登録日:2009/08/20 Thu 22:45:54
更新日:2025/02/27 Thu 18:15:53
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この項目はゲームの項目です。
原作(設定の元)にあたる小説の項目は
こちら。
【Parasite EVE】
Parasite EVEはスクウェアが1998年発売したゲームである。
○あらすじ
数億年の昔から人間の細胞に寄生(パラサイト)し、核と共生してきた“ミトコンドリア”。
もし、ミトコンドリアが意思を持ち“来るべきある日”に向けて人類との共生を始めていたのだとしたら…
クリスマスイヴの夜、ニューヨーク。運命のその日、“彼女”は目覚めた。
「わたしは…わたしはイヴ」
そして今、人類とミトコンドリアの「種の保存」を賭けた最後の戦いが始まろうとしていた…
(説明書より抜粋)
前述の通りゲームのベースは日本の小説で、ゲーム中でも何回か話に出て来るので読んでみると良いと思うよ!
○登場人物
○アヤ・ブレア
ニューヨーク市警第17分署に配属されて半年の警官。最初に起こった劇場での観客発火事件でミトコンドリアが覚醒。以後超人へ……
スタイル抜群で頭に超がつく程の美女。
FFシリーズのキャラデザでお馴染み
野村哲也氏がデザインしたキャラの中でも一番美しい女性と言われている。
続編ではミトコンドリアが覚醒した影響で不老。
美しい上に不老とは全世界の女性が敵に回るぞ……。
だが、普通の人間でありたいと願ってるアヤは自身の不老を嫌っている。
漫画版では何とレズビアンで恋人がいる。
○ダニエル・Bo・ドリス
アヤの父親的存在のベテラン警官。仕事一筋過ぎて妻とは離婚し、息子を一人で育てている。考えるより行動するタイプの人。そのため言葉より先に拳が出る。
○前田邦彦
日本の科学者。日本での事件をよく話してくる。服装とか髪型とか気にしない人。
アヤに好意を持ち、何かと御守りをくれるが正直邪魔です。
○メリッサ・ピアス
新進のオペラ女優。最初の事件でミトコンドリアが覚醒し、ミトコンドリアに体を乗っ取られた。受胎したばかりの時の姿がすごく……キモいです……。
○Eve
メリッサの中で覚醒したミトコンドリア。観客を火だるまにしたり、一瞬で人々をドロドロの液体みたいにできる凄い奴。
ゲーム内容はアクションRPGで、敵の攻撃を避けながら戦ったり出来るが、大抵屋内戦闘だと狭過ぎて攻撃が避けられなかったり、アヤの移動速度が鈍足過ぎてマップ移動でのストレスが溜まり易い。
武器は
- 近接攻撃用で(弾が切れて詰みにならないように)必ず一つ所持する必要があるクラブ(いわゆるトンファー)
- 安定感のあるハンドガン
- 射程が長いがリロードや連射性に難があるライフル
- 連射性は高いが無駄に連射して弾を消耗する上に威力も低いマシンガン
- 範囲はあるがやはりリロードや連射性に難があるショットガン
- 属性付きだがこっちもリロードや連射性に難があるグレネードランチャー
- 高威力だが拡張性が低すぎて扱いにくいロケットランチャー
まで色々ある。とにかく豊富。筆者的にはハンドガンが行動が早いから最強だと思う。
次点でDPSで勝るマシンガンあたりに最終的に行き着くか。
なお、武器ごとに攻撃回数が異なり、多いほど手数はもちろん1ターンで攻撃できる敵の数も増えるが、量と質は反比例の関係であり、弾1発あたりのダメージ効率が目に見えて悪くなるので、基本的には2発か3発あたりがベストとされている。
また、後半や2周目の終盤に手に入る「ダブルコマンド」ないしその上位版「トリプルコマンド」で質を落とさずに攻撃回数を増やすこともできるので、なるべくくまなく探して是が非でも見つけておきたい。
主人公は覚醒によりパラサイトエナジー(いわゆる魔法)が使える。回復や攻撃、FFでお馴染みのへイストやスロウもある。正直ボス戦はへイスト無いと勝てない。
このゲームの最も凄い所はムービーの綺麗さだと思う。
当時にしては綺麗過ぎる。
下手すると最近のゲームよりもずっと綺麗かもしれない。
さすがアメリカからチーム呼んだだけあるな……
このゲームのムービーが綺麗過ぎて化け物達がめちゃくちゃグロい。苦手な人は気をつけてプレイしよう。
○ミトコンドリアとは?
ミトコンドリアとは生物の細胞内にある器官である。
この器官が作りだすATP(アデノシン三リン酸)を使い、生物は活動する事が出来る。生物内に存在するがその生物の細胞核とは違ったDNAを持つ為、独自に自己増殖する。
このような特異な関係から共生説が提唱された。
前にも書いたが原作は映画にもなった日本の小説なので、気になった人は本屋へ行こう!
既に20年以上前の作品なので今なら古本屋で安く手に入れる事も可能である。
なお、マイナーだが漫画化もされている。
こちらではアヤもイヴも惜し気もなく脱いでいるのでファンは必見。
【Parasite Eve II】
Parasite EVE発売の1年半後にPSで発売された続編で、舞台は前作の3年後。
前作のジャンルはRPGだったが、本作はバイオ寄りのシステムになり、ジャンルも「シネマティックアドベンチャー」に変更されている。
バイオ寄りになったとは言っても、決して
バイオハザードシリーズの模倣や二番煎じではない。
あくまでバイオは「サバイバルホラー」であり、敵との無用な戦闘は避け、物資を温存する事が重要であった。
一方で本作は
積極的に敵を倒す
ゲーム性であり、様々な武器を使いわけ、敵を倒してEXP・BPを稼ぐ事が重要視されている。
弾丸の無限補給ポイントが各所に配置されている他、前作のストレスポイントであったアヤの鈍足ぶりも解消されている。
RPG要素は大きく薄れており、経験値を貯めてアヤの使うパラサイトエナジーを強化するのみである。
アヤ自身のレベル制は廃止されており、武器の強化もポイント振り分けからパーツによる改造に改められた。
これは1週間という比較的長い期間の前作と違って、本作のストーリーは僅か数日と短い期間のためである。
この短い期間で急激に成長するのはおかしいとして、ジャンルを変更したと攻略本で開発者が語っている。
ちなみに、中盤でのアヤのシャワーシーンのムービーがとにかくエロい。これだけでも一見の価値あり。
○あらすじ
1997年クリスマス・イヴ、カーネギー・ホールで発生した集団人体発火事件を発端に、一週間に渡ってニューヨークを震わせた『マンハッタン島封鎖事件』。
それは、数十億年の太古から細胞に寄生し、人類と共に進化してきたミトコンドリアが突然覚醒し、意思を持って活動を始めたことに起因するものだった。
凄惨を極めた事件はN.Y.市警のアヤ・ブレア刑事の活躍によって一応の解決をみたが、それはまだ、さらなる惨劇の始まりに過ぎなかった。
事件後、次第に収束しつつあるミトコンドリア関連事件を追い続けていたアヤがその事実に気づいたのは、惨劇の記憶もようやく薄れ始めた2000年、9月。
肌寒い夏の終わりの日だった…。
(説明書より抜粋)
○登場人物
○アヤ・ブレア
連邦捜査局(F.B.I.)L.A.支局「M.I.S.T.(ミトコンドリア調査・鎮圧班)」所属の捜査官。
通称N.M.C.(ネオ・ミトコンドリア・クリーチャー)ハンター。
3年前、N.Y.を未曾有の混乱に陥れたミトコンドリア「イヴ」の反乱(通称「マンハッタン島封鎖事件」)において、当時N.Y.市警の刑事だった彼女は、海軍と協力して、事件解決に多大な貢献を果たした。
しかし、その際に、自らの体細胞に眠っていたミトコンドリアも覚醒するという事態に直面し、事件解決後、仲間への配慮から市警を退職する。
やがて、極秘に創設された「M.I.S.T.」にスカウトされると、西へと広がるN.M.C.を追ってL.A.に赴任し、今回の事件に遭遇する。
覚醒したミトコンドリアにより、細胞が活性化しており、実年齢(27歳)よりもかなり若く見える。
○カイル・マディガン
アヤがドライフィールドで出会う男性。自称、私立探偵。
「M.I.S.T.」本部の調べでも経歴に怪しい点はないというが、実際の彼の行動には謎が多く……
○ピアース・D・キャラダイン
「M.I.S.T.」捜査官の一人で情報処理を担当。元ハッカーで司法取引により「M.I.S.T.」に協力している。
序盤~中盤での電話報告の相手は彼がメインとなる。
アヤに好意を抱いているようで、後半では(銃もろくに扱えないのに)現地へ赴くが……
○ルパート・ブロデリック
「M.I.S.T.」捜査官の一人。前作の事件で妻と子を失い、志願して「M.I.S.T.」に加わった。
クリーチャーたちに対する憎悪は並々ならぬものがあるが、決して人間味がないわけではない。
他の同僚からは避けられているようだが、アヤはその周りから浮いた存在であることには多少共感を覚えている。
ストーリー初日のアクロポリスタワーでは単独でマグナムリボルバー片手に進んでいく頼もしい姿をモニター越しで見ることができる。
○ジョディ・ブーケ
「M.I.S.T.」の職員の一人。火器管制担当官。
おっとりとした性格だが銃器に対する知識は間違いなく、アヤからも信頼されている。
ストーリー的に直接絡む場面は少なく、電話越しの報告がメインで出番も少ない。
○エリック・ボールドウィン
「M.I.S.T.」の上級捜査官。つまりアヤたちの上司。
余りにも厳格かつ冷静沈着な態度から『
2001年宇宙の旅(映画)』に肖り「HAL」という
ある意味わかりやすいフラグ渾名を付けられ陰で呼ばれている。
○ギャリー・ダグラス
モハーヴェ砂漠にある集落ドライフィールドで廃車解体業を営む強面の中年男性。片足が義足。
クリーチャーの出現で元々少なかった住人は退去し、さらに訪れる人もほとんどいないドライフィールドにただ一人残り、愛犬のフリントと共にパトロールしている。
元軍人でガンマニアとしての側面もあるため、アヤ(もといプレイヤー)にとっては頼もしい現地協力者となる。
○ナンバー9
アクロポリスタワーで対峙し、その後も何度も敵対することになる正体不明の大男。その姿はヒトというよりむしろ類人猿のようである。
2010年末に11年ぶりの新作としてPSPで発売。
製作発表がされた段階ではパラサイトイヴ3が仮タイトルだったが、従来のパラサイトイヴシリーズの要素がほぼ薄れた為、このタイトルに変更となった。
しかし、完全な新作ではなくちゃんとした続編である為、1からは前田、2からはイヴとカイルが再び登場するなど、前作との繋がりも残っている。
初回封入特典として、2011年発売のディシディア デュオデシムでライトニングにアヤの衣装を着せる事が出来るプロダクトコード付き。
今作では主人公のアヤも39歳となったが、前述の通りミトコンドリア覚醒の影響で20歳前後の美貌は未だに健在の模様。
世の女性の声「なん…だと…」
ミトコンドリアはより良い進化の為に追記・編集を求めています。
- 野暮なようだがオペラを歌うのは歌手であって女優ではない。相撲レスラーとかプロレス力士並の違和感。 -- 名無しさん (2016-06-22 16:44:42)
- なんか文章がえらく幼いな -- 名無しさん (2016-06-22 16:57:34)
- T3Bは記憶から消したい -- 名無しさん (2019-08-25 13:20:56)
- 3はクソ過ぎた -- 名無しさん (2020-01-06 19:03:12)
- イヴの最終形態がエロすぎた -- 名無しさん (2020-09-29 21:39:58)
- 2のAyaの移動方法に慣れなかった。1と一緒でいいじゃん。 -- 名無しさん (2021-03-30 12:20:08)
- EVE、生存競争なので和解のしようのない敵役と考えると言葉を話すようになったラヴォスのような造形だな。ただミァン程無機質でもないが。 -- 名無しさん (2021-11-30 10:20:02)
- ↑3 攻略本の解体真書のイラストだと乳首もはっきりわかるんだよな。流石に規制上ゲームのグラフィックでは描かれていないけど -- 名無しさん (2022-04-27 23:52:13)
- 自分は1だとマシンガンに三連射とダブルコマンドにバーストの能力を付加でAttack・Range・Bulletを+999にしたことがある。本編の敵だとラスボスですら楽勝 -- 名無しさん (2022-04-28 00:02:12)
- やはり銃器‥‥!! 銃器は全てを解決する‥‥!! -- 名無しさん (2023-03-16 13:10:23)
- 3?さて知らないなそんな駄作。パライヴは2までだ。続編など無い…無いのだ!! -- 名無しさん (2024-10-30 18:59:55)
- リメイクを希望 -- 名無しさん (2025-02-03 14:09:12)
最終更新:2025年02月27日 18:15