パプテマス・シロッコ

登録日:2011/07/30 Sat 13:19:45
更新日:2025/10/06 Mon 08:15:42
所要時間:約 40 分で読めます






常に世の中を動かしてきたのは

一握りの天才だ!


パプテマス・シロッコとは、『機動戦士Ζガンダム』、『機動戦士Ζガンダム A New Translation』の登場人物。
木星資源採掘船「ジュピトリス」の責任者であり、苛酷な環境である木星圏での長い生活によって自然とニュータイプへと進化した人物。
年齢は26歳。
初登場時はティターンズの制服を着ていたが、それ以降は白を基調とした服を着用している。
元々優れた才能に加え、ニュータイプへの覚醒もあって人を惹きつけるカリスマを併せ持つ。
富野由悠季自身が執筆した小説版を含めた昔の媒体ではパプテマス・シロッコ表記だったことも多く、表記揺れがあった。
現在はパプテマス表記で統一されている。

CV:島田敏





【人物像】

性格

自身を天才と信じて疑わない才能の持ち主であり、それが自意識過剰にならない程に確かに才能と実力のある傑物。
だが天才的才覚ゆえのプライドからか、その態度は傲岸不遜そのものであり、劇中でも反感を持つキャラクターは多い。
オールドタイプ、ニュータイプ関係なく、果ては能力さえあれば裏切り者すらも平然と重用するという懐の広さも持ち合わせている。

ちなみに小説版によるとバンダナが頭を締め付ける感触が手放せないというのが独特のヘアスタイルの理由らしい。

企画書時の設定

「別冊アニメディア 機動戦士Zガンダム」によれば、シロッコは、出生の秘密を持っていると設定されていた。
イメージとしては人工的に生み出された天才児だったとのことで、試験管ベビーとして優秀な遺伝子から生み出されたというのが企画時の設定であったようだ。宇宙世紀の狂った連中は強化人間ばかりかコーディネーターまで誕生させていたのか……?
個人でありながら、ティターンズに対抗するだけの力があり、一人でそれだけの戦果を得られるという設定は本編そのままである。
この段階で彼が開発するモビルスーツ、パラス・アテネとパラス・ティフォンという2種のモビル・スーツであった。

それに由来するのかは不明だが、某ファーストコーディネイタージュピトリスそっくりな船を自分で設計して木星探査に行ったことがある。

名前

一説には名前のパプテマスはキリスト教に於ける洗礼(バプテスマ)から捩って付けられたという説があり、何処となく宗教家のような容姿や服装、言動はそれ故とも考察されている。
尚、パプテマス(パプティマス)とは、ラテン語で“私達は同意した”……という意味となる……のだが、そのことを設定面でも特にフィーチャーされてる訳ではないので、狙って名付けられたものかどうかは不明。*1
どうにも普通の人名としては違和感があるのは確かで、一種の芸名というか偽名なのでは、との考察も。
前述の設定も考慮するならば“パプテマス・シロッコ”という、奇妙な名前は人の胎から生まれた子供ではなかったが故の命名だったのかもしれない。

基本的にはシロッコと呼ばれているが、例外を除いては腹心のサラ・ザビアロフからパプテマス様と呼ばれている。

能力

天才を自認するのに違わぬ統率力、パイロット適性、技術者としての能力まで併せ持つ。
自ら設計したMSに乗り込んで前線に出撃し、エースパイロットとして華々しい戦果を挙げている。
そのパイロット能力は自身のニュータイプ能力であのハマーン様とタイマンを張ったこともある。
まあプレッシャー対決は作中のオールドタイプからするとZガンダム屈指の迷シーンとして映っていただろうが……。
ちなみにハマーン様と同じくパイロットスーツは着ない主義。*2

彼の設計・開発したモビルスーツは連邦正規軍やティターンズ本隊とは別に独自の技術体系であり、いずれも高いポテンシャルを有し、開発と戦闘経験を生かして自分自身に特化した機体までも設計している。
しかし、隔離された環境の独自技術であるため、当然ながら連邦軍のMS・技術とは互換性を考慮されておらず、(MSのジェガン統一など、規格統一化がより進んだこともあり)後世への影響は少ない。


価値観

女性に対する扱いは非常に長けており、精神的に未熟なサラ・ザビアロフ、男性不信となっていたレコア・ロンドなどの女性を自身の配下に収め、さらに

「女性による世界統治」

を掲げているなど、他の実力者とは違った面も見せる。
特にサラに対しては特別な想いがあったらしく、彼女が戦死した際には実行犯のカツに対して怒りを露にしていた。
小説版によるとどうやらシロッコには生き別れた妹がおり、それをサラに重ねているとか。

他方、ジェリド・メサに惚れこんでいたマウアー・ファラオに拒絶された際には「大人には大人の男が似合う」負け惜しみを言いながらも、特に不機嫌にならず即座に身を退く等、自らになびかない者であっても女性を大事にしていた。
尤もそのマウアーには「なんて男」とドン引きされたが、少なくともシロッコはマウアーの事は「大人の女」「野心がある」とほめていた。
そんなマウアーはシロッコがジェリドを言葉巧みに矢面に立たせたのを見てガチギレしていた。

有能な女なら誰でもいい、というわけではなく、ハマーン・カーンなどはその最もたる相手で、シロッコも常に警戒し、シャアと共に最優先で排除すべき存在と見ていた。終盤1度だけMS同士の戦闘で直接対峙しているが、ほぼ互角に渡り合っており、シロッコも初見でキュベレイのファンネルを避け、ビームライフルで撃ち落とすという、かつてのアムロ・レイのごとくの芸当を見せている。ぶっちゃけ同族嫌悪・・・

自分に自信がありすぎる故なのか、解った上で放っておいたのかは定かでは無いのだが、自身の腹心としたサラとレコアには自分の他に想い人が居り、しかも彼等の為に自分を裏切った経験まであるのに側に置き続けたり*3、それを放置したことで最終的には彼女達は勿論、前述の通りでそうして敵・味方の関係なく想いを背負ってきたカミーユに敗れている。
……その点から、口ほどには現実が見えなかった奴、モテるフリをしてたけど実はそこまでモテない奴と分析されてしまうことも。
後、本命は多分サラなのでやっぱりロリ…(スイカバー)

女性以外にもヤザン・ゲーブルとはウマが合っていたらしく、彼にハンブラビを与えたりした。


【劇中の行動】

ジャミトフ・ハイマンの命により木星圏から帰還し、血の誓約書(笑)で忠誠を誓いつつもティターンズ内の権力を掌握するべく暗躍する。
当初は階級・職掌ともに上位のバスク・オムジャマイカン・ダニンガンに恭順しているフリをしていたが、裏で自分が全てを支配する為の準備を進めていた。
当初の腹心と呼べるのは成長を見越して連れてきたサラ・ザビアロフ位のものだったが、地球圏に到着後にヤザン・ゲーブルマウアー・ファラオオマケでジェリド・メサに自身の開発したMSを与えたり支援して信頼を得ていく。
未熟なジェリドを軽んじてしまったことでマウアーには振られたものの、後にエゥーゴを裏切ったレコア・ロンドや成長したサラの二人を腹心としつつ、ヤザンを懐刀とすることに成功している。

終盤にティターンズの支持が低下する中で、ジャミトフがアクシズと交渉しようとする場に後から合流。
その際にアクシズに来ていたシャアに命を狙われるも、運良く助かった所で護衛として連れてきていたサラが基地内に攻撃。
その際にジャミトフを緊急避難させたと思わせておいてからハマーンに濡れ衣を着せる形で暗殺して強引に後継者を名乗った。
尚、TVアニメ版ではジャミトフの真意というのものを理解していたのは唯一シロッコだけだった節があり、ジャミトフの意思を継ぐものという自称はそこまで的外れなものではなかったりする。
この後で自分を認めないバスク・オムも排除することで名実ともにティターンズの実権を握っている。

ちなみにジャミトフ暗殺後のスピーチはTV版では「ジャミトフの弔い合戦だ」というニュアンスだったのだが、劇場版では「アクシズがエゥーゴと組んだら、ジオン色になった連邦にティターンズは粛清されるぞ」という内容になっている。

しかし、シャアやハマーンとの遭遇を経て、最終的にはカミーユ・ビダンの乗るΖガンダムと一騎打ちをすることとなる。
意外にもラスボスながら主人公であるカミーユと直に顔を合わせたのは最終決戦が初めてにして最期だったりする
本当に主人公とは一度も顔を合わせずに退場した前作ボスよりはマシな扱いかもしれないが
一応、カミーユは自身のやらかしから逃げていたが仲間のカツ・コバヤシから“ハマーンとシロッコこそが元凶”と聞かされており、カミーユ自身も納得してたため何の因縁もないというわけではない。

Ζガンダムとの決戦では、一時はカミーユを圧倒するものの、彼の怒りと死者の念を取り込んだΖガンダムが体を通して出る力を発揮したことで形勢逆転。

ジ・O、動け! ジ・O、何故動かん!?

見下し馬鹿にしていた体を通して出る力の影響か、ジ・Oが動かなくなってしまったところに、ウェイブライダー形態へと変形したΖガンダムの特攻をコックピットに喰らい、シロッコも致命傷を負う。
しかし、ジ・O共々散っていく直前、悪あがきで自身の断末魔の思念をカミーユに向けて放った結果、「貴様の心も一緒に連れて逝く」という言葉通り、精神が限界を迎えたカミーユは、この戦闘後に精神崩壊してしまった。
一説には、Zガンダムと同様にジ・Oにもバイオセンサーが搭載されており、それが相互的にリンクしてしまったのが上述のオカルトじみて見える現象の理由だったのだとか。

新訳『Ζ』におけるΖガンダムとの最終決戦もTV版と同じような流れだが、突撃を食らった際のカミーユの「女たちのところへ戻るんだ!」という言葉に「女だと…?」と困惑する言葉を遺してジ・Oと運命を共にする。
なお、演出的にこちらでも断末魔の思念をカミーユに向けて放ったようだが、TV版と違って新訳『Ζ』のカミーユの精神には余裕があったため、最後の悪あがきでも彼の精神を道連れにすることはできなかった。

本作でもかなり印象に残るこのシーンなのだが、巷では顔芸だのスイカバーだのと散々ネタにされている。

【考察】

女性至上主義を唱えた彼であるが、サラやレコアの扱いを見ると女性を「有益になる便利な手駒」としか見ていなかったのではないかという見解もある。 *4
実際サラにはグラナダ落としに関するアーガマへの密告やフォン・ブラウンへの爆破テロといった汚れ役を行わせ、レコアに対してもコロニーへの毒ガス攻撃に参加させバスクの始末といった汚れ仕事を命じており、実行を彼女達にさせる事で自身は可能な限り手を汚さずリスクを極力減らしていた可能性は否定は出来ない。 *5
劇場版ではレコアから「権力を手にしたら女は要らなくなる」とも評されていたりもする。
つまりは、真の女権社会を望んでいるのではなく『Vガンダム』のマリア主義のように自ら女王を創り、その威を借りたいだけだった可能性もある。
実際、カミーユからの「傍観者を気取って人を弄んでいるだけ」という指摘に対し「私にはその資格がある」と開き直るなど、最終的には汚れ役や面倒事を他人にやらせて自分に従順な者をトップに置いて裏からその者を操って間接的に支配したいだけという意地汚くもとれる思想が見えていた。

カミーユは他にも彼を「ゲーム感覚で戦争している」みたいなことを評していたりするが、実のところ彼が言うほど遊び感覚だったのかどうかも不明。
とりあえず本音っぽいところをピックアップしていくと……
  • 女としっぽり楽しく暮らしたい…ので自分の理想に邪魔な勢力は一掃
  • MS・MA開発大好き
  • 凡人は嫌い
  • 感情的な敵対者は嫌い(味方はケースバイケース)
辺りだろうか?

そのため政治・軍部の実権関連(彼が思うところの面倒な凡人たちの相手)に参入せず、戦闘も避け、適当に女を引っかけ、自分の女を地位のある場所に立たせて自分は裏からその女を操って間接的に世界を支配し、モビルスーツとかをいじりながら生活していれば普通に楽しく思いのまま暮らせていたのではないか?という疑惑が割と強い*6
実際、自分のことを「歴史の立会人」と自称しており、自身が表舞台に立ちたくない印象は強い。

一方で、シロッコは「天才」が世界を引っ張っていき、そして自分はその「天才」であることを仄めかす発言も多く、実際に優れた技術的・政治的才能を有するシロッコは、自らの野心を心中に燻らせていた感も否めない。
  • ティターンズの指導者ジャミトフ・ハイマンとその腹心バスク・オムを謀殺してティターンズの実権を掌握
  • アクシズのミネバ・ラオ・ザビに対し忠誠を装う形でアクシズの権力をも握ろうとする
  • エゥーゴ・アクシズ・ティターンズの三つ巴の戦いに意欲を持って参加
など、権力を握りたがる行動はあまりに多い。

思想や発言等に関しても、自分の考えが正当な物である事を証明させる為の「詭弁」でしかないとも取れ、彼が戦乱に身を投じた真の理由は、木星という僻地で持て余していた己の才能を、「戦場」という舞台を借りて存分に発揮することであり、そのことをカミーユは「ゲーム」と称した可能性はある。

仮に彼の言動に嘘がなくカミーユの人物評も正しいとすれば、シロッコは戦争をしにきたというよりは「世界を統治し女性の天下を作る」という「ゲーム」をしていただけとみることもできる。

「グリプス2」劇場内でのシャアハマーンとのニュータイプ同士による主張はまさに作中の全てを物語っていると言えるだろう。
一方で命からがら逃げてきたシャア・私的な用があるハマーンを生身で追いかけて立会人を気取った結果、シャアの抹殺にもコロニーレーザー発射阻止にも失敗しており、このあたりからもよく言えば余裕のある、悪く言えば舐めきった態度がうかがえる。

なお、ここまで『可能性』『しれない』など曖昧な表現に終始しているのは、彼の真意が作中のどのキャラからも、視聴者にも分からないためである。
結局の所何がしたかったのかよく分からなかった視聴者は多いだろう…というか完全に分かっている人は居ないと思われる。

小説版ではTVでは描きにくい個人の心情や背景描写を解説することもあるのだが、そちらでもシロッコ自身の内心を説明した文は妙に少ない。

本人自体にもよくわかってないという可能性もある。
実際、劇場版ラストでは自身の本質かもしれない「女たちの所に戻るんだ!」を最後にカミーユに指摘されているのだが、本気で困惑している。カミーユの発言が唐突すぎただけという可能性も無きにしもあらず。

思想を示すシーンもなければ、戦場での功績もろくに無いまま戦死したため、彼の思想の理解者も増やせずやや不発感が強い。
ハーレム以外の幕閣はヤザンとかガディ・キンゼーとか政治畑と対極の人間達ばかりだったので仕方ないのだが、それもまた傲慢さ故に周囲の人柄が偏ったのだとしたらシロッコ自身の欠格と言わざるを得ない。

結果論に近いが主人公達を苦しめ、謀略を巡らせた割には地球圏に意味を為さなかった人物になってしまったともいえる。
形ある功績として世に残せたものはずっと後付けされまくっているMS・MAの技術的開発成果という事になるだろうか。



凡人には理解不能な人物かと思いきや、意外にも俗っぽい感じもしてくる不思議なキャラクターである。

【スピンオフ】

SDガンダムシリーズ

登場キャラがこれ以上ないくらいデフォルメされ、ことごとくキャラ崩壊していく『SDガンダム』。
Zのラスボスである彼も例外ではなく、二作目の『転がるコロニー事件』は実質上の主役を張る(顔つきもオリジナルに比べてだいぶ可愛らしいものとなった)。
しかし、その役柄は何故か常にトロッコ(のような宇宙船)に乗った貧乏な行商人(?)で、劇場*10に入れなくて駄々をこねるという何とも情けないものだった。
結局、劇場支配人を務めるブライト・ノアと入り口で押し問答を繰り広げた挙げ句、金のない者には一切の容赦がないブライトに一蹴され、最後には逆ギレするというその姿は、本編での彼が嫌っていたはずの、まさに生の感情を丸出しで怒鳴る品性の欠片もない人間そのものだった。

SDガンダム外伝の方では仮にもラスボスというのに2020年になるまで出番なしだった。
しかし「新約SDガンダム外伝 騎士王物語」にて「シロッコ王」として登場。
骨のような衣装に身を包み邪悪な笑みを浮かべる王であるが、その正体はエンドアンデッド騎士「タイタニア」でありなかなかかっこいい。


アラサーOLハマーン様

ハマーン様がアラサーの現パロにも登場。ハマーンが務める会社の副社長をしている。
サラをはじめ女性社員にモテモテでありシロッコも女性の事を思っている。
…思いすぎて全女性社員のデータをノートPCに保存してしかも暗記しているという天才の無駄遣いをしているが。
無論仕事もちゃんと出来るのだが、男性禁制の場所に堂々と入り込んだり、忍び込んでいたシャアと喧嘩したりとやはりズレている。
そして何より歩いてて小指をぶつけてあの顔を連発する愉快なキャラとなっている。

なおその2ページ後に「ヴァルプルギスEVE」の『シロッコのガンダム 完成か―!?』という煽り文が書かれた2巻の広告が掲載されている。誰だこの構成考えたやつ。


【データ】

搭乗機
PMX-000 メッサーラ
PMX-003 ジ・O
トロッコ

設計・開発したMS
PMX-001 パラス・アテネ
PMX-002 ボリノーク・サマーン
PMX-004 タイタニア(Gジェネシリーズ)
RX-110 ガブスレイ
RX-139 ハンブラビ
RX-160 バイアラン



【セリフ集】


「落ちろ蚊トンボ!!!」

「道を誤ったのだよ…貴様のようなニュータイプの成り損ないは、粛正される運命に有るのだ!分かるか!!」

「生の感情丸出しで戦うなど、これでは人に品性を求めるなど絶望的だ」(後にSDで自分もその姿を見せる羽目になる)

「天才の足を引っ張ることしかできない俗人どもに何ができる!」
「常に世の中を動かしてきたのは一握りの天才だ!」
「賢しいだけの子供が、何を言う!」
「賢しくて悪いか!」
「勝てると思うな、小僧!!」

「体を通して出る力? そんなものがモビルスーツを倒せるものか!」

「貴様の心も一緒に連れて行く…カミーユ……ビダン!」

「ハマーン、ジオン再興だ何だと言っても、結局貴様はシャアとの痴話喧嘩がお似合いなのだよ」


以下SDガンダムより。以下のセリフを、本編と同じキャラ、同じ声で実際に言ったのだから恐ろしい。

「あ、νガンダムのおじさん!」(SDガンダム作品内では何故かνガンダムはおじさん扱いされる)
「貴様、散々弄びやがって!ちゃんと助ける気あんのか!」

「トロッコに乗った、シロッコ!」(何者か聞かれたときに大体こう答えている)

「旦那、お金くだせえ」(ブライトに蹴り飛ばされ、その対角線上にいたシャアのムサイに衝突して開口一番に放ったセリフ)

「あぁ〜あります!あります!シロッコ印の双眼鏡、バードウォッチング用から女風呂覗き用、暗闇でも安心変態用まで何でもあります!おまけにシロップも付けますぜ」(上記のシャアに「ところでお前、オペラグラス持ってないか?買うぞ」と言われ)

「シロッコのシロップ!」

「ちくしょー!人非人!薄情者!豚のケツ!便器に頭突っ込んで死んじまえ!」


ちなみにトウショウシロッコという競走馬がおり、こいつ関連のスレが立つと中身は確実に木星帰りなレスで埋まる。
似たような馬にニック・ディアス、シャルル・アズナブールなどがいる。



【ゲームでの活躍】

SDガンダムGジェネレーションシリーズ

常連キャラの一人で、言わずもがなパイロットとしての基礎能力からNTL(覚醒値)、指揮や魅力に至るまでトップクラス。
モビルスーツ開発をも手掛けた天才という設定もあり、整備をはじめブリッジ要員としての能力もアストナージ等の本職にこそ及ばないが高めの数値を誇る。
まぁ、これほどのニュータイプを戦場に出さないという手はないので実質的には殆んど無意味だが。
『F.IF』以前は先に死んでしまったからかZ時代のハマーンよりも僅かにパイロット能力が低い等NTトップ勢の中ではやや劣る立ち位置だが、それでもトップクラスの強さには変わりない。
『SEED』あたりからはアムロやシャア、ハマーンとの実力差も絶対的なものではなくなりスカウトしてエースとして使う手もある。
アビリティシステム導入後は攻撃力の強化に加え、ダメージ軽減やエネルギー回復など継戦能力を長けていることが多い。
愛機のジ・Oは武装が貧弱でタイタニアの下位互換扱いになるなど不遇気味だったが、『GENESIS』以降は改善傾向にある。

ガンダム無双シリーズ

初代『ガンダム無双』ではジュドー・アーシタルー・ルカを手伝いを名目に仲間に引き入れ、ルーを引っかけようとするがスルーされる。
ジュドーにおだてられて気分を良くするも、人徳で他者を引きつけるジュドーに新たな可能性を感じ、最後はジュドーとルーに助けられてデレた。山猿呼ばわりしていたスパロボとはえらい違いだ。
また、隠し腕を用いた戦法等で東方不敗と互角に渡り合う実力を見せている。
なんだかんだで地球を救うが、原作の自分がやったように武者ガンダムによって道連れにされかけた時はちょっとした意趣返しをした。
「相打ちなどとは…まるで子供のように…」
お前が言うな

ガンダム無双3』では手当たり次第に女性キャラを口説いて仲間にしまくっており、ハーレムを構築していた。
なにこのシロッコ無双。

ギレンの野望

白服(ティターンズ)・黒服(地球連邦)の二通りが存在。
指揮、パイロット能力共に非常に高く、NTランクも高いため屈指の強キャラである。
その上昇志向からか、様々な勢力に参入する。PMXシリーズの設計プランも付いてくるので、是非仲間に加えよう。
連邦シナリオでは多くのプレイヤーの予想を裏切り、ティターンズを敵に回してもレビル将軍に最後までついていく忠臣シロッコが拝める。しかも、イベントで任務中になり盤面で使えなくなるなんてこともないので戦闘も一級品の方面司令官として思う存分暴れてくれる。その際、共闘できるアムロやカミーユの心境やいかに。
CPUには様々な機体に乗れる人材と判断され、水中用ガンダムやらサラミスなどの旧型に載せられることも…。

ティターンズシナリオでは、きれいなジャミトフプレイで同盟受け入れとバスク粛正を呑むとなんと最後まで裏切らない。加えて、これは「きれいなティターンズ」の絶対条件だったりする。
さらにティターンズ在籍の場合、ハマーンのコロニー落としをも阻止する。天才ここに極まれリ。ただし、イベントで長期離脱するため使える期間は少なめ。
条件を満たしていない場合や、バスク粛正等のフラグを折った場合はサラ・シドレ・ヤザン・ラムサス・ダンケルと共にアクシズへと寝返ってしまう。

ティターンズ・シロッコでは原作通りにジャミトフを暗殺、ティターンズの実権を握って総帥となる。
メールシュトローム作戦直前、弱体しきったティターンズであり、勢力としてはかなり弱い部類。
加えてZガンダムを開発済みのエゥーゴ、キュベレイ&ハマーンが総大将を務めるアクシズを相手取る。
困ったことに、ジ・Oは50ターン目のイベントでしか開発できず、シロッコの初期機体はメッサーラ。
人員に関しては、オールドタイプ最強格のヤザン、次点のジェリドも所属しており、質はいい。
戦死したはずのフォウやロザミアに、錯乱・失踪したゲーツも復帰している。
反面指揮官の人材は壊滅的で、シロッコとガディ・キンゼーなどが生命線。
特筆すべきは、サイコガンダムが初期生産可能なこと。サイコとシロッコ、強化人間が鍵となる。

アクシズの脅威でのティターンズ・シロッコは設定が見直され、フォウとロザミアは所属していない。
ティターンズ系MSも弱体化を受けており、総じて巻き返すのがより難しくなった。
性能が高いバイアランや、脅威Vではゼク・アイン等を用いるのが得策だろう。
アラインメント加入ではLOWに傾くと逆襲のシャアからチェーン、ケーラ、ハサウェイが。
CHAOSではアクシズ滅亡後に、ハマーン・強化マシュマー・強化キャラ・ジャムルの3D3名が加入する。
特に強力なのは、ハマーンと強化人間ニ名。指揮官不足のティターンズ・シロッコにとって、これ以上無い存在。
アクシズに勝利するまで時間はかかるが、是非とも加入させておきたい。

「ジオンの系譜」に収録された、各勢力の女性キャラのみが集まる特別シナリオ「華麗なる戦い」の50ターンイベントでは、女性ばかりのこの勢力に男性のくせに加入したいと持ち掛けてくる。
「Yes」を選ぶと、相当嫌なのか全軍の士気が0になってしまうが、シロッコが加入するだけでなくメッサーラ、ガブスレイ、ハンブラビの開発プランも手に入る。選んで損はないだろう。
下がった士気は、演説連発すれば数ターンでなんとかなるし。

「アクシズの脅威V」ではキシリア率いる正統ジオンテム・レイ軍で活躍。
正統ジオンでは、アライメント*11をカオスに大きく傾けるとシーマ艦隊の次に参入。
加えて、彼が見出した才女であるシドレ、サラも同時に加入する。
強い女性である、総帥キシリアに釣られたようにしか見えない…。
正統ジオンではバウンド・ドックやサイコ・ガンダムを入手可能で、シロッコ向けの機体が揃っている。

テム・レイ軍は、技術士官やメカニック達が大部分を占めるシナリオで、シロッコは初期から所属。
ジ・Oも持ち込んでいるので、コウ・ウラキと並ぶエースパイロットとして活躍してくれる。
ただし、ジ・Oは空を飛べない*12ので、そこをどうするか悩みどころ。
テム・レイ軍は、アライメント次第で主人公であるジュドー・カミーユ・アムロも参入するが、彼らと違って指揮もできるという強みがある。
総大将であるテムよりも指揮値が高く、戦力が集う頃には主従関係が逆転する。

スーパーロボット大戦シリーズ

第2次』ではDCの幹部であるが、原作でのティターンズ乗っ取りが評価されたようで「DCの乗っ取りを企む奸臣」という立場で登場。
しかし、裏切り行為はシュウ・シラカワビアン・ゾルダークには完全にバレており、孤立させられた挙句ホワイトべース隊によって敗れ去る。自分のDC内での立場を上げるためとはいえ、こいつがホワイトベース隊を手助けしてくれた一面があるのでありがたい存在でもあったり。
また、リメイク作『第2次G』ではルートによってなんとデビルガンダムに乗って来る。

『第2次』で如何にも死んだようなセリフで退場するも、後付けで生きており続編『第3次』ではDCとも異星人とも違う勢力として暗躍。
ルートによっては撤退した異星人の技術によって強化された「ヴァルシオン改」に乗り表のラスボスとなる。
原作通りカミーユで倒すと精神崩壊イベントが入る。ゲーム的には何の得もないけどね。

第4次』では『第3次』の戦いで本当に死んでしまったようなので未登場…だったが『スーパーロボット大戦F完結編』ではなんと再登場した。
が、 実はこのシロッコは第3次で死んだシロッコのクローン
原作通りのティターンズ乗っ取りを企むほかDCルートではヴァルシオンに乗ってラスボスとなり、最後まで裏切らなかったシャアの代わりにアクシズを地球に落とし歴史に名を刻み、模造品として生まれたコンプレックスを晴らそうとする。なお、正確にはラスボスのシロッコは それまで活躍していたクローンのまたクローン 私が死んでも代わりはいるさ
ヴァルシオンの性能はバラン=シュナイルやオージよりは劣るものの、パイロットのシロッコが高レベルのニュータイプを持っているため、必中無しではまず攻撃の当たらない強敵。

α』では木星帰りということでザンスカールことジュピトリアンの幹部として登場し黒幕のユーゼスとも通じているため意味深な発言が多い…が、何かとハジケた扱いだった旧シリーズと比べるとかなり地味な存在。
以降のαシリーズに出られなかったのも痛い。
ケイサル・エフェスの存在に気付いていたり*13、自軍が人々の恐怖の対象となり疎外されていく未来を予見したりもしていたのだが、シリーズ4作品の開幕で退場してしまっては流石にプレイヤーの覚えも悪い。
ちなみに実際には登場しないが、ユーゼスの手でクローンが作られていた事が明かされている。またかよ。

種死と共演した『スクコマ2』では、「ディスティニープランが成功した暁には、シロッコクローンとマクロス艦隊を量産して戦争を止めた地球人に代わり外宇宙からの脅威に備える」という衝撃の計画が明らかになる。…もはや何も言うまい。
結局この計画は失敗に終わるのだが、シロッコクローン自体は最初の一人だけもう誕生しておりギルバート・デュランダルは最期に自軍部隊にこの赤ん坊シロッコを託して事切れる。
正直そんなもの託されても困る
だがシロッコのクローンを託すという字面の強さでネタのように見えるが、ある意味ではこれはデュランダルからの「天才的頭脳を持つ人間をどう育てるか」という挑戦状かつ「育った結果第二のシロッコを生み出さないように」という戒めとも取れる。
それは赤子シロッコを託す際に「君達に可能ならば…平穏な人生を…」と述べている事からうかがえる。
元凶が何言ってるの!?ってツッコミになってしまうけれど


Z』ではデュランダル議長が正義でも悪でもない扱いであったため、スクコマ2と異なり完全に政敵。今までのシリーズではあまり描写されなかった政治面での有能さを存分に発揮しており、ファンは必見。
戦闘面においてもニュータイプと天才を同時に所持しているなどガンダム系の敵では最強に近い扱い。
その反動と言ったらなんだが、『Z SPD』のチャレンジバトルHARDでは『ザブングル』のホーラ、百鬼帝国のヒドラーやら中ボスごった煮の混成軍の一角として現れ、出撃縛りで主役格を排除されたこちらの二軍常連に敗退するという屈辱的なボスを演じさせられた。ジェリドで良かったんじゃないのとか言ってやるな。

『Z』本編で原作通り死亡するため続編では基本的に登場しないのだが、『第3次Z 時獄篇』では多元宇宙迷宮でカミーユが見た並行世界に出現。土手っ腹にウェイブライダーが刺さった姿で。グラフィックがこれしかない為、キャラクター事典でもこの姿で実にシュール。

DD』では原作再現終了後の時系列において生存して姿を現した。ついにである。

そして『Y』でも原作終了後にもかかわらずPVで顔を見せ、大ボスとしてひさびさの登場。
地球人代表をのたまいつつポセイダルやデビルガンダムも手玉に取り暗躍し、シャアに変わりアクシズ落としもしくは人類を無理やり宇宙に上げての革新、それによるラスボス勢力への攻勢を独善で目論む人間系の敵として立ちはだかる。
前大戦に死んだハマーンやトレーズやデュランダルらといった散っていった者達も罵倒し、さらには本来の歴史のシャアの行為をあげつらうおいしい役所。
…なのだが、「裏でこそこそして、一部の成果だけかっさらっただけの癖に大物ぶっている」という本質をカミーユに言い当てられており、さらには隠しきれないシャアへの嫉妬も言い当てられてしまう。ついでに各キャラに罵倒に近い戦闘前セリフを言われる。特に特殊戦闘セリフではガウマ隊の面々に彼の本質を言い当てられる。
逆襲は出来てもシャアにはなれない(=命を懸けられない者は特異点たりえない)と言われてしまうゆえんである。
とはいえ、『Y』のバランスもあり能力的にはラスボス手前程強い。さらにはバイオリレーションシステムの応用でデビルガンダムを倒すまでは完全無敵の癖に、複数回行動で前線に突っ込んでくるので実力は確か。対話ルートではデビルガンダムと共に版権キャラの最後のボスとして立ち塞がる。
なお、一度は死んだとされているがどうやって帰ってきたかは不明。今後明かされるかも知りないし、そうならないかもしれない…。

シロッコの声優である島田敏はシリーズを通して一般兵の声を務めており、ファンからは島田兵、プロデューサーからもキンブオブ一般兵と言われている。で、シコッロについたあだ名はエリート島田兵
なお島田敏はΖ以前にも機動戦士ガンダムなどで、モブの兵士の声を当てており、有名どころでは「あんなの飾りです」で有名なジオング整備兵の映画版(TV版は二又一成)などで、結果としては島田敏は2作続けてラスボス格MSを整備したことになる。


機動戦士ガンダム Extreme vs.

本シリーズでも掛け合いがそこそこある。
多くの他パイロットが偏見や誤解を持っているコーディネーター種に期待を寄せていたり、女性パイロット相手にはとりあえずナンパをしにかかる節操のなさが顕著。
ハマーンやクワトロとは原作同様不仲な面があり、カミーユやジュドー相手には味方なら腕を認めるが敵対なら見下す姿勢を見せる。
メッサーラとジ・Oでそれぞれ通常衣装と解放衣装が逆転しており、メッサーラ版の通常衣装がティターンズ制服、ジ・O版の通常衣装がジュピトリス搭乗中のもの。

アーセナルベース

LINXTAGE Season03より搭乗機のジ・Oと共に参戦。同弾では最高レアリティで収録されている。
本人は、コスト3の制圧でステータスもレアリティ相応で高め。
アビリティにより撤退時に戦場にいる敵機全員の能力を下げるというTV版の最期を再現したともいえるアビリティを持つ。
更にリンクアビリティにデッキに制圧パイロットを3人以上を組み込むと発動する「万全の制圧態勢」により、撤退してから再出撃までの時間が短縮される。
制圧にとって、役割的に撤退することが必然的に多くなる為、これら2つは非常に噛み合い、前者は撤退後も味方の助けにもなるし、
後者は単純に次の出撃までの時間が短縮されてコスト問題さえ解決できれば、攻め手を送り込む間隔が早まる。
登場して以降、制圧3機以上で延々と敵拠点を攻め続ける131デッキの中心的カードとして現在も活躍している。
また、同弾で追加されたZガンダムとカミーユが防衛機としてかなり優秀かつ作品リンクアビリティを埋めるためのもう一枚として最適なカードとして採用されている。



【余談】

一切登場しないが、先行上映版『-Beginning-』のパンフレットで同作の監督である鶴巻和哉が明かしたところによると、
「当初は時代設定をもう少し後にして、主人公たちを戦後生まれにするという構想もあった。そちらの方がテーマ的にも上手くハマりそうではあったが、シロッコが帰ってくるといろいろとバランスが崩れる」(意訳)
と、登場させられないキャラクターとして名指しで挙げられていた
そのため同作に登場するハンブラビからは『Zガンダム』における「シロッコのメッサーラの可変機のノウハウを取り入れた」という設定は無くなっており、
変形こそすれどあくまで移動用であり、戦術として組み込めるようなスムーズな変形は不可能ということになっている。
シロッコ自身『Zガンダム』の時点でパイロットとしての高い技量、サイコ・ヒットで敵の機体を止める超常じみたニュータイプ能力、モビルスーツの設計開発技術、ジュピトリスを手中に収めている資源力ともう全部あいつ一人でいいんじゃないかな的な設定の持ち主ではあったが、漫画『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』では、サイコミュの発展型であるグリモアの開発、グリモアを応用した人格・記憶の保存と転写や人造人間であるバイオロイドの遠隔操作つまりは擬似的な不死の実現の研究、小惑星型のサイコミュ要塞「サイコ・フレア “オルフェウス”」の開発など、鶴巻がバランスが壊れると言及するのも納得の多才ぶりだった。
ましてや、『GQuuuuuuX』の世界はU.C.0079時点で全天周囲モニターが実装されたりサイコミュ技術も5年以上先取りしているなど、正史以上の技術力がある中でその才能が発揮されようものなら何が生まれるかわからないだろう。

というのは軍事的なバランスの話だが、アマテ・ユズリハが思春期の女の子で特別なものに憧れるというタイプの主人公であるため、あっさりシロッコに言いくるめられて手駒にされるのではないか、という作劇上のバランスが理由とも考えられる。

なお、第11話では「シャアと、シャアに執着するキシリアが講堂で対面し、そこに主人公マチュとニャアンが乱入する」という『Ζガンダム』最終話のグリプス内部を彷彿とさせるシーンが描かれた。当然シロッコに相当する人物はいないのだが、講堂のステージの上にはポツンと1個のパイロンが置かれており、これがオマージュにあたってシロッコの代わりという珍説が一部で飛び交った。

  • アスキーアート
2chでは、シロッコの生首から二本の枝が生え隅に「おわり」と描かれたAAが存在する。
元ネタはギャラクシーエンジェル3期28話のミント・ブラマンシュの落ち部分と風の谷のナウシカのED絵を組み合わせたらしいのだが、それで何故シロッコになったのかは不明。
ただ、使用意図が糞スレを強制的に終わらせるためであったのだから、俗人を毛嫌いし粛清を敢行していたシロッコの領分は果たしていたといえるのではないか。

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    ト.    ミ.ゝ ヽ.____./  /  l   /
    ヽ  ヽ           イ ,' / , '       ┼ヽ  -|r‐、. レ |
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最終更新:2025年10月06日 08:15

*1 宣教師の意味を持つとも言われるが、宣教師(伝道者)のラテン語名はmissionarius(英語名はmissionary)なので、これは間違い

*2 コクピットの気密はあくまでバックアップで、激しい戦闘機動をするMSはいつ空気漏れするかわからないので故意にスーツを着ないで戦場に出るのは宇宙世紀ではバカか自殺志願者という設定。

*3 レコアは結局はクワトロとアーガマの下に帰りたがっていたし、サラはカツとカミーユの優しさを求めていた。

*4 小説版においては前述の通り妹がいた事もあり、それがシスターコンプレックスのような物…得てして「女性至上主義」なものに行きついており、あくまで小説独自の設定とはいえ、彼は彼なりに女性の事は思っていたのかもしれない。

*5 ジャミトフの暗殺といった万に一つでも失敗の許されない計画に関してだけは、さすがに自身の手で実行している。

*6 実は『Ζガンダム』の前番組である『重戦機エルガイム』の黒幕であるアマンダラ・カマンダラが大体これを達成してしまっている。

*7 最高指揮官に任された裁量がかなり多い

*8 『ZZ』ラストでジュドーが同型艦で木星に旅立つ時に「最短でも4、5年は会えなくなる」と言われている。

*9 第三艦隊司令官:ワッケイン大佐、オーストラリア方面軍司令官:ホーキンス大佐、東南アジア方面軍連隊長:ライヤー大佐、ティターンズ艦隊司令官:オム大佐、ロンド・ベル艦隊司令官:ノア大佐、火星ジオン討伐艦隊司令官:ノヴォトニー中佐……など。

*10 作中では明言されていないが、その公演内容から、ストリップ劇場の暗喩ともとれる。

*11 勢力の善悪度を示すゲージ。

*12 保有こそしているが開発が済んでいない関係で、改造コマンドを用いてSFSに乗せられない。

*13 第66話「絶望の宴は今から始まる」において、裏で世界を操る「一人の男」についての言及がある