カクタスオルフェノク

登録日:2022/05/20 Fri 00:54:40
更新日:2022/06/13 Mon 06:45:22
所要時間:約 4 分で読めます






何すんだよ!?

大っぴらにやるなと言ったろ!誰かに見られたらどうする!?

……分かったよ!


カクタスオルフェノクとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダー555』に登場する怪人である。
レギュラー怪人ではない所謂「今週の怪人」枠でありながら、当時本作を見ていた視聴者達を戦慄させた怪人でもある

演:山﨑勝之



【データ】

身長 197cm
体重 114kg
種族 オルフェノク
モチーフ サボテン
特色・力 体中から生えているトゲ
クリーチャーデザイン 篠原保
登場回 第3話「王の眠り」(人間態のみ)
第4話「おれの名前」


【概要】

サボテンの特質を備えたオルフェノク。変身者は赤井というスマートブレイン傘下の男性。
モチーフがサボテンという事で、頭部や胸部を覆う籠型の甲冑を始め、全身が鋭い棘で覆われている。
この棘を自由自在に伸ばして使徒再生を行う他、劇中では披露されなかったが、設定上は棘を体中から飛ばして相手を攻撃する事も可能とされる。


【人物像】

普段は黒いレザージャケットにネックレスを付けたパンクな容姿をしており、好物なのか常にフーセンガムを噛んでいる。
とにかく素行が悪く、劇中でも立ち寄ったガソリンスタンドで給油をした後に代金を支払うのが面倒くさかったのか、オルフェノクに変身してすぐにガソリンスタンドの店員を使徒再生で殺害し、ガソリン代を踏み倒していた。

悪さをする度に共に行動している緑川=マンティスオルフェノクから咎められているが、内心では彼の存在を鬱陶しく思っており、その不満が後にとある行動で表れる事に……。


【劇中での活躍】

スマートブレインからファイズギア奪還の命令を受けており、緑川と青木=オックスオルフェノクと共に、ギアの所有者である乾巧園田真理のいる熊本へと向かった。
だが3人共協調性が皆無に等しかったのか、到着するや否や青木は勝手に単独行動してしまい、2人はそのまま青木を放って別行動を取る事に。
その後、立ち寄ったガソリンスタンドで上述の通り店員を使徒再生で殺害したが、直後に緑川から鉄拳制裁を受けてしまう(本項目冒頭のやり取りはその際のもの)。
その後、スマートレディからの電話でファイズギアの場所が宮崎方面に変わったという連絡が入るとその場を後にした。

緑川「しかし何とかならんのか?あの女の喋り方…」

翌日、人気のないトンネルで巧達からファイズギアを持ち逃げした菊池啓太郎と遭遇すると、それぞれ緑川はマンティスオルフェノクに、赤井はカクタスオルフェノクに変身。
啓太郎はファイズギアを装着して変身を試みるも、普通の人間では変身する事は出来ず、失敗してしまう。
「バカめ、誰もが変身出来るわけではない!」と言い放ちながら啓太郎を片手で掴み上げ、投げ飛ばすマンティスオルフェノク。
そこへ巧と真理が駆けつけるが、マンティスオルフェノクが2人の前に立ちふさがる。
そして、カクタスオルフェノクは投げ飛ばされた啓太郎の下へ近づくと、

人間の身でオルフェノクに対抗出来ると思うのか?

直後、啓太郎からファイズギアを奪い取ると赤井の姿に戻り、ファイズドライバーを腰に装着するとなんと目の前で仮面ライダーファイズに変身してしまった。
その光景に巧、真理、啓太郎の3人が啞然とする中、マンティスオルフェノクは赤井ファイズに「やれ。奴らをこのままにしておくわけにはいかん!やれ!」と命令するが、その直後に赤井ファイズから殴り飛ばされてしまう。


何をする!?

威張り過ぎなんだよ、お前…。


前々から不満を抱えていた赤井はここぞとばかりにマンティスオルフェノクに襲い掛かると連続で殴り掛かり、最後は強烈なキックでマンティスオルフェノクを撃破。
厄介者がいなくなった事で今度こそ巧達を始末しようとする。

逃げようとする3人だが、真理の「逃げんなよ、卑怯者!」という寝言を思い出した巧はバイクに乗り込んで赤井ファイズに特攻を仕掛けるも、パンチで蹴落とされ、啓太郎も鉄パイプを持って立ち向かうも、あっさりと返り討ちにあってしまう。
そのまま2人を始末しようとする赤井ファイズ。だが、真理の必死の叫びに彼女が乗っていたバイク・オートバジンが反応し、自動的に走り出すと人型のロボットのような姿へと変形した。

何!?

驚愕の後にオートバジンからの強烈なパンチを食らって吹っ飛ばされる赤井ファイズ。
すかさず反撃するも、オートバジンの連続パンチを受け続けた末に最後は強烈なアッパーでトンネルの天井まで叩き付けられ、その衝撃でファイズギアが外れてカクタスオルフェノクの姿に戻ってしまう。

この隙に巧がファイズギアを奪還してファイズに変身。
オートバジンの攻撃によるダメージが祟って弱ってしまったのか、カクタスオルフェノクはほぼ何も出来ずに防戦一方となり、最期は「クリムゾンスマッシュ」の一撃を受けて灰化。
自身が先程マンティスオルフェノクにした事と同じキックで倒されるという皮肉な末路を遂げた。

しかしながら、主人公勢から変身ベルトを奪ってライダーに変身するという衝撃的な展開に視聴者も度肝を抜かれたことだろう。
そして、この展開は後に明かされる巧の正体に関わる伏線となってしまう事に……。


【仮面ライダーファイズ】



5  5  5

Standing by…

……変身!

Complete.


ハァァ……。これがファイズか……。


カクタスオルフェノクが変身した仮面ライダーファイズ。ファイズそのものの詳細は個別項目を参照。
オルフェノク態のままではなく一度赤井の姿に戻ってから変身しており、また巧とは違ってファイズフォンは頭上に掲げず、自身の顔の前で掲げている。

ファイズポインターやファイズショットなど装備されているツールは一切使わず、肉弾戦のみを披露していた。
とはいえ、それでもパンチとキックだけでマンティスオルフェノクを撃破しているため、彼自身のポテンシャルがそれなりに高い事が伺える。


【余談】

  • クリーチャーデザインの篠原保氏によると「籠のような棘皮と頭部の二重構造にキャラクターと見せどころを集約させ、それ以外はすっきりとした人体のフォルムにした」とのこと。
    モチーフには「ミイラ男」も含まれているそうで、そのイメージで全体に茶色っぽい汚しが加えられている。

  • スーツは後にシーキューカンバーオルフェノクに改造された。
    あちらも全身に棘状の物体を備えているが、カクタスオルフェノクが植物モチーフなのに対し、シーキューカンバーオルフェノクは水棲生物モチーフである点が大きく異なる。

  • 演じた山﨑勝之氏は、特撮作品では過去に『平成ウルトラセブン』にてカザモリ・マサキ役で主演を務めた経験の持ち主。


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最終更新:2022年06月13日 06:45