登録日:2023/03/10 Fri 00:14:49
更新日:2025/04/24 Thu 18:17:30
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【概要】
第1次連合・プラント大戦の最終決戦、「第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦」終結から約半年後のC.E.72年3月10日、
地球連合とプラントの間で締結された停戦条約。これを以て大戦は正式に終結した。
戦争の結果として地球・プラント両方共致命的な打撃を受け、勝者が決まらないまま終戦へ向かっていたため、条約内容は後述するごく一部を除いて対等なものとなっている。
その名の通り、調印はユニウスセブン跡地にて行われた。
話題になるのが主に「NJC禁止」「
ミラージュコロイド禁止」「兵器保有数制限」の三点であるため、
これらのみを定めた条約の様に思われがちだが、実際には他にも様々な条項が存在する。
【1.リンデマンプランの遵守】
スカンジナビア王国外相リンデマンが提唱した兵器保有数制限に関する項目。
各国は人口、GNP、失業率、つまりは国力に応じた分だけの軍事力を配備する事ができると定められた。
数十億人規模の地球連合に対して人口数千万人のプラントに不利な内容であり、
これを受けて両軍共に、特に不利なザフトは以降の新兵器に
マルチロール性を強く意識する様になる。
また
インパルスガンダムが三機の航空機に分割できる構造なのも、「MSとして存在する時間が戦闘中のみ」とする事で、
「普段は航空機である」という理屈でMSの保有数制限を潜り抜けるためである。
……とされる事が多いが、これは
少なくとも放送当時は公式設定ではない。
実際には
他のセカンドシリーズの機能を持った上半身・下半身パーツも開発し、
「
インパルス一機でカオス・アビス・ガイアを切り替えられる様にする」事が本来の目標であり、
やはり「保有数制限に対応し一機のMSに幅広い機能を持たせる」ことを意図していた様である。
結果的に主力
量産機のザクウォーリア/ザクファントム、既存機でもバクゥ(→バクゥハウンド)などにほぼ同じ考え方の機構が搭載されたことから、ある意味最もその後のプラントやザフトへの影響が大きかった条文ともいえる。
【2.賠償金放棄】
両軍共に痛み分けに近い形で戦争が終結した事から、地球連合とプラントの双方共に賠償金は無しとされた。
本編は勿論番外編でも設定上でも特に触れられる事が無いため少々影が薄い部分。
【3.戦争犯罪者は各国それぞれで裁くものとし、国際裁判は開かない】
1年半に渡る戦闘で両軍共に不当な虐殺行為が多発した大戦であったにもかかわらず、国際裁判で戦犯は裁かれなかった。
推測であるが、おそらく
それ故にあまりに被疑者が多く、キリが無さ過ぎてやってられないためではないだろうか。
というか、
第1次連合・プラント大戦で双方の行ったぶっ飛んだ戦争犯罪は既存の価値観で裁定できる範囲をとうに逸脱しているため、
軍部の実行者・その上官・指揮官、作戦に参加した兵士、加えて議会及び政府機関、支援基盤だった財閥、大量破壊兵器の研究機関その他諸々、
真面目に全部処罰していたら
極刑・死刑のバーゲンセール化するのは明白なので連合・ザフト共に人が居なくなる可能性もある。
ガンダムSEEDを見たことのない人の中には「話を盛りすぎでは」と思う人もいるかもしれないが、作中で明確に描写されたものでは
- 地球連合サイド:サイクロプスをサザーランドと一緒に起動した将校、同時にアークエンジェルの呼びかけに応じて戦闘を放棄して撤退(脱走)したユーラシア連邦部隊、血のバレンタイン事件で核弾頭を持ち込んだ&それに直接的または間接的に協力した&核発射を指示した&実際に発射した兵士、ボアズ要塞やヤキン・ドゥーエの戦闘で核を発射した&それらの護衛をした兵士、第三次ビクトリア攻防戦でザフト兵士の生き残りをその場で虐殺して行った兵士
- ザフトサイド:民間人の乗ったシャトルを撃墜したイザーク、第二次ビクトリア攻防戦にて捕虜にした地球連合軍兵士を銃殺刑に処した兵士、パナマ攻略戦にて降伏して捕虜になりたがっている地球連合軍の兵士を虐殺した兵士
と、軽く例をあげただけでも戦争犯罪者の数は相当な規模であり、戦争全体で見ればこの何倍、何十倍になるか想像し難い。そんな彼らを一人一人ピックアップし全員まとめて戦争犯罪者として裁く必要がある、と言えば本気で国際裁判をしようと思うとどれだけ規模がデカくなるか、それで極刑判決を出される人間がどれほど現れるかなど個人で想像できる範疇を軽く超えてしまっている。
加えて、勝者がいないので裁こうにもまず戦犯の基準が決められないし、双方の被害がデカすぎて国際法廷すら開く余裕もなく、
また連合にはアズラエルやサザーランド・ザフトにはザラ議長やクルーゼといった、既に死んでいる、かつ最も代表的な戦犯が存在する上、
よしんば他国の裁定に納得がいかなくとも互いに追及できる体力すら残っていない……とまあこんな有り様なので、
もはや他の細かい調整は各国に任せて有耶無耶する以外に取り得る手段がなかったのだろう。
実際の各国の裁判例では、メインキャラではクルーゼは実際に「既に死んでいる戦犯」として処断されている事が語られている。
また
イザーク・ジュールと
ディアッカ・エルスマンが両名共に極刑に処されかけたが、
ギルバート・デュランダル議長が議会を説得した事により免れた事が語られている。
デュランダルの言う通りプラントでは成人とはいえまだ10代の若者である事を考慮した判決を出せるとも、
事情や本人に罪の自覚があるとはいえ特赦を出せる一例とも言え、「良くも悪くも」といった所。
ただし白服(現場人員としては最高格)のイザークはともかく、ディアッカに関しては赤→緑に降格になっている理由が「『無印』での行動が軍規上の問題行動と判断されたため懲罰を課された」となっているため、やはり彼のように明確に記録が残ってしまっているケースだと限度はあったようだ。
【4.旧プラント理事国への関税優遇】
元々プラント建設に出資した理事国、大西洋連邦・ユーラシア連邦・東アジア共和国に対する優遇措置。
元々金を出した側である以上、理事国側からすれば然るべき条項であろうが、
元々それが嫌で独立戦争を起こした面のあるプラントとしてはあまり嬉しい文章ではないだろう。
とはいえ戦前程に露骨なプラント不利なものではなかったともされる。
【5.リンデマンプランに関する査察の無条件・無期限受け入れ】
第一項と重なるため割愛。
核弾頭や、原子力空母・原潜・核エンジン搭載MSといった、
兵器に対するNJCの使用禁止。
連合・ザフト共に、戦後は核エンジンを搭載したMSを主力
量産機とするつもりでいたが、これにより両軍とも方針転換を余儀なくされたとされている。
要は作るな使うなだが、実の所
ほとんど守られていない。
特に地球軍は相変わらず核ミサイルやら核エンジン搭載機やらを開発・配備・使用している。
そしてやられたらやり返すが如くザフトも終盤になると核動力機を申し訳程度に型番偽装して投入する始末。
バッテリー機だと画面を派手に飛び回ってドカドカ攻撃が撒けない&電池切れを起こして絵面が地味になるからという制作の都合も見え隠れしている
【7.ミラージュコロイドステルスの使用禁止】
ガンダムシリーズでも殊更強力なステルス技術、ミラージュコロイドステルスの使用禁止。
NJCとは異なり「軍事」という文言が無いため、一般利用も含めて禁止された模様。
まぁステルス技術がどう平和利用できるという話でもあるのだが。
「ミラージュコロイド軍事利用禁止」とは言うものの、C.E.世界では一般ビームサーベルもミラージュコロイドの関連技術であり、
これを額面通りに受け止めるとビームサーベルまで使用不可能となってしまうため、
あまりに厳密に守り過ぎるのは却ってどちらの為にもならないと見做され、関連技術については有耶無耶にされる事となった。
またこれも「消えてないのでセーフ」はある程度通ってしまうらしく、例えばデスティニーガンダムは明確にミラージュコロイド技術を使った機種でもある。核動力でもある。主人公機だろお前
【8.プラントのジブラルタル・カーペンタリア基地・在地球公館の設置】
プラントは地上の拠点として、最後まで守り通したカーペンタリア基地と、
一度は放棄したジブラルタル基地を保有し、そこにザフト側の地球監視団基地、プラントの地球の在外公館を設置する事が認められた。
その代わりにそれ以外の地上拠点は全て無条件放棄する事が定められた。
……のだが、あくまで基地の建設がダメなだけで、劇中ではサンディエゴにあるザフト軍の施設が描写されていたほか、人道支援&復興活動のために多くのザフト軍が地球各地に駐屯していたほか、『DESTINY』で再度開戦した頃にはペルシャ湾近くのマハムール基地や地中海のディオキア基地など、新たな基地が追加で建設されている。
【9.地球軍監視団基地・在プラント公館の設置】
同じく、地球側もプラントの監視団基地としてザフトの軍基地を一つ提供する事となった。
【10.月の中立地帯化・両軍に同数の月面基地設置許可】
大戦序盤は何度か戦場となり、それ以降は連合の勢力圏となり、終盤には大規模基地が壊滅した月面であるが、これ以降は月は中立地帯とし、また両軍共に同数の月面基地を建設する事が認められた。
地球連合は壊滅したプトレマイオス基地に代わる拠点として新たにアルザッヘル基地とダイダロス基地を建設したが、
プラントは特に月面基地を追加建設する事は無かった。
【11.国境線の復旧】
国境線はC.E.70年2月10日の時点に復旧するとした。
開戦直後に南
アメリカ合衆国が大西洋連邦に吸収され、大戦終盤にはオーブも大西洋連邦に管理される事となったが、
これにより両国は独立国としての権利を取り戻した。
南
アメリカ合衆国は後に大西洋連邦に独立戦争を仕掛けており、結果的に南
アメリカ合衆国にとっては大きな価値があったと見られる。
オーブはともかく南米関係はどちらかというと公式外伝のストーリーで大きく言及された条項。
【その他の国々について】
ユニウス条約というのはあくまでも「地球連合とザフトとの間に結ばれた終戦条約」である。
その為、
オーブやスカンジナビア王国といったどちらにも属さない国に対する拘束力を持つものではない。
その影響で、後の設定追加でオーブは極秘裏にとは言え
ユニウス条約発効直後にミラージュコロイド搭載MSを開発していた事となった。
キラらがNJCを装備したフリーダムを保有している事について、視聴者から「ユニウス条約違反では?」という疑問が持たれる事もあるが、連合でもプラントでもないオーブ所属のキラはユニウス条約に縛られるものではない。
つまり、「ユニウス条約違反ではないのか」という疑問については「条約違反にはならない」。
また、最終的にファーストステージシリーズの機体はプロヴィデンスを除いた全てが外部に流出してしまっており(ジャスティスは自爆により失われたが)、フリーダムのみをとやかく言うのは筋違いと言えば筋違いである。
勿論、これらはあくまで「条約違反ではない」というだけの事である。
現実に例えれば
ブラジルの民間人が米軍から強奪したクラスター爆弾を積んだB-1爆撃機を動態保存しているようなものであり、
そして
ブラジルはオスロ条約に批准していないのでクラスター爆弾は条約違反ではないという意味での「問題無さ」である。
使用を制限する条約が存在するような、それも盗品の兵器を稼働状態で個人が保有している事の是非は別問題である事は間違いない(但しその別問題が問題ありになる法律が作中に存在するかは明らかにされていない)。
なお劇中ではオーブが(実質的に)フリーダムを保有している事についての指摘は特に描かれていない。
もっとも、国家元首(カガリ)を誘拐されている時点ではフリーダムがオーブの物として扱われているかは怪しく、カガリが帰還した頃には既に戦争中な上フリーダムも大破しているので、指摘するタイミングはなかっただろう。
同様に「元々フリーダムはラクスがザフトから強奪した機体なんだから、いつまでも借りパクしてないで、とっととザフトに返還するべきではないのか」と言われることもあるが、実際のところラクスはSEED時代には既にフリーダムの横流しの件で犯罪者扱いを受けている。
しかしDESTINY時代にはラクス・クラインとして公的に姿を現している。
なので、むしろ「ユニウス条約に定められたザフト軍人へのプラント評議会による戦争裁判の結果、フリーダム奪取を含む一連の行為はパトリック・ラウ両名の戦争犯罪への特例として名誉が回復された」可能性が高い。
それとは別に「個人が持つ兵器としては強大過ぎなのではないか」という意見もあるが、これは心情の問題であって、条約云々とは全く無関係の話である。
現実的な話をするなら、個人を狙ってフリーダム無しでは対応出来ない脅威に晒されたので、強大かはともかく過大では無かったとしか言いようがないが。
なお、「
ジャンク屋」は連合でもプラントでもないが、言ってしまえば双方と取引がある会社なので(ユニウス条約を含む)両方の法律を守る必要があると思われる。
作中ではミーティアの使用を条約違反だと止められるシーンがある(管理を任されている兵器を使うというのは、ユニウス条約以外の問題もあるだろうが)。
【実態】
結論から言えばユニウス条約は、賠償金や在プラント公館といった非戦闘系の項目についてはともかく、肝心のNJCやミラージュコロイドといった軍事系の項目に関しては、極めて遺憾ながらロクに機能しなかった。
ルールの隙を突いたり、お互い落としどころを見つけて有耶無耶にしたり、もしくは堂々と無視したりと、連合もプラントも前大戦の反省を受けてなお厳密に守っていた条約とは言い難いものであった。
ユニウス条約はあくまで「地球連合とプラントの間で」結ばれた条約であったため、
地球連合、とりわけファントムペインは「地球軍の正規部隊ではなく
ロゴスの私兵である」という、
文字通り申し訳程度の理由付けでミラージュコロイドを装備した艦を運用し、
挙句の果てには「
条約違反のミラージュコロイドを隠すために条約違反の核エンジンとNJCを備えたNダガーN」などという、
条約違反の数え役満と言うべき代物まで開発・運用されている。
プラントも地球軍が条約を素直に守ってくれるとは思っていなかった様で、
核兵器を自爆させる防御兵器「ニュートロンスタンピーダー」を開発している。
『DESTINY』劇中に於いては第1話でいきなりファントムペイン所属のミラージュコロイド搭載艦が登場、
ブレイク・ザ・ワールド事件後に連合がプラントに宣戦布告した後はまたしても大規模核攻撃部隊を投入してさえいる。
ザフトも開戦後は核動力機であるサードステージを開発したり、その内の一機にはミラージュコロイドも装備されていたり、
ジェネシスの小型版であるネオ・ジェネシスを投入するなど、大戦中盤以降は条約はほぼ有名無実化していた。
開戦前からロクに守られてはいなかったが。
総じて再度の連合・プラントの開戦後は事実上ユニウス条約は破棄される事となった。
【余談】
『SEED』自体が1stガンダムの
オマージュ的な側面があり、
ユニウス条約も
一年戦争の終戦条約、グラナダ条約と似た部分が見られる。
「戦争犯罪者は(生後間もない
ミネバ以外
全員死亡し、ジオン公国の支配階層としては滅亡していた)ザビ家」としてそれ以外を問わず、
また賠償金の請求も無し、ジオン共和国の独立認可といった点が類似している。
一方、大量破壊兵器の取り扱いについては真逆であり、
NJCとミラージュコロイドの使用が禁止されたユニウス条約に対し、
一年戦争の終結に伴って核兵器の使用を禁止する南極条約が失効した事で、核の使用に明確な制限が無くなった。
追記修正はルールの抜け穴を突きながらお願いします。
- 戦勝国ではないからだろうがWW2で原爆落としたり民間人大量虐殺したりしたアメリカに比べたら裁判するだけプラントは民度がマシというね…イザークの裁判もなんか議長にプロパガンダに利用された感もある。一応理屈は通らなくもないが責任者が責任(民間人殺害は過失とはいえ対馬丸事件とは違い命令ではなく本人の意思によるものだがそれではなく戦争に少年兵使ったこと)負った描写ないし(死んだ連中に全部おっかぶせたんだろうけど) -- 名無しさん (2023-03-10 00:32:30)
- 名前が出るたび破られてる条約くらいにしか思ってなかったが色々大事なことを決めてるんだな。まあ意図的に無視されてるが… -- 名無しさん (2023-03-10 00:54:53)
- ガバガバどころかスカスカ、 -- 名無しさん (2023-03-10 01:05:35)
- 南極条約は逆に効果がないのにあるものと勘違いする者が陣営問わずいるのが… -- 名無しさん (2023-03-10 01:22:17)
- ウィキペディアには「条約案」は書かれているけれど、実際の条約は書かれてないんだよね。このページに書かれているものもウィキペディアに書かれている条約案とそれほど変わらないように見えるけれど、案ではない条約の内容ってどこで公開されたんだろう。 -- 名無しさん (2023-03-10 01:34:33)
- まあ宇宙の化け物を殺る気満々な頭ブルーコスモスな方々が大きく減ったわけじゃないし、条約形骸化は当然の帰結だった。 -- 名無しさん (2023-03-10 02:02:13)
- 「インパルス3機の戦闘機だと言い張るため説は非公式」って聞いてたけど近年は公式が追認してるってマジか -- 名無しさん (2023-03-10 03:35:44)
- ビームサーベルは種死以降はミラージュコロイドとは別系統の技術で確立されて、切り結べるようになったんじゃなかったっけ -- 名無しさん (2023-03-10 07:29:24)
- インパルスの件に関しては、MGでランディングギアつけたりしてるのも証左として挙がるんじゃないかな -- 名無しさん (2023-03-10 10:12:02)
- DESTINY後にまたユニウス条約みたいなのが出るとしたらどんな内容なのかな?結局形骸化するんだろうけど -- 名無しさん (2023-03-10 10:19:38)
- もうこんなガバガバな条約立てて結局血みどろの戦争するなら、いっそ月光蝶でSEEDの世界は文明共々リセットされた方がしあわせだと思う。 -- 名無しさん (2023-03-10 11:52:33)
- SEED世界の人間の倫理観のヤバさがよく分かる条約 -- 名無しさん (2023-03-10 14:51:15)
- ↑殴る力もなくなったからその間だけ守ったぐらいでしかないんだよな。回復してきたらすぐに殴る準備を始める… -- 名無しさん (2023-03-10 15:07:12)
- イザークの件とかはそれこそクルーゼにひっかぶせるとかの処置しててもおかしくないよね。 -- 名無しさん (2023-03-10 15:44:21)
- これは現実世界の多くの国際条約もそうなんだけど、破った場合の罰則規定がないので「各国の良心に頼る」しかないのよね。んでSEED世界の人間の良心って言ったら……ねぇ -- 名無しさん (2023-03-10 17:16:03)
- 東京大空襲で10万もの民間人を虐殺したアメリカ人が無罪となったのも戦勝国特権以外にも日本が先に破ったからその報復として赦されてる面もありそう。条約違反国が条約違反な仕打ちをされても罪を問えないというか、条約違反国に対する条約違反は罰則がないとか -- 名無しさん (2023-03-10 21:31:52)
- 種のビームサーベルってミラコロを定着させる技術の応用であって最初からミラコロは使ってないんじゃなかったか? -- 名無しさん (2023-03-10 22:52:17)
- ↑ だから「ミラコロではなく関連技術」でしかないという事で有耶無耶にできた -- 名無しさん (2023-03-10 23:18:15)
- どこも守る気無さすぎて草。ターミナルやファクトリーが極秘に作られる訳ですわ -- 名無しさん (2023-03-11 00:07:18)
- ↑むしろ逆では?誰も守らないことが簡単に予期できる内容だったからターミナルやファクトリーもガン無視した。実際ストフリと隠者作らなかったら核動力の運命伝説に対抗できなかった -- 名無しさん (2023-03-11 01:28:56)
- タグに「停戦条約」ってあるけど「終戦条約」もしくは「講和条約」できないかな?停戦だと一時的に戦闘を停止しているだけで戦争自体は続いているって意味に成る -- 名無しさん (2023-03-11 10:23:48)
- 全然守られてねぇじゃねぇか!! -- 名無しさん (2023-03-11 11:24:54)
- ↑↑いや、停戦条約であってる。実際互いに次の戦いに備えて色々やってたわけだし。 -- 名無しさん (2023-03-11 11:45:34)
- 法的には終戦条約だけど実質的には停戦条約。そもそもナチュラルとコーディネイターっていう根本的な対立が解決されない限り、どのような条約を作ろうと次の戦争までの一時的なものしかできない -- 名無しさん (2023-03-12 00:27:26)
- スレチなら謝るけどイザークの「民間機撃墜」ってあれ、シャトルの方もシグナル出してないわ交戦中の戦艦から射出されてるわで保護対象にはなり得ないんじゃないの?現実でも戦闘に関係する軍人と攻撃してはいけない民間人の線引きは明確にされてる一方で、民間人が変に武装したり逆に軍人が民間人になりすましたりしたら通常より重い罰則あるし -- 名無しさん (2023-03-12 14:53:14)
- ↑そうは言っても俺らの価値観で量っても仕方がない。作中CEのザフトの法では極刑らしい?のでそれで納得するしかない。なお自分は直接言及してる資料を所持していないので分からないが、TV版ではとっくに死んだ身だったのを議長に救われたというのが本人の弁。これが比喩でなければ極刑だろうなという予想なので、実際のところどんな処罰を下される予定だったのかは不明だったりする。なお記事ではイザークだけ挙げられているが実際はディアッカも同様の(極刑)扱いなんだよね。こっちも触れた方がいいかもしれん。 -- 名無しさん (2023-03-12 15:53:45)
- ↑ イザークは小説版で「銃殺刑という最大の不名誉を免れた」みたいな文章を見た気がするけど大分前だからもしかしたら思い違いかも。もし手元にある人が居たら申し訳ない確認願います -- 名無しさん (2023-03-12 15:58:56)
- 記事の「良くも悪くも」という書き方には少し思う所はあるかな。イザークにはあの核乱射ピースメーカー隊の母艦撃沈というまごう事なき英雄的な金星を挙げてるわけで、単純に罪の差し引きはできないとはいえ考慮可能な事情はある(というかそこらへんの事情が皆無なら議長が擁護しても議会が承認しなかっただろうしね)。 -- 名無しさん (2023-03-12 16:12:14)
- 約束というのは守るものではなく、守ることも出来れば破ることも出来るものなのだ(白目) -- 名無しさん (2023-03-12 17:39:57)
- ↑マ・クベ「呼ばれた気がした」 -- 名無しさん (2023-03-12 17:42:45)
- インパルス一機でカオス・アビス・ガイアを切り替える構想ってあくまでコートニー個人の考察じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2023-03-12 17:56:08)
- ↑4 現実でも日本は多くの民間人を虐殺した挙げ句に何の罪にも問われなかったカーチス・ルメイに「過去の事をいつまでも引きずらずこれから仲良くしなきゃいけないし、航空自衛隊の設立や発展に尽力したから勲章あげる」ってあったから罪と功績は分けるのが美徳だろう(本来は天皇から手渡しされるのが流儀だからアメリカ人からしたら「自分らが悪い癖に狭量なイエローのジャップ共め」と批難しそうだが)。ぶっちゃけイザークの民間人殺害はナチュラル相手だからという理由で看過されそうなかんじだがそうならない辺り穏健派が優位という事の表れなんだろう -- 名無しさん (2023-03-12 20:42:09)
- ↑8そもそも当のイザーク自身が腰抜け共…つまり無抵抗で逃亡中という認識を持っていたので、どのみち虐殺行為に近い。 -- 名無しさん (2023-03-12 20:56:38)
- (続き)そこだけ見ればまだグレーなので相手が軍人なら大丈夫だったかもしれないが、結果的に民間人だったのと相手のどうしようもない事情(そもそも民間人が軍船に乗ってたのは元を正せば自分達が事情はあれどヘリオポリス襲撃&破壊したせいだし)、イザーク自身まともな感性を持っているのだから問題なし!という意識でいるわけがないわな -- 名無しさん (2023-03-12 21:01:45)
- ↑3 最終的に没になったものの、他のセカンドステージを再現した上半身・下半身が考案されていた事は間違いないので、少なくとも当初目指していたのが「一人セカンドステージ」だったのは確かっぽいと思われる -- 名無しさん (2023-03-12 21:02:06)
- そもそもプラントってハーグ条約を批准しているのかな?批准していないなら人道的にはともかく法的には問題ないんじゃないかな -- 名無しさん (2023-03-13 01:37:45)
- まずユニウス条約前のプラントが国として認められてなかったので、その時代のプラントは国際条約を批准するという概念がないのでは? -- 名無しさん (2023-03-13 07:08:54)
- それを考えたらユニウス条約は内容はともかくプラントを対等な交渉相手と認めたのは政治的にはザフト大勝利じゃない? -- 名無しさん (2023-03-13 07:40:18)
- プラントの戦争目的は宗主国からの独立なので戦争目的を達成したという意味では間違いなくザフトの勝利 -- 名無しさん (2023-03-13 09:28:27)
- 種でも運命でもザフトは毎回連合に勝ってるんだよね。勝ち確になってからのトップの暴走をラクス配下に止められて色々功績を持っていかれてる。 -- 名無しさん (2023-03-13 12:08:31)
- この条約締結から間もなく大戦中の大西洋連邦大統領だったアーヴィング、プラント最高評議会臨時委員長カナーバ、両名は職を辞することになって、後任選挙でコープランド、デュランダルがそれぞれ代表になった。でもその両名も次の大戦終盤で死亡してる。 -- 名無しさん (2023-03-13 23:29:58)
- DESTINY ASTRAYの最序盤で描写されていたが、プラント側が不利になったのはジェネシスαの露見が原因なんだよな…因みにジェネシスαを地球圏全土に流したのは外伝主人公のジェス。 -- 名無しさん (2023-03-13 23:41:23)
- クルーゼがあまりにも暴走していたから違和感なかったけど、よく考えたらディアッカがプロヴィデンスと戦うのは立場的に完全にアウトだったな -- 名無しさん (2023-03-14 01:10:13)
- アスランも普通に反逆してるけど戦後オーブに正体隠して亡命していたからかユニウス条約の裁判はスルー状態だったな。あちらは2年後に議長の執り成しでザフトに復帰したけど裁判とかも多分やらなきゃならない状態を議長の力でスルーだろうな -- 名無しさん (2023-03-14 01:53:46)
- ↑9~11流石に完全なノールール戦争はお互いやばいと判断しているらしく、詳細不明ながら捕虜の扱いなどを定めたコルシカ条約っていうのが締結されている。ムウもだしカガリに対してアスランも言及している。 -- 名無しさん (2023-03-17 01:36:01)
- パナマ攻略戦の捕虜虐殺などもあるけどコルシカ条約って結構影響が大きくて、民間人の軍事活動は禁止されているので後付けでキラ達は軍人になり、ザフト兵も義勇軍だが軍属扱い。もちろん民間人の殺害なんてもってのほかでそれはラクスを救助した際の反応に表れている(条約が無くても人道的に困っていただろうけれど) -- 名無しさん (2023-03-17 01:56:25)
- 何故この時、地上の拠点としてザフトのジブラルタル、カーペンタリア両基地が温存されたんだろう?第一次連合・プラント大戦が(ラクス一派の加勢があったとはいえ)実質地球連合軍の勝利のような形で終わったんだから、地上からザフトの拠点を追い出す良い口実だったろうに。 -- 名無しさん (2023-05-05 10:01:29)
- ↑正確に言うと「重要戦力損失+多数の兵力消失による痛み分け」だよ -- 名無しさん (2023-05-05 10:10:30)
- ↑2,連合の勝利じゃないと思うけど、宇宙軍と月の基地は壊滅。プラントの方は、ヤキンが潰れたとはいえ軍自体は健在なので、制宙権はプラントが握っている状態だろうし -- 名無しさん (2023-05-05 23:22:14)
- 映画でデュエルとバスターも核動力化してたし秘密裏にストフリ、隠者、デスティニーを回収&改修してたからテレビ本編後も撤廃のままみたいね -- 名無しさん (2024-02-02 15:40:33)
- ↑秘密裏に用意した↑上がってる機体だとレジスタンスであってザフト軍ではないしそもそもオーブは結んでいないって理屈でも通るとは思う。ユーラシア連邦が打つつもりは無くとも核を配備してたし種運命に引き続きないものとして扱われてはいそうだけど -- 名無しさん (2024-04-08 15:17:16)
- 停戦条約だから、停戦が破棄され開戦した後に守られないのは、普通のことではないだろうか? -- 名無しさん (2024-11-08 21:42:56)
- インパルスが戦闘機だと追認する形でってのはのはどこの話なの?公式に近いものだと個人の考察とかかもしれないとかってのは見たことあるがあれで追認しているとかにはならんだろうし -- 名無しさん (2024-12-15 23:00:20)
- ↑2後発のデスティニーとかそれでも通るかもだけど、開戦前からガーティルーとかいるしなぁ -- 名無しさん (2024-12-19 11:21:42)
- ↑6 プラントにしてもヤキン・ボアズの両要塞が潰れてるから本土攻撃を狙われるとまずい状態ではあったはず(占領とかは無理でも第二第三のユニウスセブンが生まれてもおかしくない≒戦争を続ける判断はし難い) -- 名無しさん (2025-04-24 16:04:18)
最終更新:2025年04月24日 18:17