ジャンク屋組合(SEED ASTRAY)

登録日:2010/07/04(日) 23:03:35
更新日:2025/04/15 Tue 14:14:42
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ジャンク屋組合(ギルド)とは、『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』シリーズに登場する民間組織。

概要

C.E.世界におけるジャンク屋とは、主に「宇宙機器のデブリを扱う廃品回収業者の総称」であった。
回収対象は軍需品や民需品、時には大規模な機動兵器すらも扱う等手広く商売を行なっていたが、基本は長らく独立した個人事業主として逞しくも細々と生活を送っていた。
しかし連合、ザフト間の戦争の影響でジャンク屋もまた自衛手段を取る必要性が発生し、更に戦争が長期化するに連れ、ジャンク屋による再生を軍による破壊が上回り始めるようになる。
そこでマルキオ導師を始めとする識者はそれまで散発的な活動していたジャンク屋を「一つの組合」に纏める事を決定。
そうして誕生したのがジャンク屋組合である。

民間組織であることや立場的には中立…というか先述の理由から「片付けるために現役兵器を日常的に触る」職なので、軍からは時には必要とされ時に邪魔者扱いされたりとケースバイケース。

……とだけ見れば聞こえは良いが、ジャンク屋組合のマークをつけた艦船等はいかなる国家も入国を拒否出来ず、それに対して攻撃する事は許されない。
というとんでもない設定が付与されていたりする。
これは本来の目的たる「C.E.世界で兵器(だったもの)を片付ける人はどうしても必要」という理由から不可侵性が求められたことによるが、実際には「どのような理由があっても組合員が正規軍や正規国家に助力してはならない*1」「後述のように武装は必要最低限の範囲or工具と言えるもの以外禁止」などこれゆえのジャンク屋側ルールが付けられており、正直ジャンク屋から見ても実態に即していない面はある。
というか実際「規定を守らない、モヒカン同然の正規軍兵士」が組合内でまあまあ問題になっている模様。
またさすがに「特定の正規勢力に与してはならない」は守るべきものと見なしている組合員のほうが圧倒的に多い様子。これはおそらくだが項目内で何度も触れるように連合・(軍としての)ザフト・オーブ問わず軍機密を知ってしまう*2ことと完全にセットになる商売であるため。仮に認めてしまうと、積極的にスパイ行為を行う組合員が出てしまうことで「揶揄ではなく本当にジャンク屋組合自体が疑われる」状態を招きうることからか。入港拒否の禁止についてもこれで「組合員がスパイ活動や外交官としての活動を行うことは原則認めていない、不可・厳禁としている」のが明示されているのが多分にあると思われる。
コンパスの武装倉庫から日本刀が出てきたのは千葉先生曰く「ジャンク屋組合以前に、そもそもASTRAY班は『FREEDOM』に参加していない」とのこと


また、戦闘に遭遇した場合、組合員は非戦闘員に徹することが義務付けられている。
しかし、ロウの行動などを見るに、自衛する必要がある場合はその限りではない様子で非常に曖昧。
まあ自衛するなというのも無茶な話なのだが。
カレドヴルッフ実演販売編は…うん……*3

様々な場所に侵入出来、良く言えばリサイクルだが、悪く言えば火事場泥棒も平然としているので、(何よりもメタ的に見せ場が必要ということもあり)自然と交戦機会も増えている。


DESTINY』時代にはユニウス条約の監視も業務に入っており、
ジェネシスαミーティア等前大戦で製作された兵器を管理したりもしている…と、前述した絶対的な中立性が求められていることでのお目こぼしもあってか、最早ちょっとした国家と同等の扱い。まさにその中立性違反を言われた*4せいでジェネシス跡地は使えなくなったけどな
こうした経緯で迂闊に手出しできない勢力と化していた。

しかし、力を持ち過ぎたジャンク屋組合を警戒した地球連合諜報部がブレイク・ザ・ワールドが利用した弱体化工作を仕掛けたことで情勢は一変。
件のテロ行為の犯人達が日本刀タイプの武器を大量に使用していたことから、この仕様の兵器に一家言を持つことで有名なロウに嫌疑をかけたり。
ジェネシスαでユニウスセブンの破砕に助勢しようとした際に、量子コンピュータウイルスによってジェネシスαの射線を地球に向けて、その様子を撮影し、ジャンク屋組合も地球破壊を目論むテロ行為の未遂犯であるという状況を仕立て上げたり。

最終的に嫌疑は解けたものの、ジェネシスαを手放して組合員が潜伏せざるを得ない程に追い詰められた時期もあり、全盛期のように大手を振って活動出来るほどの権勢は無くなった。

なお、「どさくさ紛れに侵入して、何でもかんでも武力を行使しつつ掻っ攫っていく火事場泥棒」という心象を抱く読者も居るこの組合だが、
「回収した物品の持ち主が正式に返還請求をしてきたら必ず応じること。その際に、修理にかかった材料費や手数料等については、持ち主との交渉を通して要求する権利を組合員は有する」
という規則があり、ジャンク屋組合に所属する以上はこれを厳守する必要がある。
ロウがやたらと戦闘をして最終的に回収した兵器を占有しているのは、元の持ち主達が「機密情報を握ってしまったロウとは表のルートから交渉するのは躊躇われるので、出来れば口封じで殺した後に回収した方が手っ取り早い」という世紀末な結論に至って実践した結果である。
実際に(経緯が極めて特殊とはいえ)ドレッドノートの頭部はロウも触っているが、最終的にはそのロウも本来の所有権がある相手に渡すことに同意している。プロトアストレイに関してもモルゲンレーテ社を訪れた際にギナの要望でちゃんと承諾を得ている可能性が高い*5
ドレッドノートに関しては、後で正規の許可・依頼を受けてまた触っているが。
…ただしモヒカン的解決法を取られた時にどこまでやっていいのかについては不明瞭で、ロウたちリ・ホーム班は何度か「正当防衛として相手の機材を破壊→そのままにされたくなかったら自分たちに修理依頼を有償で出せと要求する」描写がある。これが組合の規定上問題なしなのか、それとも規定を越えるような報復なのをうやむやにしているだけなのかは不明。
リーアムが組合長になってからは無くなったのを考えると……


●関連キャラ


  • ロウ・ギュール
CV:小野坂昌也
ときた版『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』及び、『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY R』の主人公。
機械と物を直す事が大好きな好青年。その反面、物を壊す事(要は戦争やテロ)を嫌悪し、そういった行為には怒りを爆発させる。
宇宙育ちのナチュラルだが、ナチュラルにもコーディネイターにも分け隔てなく接している。また、自分がナチュラルであることに劣等感を抱いていない。
「じっちゃん」に育てられたようで、時折「じっちゃん」のセリフを引用することも。名前の綴りが「Lowe(本来は「e」は必要ない)」なのも、戸籍登録の際に「じっちゃん」が「Love」と「Lowe」を見間違えたためとされている。
天性のメカニックセンスの持ち主で、一目見ただけでそのメカの故障箇所がわかる。また、メカに対する愛着も強く、メカに心があると信じている。
自称するほどのとんでもない悪運の持ち主で、どんな危機的状況も偶然や機転でくぐり抜けている。そこ、ご都合主義とか言わない。
ときた版では比較的普通だが、戸田版になると……
一応ASTRAYシリーズ皆勤賞。

  • 8(ハチ)
ロウが持ち歩くトランクケースの様な形をした人工知能ユニット。
ロウが詳細不明の戦闘機から回収した物。以降、度々ロウを助ける相棒的存在に。
一時期ジェスに貸し出されていたが、その後ちゃんと返された模様。
構造上、音声を発する事は出来ないが、ディスプレイに文字を表示する事で会話が可能(PVでは喋ってるが)。

  • 山吹樹里
CV:豊口めぐみ(SDガンダム GジェネレーションSEED/倉田雅世(PV ガンダムSEED MSV)
ロウと同じチームの一人。
引っ込み思案で、気が弱く度々ドジをやらかす。しかしロウからはそんな所も気に入られており、彼女もそんなロウに惹かれている。
ジョージ・グレンファン(マニア)。
初見だと間違えやすいが、名前は「じゅり」ではなく「きさと」と読む。

  • リーアム・ガーフィールド
CV:速水奨
ロウチームの一員でメンバー最後の良心。
物腰柔らかで誰に対しても丁寧な口調を崩さない人格者。
ロウの仲間の中で唯一のコーディネイターで、それ故にナチュラルに強く興味を示しており、特にロウは絶好の観察対象になっている。
双子でナチュラルの兄がいる。後に組合長に就任。

  • プロフェッサー
CV:進藤尚美(SDガンダム GジェネレーションSEED)/折笠愛(PV ガンダムSEED MSV)
ロウチーム……いやジャンク屋組合……いや本作の登場人物の中でも特に経歴に謎の多い人。
ってか殆ど何も分かってない(本名含め)
とりあえず過度にエロい事だけは分かっている(特に戸田版)

  • ジャン・キャリー
CV:中田譲治
SEED MSVが初出のキャラクターだがRで数回登場。
元は不殺を貫き戦った連合所属のコーディネイターのエースパイロット『煌めく凶星「J」』だったが、軍が自分を必要としてないと分かると軍を抜け、ジャンク屋預かりとなった。
その後、ラクス達の存在を知り、一時的に「三隻同盟」に加入していた。戦後は再びジャンク屋組合に戻り研究に専念している。
白をパーソナルカラーとしているが、これは連合時代に鹵獲されたジンを乗機としており、連合側が監視する意図で白く塗装していた事が由来。

  • ユン・セファン
DESTINY ASTRAY初出のメカニック。レイスタ以外にもアウトフレームのバックホームの風呂や、ゴールドフレーム天ミナの武装開発にも携わっている。
前大戦中はモルゲンレーテのメカニックだったが、元々ドジな性格も相俟ってモルゲンレーテに置かれていたAI…というか業務用コンピュータの搬出にまごついている間に、クサナギやアークエンジェルのオーブ脱出に置いて行かれ、国もろとも職場が物理的になくなる形で失職。AIもこうなることを割とガチ目に予想していたおまけつき。
地下に居たため命は助かったものの焼け野原になったオーブで途方に暮れていたが、その時にオーブを訪れていたジャンク屋組合に拾われてそのまま再就職した。
ちなみに迷子癖があるのか、彼女のレイスタカスタムは追加の外部バッテリーや発電システムが備わっている。
普段は職業柄もあって身だしなみには無頓着だが、ちゃんと化粧をしてドレスアップすると凄まじい変貌を遂げる。

  • コバヤシマル・ジューゾー
髭面にヘルメットが特徴の中年男性。ロウとも付き合いが長く、親分肌で面倒見のいい性格から組合員からも慕われている。
オーブ防衛戦の戦後処理に訪れた際、失職して途方に暮れていたユンにおにぎりを差し出してジャンク屋ギルドに勧誘した張本人。
名前的にめっちゃ沈みそうな名前だが今のところ無事である。

●メカニック

ロウの愛機。
オーブ軍の主力MSの試作機。諸事情により廃棄されていたところをロウに発見され、以降は彼の愛機となった。
ロウが趣味でどんどん変な装備を追加しているが、その装備にロウが学んだあらゆる軍の秘密技術や火星の特殊技術などが使われている為、
普通のMSを遥かに超える機密の塊で色々な意味で危険な機体になっていった。


  • ワークスジン
ザフトのジンを作業用に改造した機体。
しかし、元々コーディネイターが乗る事を前提としているので使える人材は少ない。

  • レイスタ
元モルゲンレーテの技術者ユン・セファンが設計した作業用MS。
アストレイ系に近い構造を持ち一部パーツはM1アストレイの部品を使っている。
ギルドが戦闘での利用を禁止した上でレンタル・販売をしており、民間に広く流通し様々なパーソナル機が存在するが、ゲリラとかがたまに武装させて戦闘に使ってる。
『DESTINY ASTRAY』主人公のジェス・リブルも、クライアントから借りたツインアイ仕様のカスタム機を使っていたが、後述のジェネシスαをZ.A.F.T.の兵器と誤解し勝手に撮影していたところ、火星に発つまでの間の護衛を依頼されていた劾に頭部をぶっ壊された。
機体名のレイスタ(RAYSTA)はアストレイ(ASTRAY)のアナグラム。

上記レイスタのノウハウを元に設計・開発された、完全新造の民生用MS。
詳細はリンク先参照。

  • ジェネシスα
大戦中にザフトの使用したジェネシスと同型のバリエーション。
ジェネシス同様兵器として使えるが、本来の「外宇宙への加速装置」としての使用も可能。
後に接収され組合の本部が置かれ、本部そのものを細かいパーツに分ける事で有事の際は自爆同然にパージすることが出来る。但し1発限り。
元々はジェネシスと同様、表面に膨大な量のPS装甲を使用していたが、組合がそれに目をつけ片っ端から引っ剥がして自動車のフレームに使用。民間に売り出されバカ売れした。
前述のようにクラッキングを受けたことで暴走、「明らかな攻撃行動を取った」として攻撃を受け全損。本部機能はアメノミハシラに食客扱いで移動を経て、後述のギガフロート内に移された。

ジェネシスαの外部装甲に使用されていた膨大な数のPS装甲にジャンク屋組合が目を付け、なんとそれを引っぺがしてフレームに使用し、民間に売り出されたらバカ売れして
パトリックどころか資材を堂々と盗まれた形になったZ.A.F.T.も涙目な自動車*6
PS装甲をフレームに使用している以上派手に事故っても大丈夫。例えば何かに衝突した瞬間にフレームに通電し運転手等を守るので、原理的にはPS装甲よりTP装甲に近い。
PS装甲によって事故の影響で閉じ込められる等はなくなるが、衝撃の緩和自体は不可能である為別途エアバッグ等がいる*7
生産に特殊な環境が必要不可欠なPS装甲を用いる為、生産性が低いのは気にしたら負け。限定販売の名目で売れば一応整合性はとれると思う壊れたときのアフターサービスはどうするのかは不明だが*8
…ダブルブイは組合長選挙に出るよりも、超高性能スタビライズコクピット*9をこの自動車部門に「採用グレード名は必ず俺の名前にしろ*10」とでも言って持っていけばよかったんじゃないかなぁ……

  • ギガフロート
巨大な人工島でマルキオ導師の依頼によりジャンク屋組合が建設。
ただし連合の意向も大きいとされている。
民間用途とは言えマスドライバーを有している貴重な建物で、更に島ごと移動することも出来る軍事的にも非常に重要な島。
建設後はジャンク屋組合が軍事利用されることを嫌い、本部として活用し始めたので何度も襲撃を受けている。
これは各勢力が利用したいと考えるのは当然だが、そもそも存在そのものが脅威以外のなにものでもないので襲撃されるのも実の所無理はない。
連合に至ってはお金を出したり物資の融通など様々な働きかけを行ったであろうにも拘わらず、一切利用出来なかったので投資損な上に、潜在的な脅威(仮にジャンク屋組合に比較的好意的な派閥にとっても問題の種)にしかなっていないので本当に涙目。
…もっとも、当の連合は本施設を「民間用」と偽ってジャンク屋を始めとした民間企業に建設を委託していた上(前述のようにそもそもジャンク屋側から提示している合意文書の「特定勢力への軍事的な協力は厳禁にさせます」に反する)に、襲撃してくるザフトからの防衛を機密保持のため傭兵団に丸投げするという酷さの為、条約解釈としては全く同情は出来ない。
このへんのゴタゴタから結局ジャンク屋組合の動けるけど不動産扱いに収まり、上で触れたように時系列で最後に組合の本部機能が引っ越した先はここ、つまり現在の設定上の組合の本部所在地となっている。
ゲーム『EXVSシリーズ』で『種アス』からの出典扱いになっているステージはここ。
平地部分こそ広いが段差や高低差がきつく、アーモリー・ワン(『SEED』)や学園都市メーティス(『NT』)、特殊ギミックありのステージが大多数だったころのサイド7(『1st』)*11のような全体的にデカい遮蔽のないステージが好まれやすいガチ戦には不向きとするプレイヤーも多い様子。




ロウ「8ィ~!追記・編集頼むぜ!」
8「自分でやれ(ブビー)」


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最終更新:2025年04月15日 14:14

*1 実際にザフトからの監視人員がつくのを受け入れたところがプラント・連合の再開戦で一気に問題になってしまった描写がある

*2 秘密主義が求められる試作機とかもそうだが、そもそも主力量産機でも「ベトロニクス、すなわちCPU面がどう作られているか」「どこの部位にどれくらいの強度があるか」だって立派な軍事機密である

*3 「軍用武器に近いスペックがあるのを暗に認める」「ギャラリーがいる中でこれで戦闘する」「オーブの政治家兼私兵組織持ちの人物と商談」など、多数の規定違反が見られる。エピソードの初回を掲載した同じ号の作品説明で千葉・ときた両先生に「ロウが工具って言ってますよね?だから武器じゃないですよ?(棒読み)」と煽られるレベル

*4 ※誤解・冤罪だった

*5 「依頼への対応として」敷地内で動かしているため

*6 ある程度利益還元されているかもしれないが

*7 これ自体は本編のPS装甲関係の設定でも触れられており、例えばレイダーガンダムのニョルニルは「衝撃をゼロにできるわけではないので、強い打撃を与えることで内部メカやパイロットを攻撃する」というアイデアからザフト側機種へのPS装甲搭載が予想されていてもなおガンダムハンマーを持たされたと説明される場合がある。

*8 理由は異なるが、「かなりの部分にチューニングが入っている」など工業的に手のかかったクルマが限定販売扱いのグレード・車種になることは珍しくない。販売予定数5・実際に納車された個体数1のホンダ・NSX-R GTなど。

*9 組合長交代要求を出した際に「信任を得るために技師としてのデモを行っては」とロウに言われて持参。レッドフレームに全力でMS丸ごとをゆすられてもまったく揺れず、カップでお茶にできるほど高性能。実際にはこれのパテント目的でMSメーカーに再雇用されたため組合に入る必要そのものが無くなるオチ

*10 実際にも三菱のランサーエボリューションⅥに関係者由来のグレード名の例がある(エボⅥトミ・マキネンエディション)事例が出ている

*11 現在は傾斜がきついため格闘コンボに影響が出やすいエリアの広さから、ガチ対戦がメインのプレイヤーでも判断が分かれている様子?