し、さらに会心値を割合で増加

サブスキル:高速連射
通常攻撃時に20%の確率で攻撃速度を割合で増加(30秒間・クールタイム25秒)



アプリの顔としてリリース時から実装。恒常ガチャのほか、チュートリアルガチャでも入手可能。
ピックアップタイトルが2つあり、リリース時にホシノとWピックアップされた際は「拝啓、はじまりの季節へ」、そして最終編4章公開と同時に開催された単独ピックアップの際は「親愛なる、はじまりの君へ」。
またHard任務ではHard3-3、Hard9-3の2か所で神名文字がドロップするため、ガチャに頼らない入手や神秘解放もやりやすい。

攻撃速度に秀でたアタッカー。
会心値(クリティカル率)を高めるパッシブスキルと攻撃速度を増加させるサブスキルが噛み合い、ダメージを稼ぎやすい。
また、特筆すべきはEXスキルの消費コストが2とゲーム中最小タイの値であること。

上記の解説だけ見るとEXスキルは単体攻撃に思えるが、実際はドローンを展開してミサイルを連続発射する攻撃で、途中で敵を倒すと後続のミサイルは付近にいる敵を自動に標的にする仕様のため、単体攻撃でありながら疑似的な範囲攻撃を使用可能で、雑魚敵の掃討も得意。

勿論、単体の敵に集中砲火すれば相応のダメージを叩き出せるためボスや高難易度戦でも役立ち、高い汎用性を持つ。
性質上EXスキルを無駄撃ちする状況が少なく、そのコスパからスキルデッキの回転率も高まるため、余った枠のアタッカーとしてとりあえずシロコという形で様々な編成に組み込める。

愛用品は「シロコのドローン」。
運動時に使う撮影用ドローンと主張しているが、撮影に関係ない様々な機能が装備されている。
アニメ版ではシロコ1人を支えて飛べるくらいのハイパワーな機体であることが明らかになっている。



【派生ユニット】

  • シロコ(ライディング)

ライディング用グレネードだよ。

レアリティ:★3
役割:STRIKER
ポジション:MIDDLE
クラス:アタッカー
武器種:AR
攻撃タイプ:神秘
防御タイプ:重装甲
市街地:S→SS(固有武器★3) 屋外:B 屋内:D
装備品:グローブ/バッジ/腕時計

EXスキル:ライド&グレネード COST:4
円形範囲内の敵に対してダメージ。さらに攻撃力を割合で減少(10秒間)

ノーマルスキル:一点突破
40秒毎に、直線範囲内の敵にダメージ

パッシブスキル:ラピッドファイヤー → ラピッドファイヤー+(固有武器★2)
攻撃速度を割合で増加 → 攻撃速度を固定値で増加し、さらに攻撃速度を割合で増加

サブスキル:炯眼(けいがん)
弱体状態の敵への攻撃時に追加ダメージ



趣味のロードバイクに本腰を入れるお尻がまぶしいライダースーツ姿。通称はそのまま「チャリコ」。
EXスキルでは敵の攻撃力を最大50%減少させる強力な効果だが、効果の持続時間は短いため、大技の直前に使うことで低耐久や装甲不利な味方を守ることができる。
シロコ(ライディング)自体は耐久が高いわけではないため、ヒーラーやタンクと併用してシロコ単体ではなくパーティ全体の生存率を高められる編成が望ましい。
主に広範囲攻撃を使用してくるボスキャラの強攻撃時にピンポイントに使用して攻撃を凌いだり、
推奨レベルに実力が届かない編成でクエストに挑むときなどに重宝する。

特に制約解除決戦・コクマーにおいては、部隊全員をターゲットに高火力の火球を放ってくる「研ぎ澄まされた意志」の直前にデバフを付与しておけば、75階層以降から弱点を突かれる特殊装甲の生徒も意外と耐えられることも。



  • シロコ(水着)

狙いは正確。

レアリティ:★3
役割:SPECIAL
ポジション:BACK
クラス:アタッカー
武器種:AR
攻撃タイプ:神秘
防御タイプ:軽装備
市街地:B 屋外:S→SS(固有武器★3) 屋内:D
装備品:帽子/バッグ/腕時計

EXスキル:大物だ COST:3
敵1体の防御力を割合で減少(30秒間)、さらにダメージ

ノーマルスキル:「ちょうどここに」
戦闘開始時、自身を除く味方の会心値を割合で増加(60秒間)、さらにスキルコストを1減少(EXスキル1回分)(戦闘中に1回のみ)

パッシブスキル:少し浮かれて → 少し浮かれて+(固有武器★2)
攻撃力を割合で増加 → 攻撃力を固定値で加算し、さらに攻撃力を割合で増加

サブスキル:鍛えられた肉体
味方のコスト回復力を割合で増加



2022年の水着イベント「アビドスリゾート」で顔見せしていたが、2023の復刻に伴い実装。EXスキルで釣りあげているのがデカいカジキだったため、通称は「カジコ」。
スポーティな競泳水着姿となっている。
実装当時で最大攻撃力7000強というSPECIALアタッカーの中でも最高クラスのスペックと、コスト3という燃費の良さながら、最大で敵1人の防御力を34.2%減少させて攻撃力の1117%分のダメージを与えるEXスキルが強力。
しかし、特筆すべきは戦闘開始時に自身を除く味方の会心値を60秒間増加させて、戦闘中に1回のみ自身を除いたパーティのExスキル1回分のスキルコストを1減少させるノーマルスキル「ちょうどここに」で、
これにより速攻戦でこの上なく優秀な上に大型アタッカーとも組ませやすい、汎用性の高いユニットとなっている。
さらにスキル回復速度アップというミレニアムの超天才清楚系病弱美少女ハッカーと同じサブスキルも持っている。*3
そのため総力戦のタイムアタック編成や詰め部隊要員、速攻が求められる戦術対抗戦といったコンテンツでは引っ張りだこ。

一方で、命中が神秘属性のSPECIALアタッカーの中でもかなり低く、回避の高いユニットに対しては水着シロコだけをダメージソースにする編成、
たとえば他アタッカーは全体攻撃で単体アタッカーは水着シロコだけなどの編成は得策ではないという弱点がある(一応EXスキルのダメージを回避されても防御デバフは与えられる可能性はある)。






【余談】

犬耳が目立つが、髪の毛で分かりにくいものの人間の耳もきちんと備えている。
こちらも分かりにくいが、眼は瞳孔の色が左右で違うオッドアイ。

ホルスのモチーフを持つホシノに並び、エジプト神話の冥界神アヌビスをモチーフとして有している。
「砂狼」という特徴的すぎる姓もそこに関連して付けられたものだろう。

「シロコ」という名前も、サハラ砂漠から吹く風シロッコ」を捩っているのではとも。

演じる小倉唯は同作のOPも担当している。

公式Youtubeチャンネルでは「ん、先生、ちょっと時間もらうね」と題して、ユウカ、アリスから月曜日更新のショートムービーの主役を引き継いだ。





追記・修正は銀行強盗を制止しながらお願いします。

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最終更新:2025年02月27日 08:04

*1 一応劇中で標的にしたのは悪人専門の闇銀行であったが。

*2 作中の描写では死亡とは言われていない者もいるが、スキップ時のあらすじでは全員死亡したものとされており、作中でも生きている可能性について触れられていない。

*3 コスト回復速度アップを持っているのは、ヒマリのほかハルカ(正月)とキサキ、シロコの4人だけ

*4 アコEXのLv5は会心値39.5%、会心ダメージ値73.3%増加。一方のシロコ*テラーEXはLv1の時点で会心値42%、会心ダメージ値71%増加

*5 会心値を強化する手袋+ヘアピン装備組を超える数値

*6 銀行強盗自体はしたことある模様