ガルマ・ザビ

登録日:2012/10/11 Thu 05:33:54
更新日:2025/04/15 Tue 19:57:35
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シャア…、謀ったな、シャア!!


ガルマ・ザビ

CV:森功至(TVアニメ、劇場版)、柿原徹也(THE ORIGIN)
所属:ジオン公国軍
階級:大佐
年齢:20
出身:サイド3

ガルマ・ザビとは「機動戦士ガンダム」の登場人物である。
デギン・ソド・ザビの四男であり、ジオン公国軍地球方面軍司令。



【人物】

ジオン公国の士官学校を首席で卒業しているが、実際は同期で首席だったシャア・アズナブルからその席を譲られたとされる。
ジオン公国の御曹司であり美男子ということもあって、ジオン国民からの人気も高く、父デギンや兄ドズルの寵愛を受け将来を期待されていた。
ドズルに至っては、いずれは自分すら使いこなせる将軍になれると確信していた。

優しい青年だが、育ちの良さもあってか他人を信用しすぎるところがあり、父デギンからは軍人の道を選んだことを心配されていた。
癖は髪をいじること。富野監督曰く「神経質だから」らしい。

士官学校の同期であるシャアとは親友である。

ニューヤークの前市長・エッシェンバッハの娘イセリナとは結婚を誓う仲だった。



【軍人として】

一年戦争ではジオン公国軍地球方面軍司令として北米で活動した。
だが、実際は姉キシリアの突撃機動軍が活動していて、ガルマは名目上の司令官でしかなく、権限もジオン地上軍北米方面軍司令程度でしかなかった。
『THE ORIGIN』では階級は大佐のままであるが、地球方面軍司令官マ・クベ中将(アニメでは中佐)指揮下の北米方面軍司令官となり、
いわば"敵地にパラシュート降下するマ・クベと彼の兵"を公国軍が見捨てないための人質的側面もあったという。
とはいえ北米は豊富な工業力と食料地帯を有しており、南米の連邦軍本部ジャブローを牽制する要地である。

司令官としては有能で軍規の維持に成功し、現地の住民とも上手く付き合って協力を引き出している。
当時はコロニー落としで地球人のほとんどがジオン公国に強い憎悪を持っていた*1ことを考慮すれば、
これはガルマが挙げた大成果と言ってもよく、ひとえに彼の優しい人柄と高い社交性故のものと言える。
自分を利用しようとする一部現地有力者に対して「虫唾が走る」とシャアに愚痴りながらも、
その相手をしつつ共存の落し処を探り、さらに部下の不満や暴走も抑止していたのだから、忍耐力の面でも見るべき点がある。
後にシャアがブレックス死後のエゥーゴの腐敗に耐え兼ねてリーダーと言う立場にも拘らず自派を率いて離反している点も考えると、
「嫌な相手にも粘り強く対応しつつ部下の不満も宥め、相利の落し処を探る」ガルマの性格と特長は、シャアの欠点を正に補うものだった

とはいえ、第8話で全滅していく兵士たちを目の当たりにし、士気を鼓舞しなければならない立場にありながら、
「このような失態を姉上になんと言って報告すればいいのか!!」と狼狽えてしまうなど、まだ肝が座りきっていない未熟者である。

ルッグンパイロットのバムロが彼について「ガルマ様はまだお若いので、我々が支えていかなくてはならない」と発言しており、
兵士たちの中に「ガルマ様を盛り立てながら戦う」という考えがあったことがうかがえる。


ただし、完全に統治がうまく行っていたわけでもない。

例えば、アメリカのニューヤーク(『THE ORIGIN』ではロサンゼルス)に本拠を置き、
そこの有力者エッシェンバッハとの協力関係を構築し、彼の娘イセリナとは恋人にもなっているが、
当のエッシェンバッハはガルマの持つ軍事力を暴発させないためだけに組んでいるに過ぎず、
腹の底ではガルマのみならずジオンのことも嫌悪・軽蔑しており、イセリナとガルマの関係にも反対していた。
『THE ORIGIN』においては彼の手引きで、ガルマの足元でゲリラ攻撃まで起こさせている。
ガルマ自身もその事は重々承知しており、自分に媚びる現地の有力者に対して「虫唾が走る」との愚痴をシャアにこぼしている。
……まあ地球全体がジオンによる様々な悪影響を受けている上に、ニューヤークも明らかにジオンの攻撃で荒廃していたので、
なにを言おうが「故郷を滅ぼしたジオン」と心の底から仲良くできる人間なんてそうそういるはずもなく、そこまでの成果を求めるのは無茶ぶりなので手腕の評価は難しい。

ガルマ・ザビと言えばこのニューヤークの設定も語ってしかるべきなのだが、
荒廃したニューヤークの設定をあえて描写を曖昧にしたこともあって地味に設定変更され続けているようで(認識が間違っている設定もあるかも)、
当初は製作スタッフの一部はコロニー落とし地点の一つとして描写したつもりだったり(後にコロニー落としがシドニーのみになって設定変更)、
コロニー落としを阻止した際の破片が飛んできた設定になったり(コロニー落とし成功が一つだったりシドニーのみでも有りうる設定)、
ジオン軍の空襲や侵攻で普通に荒廃、一年戦争前に戦争が起きて荒廃したことになったり、
宇宙世紀が始まる前後の約80年前に戦争で荒廃したことになったりしている(ユニコーン)。複数の合わせ技の可能性もある。
なおニューヨークではありえない地形描写から元ネタは名前はニューヨークからとりつつ地形はロサンゼルス辺りとされる。


戦死時点では兵を統御し、「敵対行動をとらなければ危害を加える様な集団ではない」というイメージを占領地住民に認識させるところまでは成功していたが、
ごく少数例を除けば、地元住民とジオン軍が心底から友好関係を構築するには未だ遠い状況であったと言える。

戦闘では自身も専用のドップに搭乗し前線で戦った。因みに降下作戦では専用のザクⅡFS型に搭乗している*2
ユウ・カジマソシエ・ハイムとは正反対の、MS乗りから飛行機乗りに転身した人物である。
彼はドップの特性を知り尽くしており、「自らを囮にしてガウのビーム砲の射程内に敵をおびき寄せ、ガウに一網打尽にさせる」という必殺技を持っている。
また、配下の部隊もMSよりも航空機や戦闘車両の方が目立つ特徴的な編成となっている。
彼は作中でも「(MSは)所詮は陸戦兵器」と発言しており、宇宙では無敵の強さを誇るMSも、
一年戦争時においては地球上では宇宙ほど活躍できないことを理解していたことがわかる。

実際にはアムロとガンダムが空中戦に無理やり対応したことで作戦は破綻してしまい、
虎の子の必殺技マチルダ・アジャンの割り込みによって封じられてしまったが、
この時のホワイトベース隊は孤立していたためにジオン軍が完全に数の上で有利であり、敵が普通のMSとパイロットなら成功していた可能性が高い。


漫画オレら連邦愚連隊」でも北米でのことについて描写されており、
ザビ家のお坊っちゃんであるが故に司令官になったガルマを老将兵達は当初は嫌っていたが、
ガルマがドップ等の兵士と同じ兵器を使い戦場で共に戦う事を望み、更には末端兵士への労いと配慮を忘れなかった。
それらが功を奏して徐々に彼らの信頼を勝ち取り、心酔されていった事が語られている。



【最期】

部下であり、親友でもあるシャアから「ジオン十字勲章ものだ」と言われ、意気揚々とガウ攻撃空母を主力とする部隊でホワイトベース攻撃に向かうが、
ガルマはガンダムとそれを擁するホワイトベース隊の前に連敗を喫してしまい、徐々に焦りを見せ始める。

その後、ジオンの勢力圏から脱するために太平洋を抜けるであろうホワイトベースに攻撃を仕掛け、
シャアの口車に乗せられたガルマは、ガンダムをガウで追跡するように誘導されるが、そこにシャアは陥穽を仕掛けており、
ガンダムを追跡したガルマのガウを待っていたのは、ガンキャノン、ガンタンク、そしてホワイトベースの待ち伏せであった。
そこにシャアからの裏切りを告げる通信が入り、「親友」の正体と、彼に嵌められたことに気付いたガルマは、
愛するイセリナを脳裏に浮かべつつも、 ジオン公国に栄光あれ! と自らを鼓舞するように叫ぶと、
シャアの嘲笑が響く中、ガウを180度回転させてホワイトベースに特攻を掛けるも、間一髪で躱されて機体はそのまま爆散し、ガルマも戦死を遂げた。


【死後】

戦死の報告を受けた公王デギンは「 使者の前で杖を落とす 」ほどのショックを受けた。
身内での静かな葬儀を望んだデギンだったが、ジオン公国軍の指導者である長兄ギレンは国葬を主張。
キシリアの賛同もあり、戦意高揚のため大々的に利用されることになる。

謀殺したことは表に出なかったものの、シャアはガルマを守れなかった責任を問われる形で、ドズルから処刑を主張されるが、
最終的には予備役への編入となり、そこでキシリアに拾われることになった。
なお、キシリアはシャアの正体に気付いた際に、彼が弟を謀殺したことにも勘付いたと思われる(内心どう思っていたかは不明)。

また、ガルマの仇討ちのため、ドズル配下のランバ・ラル部隊がホワイトベース追撃の任を与えられることとなった他、
これと前後して、ダロタ中尉等ガルマの配下だった兵士たちがイセリナに扇動され、独自に仇討ちを実行に移したが、部隊は全滅し、扇動したイセリナも死亡した。
単なる「上官の彼女(それもアースノイド)」に過ぎないイセリナに従った兵士たちの行動は「暴走」以外の何物でもなかったが、
それだけ兵士たちがガルマを慕っていたということでもある。
ちなみに、このエピソードは「クサすぎる」とスタッフたちに不評であったため*3
劇場版及び『THE ORIGIN』ではカットされているが、フラナガン・ブーン戦記ではブーンにトラウマを与えるシーンとして描かれた。

このことからも、ガルマは兵士達の統率は取れていた…というか、彼に従っていた兵はモラルが高かったことが窺え、
個人レベルにおいても民間人に危害を与えることは少なかったものだと思われる。


原作でも『THE ORIGIN』でも、ガルマは徹頭徹尾甘さが抜けない"坊や"として描かれ、後年には占領軍司令官としての有能な部分を再評価されたものの、
シャアやホワイトベース隊(=視聴者)視点からはさほど有能な軍人・重要キャラとして描かれることはなかった。
物語的にも敵キャラとしては決して大物ではなかったが、彼の死はあのシャアをして変心させ、
彼を失ったザビ家は勢力争いの内乱状態に陥り、イセリナとの婚姻で匂わせたスペースノイドとアースノイドの和平の可能性を政治レベルで失うこととなるなど、
結果を見るならば、ガルマと彼の死は、物語において重要なキーパーソン、及び出来事であったと言える。

特にシャアは彼の死以降、ガルマほど距離感の近しい人物は確認されていない。
『THE ORIGIN』で描かれた士官学校時代でもガルマと一緒だった時の方が多いくらいであり、
シャアは自ら謀殺したものの、ガルマの死後はますます孤独な人生を歩むハメになったともいえるだろう。
また、ガルマの死に際してシャアが放った名台詞「坊やだからさ」は、自分を信じすぎた結果目論見通り命を落としたガルマを揶揄する発言とされるのが一般的だが、
発言時の本人の雰囲気やその後の言動の変化などから、それとは真逆に「親友の命よりも復讐を選んでしまったシャア自身の自嘲」だったのではないかという解釈も存在し、
後にキシリアを謀殺した際にも、『姉と一緒に暮らすがいい』と既に亡きガルマに対するようなモノローグを浮かべていることからも、
シャア自身、ガルマや彼を謀殺したことにずっと何かしらの後ろめたさを抱えていた可能性はある。
いずれにしても自分で決行したこととはいえ、ガルマのがシャアに与えた影響が大きかったことは間違いない。


+ 与太話的なその後
  • 安永航一郎の短編漫画『ロボゾック』では、イセリナにより密かに回収されて脳だけの状態でかろうじて生き延びていたものの、
    イセリナの戦死で蘇生計画が中断され、巡り巡って新型モビルスーツの中枢システムとして流用される。
    そしてシャアと再会したことで意識が覚醒し復讐を果たそうとするという展開が描かれるが、
    よもや数十年後に似たような扱いをされる人が後続作品に出てくるなど、当時は誰も予想しなかっただろう。
  • 長谷川裕一の『機動戦士クロスボーン・ガンダム 猿の衛星』では、「さるジオンのやんごとなき高官」が進めていたという、
    「類人猿をモビルスーツパイロットとして養成する計画」を聞いた際、皆でガルマを連想していた。
    この時点でガルマの死から半世紀が過ぎているのだが、未だにそんな扱いだったのである。
  • 長谷川裕一『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』では「ガルマ・ザビ3世」を名乗る老人がズムシティを支配している。もちろん全く無関係な赤の他人。
    他にもサイド3にはジオンの後継者を名乗る輩が3団体ほどいるらしい。

【ゲーム・その他】

ゲーム「ギレンの野望・ジオンの系譜」では、本作の目玉として、ガルマが一年戦争を生き延びた場合のIF展開やシナリオが収録されている。
ジオン公国の罪を自覚し、その罪を償う為に戦うという設定である。ガルマ派とドズル派を傘下に収めて新生ジオンを立ち上げる。
また、愛するイセリナや号泣するドズルが見守る中、髪を束ねたガルマが演説をするアニメシーンも存在する。
ガルマが死なずにジオン公国を引き継いでいれば、ジオン公国は変わっていたかもしれない……
もっとも、系譜でのエンディングではあまり明るい展望が無い感じにされてしまったが…。

続編の「ジオン独立戦争記」で、オリジナルモードでガルマを総大将にすると明るい未来を予期する物になった。
ギレンシリーズでは、作品や場面によってはキシリアから期待されているとも軽視されているとも取れる描写があるが、
基本的には可愛がられている様子。
国葬のシーンについては丸々リメイクされた(PS2版ガンダムでも別のリメイクシーンがある)。

ワンダースワンカラーのゲームソフト「ギレンの野望 蒼き星の覇者」ではマ・クベと共に主人公に抜擢。ガルマ専用ゲルググも用意された。
このゲームでは選択や行動、会議での結果次第で、ガルマがボンクラにも名君にもなれるので、ガルマ好きはスワン本体とソフトを
がんばって手に入れるだけの価値が有る。
ただ、マイナーすぎるせいか、フラグを完璧に網羅した攻略サイトがないので攻略本も買おう。

上記のようにギレン等のゲームでは目立つが、物語の序盤に退場した事もあり、一年戦争だけを取り扱ったゲームでも無いと、割と出番が無い。
それが顕著なのがスーパーロボット大戦シリーズ

『第3次』で初登場。アニメで印象的だったドップやガウに乗らないが、専用カラーのザクⅡやケンプファーに乗る。
ルートによっては特攻イベントも再現してあったりと比較的優遇されていた。PS版に至ってはボイス付きで特攻してくれる。
第2次』では登場してなかったがリメイク版『第2次G』では出番が追加された。なぜかザクⅢに乗ってくる。

ここまでがスパロボにおけるガルマのヤマ。
今までの戦いで倒されたように見えて実は生きていたキャラも多い旧シリーズの最終作『第4次』では『第3次』の戦いで死亡したようで未登場。
ザビ家の人間が生きていたと思わせて実はクローン技術によって蘇生させられていたF完結編』でも兄弟の中で唯一未登場。
α』に至ってはザビ家で唯一既に戦死している設定のため全く登場しない。

GC』では久々に登場し原作のイベントをしっかり再現されたが、登場した次の回で特攻する

スパロボOE』ではなんとシャアが復讐に移らなかったため珍しく退場せず終始仲良しのままで終わる。
クワトロ姿のサングラスを褒める場面まであったり。
そしてシャアもガルマを「私にはもったいないくらいの素晴らしい友人」と復讐のためにガルマに近づいた事を恥じ、彼を殺さずに済んだ事に安堵していた。
ギレンが戦争強硬派、キシリアが時勢を見て主人公の組織*4に陰ながら協力する立場となっている為、
シャアもクワトロとの二足の草鞋で行動しており、シャア自身序盤の内に時勢を見て復讐を自重したため、シャアの確執部分が薄いのも一因か。
出番がそう多いわけではないがスパロボ補正で生き残った珍しい作品…なのだが、残念ながらDL専売かつ配信終了している為、新規にOEをプレイすることは出来なくなっている。
ガルマ…('A`)

SDガンダム外伝 円卓の騎士編』の『ヴァトラスの剣』ではザビロニア帝国から任命されたラナール地方の領主ガルマとして登場。
自身では領主のつもりでおり、悪事に走りがちで妻イセリナに心配されていたが、実際は帝国に利用されているに過ぎず、ラナール地方の実質的な支配者は魔剣士ザクロードだった。
漫画版ではベルファスト村の兵士に捕らえられ、FC版ゲームでは更生し、SFC版では逃走して行方不明になる。

トニーたけざきのガンダム漫画」では家族から非常に溺愛されている。
「可愛いな…」
「ああ…」
シャアからも大事にされているのだが、世間知らずっぷりを陰で笑われているような一面も。







【余談】

『機動戦士ガンダム』でガルマを演じた森氏は、『機動戦士ガンダムUC』にてオードリー(ミネバ)がふらりと立ち寄った店の老主人役を演じている。
役名の通り、言ってみればこの話限りのモブキャラクターなのだが、それでもミネバとの会話の中で、
シャアについて「本当は、人間を好きになったことがない男だったんじゃないかな……」とシリーズで誰よりも彼の本質を見抜いて鋭く指摘した人物であり、
視聴者からは「さすが謀られた人は人生経験が違う」などとネタにされることも。
『THE ORIGIN』でガルマを演じた柿原徹也氏もシャアの再来との関係があるを演じており、狙ったキャスティングだと思われる。

ちなみに、ガルマは『機動戦士ガンダム』に登場するザビ家4兄弟の中では一番下の末っ子であるが、
演じた森氏はザビ家4兄弟を演じた声優陣の中では一番年上だったりする。



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最終更新:2025年04月15日 19:57

*1 『THE ORIGIN』ではさらに空中分解した3つのコロニーの残骸が北米に命中していた

*2 FS型の設定は『MSV』が初出だが、本編第6話にシャアがドレンに「ガルマはモビルスーツに乗ったか?」と確認するシーンがあることから、「ガルマは元MS乗り」という設定自体は当初から存在していたことがわかる

*3 初代製作当時はスタッフの歳にもよるが、戦中の戦争賛美と戦後の反戦活動の両方が(体験談を聞く形だったとしても)比較的身近なものであり、製作直近では大々的な学生運動(当時から批判は強かったが製作当時は数々の暴走が明らかになった後なので既に批判一色)もあったため、暴徒やその犠牲が肯定的に見える描写への嫌悪感は平成や令和の時代に何となく見る視聴者よりも強かったと思われる。

*4 外宇宙まで含めた中立組織。