登録日:2023/05/5 (金曜日) 14:25:00
更新日:2025/07/14 Mon 19:23:48
所要時間:約 10 分で読めます
Grand Theft Auto Onlineはロックスター・ゲームスより2013年に北米
PS3で発売され、
1億7500万本も売り上げた
CERO:Z指定クライムアクションゲームたる『Grand Theft Auto Ⅴ』の発売から暫く経過して解禁されたソフト同梱型オンラインモード。
翌年にはPS4/XOne版、翌々年にPC版、現在はPS5/XSXにも『拡張強化版』として発売され、2023年時点で10周年を迎えたご長寿ゲームモードである。
現在に至るまでの10年間、定期的に無料アップデートとしてコンテンツを追加し続けており、PS4以降の下手な最新
ゲームにも引けを取らない膨大なボリュームを有する。
流石に土台がPS3時代のゲームである為、システムやUIが古いと感じる面もあるが、機種移行やアップデートで改善されていっている。
本来ならストーリーが有るGTA5の方が本編で、こちらはオマケというのがゲーム界隈では常識だが、約3世代に渡って発売してコンテンツを追加し続けた結果、最早オンラインの方が本編と揶揄されるレベルに変貌した。
拡張強化版に至ってはわざわざオンラインとストーリー版を別々で販売するという異様な体制を取っていることからも、このゲームモードのボリュームと化物ぶりが薄々伝わってくるだろう。
基本内容
基本的なシステムは大元のGTA5に準じており、武器や乗り物の操作等は共通。
開始時にキャラクタークリエイトで自分のアバターを作成する。
ランク制を導入しており、多様なジョブやレース等をこなして
経験値【RP】を溜めて上げていき、一定まで上がるごとにHPが増えたり武器がアンロックされたりしていく。
当面はランク100を目指しつつステータス育成や資金繰りをしていき、やりたい稼ぎを見つけて、欲しいものを買って遊びの幅を増やすのがオンラインの大まかな流れ。
だが何をするにも金が無ければ弾も買えないし、武器も揃えられない。
ならどうやって稼ぐの?と聞かれたら…
コンビニに押し入って店員に金の代わりにピストルを見せつけてレジの金を貰ったり、そこら辺の車両を奪って売却したり…とまぁ序盤ですら稼ぐ手段は当然のように9割が犯罪であり、合法的な稼ぎは
タクシーや配達アルバイトや宝探しくらいしか存在しない。
逆に言えばタクシー運転手や配達員でちまちま稼ぐ合法ロールプレイなんかも出来なくはない。
ランク5から解除されるコンタクトミッションでは、基本的に『現場に行って敵を始末してブツを奪ってこい』的なGTA恒例の汚れ仕事や裏工作が殆ど。
それらをこなし、より効率的な金儲けを模索していき、億万長者やワンマンアーミーとして裏社会でのし上がってくのがGTAオンラインである。
しかし、いきなり始めたてで右も左も分からない状態では何も出来ず、色々とアブないので、ストーリーの方で雰囲気や基本操作を学んだり、メニューのオンライン項目から招待セッションに入ってソロで練習しよう。
より詳しく知りたい方は
攻略サイト
を見てみよう。
その情報量の多さに驚くことだろう。
またプレイする上では、このゲームはリアル以上に金がモノを言う超資本主義社会ということは覚えておこう。
ちなみにオフライン(GTA5)とのストーリー上の繋がりは基本的にはないが、登場人物の中にはオフラインでも活躍している人物が何人もいる。
時系列については、初期の頃は「GTA5プロローグミッションの後から最初のミッション開始までの間」という感じだったが、アップデートに伴い明確な時間経過が行われており、
2025年時点における最新コンテンツは「GTA5最終ミッションより(少なく見積もっても)10年以上が経過している」という具合になっている。
オンライン主人公
プレイヤーの分身アバター。
前述の通りキャラクタークリエイトで自分好みの見た目にでき、黒人から白人、アジア系まで大半を網羅できる。
頑張ればイケメンや美人にすることも可能。ただし女性はあまりにガタイのいいゴリラオンリー
アカウント一つで最大二人までアバターを保有可能。
2013年、オフライン本編での登場人物「ラマー・デイビス」に誘われてロスサントスに降り立った。
ロスサントス到着以前の経歴は一切不明だが、キャラクタークリエイトの時点での描写がマグショットな辺り、プレイヤーキャラはロスに来る前にも何かしら犯罪をやらかした生粋のアウトローな様子。
チュートリアルとしてロスに降り立ってすぐにラマーと共に公道で違法路上レースを敢行し、その直後に指示されるがまま地元ギャング相手に強盗殺人をかましてヤクを奪って届けた後、何事も無かったかのように服を買いに行くサイコっぷりを披露する。
色々やらかして一通り終わるとピストル一丁で広大なマップに放り出される。
ここからは基本的に何をするのもプレイヤー次第であり、全くオススメはしないが、いきなり他のプレイヤーにピストルで"挨拶"するのも自由。撃ち込んだ分の倍のライフル弾がブチ込まれるだろうが。
主人公は
ゲームの都合で終始無言。
ムービー中も身振り手振りは序の口、全身に鉛玉をブチ込まれようが火達磨になろうが車に撥ね飛ばされてアスファルトの上を痛々しく転げようが呻き声の一つも上げない。
(銃撃戦になっても悲鳴一つ上げない、のは作中の登場人物からも突っ込まれている)
ちなみに喰らったダメージは壁に隠れてじっとしていたり、コンビニとかで調達出来るスナック菓子や炭酸飲料を貪れば回復する。
ムービー内では至って冷静に動き、クラブ内ではノリノリでダンスを披露したかと思えば、いざ戦闘になれば以前まで味方側だった人物も敵対すれば容赦なく蜂の巣にし、マフィアの拠点に単身乗り込んで殲滅し、どんなヤバい理由やしょうもない内容のミッションも金の為なら文句一つ垂れず遂行し、必要とあらばロスサントスの全ての組織に喧嘩を吹っ掛けてブツを盗んで生還する生ける災害とも言える存在。
頑なに直属の部下を持たない現場主義の鑑で、強盗ミッションで仲間を募る以外ほぼ全てボス自らが鉄砲玉として乗り込んで片付ける。ぶっちゃけ主人公補正の塊
各主要アップデートの内容がそのままプレイヤーの経歴扱いであるため、現在はそのサイコっぷりと仕事ぶりが広く認知されており、裏社会のカルテルのボスやその辺のギャングに留まらず、非公認の裏取引とはいえ、政府機関とも同盟を結んでいるなど、かなり顔が広い。
そんな本編のヤク中主人公にも引けを取らない物騒極まりない生活と縁を切り、チュートリアルをスキップして穏便にクラブとガレージ経営、たまに賞金首を捕まえたりアルバイトやカジノで合法的に過ごすことも可能。
店舗の準備段階で諸々の機材を盗むので結局犯罪に手を染めるが
拡張強化版では時間軸が最初から2022年ぐらいになっており、何かしらの重犯罪で収監されていたが目出度く釈放されたという設定。
4つの裏ビジネスの関係者が隠し持っていた(と思われる)400万ドルを携えて彼(彼女)を待っており、プレイヤーはいずれかの裏ビジネスを選び400万ドルを使ってその準備を整える……という所からスタートする。
ラマーのチュートリアルは削除されているが、どうも拡張強化版でもラマーとは知古であるらしくプレイヤーのシャバ復帰を歓迎するメッセージを送ってくる。
セッションの仕様
オフライン本編でのエイム設定により大まかに『自由照準(アシスト・無し)』と『自動照準(フル・ソフト)』に振り分けられる。
そのうち(フル)表記は自動照準限定。エイムアシストに加え、スティックを弾くことで狙う目標を瞬時に変える他、狙った対象を3秒間自動で追従する。やや狙う対象を選びにくい。
(ソフト)表記は目の前の人間に狙いが自動で向くが、弾き入力による変更は適用されない。
自由照準では(アシスト)表記に相当するが、追従機能が追加で取り払われている。
なお日本語版は規制の差の関係上、アジアサーバーとして隔離されており、北米プレイヤーとはプレイ出来ないようになっている。
海外プレイヤーと遊ぶなら北米版かPC版が必要である。
◆公開セッション
オンラインの基本的なセッション。古参新参を問わず、ありとあらゆるプレイヤーがランダムに放り込まれる。
ごく稀に静かなセッションもあるが、大抵の20人を越える大人数セッションでは理不尽の塊みたいなオンラインの洗礼が次々と起こりうる。
たとえピストル以外の自衛力を何も持ち合わせていない初心者だろうと例外ではない。
+
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オンラインの洗礼一覧 |
- 出会い頭に頭と胸に鉛玉をプレゼントされる
- ビルの屋上からゴルゴ13される
- 爆弾を張り付けた車両で自爆テロされる
- マップから消える特殊スキルで不意討ちされる
- 戦闘機やヘリコプターに爆撃される
※マップから消えるステルス機も存在する
- マップに映らない遠隔車両で轢き肉にされる
- マップに(ryシアーハートアタックモドキのラジコンで爆破される
- マップ(ry小型ドローンで自爆攻撃される
- マ(ryレーザーを乱射するミニ戦車に追い回される
- オスプレイモドキに機関砲や爆弾で空爆される
- 潜水艦の巡航ミサイルで消し飛ばされる
※勿論巡航ミサイルはマップには映らない
- 衛星軌道上のサテライトキャノンで爆殺される
- 空飛ぶ車やバイクのミサイルで車両ごと消し炭にされる
etc.
|
…とまぁBFやCoDが可愛く見える魔境である為、現代兵器に蹂躙される歩兵の気分を味わいたいマゾでも無いなら基本的に封印しよう。
その場のノリと気分で多種多様なテロを起こせるゲーム性ゆえ、プレイヤー同士では戦車ですら呼び出して2分と持たずスクラップにされるレベルなので、行くなら最低限の自衛手段やパッシブモードの使用を忘れずに。
元々は裏ビジネスと言った稼ぎ行為の大半はこの公開セッションでしか出来なかったため、稼ぎをしたいプレイヤーは公開セッションでPKerやチーターに怯える羽目になっていたが、
アップデートによってそれら裏ビジネスのほぼ全ては後述の招待セッションで可能になった。
一応、ビジネスによっては公開セッションの方がより高い報酬を得られるものもあるが、リスクは極めて高い。
■限定セッション
その名の通り入室可能なプレイヤーに制限を設けたセッション。
- セッションを立てた人とフレンド登録をしている人のみが入れる「フレンドセッション」
- 所属しているクルーメンバーのみが入れる「クルーセッション」
- セッション内にいるプレイヤーから招待されて入れる「招待セッション」
…以上の専用セッションが用意されており、気の知れたフレンド同士やソロでのミッション遂行や金儲けに専念出来る。
公開セッションと異なり、頭ヒャッハーな連中に鉛玉や
ミサイルをプレゼントされることもないので、自由にステータスやランク上げが可能。
弱点としてはマッチメイキングの公開や自動招待が機能しないことだが、正直始めたてのプレイヤーが他人のミッションに参加した所で出来ることは基本無く、進んで手伝ってくれるような野良プレイヤーもそうそういないと考えられるため、大人しくこちらの限定セッションで金やランクを稼いだ方がいい。
過去にはソロセッションという区分もあったが、現在は削除されている。
招待セッションに入って誰も呼ばなければ自然とソロになるので、意味がないという判断だろう。
□負け犬セッション
通常とは異なる特殊な隔離セッション。
特定の悪質行為を働くと、警告と共に負け犬ポイントが蓄積していき、一定まで溜まると『D』と書かれた三角帽子を被らされ、自動的にこちらのセッションに隔離される。
なおプレイヤー同士でセッション内で殺り合うだけでは負け犬とは見なされない。(本作においてはプレイヤーキルは合法的な仕様である)
主な負け犬と見なされる行為は_
- 他人の乗り物(通常の車やバイク等)を破壊する ※人が乗っている場合はPK扱いなのでセーフ
- ミッションやジョブ中に勝手に抜ける
- 暴言等で他プレイヤーから通報された回数が蓄積
- 除外投票でセッションから追い出される
etc.
登場人物
主な組織・機関
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... |
L.S.P.D・L.S.S.D
犯罪行為を犯すと付与されるシリーズ恒例の『指名手配度』システムで駆け付けてくる治安維持組織。
前者はロスサントス都市部の管轄で白黒のパトカー、後者はマップ北側のブレイン郡管轄のシェリフチームで白一色のパトカーを扱う。
☆マークの数によってレベルが表示され、数に比例して強力な装備を携えた警察官やヘリコプター、特殊部隊が派遣され、ハリウッド映画顔負けの銃撃戦やカーチェイスが展開される。
GTA5の警察はAIが進化しており、実際のロサンゼルス市警などが行う
車両停止テクニック
を参考にプログラムされており、カーチェイス時には組織的な連携でプレイヤー車をスピンさせて取り囲んできたり、パトカーでラムアタックして的確に進路を塞いできたりと過去作よりも格段に賢くなっている。
これらはオフラインでも同様ではあるが、オンラインでは射撃精度が更に高くなっており、しかもオフラインプレイヤーはランク依存の体力なので素の状態では撃たれ弱く序盤はかなりの強敵。
しかもオフライン本編では☆1のみ『逮捕』の概念があったが、 オンラインではNPC・プレイヤー問わず犯罪=即射殺の図式の元、投降は許されずその場で蜂の巣か逃げ切るかの二択。
何気ない殴り合いですら見掛け次第ピストルとショットガンで躊躇無く射殺する無慈悲ぶりを見せつける。
ロスサントスがどれだけの無法地帯なのかが分かるし、警官もトカゲみてーな奴らばかり。
また、オフラインでは飲酒運転したりパトカーや警察にぶつけたりしなければ盗難車で走っていてもお咎めなしだったが、 オンラインでは盗難車に乗っているのを見られると手配されてしまう。
盗難車は(特殊な車両を除き)ロスサントス・カスタムや乗り物ガレージでトラッカーを外して自家用車に欺瞞する必要がある。
なお追跡されている他プレイヤーをテレビで観察した際、ご丁寧に実況映像風の追跡カメラも用意されている。
一方で犯罪組織やプレイヤーが平然と軍用兵器を扱う中、オンライン初期からパトカーやバン、非武装ヘリ以外にこれといって新しい装備は与えられていない。
武器も基本的にピストルやポンプ式ショットガンだけで頑張っており、こと武装インフレに対して物量で強引に対応している哀れな存在。
ガッチガチの戦車に果敢にパトカーで挑み掛かる警察官の鑑である。殉職率は半端なさそうだ。
ある程度やり込んでくると凶悪な装備を持つ敵NPCが増えるので、警察の方が癒しに感じるかもしれない……
手配されている限り無限に湧いてくるので、セッション内では購入した兵器の手頃なマトとしてボコられる運命にある。
最近になって幹部が裏で麻薬カルテルと結託していたことが発覚し、それを見かねた警官がイチ犯罪者のプレイヤーに委託して潰しに行かせるという、GTA世界の世紀末ぶりを垣間見せている。
N.O.O.S.E(ヌース)
手配レベルが☆3以上からヘリコプターに乗り出動してくる、GTA4にも登場した特殊鎮圧部隊。名称は『首吊りロープ』の意。
相対的に貧弱な警察官と違い、カービンライフルと防弾チョッキを標準装備し、射撃の命中精度も高い強敵。
屋上に逃げようともヘリからラペリングで隊員を降下させつつ後部座席から射撃し、籠城しようとも催涙ガス(とは名ばかりの実質的な毒ガス)も時々投げるなどして戦術と数の暴力で追い詰めて来る。
☆4になるとカーチェイスにも参加し、地上戦を展開する。
なおこちらもオフライン時代と戦力は変わらないので、購入した武装車両の試し撃ちに使われることもしばしば。
U.S.A.F
マップ左上のフォート・ザンクード軍事基地に駐在しているアメリカ正規軍。今作では手配度MAXでも軍事基地周辺以外では出動してこない。
ミッションではたまに軍事基地や演習場から装備や乗り物を盗む機会があるが、軍隊だけあって戦闘力はNOOSEと同等以上に高く、無策で軍事基地で暴れようとすれば数多の歩兵と戦車によるお出迎えで瞬く間に鎮圧される。
例の如く警察以上に汚職が蔓延しており、軍事機密を第三者に売って稼ごうとする将校は序の口、兵器の違法な払い下げで利益を得る輩も居る他、格納庫を民間販売して立ち入り制限を緩め、毎日のように買収されて戦闘機を盗まれる。
L.S.F.D
乗り物やタンクの爆発、放火などで火災が発生すると秒で駆け付けて消火作業に従事する消防隊と、民間NPCが死亡すると検死を行う救急隊の統括機関。
前者はちゃんと消火して帰って行くが、救急隊は救急車両で来て死因や現場の状況を書類に書き留めた後、死体をそのまま放置して帰っていく。
人がゴミのように死んでいく世界かつ、どう見ても蘇生の見込みが無いような状態とはいえ、『せめて遺体は持ち帰れ』とツッコミを入れたくなること請け合いである。
メリーウェザーセキュリティ
南側の港湾を拠点に活動する、所謂『民間軍事会社(PMC)』に類する傭兵会社。GTA5本編にも登場する。
このゲームの性質故に実態はお察しであり、民間人には基本的に横暴だし『金さえ払えばどちら側にも加担して何でもする』のスタンス。
オフラインでは終始一貫して敵キャラとして登場するが、オンラインでは電話すると有料で色々支援してくれる。
具体的には特定の乗り物配達、弾薬投下や爆撃要請、ヘリ支援など。中には他のプレイヤーに無限湧きの傭兵をけしかけるといったものも。
一方で装甲車にヘリから潜水艦まで結構な戦力を保有しているので、強盗などではピンポイントで仕事に必要な兵器をタイミング良く用意しては盗まれるという非常に都合の良い敵役のポジションを担わされており、度々コンテンツのボスとして登場する。
腐っても傭兵なので、武器もボディアーマーも軍隊と遜色無いレベルで揃えており、それなりに手強い時もある。
ちなみに多少メリーウェザー兵を殺害しても電話サービスはしてくれるが、やりすぎるとブラックリスト入りして一定時間サービスを受けられなくなる。
ミッションでメリーウェザー兵を倒しまくるものであっても例外ではない。
モース相互保険
プレイヤーが扱う個人車両が加入している保険会社。
車両や航空機が水没や墜落するなどで破壊された際、数千~数万ドルの保険料を払うことで、代替の新車を手配・配送してくれる。
購入した乗り物は自動的に加入するだけでなく、その辺からパクってきたNPC車両の大半も保険に入れて個人車にすげ替えることが可能。
数百万もする武装車両や航空機が炭化した鉄屑になろうとも、カスタマイズその他をそのままに2万ドル以下のリーズナブルな料金で新品を用意する赤字まっしぐらの慈善経営で支えてくれる有難い存在である。
ペガサス配送
購入した乗り物を保管し、必要に応じて要請することで近場に配送するサービス会社。
一部航空機や武装車両を除き、インターネットで購入したボート、航空機、軍用兵器は基本的に此方で保管される。
但し配達先が妙に遠かったりするので評判は宜しくない。
メイズバンク
銀行会社。全てのプレイヤーの口座を一括管理している。
町中のATMだけでなく、携帯からでも預貯金が可能と至れり尽くせりだが、プレイヤーが犯罪で稼いだ金も放り込める辺り、裏社会の資金洗浄も兼ねている様子。
その豊富な資金源を活かし、オフィスを除いた各種物件の販売も行っている。
ちなみにオフラインでは主人公によって銀行口座が違うが、オンラインではメイズバンクのみ。
また、口座はアカウントで共通管理されているので、二人目のプレイヤーを作った場合は同じ口座で現金の融通が可能となる。
イプシロンプログラム
シリーズで時折顔を覗かせる胡散臭い水色のカルト教団。
非合法のルートから取り揃えた兵器や薬物洗脳で信者を増やす等、大方通りの小汚い活動をしている。
町中や店でたまに聞こえる「キフロム!」はこの教団特有の挨拶。
プレイヤー側からは非常に稀にミッションで敵対する程度の認識だが、オンラインで使える『パッシブモード』を扱えたり、死亡を無かったことにする能力(リスポーン)もこのカルト教団の加護によるもの…という設定。
他プレイヤーに初めて殺された時に流れる宗教みたいなムービーの正体がコイツらである。
なおオンラインのインターネットでホームページにアクセスすると「救い難き者」としてアクセス拒否を喰らう。
IAA・FIB
二種類のロスサントス諜報機関。
コイツらもGTAの例に漏れず、裏でグレーな胡散臭い工作を行い、政府からの追加予算の取り合いで対立中。ビルも隣同士。
FIBはGTA5のメインストーリーでは一応は協力関係、オンラインではたまに敵として回る程度。
本編で大々的に関わった為か、オンラインでは非常に影が薄く、敵として出てきても大抵は警察官に混じって気づく間も無く纏めて殲滅されがち。
IAAはプレイヤー側にエージェントを送る形で工作要員としてコキ使ったり、組織にとって都合が良い人物を脱獄させたり研究所を襲わせて有益な情報を集めつつ、地下で銃器を作らせて他国に売り付け、アメリカとの紛争を煽る=IAAの仕事を増やして予算を確保するマッチポンプを行うド畜生ぶりを見せる。
ドゥームズ・デイ強盗ではプレイヤーと協力し、結果的にだが世界滅亡の危機を回避しているのでトントン…かもしれない。
ロストMC
前作のGTAⅣのDLCで登場した、ワシのエンブレムをあしらった黒いジャケットが特徴のバイカーギャング。
リバティーシティで派手に名を轟かせていたが、内部抗争を経てロスサントスに流れ着いたものの、勢力争いで疲弊しており、本編ではリーダーがヤク中の主人公にアッサリ始末され、オンラインでも事あるごとに構成員を殲滅されたり拠点を吹っ飛ばされたりと、前作と比べて何かと扱いが酷い。
ミッションでは専用バンの他、唯一バイクを使って高い機動力でカーチェイスしてくるが、運転手にピストル一発でも当てるとすぐ転ぶので大して強くない。
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乗り物
アップデートの度に乗り物の追加を繰り返して来たため、何を目指してるのかとツッコミを入れたいレベルで、下手なレース・車ゲーよりも種類が多い。異常に。
プレイヤーが買える車両かつ4輪車両だけで400台を越えており、ガレージ所有出来ないものや、バイク系、戦闘系の特殊な車両を含めると軽く500台以上。
ラインナップは最新型からレトロ系のマニアックなアメリカ車を網羅。
地上車両だけでもこれ程の量だが、シリーズで久しぶりに登場した飛行機を含めたヘリコプターその他航空機も車ほどでは無いが種類が豊富。
ジェット戦闘機は勿論、世界大戦や冷戦時代の機体がモデルのマニアな航空機、果ては爆撃機すら取り扱っており、ランボーにも出てそうな戦闘ヘリやステルスヘリ、ステルス戦闘機など何でもござれ。
そんなミサイルや爆弾を搭載出来る物騒な軍用兵器が、この世界では金さえあれば通販サイトを通じて民間人であるプレイヤーにアッサリと提供される点も、ロスサントスのフリーダムぶりに拍車を掛けている。
ちなみに軍用兵器の大半はGTAらしく軍隊からの横流し品。
アップデートによってレールキャノンを搭載する近代的な戦車や、機銃を上乗せした装甲車両、魚雷搭載の水陸両用車すら販売し、果てはオスプレイや原子力潜水艦はおろか、パトカーすらも個人で買えるようになった。
またそういう兵器だけでなく、デロリアンやマッハ号、バットモービルをモデルにしたギミック満載の乗り物や、マッドマックスもかくやな錆と鉄板にまみれた武装車両、車を跳ね飛ばすことのみに特化したイカれ改造バギー、F1レースカー、爆弾を積んだラジコン、遠隔ミニ戦車、ジェットエンジンで空を飛ぶバイクなど、倫理観を遥か彼方へ蹴り飛ばしたようなフリーダムな乗り物も多々有る。
なおSFじみた乗り物は近年のアップデートでは減少している。ストーリー上で怪しい宇宙人の存在が示唆されており、そちら由来の技術なのかも。
勿論一般の自家用機やヘリコプターも多数扱っており、ボートや水上バイクといった普及品も利用出来る。
それらの乗り物の皮肉たっぷりのフレーバーテキストを眺めるのも一興。
あまりに種類が増えすぎたためか一部の車両はアップデートで購入ができなくなっている。特定の手段で入手できるようにはなっているが運が絡む。
乗り物の殆どがパーツやカラーの改造が可能、軍用機には迷彩やボディペイントも施せるので、単純に乗り物が好きというユーザーにも十分に応えてくれる。
無論それなりの金は必要だが。
実用性を考えると必要な車両はそこまで多くないが、オフラインと違い購入したりロスサントス・カスタムで保険を付けた乗り物は基本的に爆散させても(元の価格から見れば)格安で新品が取り戻せる。
なので趣味で車を乗り回すのも悪くはない。
不動産
オンライン開始時のリスポーン地点となる隠れ家。
高層マンションの一室に住むなり、崖上の
プール付き高床式アパートで過ごしたり、都会から離れたクソ田舎に別荘を構えたりと多種多様。
単純な家なら複数保有可能で、ベッドで寝たり
シャワー浴びて酒を飲む程度のロールプレイは可能。
高級タイプなら強盗ミッションの拠点として機能する。
勿論10年も続くオンラインがそんな単純なモノだけである筈もなく、車両保管に特化したガレージを始め、店舗として運営し、利潤を生み出す不労所得を有した物件、銃器や薬物を製造して売却する製造業的な物件も存在する。
1日(48分)の合法的な利益を生む物件を一式を揃えて定期的に管理し、売上が一杯になったら回収して回るだけで50万ドル以上入るアメリカンドリーム的な要素も存在する。
そういう合法的なシノギ以外にも、単純なリッチ要素としての大型クルーザーや、世界を滅亡から救うサイバーミッションを受注したり、衛星砲も敷設可能な地下施設、軍事基地から買い取れる航空機の格納庫と、かなりやりたい放題できる。
ちなみに拡張強化版で始めるとデル・ペロのガレージ付高級アパートが無料でプレゼントされる(シャバへの復帰祝いらしい)他、キャリア選択で4つのビジネスから1つを選ぶ都合上不動産を必ず1件用意してスタートすることになる。
過去のオンラインではそのようなものはなく、寝床は自力で買う必要があった(なので開始直後はスポーン地点を固定できなかった)
主な物件
+
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最も基本的な物件。安値・普通・高級の3つの種類に分かれており、当然ながら値の張る物件程内装が豪華になり、ガレージも収納台数が多いものになっていく。中にはガレージのみの販売となっている物件も。
これに限らないが不動産物件は自分が許可したプレイヤーしか入れないので、ゲームログイン時など公開セッションに放り込まれてもここをスタート地点に設定しておけば絶対に安全。
また、オフラインの追加ガレージ同様、警察に追われた時に逃げ込むと手配度こそ消せないが襲われることはない。
また高級物件は上述の様に強盗ミッションの為の計画拠点としての機能を持つ。
拡張強化版では前述の通りこの機能がついたアパートがもらえるので、特に投資せずとも強盗ミッションが行える。
ログインした際の安全なスポーン先を確保するという点からも、まずはねぐらの確保を目指して稼ぐのが良いだろう。
都心の一等地に建つビル内のオフィスを購入し、そこから極秘貨物と車両取引という2つのビジネスを行う事が出来る。
極秘貨物は所謂規制品、密輸品の類であり、それを保管する為の大中小様々なサイズの倉庫を購入してそこへプレイヤーが自ら貨物を入手し運び込むか、または配置されるスタッフに頼んで集めてもらう事で溜め込まれる。
溜めれば溜める程売却時の値段も上がっていき、特に一番サイズの大きな倉庫を満杯にしてからの売却は密輸ビジネスをメインにしているプレイヤーにとって大きな利益を上げられるお楽しみの時間。
しかも倉庫は複数所有が可能なので、理論上総合的な売り上げは全密輸ビジネスでぶっちぎりの最高額を叩き出せる。
全てを売り払えた時の満足感は筆舌に尽くしがたいが、溜め込んだ量が一定数を超えると低確率で倉庫への襲撃が起きるのでそれへの対処が必要。
またサイドビジネスとして倉庫スタッフらが独自に収集していた細々とした物品を詰めた箱を積載車で港まで運び、輸出する事でちょっとした稼ぎを得る事も出来る。
もう一方の車両取引は金になりそうな高級車の情報を元に現地へ向かって盗み出し、専用の保管ガレージに収め、そこでトラッカー等の防犯装置の除去やナンバープレートの変更等、痕跡を消した上で注文先へ届けるというもの。
貨物と比べれば手軽ではあるが、その分収益も低くその割に難度が結構高い。かつては大量投資を行った上での裏ビジネスの筆頭稼ぎだったが、アップデートで完全に陳腐化。
どちらかと言えば保管ガレージの地下に設けられる様々な特殊車両の為の専用ガレージという面が強く、現状は趣味の域。
前述の通り「キャリア選択」でゲーム開始時から選べるビジネス物件の1つ。
ただし極秘貨物はまとまった収益を得るまでにかなり時間が掛かるので、それまではサイドビジネスの物品類輸出で稼ぐことになる。
都心の片隅か、或いは田舎の僻地にクラブハウスを構え、自分のモーターサイクルクラブ(MC)の拠点として様々な合法・違法ビジネスを展開していく。
持ち込まれたバイクの修理や、クラブハウスの経営による収益で地道に稼ぐ事も出来るが、MCに舞い込む様々な裏仕事や更に「バイカービジネス」という、あちこちに密造所を設立し、そこで作らせた品を売り払って稼ぐ事も出来る。
但しクラブハウス及びMC関連のコンテンツは基本的に人数を集めて挑むのが前提のバランスである為、ソロでもやれなくは無いがなるべく無駄を省いた行動が求められるとやや敷居は高め。
極秘貨物同様、在庫を溜め込んでから売れば収益は大きくなるが、警察のガサ入れ等の襲撃も起きやすくなる。
あまりに収益と手間が釣り合っていなかったからか収益は上方修正され、大ハズレの売却パターンが削除される、1日1回3ヶ所でヤクを捌ける「路上売人」が出現するなどのテコ入れはされているが、それでもメインに据えられるほどではない。後述のナイトクラブでの裏稼業をするために格安の拠点を幾つか買う程度。
前述の通り「キャリア選択」でゲーム開始時から選べるビジネス物件だが、優秀なサイドビジネスもないのでメリットが薄い。
冷戦時代に建造された地下シェルター基地というぶっ飛んだ経歴を持つ物件を買い取り、そこで銃火器を密造し売り捌くというビジネスが行える。
こちらも在庫が溜まってくると襲撃が起こる。
ビジネス以外にも様々な武器・武装車両のアップグレードの研究開発や、密造の過程で出来てしまった余剰パーツを合法的にガンショップへ卸しに行ってコツコツ稼ぐ等、所有する恩恵は大きい。
前述の通り「キャリア選択」でゲーム開始時から選べるビジネス物件。何かと恩恵が多く、迷ったらこれかナイトクラブを選ぶとよい。
空港や軍基地の格納庫を購入してそこへウェブサイトで買った自前の航空機を保管したり、貨物を溜め込み売り払うビジネスが可能。
貨物は種類によって溜め込んだ際の売却額にボーナスが掛かるが、異なる種類の物を一緒に売ろうとするとボーナスが無くなり底値で売り払うしか無くなるので、基本的には一種類のみを集中的に集めることになる。
軍基地の格納庫は、購入する事で敷地内への入場がフリーになったり上空の飛行制限が緩和されたりという恩恵があるので、どうせ買うならそっちがお勧め。
かつては調達や販売額といった点で極秘貨物の劣化版でしか無かったが、現在は売却額の大幅値上げや陸路での調達・売却ルート追加などによりその点は若干解消され、実装された頃と比べれば格段に利益を出しやすくなった。
実在の大物DJを起用した本物の楽曲を大音響で流しながら酒とダンスで盛り上がる風俗店。
1日(48分)ごとに最大5万ドルの売上を稼ぐ中、多額の資金で設備を揃えて地下でキナ臭い品を集めて売る二重運営。
シンプルに娯楽要素としても機能し、4組のDJによる楽曲を楽しめる。
元々は1日辺りの売り上げが低く裏ビジネスがメインだったが、現在は人気度さえ高くしておけば(定期的に起こるVIP客の送迎や迷惑客の追い出しなど手軽な手段で維持可能)無条件で1日5万ドル得られる手軽さが魅力となった。
裏ビジネスの方も、対応する製造拠点を買う必要はあるが買って操業さえしておけば材料が無くてもじわじわと在庫が溜まり、売却の難度も低め。
「キャリア選択」でゲーム開始時から選べるビジネス物件の中ではオススメ度が高いが、チュートリアルが滅茶苦茶長く&面倒くさくなるのだけが欠点。
街の南にあるアリーナのガレージを購入する事でどう見ても「デス・レース」や「マッドマックス」に強くインスパイアを受けているとしか言えない、仰々しい改造武装車両らに乗って行う危険極まりないエンターテインメントに参加可能になる。
内容もシンプルな周回レース(但し相手プレイヤーへの攻撃可)からロケットリーグ大中小様々な爆弾を相手側のゴールへ送り込む、フラッグの奪い合い等様々。
例え倒されても特別席から自爆ドローンや無線誘導式ミサイル、会場内に設置されたタレットやトラップを操作して生き残ったプレイヤーを狙ったりできるチャンスが与えられる事もある為、数が減ったからといって油断は出来ない。
所謂ゲームセンター。店の中をゲーム台で埋めて日々5000ドルの売上を得る他、地下では物騒なカジノ強盗を計画できる。
設置する筐体は値が張るものの、内容はレトロながら凝っているものが多く、実際に遊べるので暇潰しに適している。
車の修理、改造を担い、それを届けて収入を得るお店。
自前の車両改造ガレージとしても機能し、一部ペイント改造等が無料になる。
こちらも小規模だが強盗ミッションの拠点になる。
高層ビルの一角にオフィスを構える『金持ちにしか分からない問題』専門の会社物件。
後ろめたい事情を抱えたクライアントの依頼を解決する他、公衆電話からの指示で依頼者にとって都合の悪い人物を"説得"して報酬を貰える。
手間の掛かる条件付きだが不労所得も有りで、ガレージでは特定の乗り物に耐爆アーマーやミサイルジャマー、遠隔リモート機能と言ったハイテクな改造を施せる。
余談だがこのオフィスではGTA5の主人公の1人が再登場する。前述の通りオンラインではオフラインよりも年月が経過していることを明確に示すものとなっておりファン必見。
成り行きで集まったハイな不法者集団かつプレイヤーが唯一危害を加えない組織である『フーリガン』が拠点として改造した廃倉庫で、リーダーのダックスの最初の仕事をクリアすると所有物件として解除される。
『ペーパー』と呼ばれるドラッグを売り捌くビジネスの拠点になる他、無料で専門武器ショップが解禁され、資金さえあれば強力な銃器を早期に入手出来る。
ビジネス拠点を作る過程のミッションで、初回限定だがかなりの金が手に入るのも魅力。ミッション難度自体もそこまで高いわけではなく、銃撃戦に慣れれば低ランクでも突破は可能だろう。
2023年末に追加された新しいビジネス施設。
レッカー事業で中古車を回収して売却…というのが表向き。
裏ではGTAらしく数種類の強盗ミッションで各所を襲撃し、車輌を奪って売却する事業を行う。
肝心のレッカー事業も名ばかりで、実態はレッカー車で赤の他人の車を修理輸送に見せ掛けて無断でパクり、そのままガレージで勝手にバラして売り飛ばすという如何にもGTAらしい稼業。
当然ながらすんなりいく方が少なく、大抵は車の持ち主が怒って徒歩で追いかけて来ようとしたり警察に通報されたりするので、上手く切り抜けながらヤードに運び込まねばならない。
無事解体されれば3万程度の収入になり、仕事をこなせば定期収入もある。
2024年の半ばに追加されたビジネス施設。購入する事で「保釈執行業」という事業を始められる。
保釈執行業とはアメリカ等の海外に実在する職業で、逮捕された被疑者が経済的理由により保釈金を支払えない場合に、それを代わりに支払う代行業者からの依頼を受けて被疑者の身柄の確保を行う、現代の賞金稼ぎとでも言うべき仕事。
代行された保釈金は被疑者が素直に裁判に出頭すれば代行業者に全額返金されるのだが、当然ながらそんな殊勝な人間ばかりではないので、その場合は上述のように執行業の出番という訳である。
購入後はオフィスのPCから定期的にリストアップされる逃走中の賞金首を選び、指定ポイントに向かって確保する。
ターゲットの賞金首らは仲間らと共にポイント周辺に潜んでいたり、銀行強盗を働いていたり、万全に警備された屋敷に閉じ籠もっていたりと様々。
それらの問題を片付けながらターゲットを確保または始末し、確保した場合はそのまま保釈局の牢屋へ、始末した場合はダウンタウンの検死局へと連れていく。
また1日1度更新される、その他の賞金首の3倍以上の賞金が掛けられた「重罪賞金首」という特別なターゲットもあり、これが保安局ビジネスのメイン収入となる。
注意点としては通常の賞金首だろうと重罪賞金首だろうと、確保でなく始末を選んだ場合は得られる報酬が10分の1にまで減額されてしまうので、基本は確保一択。
ただ賞金首は護送中だろうと罵詈雑言を喚き散らかすので、たまに腹いせに殺すプレイヤーが居るとか居ないとか
他にもNPCエージェントを雇ってプレイヤーが行えるものとは別の執行業を行わせ、定期収入を得るという事も出来る。
ストーリーモードでの主人公チームの隠れ蓑にされてとっくの昔にレスターが全焼させた筈だった町外れの縫製工場を買い取り、元FIB捜査官の指示で極秘ミッションを受注出来る。
航空兵器を所有していれば簡単に遂行できる調達ミッション数個とフィナーレで構成され、屋外でも携帯から受注可能な利便性がウリ。
地下は簡易ワープ通路となり、幾つかは出入先がアレだが各所に素早く移動できる。
片田舎の格納庫付き飛行場を買い取り、そこから空陸双方で小規模な武器の密輸ビジネスを行ってこじんまりとした稼ぎから自分達の縄張りに手を出し始めた国際的な武器・兵器産業を相手に大暴れしてツケを払わせるという、最早お馴染みの流れと化したミッションを行えるようになる。
それらの仕事より上述の格納庫関連の機能拡張がメイン。所有する事でオンライン時のスポーン地点として指定可能なのは勿論、格納庫の保管庫枠が増える等の恩恵があるので、航空機好きなプレイヤーは持っていて損はない。片田舎の飛行場という浪漫ある響きに惹かれるのも良いだろう。
資金洗浄ビジネスの拠点となるビジネス物件。
これまでの保有してきたビジネス物件に比例して増える不労所得や各種ミッションで構成される。
一通り戦力を揃えていれば稼ぎ効率は悪くないものの、特殊なゲージをリセットする管理作業を要する。
公営の改造ガレージ施設。マップの至る所に店を構えており、近づくとシャッターが開いて入れるようになる。
弄れる箇所はかなり細かいので、個人の趣向を存分に発揮出来る。
外でパクってきた車両も大衆車であればトラッカーを外して個人車両にしたり、売却して小銭にしたり出来る。
都心のカスタムショップでは度々不特定多数のプレイヤーが集会を開いている。
ちなみにオフラインでは高級車でも大してカスタム費は高くない傾向にあったが、オンラインではとんでもない高額になっていたり、そもそもランクが低いorレース勝利数が少ないと解禁されないカスタム項目もある。
所謂「武器屋」に相当する施設で、序盤からお世話になる。
基本のARや手榴弾にRPG等の一通りの武器がさも当然のように陳列されている。
オフラインではストーリー進行で購入できる武器が増えるが、オンラインでは原則ランク依存。
アップデートで追加された武器はランク関係なしで買えるので重宝する。とりあえずマシンピストルと特殊カービン、余裕があればコンパクト・グレネードランチャーを買っておけば大体の状態には対応できるだろう。
こことは別に移動式のバンによる不定期販売も何処かで開かれており、運が良ければ適正ランク外の武器やレールガンも手に入る。
ちなみにリアル米国ではセミオートのARやSMGに拳銃くらいしか売れないが、対物ライフルなら手に入る。
都心やや右上で営業しているカジノ。
中ではログインボーナスに当たるルーレットや、所持金をチップに変換してスロットやポーカー等のギャンブルに興じる公営店。
横ではDJブースも開かれ、ナイトクラブでも見れない実在DJ達の楽曲を視聴可能。
プレイヤーはカジノ本体を買収は出来ないが、内部の宿泊施設であるペントハウスを購入し、優雅な内装を眺めたりパーティーを開いてリッチ気分に浸ることが出来る。もちろん、スロットやポーカーにブラックジャック、ルーレットと言った定番のカジノゲームやラウンジ形式の競馬馬券場まで併設されている。
娯楽施設であると同時に、地下には大規模な金庫も併設されており、金塊や絵画にダイヤといった金品が保管されている。故に強盗の舞台として荒らされる。
ちなみに実装から今まで外の競馬場は一度も使われておらず、専らランドレースか航空機の滑走路代わり。
車好きのヒッピーが自慢の車を見せ合ったり違法改造に精を出す非合法施設。
他人やNPCの車種やカスタマイズをモデルにしたりサーキットを流して交流する場所で、元々オンラインでもカーミーティングと称してカスタム店前に集う習慣がプレイヤー間で流行っていた為、公式が会場を用意した形。
KYなPK厨に絡まれず安全に集まれるが、NPCがスペースの半分近くを散り散りに占めているのと、中が薄暗いのがやや不評。なので結局ロスカス前に集まる。
上述のカジノの近所にある今作唯一のタクシー会社。
そこに行って登録を済ませた後、貸与されるタクシーか自前で使用可能なタクシーを使って送迎の仕事を行える。オンラインでは数少ない合法の金稼ぎ。
内容は過去作のタクシーミッションとほぼ同様、あまりぶつけたりして客を怖がらせないようにしながらなるべく早く目的地に送るだけ。早く着けば着く程にチップにも色を付けてもらえる。
なおオンライン初期には送迎ミッションは存在せず、稼働から10年近く経ってようやく追加された。なので得られる報酬は現実よりも遥かに高い(基本料金の時点で250ドルである)。
ロスサントスの各地にあるピザ屋。そこへ向かう事で配達用のスクーターを使ったバイトをさせてもらえる。
配達すべきピザには「熱さ」というステータスがあり、時間経過で減少していく中で出来るだけ熱い内に注文先に配達して回るのが一応の目標となる。
こちらも後発コンテンツのため、ピザ1個につき2000ドル、アツアツのまま配達できれば更に250~500ドル、全てアツアツで運べれば1万ドルのボーナスという現実ではありえない高報酬。
まぁ公開セッションだと銃やミサイルが飛び交う戦場と化したロスサントスで超遅いスクーターを使い配達するリスクの高いお仕事なわけだが……
勿論招待セッションでもでき、その場合は単にピザを届けるだけ。配達が完了するかミッションを中止すると5分間その店舗では配達が出来ないが、他のお店に行けばすぐ配達できる。
なので合法ロールプレイしたいだけでなく暇な時の稼ぎ手段として中々侮れなかったりはする。
配達用バイクのスピードがアレだが。
新たに追加された配達アルバイト。医薬品を各所の病院等に届けて回る。
報酬はピザ配達と変わらないが、比較的マトモな性能の社用車を貸与されるので、衝突に注意しながら突っ走れば時間効率は中々。
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その他
物件や乗り物に隠れがちだが、武器もその辺の
FPSもかくやなレベルで豊富。
一部武器は一定ランク到達で解除されるが、店舗以外にマップのどこかに銃器を密売する銃器バンではランク無制限で週代わりで武器を購入できる。
アサルトライフルやLMG・ショットガンだけでなく、ハンドガン・スナイパー・SMG、グレネードランチャー、お馴染みのRPGやホーミングランチャー、ターミネーターが扱うレベルの携行ミニガンやら
レールガンと、リアル銃社会のアメリカでもアウトな軍用兵器も漏れなく取り揃えている。
オフラインでもそうだが、それらの大量の武器を数十万発分の弾薬含めて四次元ポケットの如く体内に保管し、瞬時に取り出せる。
どこぞの武器商人も真っ青である。
少ないながらもアップデートで追加されることもあり、レーザーガンや
マスケット銃、リボルバー、シカゴタイプライター、M16カービンといったマニア向けから実用品まで有る。
また、一部の物件・車両に付属する「武器ワークショップ」を買うと、特定の武器をMK2武器へとアップグレードできる。
基本性能が若干上昇する他、通常では出来ないカスタマイズが可能でありお金を積めば炸裂弾や徹甲弾のような特殊弾薬まで使える。
PS4版以降は一人称視点が追加されており、擬似的なFPSゲーとしてもプレイ可能。
また、オフラインと違い「アーマー」と「スナック」を複数個所持することができる。
アーマーは疑似的な体力として機能し、撃たれるとすぐになくなってしまうのはオフラインと一緒だが、複数個所持できることを活かしアーマーが無くなったら再度着込みなおす事ができるのが最大の特徴。
スナックはコンビニなどで買えるライフ回復要素だが、買ってその場ですぐに消費してしまうオフラインと違い、オンラインでは任意のタイミングで使える回復薬になる。
どちらもアップデートで、武器選択画面から直接使えるようになったので適切に使えば生存性が格段に向上するだろう。
武器以外にもキャラクターの個性を醸すコスチュームやアクセサリーやヘアスタイル、ヘルメットやマスクも豊富で、気取った金持ちから寂れたギャング、整備兵やマフィアなど好き放題に弄れる。
その気になればサイコキラーなピエロやパンイチに顔文字マスクのようなマジキチスタイルや、某配管工兄弟みたいなコスプレも可能。
理髪店やタトゥーショップ、服屋も併せて自分好みのキャラに仕立てあげよう。
他にもこの手のゲームでは珍しく本格的なカジノも遊べる。
少々ルールの知識と元手は要するが、運が良ければチップを数十倍に増やして換金して大儲け…なんて事も。
また、ミッション以外にも車両レースやマシンデスマッチ、お金稼ぎの強盗ミッション等、稼げれば徐々にやりたいことを増やせるスルメゲーとしての側面もある。
他にもオンラインの機能を用いて
自作のレースやサバイバルミッションなども作成、公開が可能。
戦闘機同士の
ドッグファイト、戦車戦、スタントアクションなど、仕様を理解すれば基本何でも作れる。
…等々ミッションでの単純な撃ち合いや稼ぎに飽きてもプレイヤーを飽きさせないコンテンツが豊富。
町中で航空機や
バイクでスタントアクションに興じるのも良し、戦車やヘリコプターで暴れるも良し。
マシンデスマッチや敵対モードでPvPに興じるも良し。
何でもアリならではと言える。
強盗ミッション
稼ぎ・マルチプレイ両面での主要な稼ぎコンテンツ。
チマチマと小銭を稼ぐよりも、一気に稼ぎたい場合にお世話になる。
難易度はその辺のミッションより高い上、残機数が連帯責任制でハードルが高い。
ランクを上げて武器を揃え、飛行機の操作や銃撃戦、パラシュートなど基本的な操作を覚えてから参加しよう。
基本的には複数人の参加が必須だが、1つだけ最初から最後までソロで出来る強盗ミッションがある。
種類
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強盗(旧強盗、オリジナル強盗)
PS3時代に追加されたコンテンツ。
各種製造業が追加されるよりも前から存在する、かなり年季の入った古参強盗ミッション。
小型銀行⇒刑務所⇒研究所⇒薬物⇒大型銀行の順で一連のミッションが存在する。
準備ミッションを複数個クリアし、フィナーレで本丸を襲撃して稼ぐのが大まかな流れ。
最初の銀行強盗のみ二人、それ以外は計4人の人材が必要。
少なくない人手が必要かつ古いコンテンツ故、アップデートで報酬がアップされたが、現在の環境では稼ぎ面では見劣りする。
難度も高めに設定されており、低ランクでは歯が立たない可能性も。
しかし空母を襲ってドッグファイトしたり、刑務所内でドンパチしたりとミッションのクオリティ自体は最近の追加コンテンツ以上であるため、未だにクランが居るなどそこそこ人口が多め。
ドゥームズ・デイ
アップデートで追加された施設から開始するサイバーミッション。3幕構成。
二人でも遂行可能だが、『準備ミッションの為』の機材を集める『調達ミッション』が存在するなど手間が多く、敵も手強いなど全体的に難易度が高い。
こちらは報酬よりも一連のストーリーを楽しむ為のコンテンツとして落ち着いているが、実は稼ぎとしても悪くない。
単純なドンパチに飽きた歯応えを求める上級者向け。
ダイヤモンド・カジノ強盗
都市部の右上部に構えるダイヤモンド・カジノを襲撃する強盗ミッション。
こちらも準備(調達)ミッションが複数存在し非常に手間がかかるが、フィナーレ以外はソロでも進められる。
フィナーレは最低二人で遂行することになり、緊密な計画と連携が必要。
報酬額については上手く遂行できる前提だが2025年時点でも最高クラスの稼ぎになっており、回転効率も含めると後述のカヨ・ペリコ強盗よりも若干勝る。
ただしそれには各種ミッションを円滑に進め、高難度のフィナーレを満額で一発クリアできるという前提があるので、フレンド同士など少人数マルチプレイに重点が置かれた玄人向けコンテンツと言える。
カヨ・ペリコ強盗
完全ソロでの遂行が可能な強盗ミッション。現在の稼ぎコンテンツの筆頭として君臨している。
原子力潜水艦を拠点に、麻薬王が支配するカリブの島『カヨ・ペリコ』で自由に攻略ルートを構築して各所から金品を強奪して脱出する。
フィナーレではドンパチしようとすると無限湧きかつ強力な装備を持つ警備兵に対し弾数の少ない限定された装備で挑むという無理ゲーを強いられるが、最初から最後までステルス進行が可能な設計になっている。
このためやろうと思えば数名を殴り倒すだけで悠々と大金を盗むことができる。
白粉やハッパなど、メインターゲット以外のブツを盗む場合はステルスの難度が上がるが場所や配置次第。
高額なメインターゲットが配置された場合は極端な話それらを無視してメインだけ掻っ攫って逃げても十分な収益が見込める。
事前に完全ステルス進行(そもそも武器が使えず殴ることもできない。警備員に見つかったら初期位置に戻される)の偵察ミッションをこなさねばならず、
調達ミッションは乗り物1、武器1、器材3つの最低5つをクリアしないといけないが、こちらもステルス進行可能なミッションが多く、
仮にドンパチになってもそこまで難度が高くはない上に全てフリーセッションのミッションなので殺されながら敵を片付けるゾンビプレイでも突破はできる。
様々な弱体化がされた現在でも1回の強盗で100万ドル前後を稼げるのが魅力で、他人の分け前やミスに気を使う心配もなく、全てホストプレイヤーの裁量に委ねられる。
勿論マルチプレイも可能で、その場合はソロでは盗めない「金塊」を奪うなどできれば分け前ありきでも同額以上の収入が見込める。
独特なステルスプレイに慣れれば楽勝極まる難易度と、クリア後10分経過で再受注出来ていた効率性により実装時点で他の全ての稼ぎコンテンツをゴミにした。
2年近くも放置されていたが、その後のアプデでクリア後のクールタイムが大幅に増え、報酬が大きく減るなどしたが、
それでも慣れれば1時間ほどで偵察~フィナーレを回せて実益100万前後は安定して見込めるので、現環境における最高の稼ぎコンテンツであることに変わりはない。
クールタイムでは他のミッションや稼ぎをしたり暇を潰したりというのが定石になっている。
またこの特性上、最低限の乗り物操作と銃撃戦が出来れば低ランクのプレイヤーでも回すことができるので、初心者が目指すべき金策としてもあげられる。
拡張強化版では100万ドル近い現金を持ってスタートできるので、原子力潜水艦に必要な残り120万ドルをどう調達するかは工夫が求められるが。
オートショップ強盗
ガレージ物件のオートショップで受注出来る小規模な強盗。
稼ぎとしては18万ドル前後と小規模だが、単独でプレイ可能で数十分で終わるので時間潰しに向いている。
中でも『連邦保管庫ミッション』は報酬が美味しく、受注キャンセルで出てくるまでリセマラ出来る。
またカーミーティングの衣装ショップの限定品や「トラック」というカテゴリーのホイールを解禁していく為に必要な「人気度」も上げられるので、寧ろ金よりは人気度レベリングの手段としてがメイン。
サルベージヤード強盗
サルベージヤードから開始出来る小規模強盗。
高値で売れる車の情報を元に準備から始まってターゲットの高級車を盗み出し、ヤードに持ち帰って保管した後で港まで運び依頼主に届けて大きく稼ぐか、ヤードで解体し手早いが儲けの少ない稼ぎとするかを選ぶ。
盗み出した車はたまにプレイヤーが相場より少し安めの価格で丸々買い取れる事も。
オートショップ強盗と並ぶ手軽さだが盗める車は週一でしかリスト更新されないのがネックなので、その週のリストを消化したら次週まで待たねばならず、基本はサブの稼ぎである。
クラッキンベル襲撃
LSPDのある人物からフライドチキンチェーン店「クラッキンベル」がサンアンドレアス州の田舎町に所有している工場が実はLSPDの上層部と結託した薬物カルテルの販売拠点となっているので、
これを襲って保管されているブツを強奪し、組織と腐敗した上層部に大打撃を与えつつ奪ったブツを金に変えて稼ぐ、という中々にぶっ飛んだ背景を持つ強盗ミッション。
強盗ミッションに近い形式ではあるが厳密には強盗ではないので、計画拠点とする為の物件の購入が不要ですぐに開始出来る。
出てくる敵は中々強く、貧弱な車両を奪って逃げるミッションやステルス進行があるミッションなどややクセもあるが、
戦闘についてはその多くが屋外の戦闘かつ防御力も高くはないので、クルマ(装甲)とマシンピストルがあればほぼ問題なく突破できる。
ステルスミッションは失敗してもフィナーレが「攻撃的」に変化するだけであり、途中で奪う装備にはHPを大幅に増やすアーマーが含まれるので、攻撃的アプローチでもごり押し強行突破が可能。
最低限の運転・ドライブバイと銃撃戦が出来ればクリアは難しくなく、初回クリア時には75万$、2回目以降も50万$手に入るので周回稼ぎにも使える(ただし約1時間のクールタイムはある)。
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賛否両論
マネーインフレ
アップデートの度に稼ぎ手段やコンテンツが増える一方、物価も格段に上がっており、物件も航空機もさほど無く、現在は型落ちの初代強盗ミッションが一番の稼ぎだった頃は初期の乗り物は数万、多くても数十万ドル程度だった。
それが現在では高級そうな見た目のスポーツカーだけでなく、ついでに追加されたような乗り物すら100~200万は優に越え、各物件も100万は下らない。
まぁリアルでもそれくらいする車もあるにはあるし、航空機なら分からなくもないが…
2023年の価格改定により、400万や800万に跳ね上がった車両まである。
実装から数年経った後での今更過ぎる改定だったことにより『新規への課金を促す為の露骨アピール』という噂すらも。
一応それ相応に稼げるミッションや、上記のビジネス物件の運営で相応に資金繰りは可能なものの、それらを揃える為にまず数百万の元金が必要なワケで。
ゲーム序盤では大金な数万ドルもこの世界ではケツを拭く紙にもなりゃしない。
ただ、序盤である程度の資金と乗り物などを持ったまま開始可能なソフトエディションや、拡張強化版には開始時に好きな物件と乗り物、武器を購入してから始められるブースター機能もあり、
元手無しで一回50万ドルを稼ぎ出す周回コンテンツやら慣れれば1時間で100万ドル稼げるものも追加されているので、初期よりはかなりマシな環境にはなっている。
また、クルマ(装甲)など、初期から存在していて値段もそこまで滅茶苦茶高くはない乗り物が未だに一線級の戦力として使えたりする。
リアル課金なしでも比較的短期間で実用ラインに持っていく術も編み出されているので、攻略サイトも参考にしてみよう。
無法地帯
上記の諸々の記述の通り、昨今でも類を見ない非常に何でもアリを地で行く環境であるため、公開セッションにおいては大抵どこかで銃撃戦やロケットランチャーによる爆撃合戦が行われており、高速で空を飛びミサイルをプレゼント出来る"黒いサンタクロース"ことオプレッサーMk2や戦闘機による無差別爆撃も日常風景。
PK(プレイヤーキル)自体は特に違反行為では無い為、他人の駐車車両をぶっ壊したり暴言やチートさえ行わなければシステム上は基本お咎めナシ。
モラル的にはアレなので度が過ぎるとネットに晒されるが。
プレイヤーに対しては無敵になれる『パッシブモード』と呼ばれる機能や、ミサイルの直撃に耐えたりロックオンを封じるジャマー車両といった自衛手段も申し訳程度にある。
ただし相応に金が掛かる。
最近は海岸から長射程のトマホーク巡航ミサイルで爆撃可能な潜水艦、衛星軌道上から一方的に撃ち込めるサテライトキャノン、マップ(レーダー)に映らないステルス機能を備えたヘリコプター、戦闘機、自爆ラジコンやドローンに小型戦車etc.ありとあらゆる不意打ち上等な近代兵器が闊歩している。
ぶっちゃけどっかのFPSよりよっぽど現代戦してる
そんな環境下で類は友を呼ぶと言うべきか、単純な撃ち合いを好む戦闘狂のみならず、サブ垢キャラで匿名化したり、初心者を優先的に狩ったりバグを悪用して無敵になったりする陰湿なプレイヤー、ミッションを故意に失敗に追い込んだりVCで罵詈雑言を喚き散らかす精神年齢がアレな
DQNはそれなりに存在する。
そういったやべーやつに絡まれない為には公開セッションに行かない=オンラインとしての体を成していないという根本的な矛盾を孕んだ状態と化している。原因は大体ロックスターのせいだが。
無論そんなカオスすらも受け入れられる頭のネジが飛んだ懐の広いユーザーならこの限りではないが。
しかし巧いことマトモなクルーに参加したり、大人な性格と精神を持ったフレンドを複数人揃えられれば、色んな遊びやレースに興じたり、兵器で一緒に警察相手に暴れたりミッションで
ヒャッハーしたりも出来る。
稼ぎ的にもボイチャで野良より連携が取りやすい状態で円滑に強盗ミッションを遂行したり、稼がせてもらって資金的な問題を解決することも可能。
オンラインを遊ぶ上では、ある程度の人脈を作っておこう。マジで。
なおソロオンリーでも招待セッションから検索を掛ければミッション等に参加は出来るし、単純にドライブで景色を眺めたり、お金が増えてくのが好きな酔狂者、
トリガーハッピー、戦車や航空機で警察と"戯れる"のが快感な類のプレイヤーにも向いている。
リアルと精神両面で18歳以上をもってして、マナー良くプレイしよう。
長期的な続編不足
現代でこそ長く続く(アップデートが継続的に実施され続けている)オンゲは細かい部分はともかくとしてもそれ自体に高い評価が与えられる傾向にはあるが、
GTAオンラインについては冒頭との通り元はと言えばGTA5のオマケからスタートしているので、こちらがメイン要素になって12年近くサービスが続いていることは必ずしもファンから肯定的に捉えられていないきらいがある。
特に世界的ヒットを飛ばした「GTA5」の次である「GTA6」が、当初の予想とは裏腹に何年経っても出てこない事に苛立つファンは少なくなかったようで、ロックスターの会見に乱入して『6はまだなのか?!』と抗議した者も出た程。
「GTA6が出ないのはGTAオンラインが長期的にサービスを続けているせい」「ゲーム内課金(シャークマネーカード)で利益が出ているのでGTA6をそもそも作る理由がない」と言った噂が挙がることも。
そんな中、10年目にして漸く続編たる『GTA6』が2025年発売と提示され、発表トレーラーは1日足らずで1億回も再生された。
また「GTA5本編の3か月前という設定なのにいつのまにか未来の時系列になっている」という批判が上がったこともあったが、「契約」アップデートではそれを逆手に取り、
GTA5の主人公の一人を成長した姿で登場させるといったサプライズを用意したこともある。
ちなみに登場人物の中にはこの10年間の間にロックスターを退社したり、ロックスターとの関係が悪化したりした人もいるのでそれらの人物は今後のアプデでは出番が減りそうではある。
(特にゲーム中から削除されるなどの対応は行われていない)
ストリーマーグラセフとは
PC版GTAに『FiveM』というMODを導入した、要約すれば【ガワだけGTAオンラインで中身はほぼ別物の究極のごっこ遊び企画】のようなもの。
例えるならその辺で暮らしてたり公共機関で働くNPCに成りきるような形。
俗に言う『ホロGTA』や『にじさんじGTA』もメンバーが異なるだけでこれと同一の環境である。
特に企画系はライバーや実況者+リスナーに限定されるので、世紀末なオンライン本編よりかなり平和なロールプレイが展開される。
詳しくは此方
ちなみに通常のPC版は基本どこに居ても遠隔爆撃など悪質なチーターに絡まれる危険性がある&運営の対応も期待できないリアル無法地帯なので、購入の際には要注意。
どの程度ヤバイかと言うと、一度目を付けられれば最悪ゲーム起動すら出来なくなるように改造されたり、通報したらチーターにチートシステムで感知され、ゲーム上での報復が待っている。
無法も法を地で行く麻薬カルテルが牛耳るメキシコのような治安である。
向こうに比べたらCS版の爆撃合戦すら可愛い方である
追記・修正は手配度★5の状態で逃げながらお願いします。
- 火炎猫ってこのゲームだったか まとめで見て死ぬほど笑った記憶 -- 名無しさん (2023-05-05 11:50:30)
- カオスmod入れてるからBAN怖くて入れないんだよな -- 名無しさん (2023-05-05 12:06:16)
- 野良でも時折平和な人がいて、そういう人と一緒にドライブしたり散歩してると捨てたもんじゃないなーと思わされる まあ九割九分九厘がヒャッハーなんだけど -- 名無しさん (2023-05-05 14:18:12)
- 火炎猫は創作ネタっぽいけどマルチの世紀末っぷりは事実。 -- 名無しさん (2023-05-05 14:43:12)
- というかGTA5本編の項目ないのね -- 名無しさん (2023-05-06 08:49:11)
- 現在は公開セッションで行わねばならなかったミッションも招待限定セッションで行えるようになったのである程度はPKの心配なくプレイできるようになったらしい。そうなる前はエイムアシストの有無でセッションが変わる仕様を利用してエイムアシスト無しのセッションではPKをしない一種の暗黙のルール、紳士協定があった。 -- 名無しさん (2023-05-07 14:04:59)
- 主人公が本編主役3人より危険人物すぎて草。無口で言われた事は文句も言わず実行し主な稼ぐ手段は犯罪行為。まあGTAだし多少はね -- 名無しさん (2023-05-10 09:35:16)
- ↑なおたまに酒癖の悪さを発揮して山の上までトラック持ち出してそれを返すハメになったりする模様。あとはボングでちょっと吸うだけでトリップしたりハッパの葉巻なんか吸おうもんなら幽体離脱(?)するレベルで耐性が低め -- 名無しさん (2023-05-10 16:41:34)
- ↑↑攻略サイトのオンライン主人公のキャラ説明文は大笑いした ttps://w.atwiki.jp/gtav/pages/1525.html#id_14328e1d -- 名無しさん (2023-09-25 00:42:07)
最終更新:2025年07月14日 19:23