登録日:2022/11/20 Sun 19:39:25
更新日:2025/04/05 Sat 18:32:18
所要時間:
カオス・ルーラーとは、ゲーム『
アンリミテッド・サガ』世界における混沌の力の支配者であり、同作のラスボスを務める。
顕現する経緯
嘗て栄えていた古代文明が暴走ののちに混沌の力を呼び寄せ
大破壊をもたらしたこと、そして1000年ほど前にイスカンダールを中心とした人々が様々な戦いをしてこの世界に一定の秩序を与えたことは
ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブルの項にて述べた。
それから千年ほどした
ゲームの舞台となる現代において、混沌の力を増幅した黄金時代の負の遺産とは知らず優れた技術の結晶と思われている七大脅威の力を利用し研究を成就させたり野望を果たそうとする者たちが現れる。
そうした”強烈な欲望や使命感を帯びた正義感の持ち主”が危険な代物だと知る由もなく古代の負の遺産に触れると人が変わったように狂気を帯び独善性が強くなる。
ちなみに混沌は、なにも特別な存在ではなく、生き物ならば誰もが体内にも少しながら持っているもの。主人公の一人であるルビィや古代の英雄のイスカンダールのように「なんか嫌な感じがする、注意しないと」「自分のためなら人を犠牲にしてもいいってのは間違っている」という感性の持ち主ならこれらクリスタルで生成されたものを手にしても混沌に侵されずに自我を保つことができる。また、一部の敵対人物は該当シナリオ以外では触れずに済み平穏無事に済む場合もある。
そしてそれらの「混沌の真相を知ることなく力に近づこうとする人物」が暴走した人物とそれを止める主人公の戦いが敵対人物の敗北で決着したとき依り代に顕現を果たすのが、かつて古代文明を破壊しつくし神と相打ちとなったカオス・ルーラーである。
つまり各々のシナリオでは主に狂気を増してゆくヴィランがクローズアップされカオス・ルーラーのことは語られていないが、いずれのシナリオでもヴィランが古代文明の負の側面を知らずに浸りすぎた結果世界のバランスを崩し混沌を呼び込んでしまった、と考えるならこの戦いが起こるのは必然ともいえる。
その性質は、五行全てが入り混じって全てを含む存在であり、宇宙そのものと例えられる存在でもあり、全てを飲み込むことしか意識に無い存在。この世界を守るためには押し返さなければならない。
戦いの経緯
各シナリオとも、その主人公のメインヴィランとの決戦を行った後、カオス・ルーラーとの戦いに移行する。
各シナリオにおける前座
ローラ編
メンバー:ローラ、アンリ、ジュディ、ミシェル、フランシス、アーミック、プラティフィラム、ムゾル・ヤニー、アンザン
エスカータ王国の忠臣を装いながら裏でダグル・ボースと結託していたエスカータ王国襲撃の黒幕。
ヴィランの中では唯一七大脅威が実は混沌の力の産物であることは知っておりその強大な利用して世界を手にしようとしていた。が、その混沌がどのようなものかまでは知らずローラ編の自分のルートでは結局飲み込まれてしまう。
また、ローラ編でもダグル・ボースと直接対決すると返り討ちにされるし、ルビィ編では野望を阻止されシナリオ中盤で御用となってしまう。
そんな彼だが、前座としてはトップクラスの強さを誇る。それというのも戦いではモーション的には彼本体は動かず従えている龍のようなものが戦うのだが、一発で二回当たる尾撃で戦闘フィールドにいるパーティーをスタンに追い込んだり、ルーラーにも受け継がれるシャドーブレスで状態異常をこれでもかとぶっかけてくるからだ。
そのため対策としては最低でも気絶耐性装備をしたうえで少人数で戦うことを推奨する。またシャドーブレスは<ディフレクト>などの防御アクションが発動すれば
無効化できるので全員に第二武器は防御アクション武器を持たせたい。
彼を討伐してもLPはともかくHPは回復しないこともあり、順調に進んでいたローラ編で最後の最後で待ち構える鬼門である。
凋落した犬頭ヒューマノイドのアヌビトの隆盛をもくろむ武人。戦いでは潔い戦いを好む一方で、支配のための力を求めあえてゲレイオスの野望に便乗しそれを横取りしようともくろむ。
「決戦! ダグル城」での彼とのバトルで負けると彼が前座となる…が、LP攻撃能力こそ高いもののほとんど状態異常のない物理攻撃が中心で数少ない全体攻撃の石の雨はめったに使ってこない。またダグル城での彼との対決は「一騎打ち」ということになってるが、1ターンに出せる制限人数が一人に絞られているだけで毎ターン別の人間を出しても全く問題はないし何も言われない。わざと負けたいならばミシェルなどLPが低い人を出し続けよう。
キャッシュ編
メンバー:キャッシュ、ヴェント、ゴーシュ、プラティフィラム、ジョーゼフ、ノース、オーベルベンド、エデル、ヒロユキ
- レオン・バーガンディ(継承特技:プラズマシャワー)
表向きは人当たりのいい模範的な騎士としてふるまっているキャッシュの下の弟だが、裏では様々な陰謀を張り巡らし騎士団のアイドルであるジーン・ムーアを傀儡に世界を操ろうという野望を秘めている。が、混沌への知識はからっきしだったようで、傷つきながらそれを目の当たりにしたときは思わずその場にいる兄に助けを求めるなど未熟な部分も垣間見える。
騎士団でのクーデターを鎮圧した後解放される「ジーン・ムーアの挑戦」にて登場。剣を手にしながら後述する戦闘メカに跨る形で交戦するが、攻撃は完全にメカ頼み。
麻痺があるプラズマ
シャワー以外は単体攻撃が主力。こちらはゴーシュやエデルやプラティフィラムやノースといった精鋭が勢ぞろいしているので麻痺対策さえすれば押し切りやすい。
キャッシュがガントレットバトルで強敵である8戦目の青ワニことアガレスを撃破したときに挑める最終シナリオで相手することになる。こちらだとレオンが戦闘メカに騎乗して襲ってこない。神船の錨を探索するうちに七大脅威の真相に気づき始めたキャッシュは未だそれらの負の部分に気づいていないレオンやジーン・ムーアの前で戦うことになる。
やはりプラズマシャワーによる麻痺が厄介。幸い構成メンバーはLPが豊富な人材ばかりなのでそれ対策さえすれば一人旅という無茶でもしない限り余裕はある。
ジュディ編
メンバー:ジュディ、ジョーゼフ(この二人は固定で以下のメンバーからは5人までしか選べない):トマス、キャッシュ、ゴージュ、ロイ、ヌアージ、マリー、レベッカ
禁呪をめぐってジョーゼフと仲違いした後、家族を作らず身を削りながら禁呪の研究に打ち込んだ魔術師。
結果健康を害し、ジョーゼフに対して実力行使するも強制転移で北の果てまで跳ね飛ばされ、余命いくばくもないという焦燥から逃れるためナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブルに命を差し出し
吸血鬼となった。
世界征服ではなくあくなき探究心が暴走しすぎて混沌を呼び込むことになった。
攻撃が自分へのデバフか単体攻撃しかないので、サブシナリオで鍛えておけば楽なほう。銃によるLP攻撃には注意。
アーミック編
嘗てはクライドやジョーゼフとともに魔術研究にいそしんでいた仲間で他二人よりやや年下。
シナリオによって描写がすさまじく変わる人物であり、ルビィ編では術をめぐってクライドといがみ合う一方、キャッシュ編ではガントレットを調べて異様な気の流れに気づいても暴走せず弟子のノースを修行のために同行させてほしいと温厚に振舞っている。
アーミック編では石板が読めなくて困っているところをノースと知り合ったアーミックが自分の運営している店に訪れたことで縁ができ、石板の解読を承諾。最初は親切心だったのだが、石板を読み解くにつれ嘗ての知的欲求を満たすためなら犠牲をいとわぬ残忍性が再燃し、すべてを解読した後アーミックに先んじてさまよえる島に現れ、儀式への協力を実は水の封印であったチャパ族であるアーミックに今までとは違う高圧的な態度で要求するが、彼が拒絶したことで交戦する。
彼のバトルだけ少々特殊で、ダメージを与えるにはまずユンを対象に火→金→木→土の順番に術を1ターンずつ与えて
バリアを剝がさねばならない。そうやって粘られている間に使われるクリムゾンフレアをはじめとした様々な術やロストスペルという状態異常をてんこ盛りしてくる攻撃が厄介。しかもこのロストスペルは武器や盾はおろかイージスの楯という魔法盾すらすり抜けるという極悪仕様で、唯一防げる可能性があるのがマインドロックというかなりレアな金術だけ。しかもロストスペルはカオスルーラーに継承されさらにパーティーを苦しめる。
ヴェント編
メンバー:ヴェント、ティフォン、バースト、銀の少女、ムゾル・ヤニー、フランシス、トマス、ルビィ、オーベルベンド
ドラゴンハートの研究をするうちに限界を感じてナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブルと契約して吸血鬼になるも、数年前にウェントの兄であるブリスを吸血鬼にするも彼が自分に抗って焼身自殺したのを目の当たりにして自分の矮小さを痛感し、ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブルを出し抜き
アンデッドのトップとして世界に君臨する野望を抱く。そして兄の死の真相を知るために運び屋になったウェントや愛するブリスを目の前で殺されトゥースに屈服したティフォンを利用して、目の上のたんこぶである夜の支配者たちを排除した後出し抜いて力を得るために二つの月の神殿で彼らとの決戦を行う。
…が、はっきりいって前座の中でぶっちぎりで弱い。というのもトゥースは最初は下僕の蝙蝠たちの上に座り蝙蝠をけしかけ、ある程度ダメージを受けると蝙蝠から降りて地面に降り立ち格闘を仕掛けてくるのだが、座り状態では二回しか行動できず攻撃はLP攻撃力低めの単体攻撃ばかり、立ち状態になったときは気絶とLP攻撃のある乱打以外はパンチとキックだけで他前座よりも攻撃の手が緩すぎる。
立ち状態になったころにはトゥースのHPはほぼ枯渇してるころでありそうなるとそのまま押し切れることもざらで得意技の乱打を見る間もなく終わることも多い。しかも前座で唯一自分の技が継承されない。夜の支配者たちを征伐した後なら正直負けるほうが難しいレベル。
ちなみに生前は魔術師だったという説明があるがそれらしい術は一切なし……
マイス編
メンバー:マイス、サファイア、ティフォン、グレース、ファー、ローラ、マリー、銀の少女、ミシェル
- ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル(継承特技:トリプルゼロ)
旅に旅を続けてようやく見出した銀の少女に告白したところ遺物の危険性を知らなすぎることを彼女に指摘され、実際にミシェルのガントレットを取り扱ってその言葉の重みを痛感したマイス。自分の生き方を見直すことにした彼はそのきっかけを与えてくれた銀の少女の使命を手助けすることを決意し、いまだに罪を認めずこの世に縋りつく夜の支配者と戦うことになる。
彼らの強さは
該当記事を参照。こちらの貧弱さも合わさってかなりの難所。
ルビィ編
メンバー:ルビィ、ヒロユキ、イスカンダール、サファイア、マイス、ロイ、アンザン、グレース、クン・ミン、
古代の英雄を名乗る男にいざなわれ幼馴染や姉とともに己を見つめなおしつつ七大脅威に対処する旅に出たルビィはその途中で神聖騎士団のアイドルであるジーン・ムーアと出会う。
最初は世界平和のために戦っていて気さくに打ち解けられたジーンは七大脅威に安置されている力の元であるテトラ・フォースを手に入れるうちに心を混沌にむしばまれ暴走し、ついにはルビィに大けがを負わせる。
意識が混濁する中で過去や未来の幻視と相まみえ目覚めた彼女は、ヒロユキの「混沌によって未来が閉ざされるなら、いつもルビイがやってるように占いの結果に干渉してぶちこわしてしまえばいいじゃん」という後押しで自分たちで未来を決めることを決意。仲間とともにジーン・ムーアを止める戦いが空中庭園で始まる。
バトルではジーン・ムーア本人とともに親衛隊が数名お供についてるが、攻撃はジーンにし放題なうえに彼らはピュリファイやメディテーションやビルドアップで攻撃の手が緩い。LP自慢が多いルビィ編なら難なく押し切れる。
そして敗れた彼らからあふれた溜め込まれた混沌が次元の間とつながりついにあれが襲撃してくる。
カオス・ルーラー
姿としては色んな生物や物体の断片がくっつきあった混沌そのもの。
攻撃はでっかい刃物状のものをたたきつけたり様々な
飛び道具をぶつけてくる感じ。
第二形態での分岐を経て併せて四つの形態のLPを削りきる必要がある。
ラスボスだけあって、様々な全体攻撃や状態異常込みの攻撃や術を使いこなしかなりのタフ。特に最終形態のオーバーキルは受けるとあっと言う間にその場にいる全員のHPがカラになりLPにも深刻なダメージを与える。
その圧倒的な攻撃力から初期ではようやくクライマックスにたどり着いた主人公達を次々と返り討ちにし、「さすが
サガシリーズのラスボス」と恐れられた。
対策
カオス・ルーラー戦に際して気を付けるのは以下の点
基本といえば基本。LPが低いキャラは宿屋でお留守番してもらおう。
あと、カオス・ルーラーは気絶攻撃も持っており、あまりに重すぎるアンザンが気絶とかLPが切れるとレスキューに失敗して場に居座ってこちらの行動回数を制限してしまうので彼も使いづらい。
挑むメンバーのパネルも当然重要。武器や盾をきちんと使えるようパネルを選び、できるならパネルボーナスで少しでも増やしたい。
とにかくサブシナリオで強敵を相手にして技をできるだけ閃いておきたい。LPを削りやすい短剣、斧、槍がおすすめ。
ロイのような実は体重が軽いキャラなら軽体術で挑むという手もある。
術攻撃は術合成がパネルにありクリムゾンフレアや神雷やサンダークラップが入って初めて戦力として検討できるレベルに。一方で被害を防ぐためにイージスの盾やマインドロックは極めて役に立つ。
とにかくLPがガリガリ削られるのでそれらが削られる確率を減らすライフ防御は重要。そして気絶や麻痺といった石化といった一部の主人公のルーラーが使用してくる状態異常を防ぐ防具も必要。
但しマイス編では全員のLPが少なすぎてライフ防御や石化無効との兼ね合いで頭を悩ませる。
サガシリーズでは連携でダメージが伸びるという要素があるが、アンサガでは敵の技にも連携要素があり、発動すると敵味方の攻撃の威力が増し、当然LPがより削れる恐れも出る。それを避けるため、なるべく攻撃は高レベルな技の単体押しを心掛けよう。
それでもオーバーキルの全員攻撃が理不尽すぎて勝てない!という人には以下の裏技もある
所謂”全身鎧”といわれるバグである。
このゲームでは実は本来その部位に装備すべき防具を他の場所に装備しても防御値や状態異常耐性の恩恵を受けられる。そして鎧はブーツや兜よりも防御値が著しく高い。
そこで、防具欄に全部鎧を装備して防御力をしこたま得てHPダメージを激減させよう、というのがこの戦法である。但しこれには”鎧は他のアイテムに比べて重いのでLPがいざ0になるとレスキューが失敗しやすくなる”というデメリットもあるし、なによりもゲームのバグを利用した禁じ手であることは忘れてはいけない。
まあ本当の初心者はメインシナリオしかやらずにそもそも鎧を買う金が無かったり、そこで反省してサブシナリオを回るとちゃんと装備を充実させる金が貯まってキャラも育って全身鎧に頼らなくてすむことが多いのだが。
…ん…待てよ…オーバーキルが全員の体力を容赦なく削るというのなら…逆に考えれば…
- 戦闘フィールドに出すメンバーをいっそのこと(できるなら1ターンにつき一人ずつに)絞る
アンリミテッド・サガは実は人数が5人に足りない時でも行動は現行メンバーで割り振って(極端な話一人で戦闘を担当)することもできる。敵のダメージは控えには届かずたった一人の場合全体攻撃が5回分行き渡って被害が拡大するわけでもない。
つまり、カオス・ルーラー戦では”消耗していない一人にそのターンのルーラーとの攻防を担当させて残りは休ませ、消耗したら別のメンバーにバトンタッチ”というのが立派な戦法になるのだ。
これさえ押さえればパーティーの損耗はかなり軽減され、LPにも余裕が出てくる。これなら、各主人公いずれもシナリオを5~10ぐらい残しても十分カオス・ルーラーには勝てるだろう。主人公含め全員のLPに余裕がないマイス編はまさに余裕がないが。
混沌と絆
さて、クリスタルに触れ狂気を増幅させた者を媒体としそれを飲み込むことで顕現するカオス・ルーラーだが、それに飲み込まれた者全員が破滅を迎えるわけではない。
ヴィランのうちキャッシュ編のレオン、ジュディ編のクライド、アーミック編のユンは混沌を撃退した後何とか生還し自分の過ちを認めて主人公たちと和解している。レオンの場合は心の奥底では生き様を尊敬しているキャッシュがおり、クライドの場合は道を違えても友情を感じているジョーセフがおり、ユンの場合は若年ながら既にいくつかの術を習得した自慢の弟子であるノースがいた。キャッシュやジョーセフやノースは彼らを救うために呼びかけながら戦い、レオンやクライドやユンも混沌を呼ぶ媒体となってしまってなお自分を気に掛けてくれる存在がいたことで何とか自我を保つことができ生還することができたのである。
そう考えると元から他人など眼中になくたやすく蹴落としたり自分が生き延びるためなら周囲をむさぼることをいとわないゲレイオスやダグルや夜の支配者はともかく、最初は世の中をよくするという理想を秘めていたのに周囲に自分を真摯にいさめてくれる人物がおらず混沌に触れたやすく堕ちてしまったジーン・ムーアは星の巡りあわせが悪かったとしか言いようがない。
Imperial SaGa
サガシリーズクロスオーバーのソシャゲである本作では、
サービス終了前の最終エピソードに登場。シナリオ上のみでゲーム中に敵モンスターとして戦うことはなかった。
本作の世界・ディスノミアにロマサガ1世界の破壊女神
サイヴァが死に際に召喚し、空間にヒビを入れて光速を越えて這いよる姿が観測されたと光の最終皇帝女・イリスの元に報告が入る。
またマイスと銀の少女から、本作で救われた原作ヴィランたちがいったんは意識を奪われかけたが誘惑を断てたのはカオス・ルーラーがディスノミアにはまだ接近していなかったからと言うのもあるだろうと伝えられる。
その脅威を感じ取った本作世界の破壊神ヴァダガラと共闘することになり、こんなこともあろうかと建造されていた宇宙戦艦で戦うことに。
本作のイベント討伐ポイントはシナリオ上本当に集めていたようで、ドラゴンの鱗の装甲でカオスルーラーの各種属性攻撃を防ぎ
あらゆる魔獣素材の砲弾をぶつけるも、そのダメージで縮んだ体が元に戻る勢いの衝撃波で戦艦の装甲を半壊させる。
一方で当初は利害だけの同盟だったヴァダガラはカオスルーラーの姿にこの世にあってはならないものを感じる。
三柱の邪神の融合であるヴァダガラは三柱神の全会一致とこの世界に生きる者の誇りをもって戦うも、例のカウンターで倒される。しかしその最後の力でカオス・ルーラーを亜空間から通常空間に引きずり出し、自身が取り込んでいた創成神ネメアーの心臓をイリスの元に送った。
そして月面に決戦の舞台は移る。
それぞれの宇宙から集ったヒーローたちの猛攻に、本作である種の絆を結んだ
七英雄も加わり劣勢になったカオス・ルーラーは離脱してディスノミアを崩壊させようとするが、サガスカ勢にファイアブリンガーが力を貸し叩き落とされる。
イスカンダールにより並行世界から呼び出された光の最終皇帝男・ラザレス、闇の最終皇帝男・イヴァン、闇の最終皇帝女・オルガ、対
エッグ用兵器の
人造人間皇帝フィニスも参戦。
ついにイリスはネメアーを復活させ、その力を受けた一撃でカオス・ルーラーは撃破された。
追記は混沌の恐ろしさを銀の少女から知ってからお願いします。
- 立て乙です、読み応えのあるページをありがとうございます -- 名無しさん (2022-11-22 22:29:45)
- ルーラーは行動不能や行動阻害する状態異常を多用するから、一人出しはあまりおすすめしない。能力や装備が相当充実しているならともかく、そうでないならタイムアタック等で基本戦術となっている壁役一人とアタッカー役一人の二人出しの方が安定する。例えばジュディ編で一人出しした場合、こちらの行動が多く残ってる内に虚空陣で混乱入っちゃうと悲惨なことになる -- 名無しさん (2023-09-28 16:09:46)
最終更新:2025年04月05日 18:32