ミネバ・ラオ・ザビ

登録日:2012/01/04 Wed 19:30:04
更新日:2021/03/31 Wed 01:56:47
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ミネバ・ラオ・ザビは『機動戦士ガンダム』、『機動戦士Ζガンダム』、『機動戦士ガンダムΖΖ』、『機動戦士ガンダムUC』の登場人物。
初代から『ΖΖ』まではサブキャラクターだったが、『UC』ではメインヒロインを務める。



【声優】
伊藤美紀(テレビ版『Ζ』・『ΖΖ』)
平本亜夢(劇場版『Ζ』)
藤村歩(『UC』)


【人物】
ザビ家三男ドズル・ザビとその妻ゼナとの間に生まれた一人娘。
宇宙世紀0079年9月2日生まれ。
一年戦争後、唯一生き残ったザビ家の人間であり、ジオン再興の象徴である。

『ΖΖ』までは幼かったため、実務のほとんどは摂政のハマーン・カーンに一任していた。
ハマーンに対しては「よく尽くしてくれる」と感謝していたが、笑顔を見せた事は無かった。
劇場版ではお互いよく思っている。

『UC』では戦死したハマーンの代わりに『赤い彗星の再来』と呼ばれるフル・フロンタルにネオ・ジオンの運営を任せているが、
精神的にも身体的にも成長したことで彼女なりにネオ・ジオンやアースノイドとスペースノイドの長年に渡る軋轢といった、
自分を取り巻く環境について考え、時には自ら行動に移すこともある。

ザビ家を「一年戦争の悪名を背負った家」と考えており、
その家に生まれた為に、過ち(戦争)が繰り返されるならば生命にかえても止める責任と義務があると思っている。
この事から、ハマーンの教育で歪んだ思想は成長するにつれて消えた様子。

ネオ・ジオンでは姫君として扱われていたが、ネオ・ジオン外の人間に対しては礼儀正しく、丁寧な物腰で話す。また、口調は変わっても周囲の人間を慮ることは忘れない。
カリスマや大局的な視点も持ち合わせており、フロンタルら袖付きの男性軍人に対しても物怖じすることなく堂々と喋る度胸もある。場面に応じて意識的に高圧的な態度を取ることも。
一方で、『ミネバ』として気を張らなくていい相手と会話する時は笑顔を見せたり、弱音を吐いたりといった等身大の少女らしい一面も見せる。


【機動戦士ガンダム】
この時はまだ生まれたばかりであり、父ドズルの声が大きすぎて泣いてしまう。
ソロモン陥落直前に、母のゼナと共に脱出した。
マ・クベはTV版では2人を見捨てようとしたが、劇場版設定の『C.D.A. 若き彗星の肖像』ではしっかり護衛し、戦死した。
ソロモン脱出後、バロムによって月のグラナダへ送り届けられ、その後母に連れられ小惑星アクシズへ移っている。

ギレンの野望のOPアニメでは、ドズルのコックピットのモニターに、生まれたばかりのミネバがゼナや女性ジオン兵と共に微笑ましく映っていた。
2013年のガンダムエースにて連載の『虹霓のシン・マツナガ』では、ドズルがマツナガにゼナが子を身ごもったことを話した。

なお、初登場シーンでドズルが「ようやくにも手に入れたミネバ」と発言している。
ドズルの軍務が忙しくてゼナと寝る機会に恵まれなかったのか、不妊治療に苦しんだのかは定かではないが、
ドズルとゼナが子供が欲しいと思ってからミネバを授かるまでに相当な時間がかかったことを窺わせる。


【機動戦士Ζガンダム】
ザビ家の正当後継者として、アクシズの君主として祭り上げられている。
以前はシャア・アズナブルによって養育されていた。
シャアがエゥーゴに移った後はハマーン・カーンが摂政を勤め彼女から歪んだ帝王学を学んでいた。
それによってザビ家による支配こそがスペースノイドの真の繁栄につながるという思想を抱いている(と言うよりハマーンのテープレコーダー状態)。

ミネバが伸び伸び育つ事を望んでいたシャアはハマーンに激怒し、それによってエゥーゴとアクシズの交渉は決裂してしまう。
アクシズのトップではあるが、実権はハマーンが握っており、彼女に力はない。
モルガルテンで知り合ったシンタとクム、ロザミア・バダムと湖でのボート遊びに興じる等、子供らしい部分もある。

劇場版では勉学の為に地球へ降りた(よって、シャアに連れ出されていない)。


【機動戦士ガンダムΖΖ】
アクシズがネオ・ジオンに名を改めた後も、君主を勤めていた。
実はグリプス戦役終結直後にシャアによって連れ出されており、ネオ・ジオンは影武者を立てていた。
PS版ΖガンダムのシャアEDにて、シャアがミネバを連れ出したと思われるシーンが映像化されている。


【機動戦士ガンダムUC】
逆襲のシャアに於けるシャアの消息不明後ネオ・ジオンの航宙貨物船ガランシェールにて逃亡生活を送る。
ビスト財団とネオ・ジオン残党軍「袖付き」の「ラプラスの箱」の取引を阻止する為に独断で工業コロニー「インダストリアル7」に潜入したが、
誤って重力のないコロニーの中心部に飛び出してしまい、危うい所でバナージ・リンクスによって救われた。

バナージには偶然見つけた「ローマの休日」の看板からオードリー・バーンと云う偽名を名乗っている。
美少女といって差し支えない容貌に成長しており、スタイルもかなり良い。決して名前負けしていない雰囲気を持っているのは素晴らしいと言えよう。

バナージと共にコロニービルダーのビスト財団の屋敷に向かうが、ロンド・ベル隊と袖付きの武力衝突が発生した為、連邦軍のネェル・アーガマに避難。
後に正体が露呈し袖付きを退ける為の人質として連邦軍に拘束されるも、
しかしロンド・ベル隊のリディ・マーセナスの手引きで脱走し彼のデルタプラスに同乗して地球に降下。
だがリディの父親である連邦政府中央議会上院議員のローナン・マーセナスに助力を余り得る事が出来ず政治的駒として利用する目的でマーセナス邸に軟禁される。

軟禁生活中、アースノイドによるスペースノイドへの差別心を目の当たりにして失望し、マーセナス邸から脱走する。
しかしマーセナスに捕われ、ビスト財団に引き渡されてしまう。
引き渡された後に、ビスト財団当主代行のマーサ・ビスト・カーバインから財団と袖付きの結託を持ち掛けられるが、それを拒否。
マーサに連れられる形でユニコーンガンダム"バンシィ"の戦闘の場に立ち会った際、戦闘の激化に乗じて脱走。
追い詰められるも、マーサだけでなく、自身を救おうとするリディの手も振り払い、空中艦ガルダから、ユニコーンに乗るバナージが助けてくれると信じて飛び降りる。

受け止めなさい、バナージ!

その"声"を聞いたバナージによって救われた後は、ネェル・アーガマと合流し行動を共にすることに。
その過程でバナージとは相思相愛の仲に発展する。

なお、バナージは一貫してミネバを偽名の『オードリー』で呼んでいる。
これは別段バナージが本名を知らないとか、一度呼んだ呼び名を変えるのが恥ずかしいとかではなく、
『ミネバ・ラオ・ザビ』という名前に縛られていない、ミネバという個人が好きということに由来すると思われる。
また、ミネバ自身も相思相愛になる前は一度訂正したことがあるが、仲が深まって以降はまったく訂正していない。

そして、様々な危機を潜り抜けてインドストリアル7に戻ったミネバは、そこでついにバナージと共に、ラプラスの箱の正体を知る…



《外伝》

機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス
木星圏に潜伏するネオジオンに超大型MS『巨人』起動の鍵として捕らわれ実験を強いられている。
おぼろげながらもNT能力が備わっており、成り行きで救ってくれたジュドー・アーシタを安心出来る人と認識した。
が、ハマーンを殺したのがジュドーであると知り、悲しみと憎しみから巨人を起動させてしまう。


機動戦士ガンダム ムーンクライシス
メイファ・ギルボードの偽名で、来るべきジオン再興の象徴となるべく育てられていた。
しかしネオ・ジオンの計画がタウ=リンによって乗っ取られてしまったことから、正体を表しテロを止めるために動く。
終盤でクローンの影武者と告げられるが、これを告げた人物自身は通信を切った後で意味深長な発言をし、これが真実か嘘かは読者の解釈に任せられている。
同時に告げたクローンかどうかの判別方法がかなり疑問を感じることでもある
(作者的には後に本物のミネバの物語を作られるときに矛盾が出ないよう、『ΖΖ』の偽者ミネバのつもりで書いたとのこと)


GUNDAM EVOLVE
「EVOLVE../10 MSZ-010 ΖΖ-GUNDAM」でパイロット不明のキュベレイMk-2が「ネオ・ジオンの要人M」と呼ぶ人物がジュピトリスへの亡命を求めている。


【スパロボ】
昔の作品では、最終的にジュドーに引き取られたり、自分を庇ったクローンのドズルを父として受け入れたりしている。
最近は劇場版Ζの設定が使われ、ΖΖの参戦が少ないことが多いためか、その後の動向が不明な場合もよくある。
スパロボでのミネバとハマーンの関係は劇場版のそれに近いかもしれない。

第三次Zの時獄篇でUCの設定でオードリー・バーンとして登場。
年齢の齟齬はZに出てきた幼いミネバは影武者という設定で乗り切った。
自軍と一緒にいる期間は長く、連邦軍(フルメタ原作での自衛隊)が開催した文化祭でタコ焼きを頬張るといった微笑ましいシーンもある。
なおこの時、下記のムンゾのタコ焼きネタを口にしていたりする(あちらではアムロになついているので相当皮肉ともとれるが)。
父親のドズルの直接の仇であるアムロに対しては複雑な思いがあるようで刺々しい態度をとっていた。
DLCのとあるシナリオではアムロからアムロのエースとしての覚悟やWB隊の仲間の犠牲を背負っている事、
ドズルが守るべきもの為に戦っていたことが伝わってきた事などを聞かされ和解するシーンが描かれた。

『BX』でもUC設定で参戦。
フリットにサイアムの遺言を伝えたり、ガル…もといダイナーの老主人の代わりに矢沢永吉郎に相談してもらったり、
ブレラのおかげでお義父様…もといカーディアスと対面したり、ロッド・バルボアに「この声の主、好きにはなれませんね」と言ったり
…とクロスオーバーも多い。
キャンペーンマップではバナージへのお土産にホットドッグとタコ焼きのどちらを買っていくか悩んでいた。


【ヒーロー戦記】
全てはタコ焼きに尽きる。
エンディングでもタコ焼きを欲する。

「タコ焼きはムンゾにつきる」

はまさに迷言。ミネバが火傷しないようにとタコ焼きをドライアイスで冷ますという奇行に走ったハマーン様共々忘れてあげた方がいいだろう。
よく二次創作の(ユニコーンの)ミネバがたこ焼きをほふほふしているのはこれに起因している。スパロボでも何かしらタコ焼きに心惹かれているのもこれが理由。
姫様、口元に青のりが……

本編でも初めて食べるホットドックを歩きながら食べる事に抵抗感を抱きながらもその味に目を輝かせたり、
飯屋の主人に良い食いっぷりと賞賛される辺り、食いしん坊さんなのかもしれない。
なのにあのスタイル…羨ましい。



ガンダムエースの漫画『ハイブリッド4コマ大戦線』では、よくたこ焼きやホットドッグを食べている。
アニメに近い絵柄で顔を赤くしておねだりしたり、美味しいと言ったりする姿はマジかわいい。



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最終更新:2021年03月31日 01:56